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新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

TSUNAMI、TSUNAMIの一日だった

2025-07-31 07:05:18 | コラム
「EVACUATE!TSUNANI」

昨30日の朝8時過ぎだった。テレビの羽鳥の時間で「カムチャツカ半島で震度8の地震が起きて津波が襲ってくる危険性が」と報じていた。それが我が国にまで、どれほどの危険をもたらすかなどを考える暇もなく、前日から暑くなる前に行こうと予定していた、徒歩にして10分ほどのクリニックに、9時過ぎに出かけた。帰宅したのは10時頃だっただろうか、地震も津波も殆ど脳裏に無かった。

だが、気が付けば全ての地上波のチャンネルは津波の報道で、「EVACUATE!TSUNAMI」と何故か英語が出ていた。テレビの報道から私が受けた印象は「14年前の東日本大震災の経験からだろうが、警報が発令された地域ではさしたる混乱も生じておらず、住民の方々は整然と待避されていたようだったのは非常に良かったし、安心して見ていられた。流石に我が国だ」と思わせられていた。

インターネットのリテラシーなど皆無に近い当方も「何かあるのかな」と気が付いて、スマートフォンなるものを見たが、何も知らされてきてはいなかった。でも、テレビ各局が一斉に津波報道に切り替わったのは「あるべき姿かな」と評価していた。あの14年前の津波で何もかも流されていく凄まじい様子の画面の記憶があるので、物理的な被害が少なかった様子だったのも安心材料だった。

それでも、少し懸念したことがあった。それは、「今回は異常としか言えない猛暑に襲われている最中であり、その真っ最中に取るものも取りあえず何も持てずに、避難所や体育館なら兎も角、何の覆いもない高いところに非難された方々、特に高齢者に熱中症等が発生するのではないか」と懸念したことだった。その熱中症で亡くならた方がおられたのは誠にお気の毒で、ご冥福を祈りたい。

次に本州の太平洋岸には鉄道網も高速道路も張り巡らされているので、何時なんどき交通網が遮断されるのかは予測しようがない事だ。案の定、多くの鉄道会社は止めた。会社側も鉄道側も難しい判断だっただろうが、結果として帰宅難民が大船駅と藤沢駅でタクシー待ちの長蛇の列となった。この点は経営者も交通事業者も「万一」に備えた体制を研究しておく必要がありはしないか。

驚かされたのは「JRの京浜東北線と京浜急行と横浜の地下鉄」しか交通手段が思い付かない横浜スタジアムで、ヤクルト対DeNAの試合が6時からだったに行われていたことだった。と言うのは、全ての地上の鉄道は止まっていたはずで、帰宅の手段がなくなっていたと思っていたから。スタジアムはほぼ満員御礼に近いとみた。DeNAのファンは偉いなと感心した。失礼、ヤクルトのファンも、だ。あの球場には狭い駐車場しかなかったはずだ。

少し余計かなと思う話もしよう。東北地方で避難された男性が「東日本大震災の経験がフラッシュバックして、体が動かなくなって、何とかして歩いてきた」と語っておられたのには、その「フラッシュバック」を使われたことに驚かされた。私は恥ずかしながら「フラッシュバックとは」を良く知らないので「怖かった記憶が蘇った」という意味かと受け止めて、今朝ほど調べてみた。すると、

>フラッシュバックフラッシュバックは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や急性ストレス障害(ASD)の症状の一つです。過去のつらい出来事が、視覚、聴覚、体感などの五感を通してリアルに蘇り、強い恐怖やパニック、動悸、発汗などを引き起こします。

ということだとやっと解った。あの方はPTSDに悩まされているとは見えなかったが、あの東日本大震災が地域の方々に与えた心的打撃がどれほど苛酷で酷いものだったのかを、14年を経た今になって改めて知らされたのだと理解した。「フラッシュバック」の一言を聞いて、その苛烈さは現場経験された方々にしか解らないことだったと充分に認識できたのだった。

7月30日 その2 今回は川柳で行こうかと企画

2025-07-30 10:38:32 | コラム
初めての川柳:

畏メル友のRS氏に倣って、慣れぬ川柳で行こうという企画です。お笑いください。

猛暑より 怖さ感じる 三白眼

辞めさせろ 石破さんより トランプを!

石破さん 安倍派崩して 自分まで

アメリカは 何時の頃から 君主制?

