2025年7月の新宿区の人口は355,214人と前月比で337人に増加:
25年7月には前月比で337人の増加で+0.09%の355,214人だった。その中で、日本人は305,198,人で前月から199人も増加していたし、外国人も+138人で50,016人に達して5万人の大台に乗っていたのだった。外国人が総人口に占める比率は14.08%と6月の14.06%を僅かながら伸ばしていた。因みに、4月は13.5%だったのだ。
毎月のように取り上げて指摘してきたことで、何も新宿区のみに限られた現象ではないが、今や東京都内には中国人の拠点が増える一方で幅亡いのか。特に、早稲田大学が中心になったかの形で、中国からの留学生と見える若者が区内の至る所で、と言えば過剰表現だろうが、高田馬場から新大久保駅付近には彼等が多いのだ。
JR山手線の新大久保駅前から高田馬場方面にかけての特徴の一つに、中国人専用の予備校が多い事を挙げたい。中でも最大の規模を誇っているかのような行知学園の校舎の一つには、入り口にこれ見よがしに東京大学や早稲田大学を始めとして、都内の有名国立と私立大学への100人を超える合格者数が大きく張り出されていた。
先日も話題にしたことで、日本に住む中国人は844,187人で全人口の7%弱に相当するのだ。中でも新宿区に住む中国人は17,945人で、区全体の5.0%を占めているのだ。行知学園を始めとする多くの中国人専用の予備校は、中国の若者に「沢山日本に来て良い大学に入ろうぜ」と呼びかけているのではないか。
このような状況になったのだから、ここ百人町のイスラム横町の先に中国人が経営する中国人専用かと思いきや、日本人にも経済的な価格を提供する日本語の看板を出す美容兼理容室がアッと言う間に2軒も出来る訳だ。その更に先の何をやっても成功したことがなかった蕎麦屋の長寿庵の跡地には中国人向けと思わせる携帯電話の販売店が出来た。駅前の立食の「エッグバーガー店」も大繁盛。
19日(土)の昼過ぎに新大久保駅前に立って、駅から出てくる夥しい数の若者とG7以外の外国人の流れを観察していた。すると、意外にも多くの日本人と解る若き女性たちがNew Korean Townではなく、イスラム横町方面に向かっていくことに気が付いた。それは我が家の方角なので、何処に行くのかと付いていくことにした。彼等の行く先は旧ジャニーズが買収した元のシェイクスピア劇場だったのだ。
この時間帯はこの辺りに無数に存在する日本語学校の授業が終わるので、その下校途中の外国の若者とジャニーズ劇場に向かう女性たちで、何時も大混雑なのだ。そこに、ドライバーを残してハラルフードを買いに来たイスラム教国の外交官ナンバーの車が路上駐車しているのだから、車も人も大渋滞となる。そこにトローリーケースを引き摺ったインバウンド様たちも加わるのだから大変なのだ。
JR山手線新大久保駅と中央線の大久保駅を抱えている百人町に40年近くも住んでいれば、外国の方が圧倒的に多いのには慣れたが、住宅地である我が家の近所から毎朝何処かに出勤していくとしか見えない、イスラム教徒と思しき男性の数が増えているのが不思議に思えてならない。彼等が一戸建住宅(「一軒家」は間違いだ)から出てきたのを見たことがない。まさか都営住宅にでも住んでいるのではないだろうな。
参政党は「外国人問題」を取り上げて議席を増やした。だが、彼等の論調の中にここ東京都新宿区百人町(マスコミが言う「新大久保」の事で、山手線の駅名で地名ではない)のような、低次元の国際化と言うか、外国人を野放しにするとこういう惨状になることは含まれていないようだ。これでは片手落ちで困る。
私が問題にすることは「ここでは、日本語も出来ない外国人がイスラム教徒を筆頭に「自分たちだけの街」を形成して楽しんでしまっているのだ。尤も、何時だったか、山手線の外側である新宿区大久保のKorean Townに包囲された地区の商店街の方々が外国人と融和しようと努力しておられると、何処かのテレビ局が報じていたが・・・。
参考資料:新宿区広報7月25日号