皆様の暑気払いにでもなれば幸甚です。


2025年7月の東京都新宿区の人口

2025-07-30 07:12:40 | コラム
2025年7月の新宿区の人口は355,214人と前月比で337人に増加:

25年7月には前月比で337人の増加で+0.09%の355,214人だった。その中で、日本人は305,198,人で前月から199人も増加していたし、外国人も+138人で50,016人に達して5万人の大台に乗っていたのだった。外国人が総人口に占める比率は14.08%と6月の14.06%を僅かながら伸ばしていた。因みに、4月は13.5%だったのだ。

毎月のように取り上げて指摘してきたことで、何も新宿区のみに限られた現象ではないが、今や東京都内には中国人の拠点が増える一方で幅亡いのか。特に、早稲田大学が中心になったかの形で、中国からの留学生と見える若者が区内の至る所で、と言えば過剰表現だろうが、高田馬場から新大久保駅付近には彼等が多いのだ。

JR山手線の新大久保駅前から高田馬場方面にかけての特徴の一つに、中国人専用の予備校が多い事を挙げたい。中でも最大の規模を誇っているかのような行知学園の校舎の一つには、入り口にこれ見よがしに東京大学や早稲田大学を始めとして、都内の有名国立と私立大学への100人を超える合格者数が大きく張り出されていた。

先日も話題にしたことで、日本に住む中国人は844,187人で全人口の7%弱に相当するのだ。中でも新宿区に住む中国人は17,945人で、区全体の5.0%を占めているのだ。行知学園を始めとする多くの中国人専用の予備校は、中国の若者に「沢山日本に来て良い大学に入ろうぜ」と呼びかけているのではないか。

このような状況になったのだから、ここ百人町のイスラム横町の先に中国人が経営する中国人専用かと思いきや、日本人にも経済的な価格を提供する日本語の看板を出す美容兼理容室がアッと言う間に2軒も出来る訳だ。その更に先の何をやっても成功したことがなかった蕎麦屋の長寿庵の跡地には中国人向けと思わせる携帯電話の販売店が出来た。駅前の立食の「エッグバーガー店」も大繁盛。

19日(土)の昼過ぎに新大久保駅前に立って、駅から出てくる夥しい数の若者とG7以外の外国人の流れを観察していた。すると、意外にも多くの日本人と解る若き女性たちがNew Korean Townではなく、イスラム横町方面に向かっていくことに気が付いた。それは我が家の方角なので、何処に行くのかと付いていくことにした。彼等の行く先は旧ジャニーズが買収した元のシェイクスピア劇場だったのだ。

この時間帯はこの辺りに無数に存在する日本語学校の授業が終わるので、その下校途中の外国の若者とジャニーズ劇場に向かう女性たちで、何時も大混雑なのだ。そこに、ドライバーを残してハラルフードを買いに来たイスラム教国の外交官ナンバーの車が路上駐車しているのだから、車も人も大渋滞となる。そこにトローリーケースを引き摺ったインバウンド様たちも加わるのだから大変なのだ。
JR山手線新大久保駅と中央線の大久保駅を抱えている百人町に40年近くも住んでいれば、外国の方が圧倒的に多いのには慣れたが、住宅地である我が家の近所から毎朝何処かに出勤していくとしか見えない、イスラム教徒と思しき男性の数が増えているのが不思議に思えてならない。彼等が一戸建住宅(「一軒家」は間違いだ)から出てきたのを見たことがない。まさか都営住宅にでも住んでいるのではないだろうな。

参政党は「外国人問題」を取り上げて議席を増やした。だが、彼等の論調の中にここ東京都新宿区百人町(マスコミが言う「新大久保」の事で、山手線の駅名で地名ではない)のような、低次元の国際化と言うか、外国人を野放しにするとこういう惨状になることは含まれていないようだ。これでは片手落ちで困る。

私が問題にすることは「ここでは、日本語も出来ない外国人がイスラム教徒を筆頭に「自分たちだけの街」を形成して楽しんでしまっているのだ。尤も、何時だったか、山手線の外側である新宿区大久保のKorean Townに包囲された地区の商店街の方々が外国人と融和しようと努力しておられると、何処かのテレビ局が報じていたが・・・。

参考資料:新宿区広報7月25日号

7月29日 その2 石破茂内閣総理大臣論

2025-07-29 15:06:54 | コラム
辞めないのは「関税合意の付帯条件を、責任を持って遂行する為」であるとか:

予めお断りしておく事は「私が政治を論じるときは、全て新聞とテレビの報道に基づくしかない」点である。

石破総理総裁は上記の見出しのように言ったかと思えば、両院議員総会が開催されれば「飽くまでも説明する」と、意味不明にしか聞こえないことばかりを言っておられる。

私には石破氏はこんな事ばかり言っていて「トランプ大統領に抱え込まされた途方もなく財政的に過剰負担になるとしか見えない80兆円のアメリカが、気の向くままに要求する投資」を実行する財源の確保か捻出の手段の有無に、一向に触れないのは疑問だと指摘したい。

石破首相が辞任しない条件に掲げた、去る23日にホワイトハウスで合意した内容と、その付帯どころか主文のようでさえもある条件とは、既に取り上げて指摘した事で、80兆円ものアメリカへの投資である。この額は国家予算の70%にも相当し、税収を超えているのだ。しかも、ラトニック商務長官の企画では「投資先はアメリカ側が思う儘に決められる」とある。

事はそれだけに止まらず、我が国とアメリカの間には、合意の内容と付帯条件について、解釈に相違点が発生していると報じられ始めた。そこに潜む危険性は「いつ何時、”unpredictable”=予測不能と形容されてきたトランプ大統領が条文を変更するかの予測は不能である事」なのである。

思うに、石破首相は「これら一連の案件が孕む重大な危険性に気が付かれて、とても後継者に迂闊且つ単純にバトン・パスイング(「バトンタッチは言葉の誤用)する訳には行かないのだ」と自覚されたのだろう。その、自らと陰の総理とマスコミが呼ぶ森山幹事長と共に、自分たちが招来した「国難のダブルパンチに辞任することなく、全身全霊で当たる」との固い決意の表明なのではないのか。

マスコミ報道では、誰が後継首班に適しているかであるとか、世論調査まで行われている。だが、誰がなるにしても少数与党の総理であり、「15%の関税率を80兆円で買った(買わされた)事態に正面から対処せねばならないという容易ならざる重荷を背負っていくのである。その上、トランプ王様は「15%が嫌ならば25%に戻す」との暴言まで吐いているのだ。

私は「現在は両院議員懇談会だの総会だのと言っていられる時期か」と見ている。問題は「誰が後継総理になるのか」であるとか「どの野党と連立を組むのか」のように矮小化していては良くないのだ。石破茂首相/赤沢亮正大臣のタッグティームをあのまま解任したら事が済むのか。

何方か「新内閣に両氏を残して、関税合意の件担当大臣に任命したら良い」と言っておられた。この見方は、石破氏と赤沢氏がアメリカ連邦政府との交渉で発揮された、粘り腰の一つの有効的な活用法になるのではないのか。

気温35度Cの恐怖

2025-07-29 06:16:28 | コラム
危うく歩けなくなりそうだった:

昨18日は朝9時19分のバスに、「熱中症」対策の準備万端のつもりで乗り込んでジムに向かった。即ち、白のポロシャツ、魔法瓶(古いか?)には氷も入った冷水、Poloの野球帽という出で立ち。ジムの入り口では「大谷ドリンク」と呼んでいるSyncronの小瓶の販売促進用のサンプルを一気飲みしてから上がっていった。軽いworkoutの後の入浴の前後にも、水分は充分に取ったつもり。

帰りの11時37分のバスを待つ僅かな間にも、別のドリンクと魔法瓶の水を飲んでから乗車。自慢にも何にもならないのだが、高齢化が進むにつれて現在の異常な暑さにも寒さにも鈍感になってしまったので、30度も35度もさして苦痛にはならなくなっていた。昨日も何となくバスの空調が効いていないなと感じつつ、10分乗ってから降りて我が家に。

その辺りから何となく動くのが辛くなり足が上がらなくなったなと感じ始めた。我が棟までは2分ほど歩くだけだが、半分ほどで一度立ち止まってから20段ほどの階段を、手すりを伝って上がり、自動ドアを突破した辺りでフラつきだした。何とかエレベーターで13階に上がり、辛うじて我が家に。空調は点けっ放しで出かけたので、涼しいリビングルームでソファに倒れ込んだ。勿論給水をして、だが。

横になりながら「なるほど、これが音に聞く熱中症だったのでは」と確認した次第。2~3分してから立ち上がってみたところ、普通に動けたので、勝手に危機を未然に回避できたと解釈することにした。だが、「高齢化した体力の抵抗力が衰えた危うさ」と「35度Cの恐ろしさ」イヤと言うほど認識できた。同時に「15時からの歯医者さんの予約に無事に出かけられるかと感じたし、明日以降の外出はどうすべきか」とまで考えていた。

事ここまでに至って、つい先日のことで二男から「30度を超えた熱気がシャツを突き抜けて火傷をさせられるかと感じたほどだ。昼間に外を歩くのは我々でも危ないと感じさせてくれる。十分に注意を」と警告されたばかり。その意味は良く理解した。立ち直れてからテレビを見れば、東京都の高校野球予選の決勝戦が真っ昼間に5時間にも及んだと言っていた。当方の理解を超越した出来事。

そこで改めて考えた事は、高野連を責める前に「大阪にもう1か2箇所にドーム球場を建設するか、夏に高校生の競技大会を開催する事の是非を考え直す時が来たのではないか」だった。こんな事を言ったところで相手が高野連では、所詮は「余計なお世話」だと言われるだろう。