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新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

25年7月の大学人気ランキング

2025-08-07 05:45:33 | コラム
大学人気ランキング25年7月31日版

JSコーポレーションが25年7月31日時点の調査を公表した。それによれば、私立大学はでは1位「青山学院大学」、2位「慶應義塾大学」、3位「近畿大学」、4位「明治大学」、5位「関西大学」、6位「早稲田大学」、7位「上智大学」と続き、トップ10は前月から変わらない順位となった。6月版で早大・上智を上回り5位に上がった「関西大学」は今回もその位置をキープしている。
 
◆大学人気ランキング全国版(2025年7月31日集計)
【国公立大学】

1位「東京大学」
2位「筑波大学」
3位「京都大学」
4位「大阪大学」
5位「名古屋大学」
6位「九州大学」
7位「神戸大学」
8位「東北大学」
9位「一橋大学」
 10位「北海道大学」

【公立大学】
1位「大阪公立大学」
2位「東京都立大学」
3位「名古屋市立大学」
4位「静岡県立大学」
5位「愛知県立大学」
6位「横浜市立大学」
7位「兵庫県立大学」
8位「福井県立大学」
9位「北九州市立大学」
 10位「愛知県立芸術大学」

【私立大学】
1位「青山学院大学」
2位「慶應義塾大学」
3位「近畿大学」
4位「明治大学」
5位「関西大学」
6位「早稲田大学」
7位「上智大学」
8位「駒澤大学」
9位「立命館大学」
 10位「同志社大学」

上記から私立大学について個人的な感想を述べておこう。それは青山学院大学の人気の高さが目立つことと、関西勢の進出が目立つ中で近畿大学が所謂「関関同立」を超える3位にある事。


8月6日 その2 殺人的異常気象と高温に対応しよう

2025-08-06 11:02:21 | コラム
対応の仕方があるのか:

昨5日は国立国際医療研究センター病院での定期診察を終え、長い順番待ちだった会計を済ますと12時過ぎという時刻。酷暑の真っ最中だろう。安全策と思ってタクシー乗り場を見れば1台もいない。そこで、時間調節をしてバスで新大久保駅前まで帰った。そこから我が家まで600mと一寸。途中で調剤薬局に処方箋を預けに立ち寄る「クーリングタイム」を取って帰宅。

37度Cとは言うけれど、思い切り跳ね返ってくる照り返しの暑さがあるので、調剤薬局を出て100mも歩けば早くも汗びっしょり。日頃から異常高温に合わせられるような昼間の外出をしていない事に加えて、高齢者は高温に対応する能力が低下しているので、足取りも重く何とか我が家に。すぐさま着替えて顔を洗って、水を飲んでソファーに倒れ込んだ。

37度Cの威力は聞きしに勝るもので、とても対応できず、対策もないと充分に学習した。考えられる対応策は「不要不急も何も外出しないこと」以外は考えられないとの結論に達した。だが、私の薬は準備に面倒があるので、何時も午後3時過ぎに再度調剤薬局に取りに行くようになっていた。だが、このまま3時に出ていく勇気はないと思ったので、薬剤師さんに「明朝9時にくる事」と了解して貰った。

さて、本日の猛酷暑対策をどうすべきかと思案していて、思い出したことがあった。それは、2日(土)に高田馬場駅前のビルの前で5~6人の若者が集まって、何やら騒いでいるところに出会った。彼等はお互いに首の後ろ側に何かを貼っているのだった。「何をしているの」と声をかけて解ったのだが、中国人だった。彼等は「ナンバーワン」などと言うが、どうやら某社の商品名「熱さまシート」の類いらしかった。

そこで、何の対策もなく先ほど400mほど先の調剤薬局に出かけ、薬剤師さんにこの経験を語って「効果があると思うか」と尋ねてみた。彼は懐疑的だったが「試してみる価値はあるかも」というどちらにも取れる結論を出してくれた。そこで「ダメ元」でやってみようと買ってみた。そして、9時半前から試しているが、1時間経っても「冷たい」感が残っているので、あの首に巻き付ける管?よりも優れているかと思う。

だが、これでは何れにせよ弥縫策にすぎないだろうから、矢張り「八大龍王、雨降らせ賜え」か「気温下げ賜え」と願うしかないと思った次第。実は、明日は出かける予定だ。熱さまシートをもう一度試す絶好の機会になるだろう。

「外国人問題」を考えて見よう

2025-08-06 07:39:25 | コラム
参政党の「日本人ファースト」に思う事:

最初に経験からも言えることで、取り上げて置きたい問題点として「異文化の国とその国の人たちとの交流は、容易く且つ簡単に短期間には進まない性質である」という「文化の壁」の存在を指摘しておこう。

この見出しに掲げた参政党のキャッチフレーズからは考えさせられる点が多々あった。そこで、今回は参政党の目指すところから離れるかも知れない、私の「外国人についての考え方」を取り上げていこうと考えている。

私は基本的に「我が国の労働力と言うか働き手、特に若年層の著しい不足を補う為の外国人労働者を招じ入れる事」については何ら異議を唱えるものではない。だが、その導入に当たっては、何らかの細心の注意というか「規制する対応」も必要になってくるのではないかとも考えている。そうでもしておかないと「玉石混交」ではなく「石に玉の混じってくることもあり」という事態が生じかねないのではないか。

ここ新宿区百人町/大久保界隈では、外国人居住者、特にイスラーム教系の住民が近年急増している事は、繰り返して取り上げてきた。彼らはハラール対応の食料品の店を彼等のみで設けて、主に同じ宗教・国籍の人々を対象に販売し、同様の人々のみを雇用して運営しているようなのだ。

一方で、地域の清掃活動や自治会など、所謂「地域社会への参加」がかなり限定的である為に、当該地域の住民に歓迎されているかいないかは別にして、交流しようとする姿勢を見せていないかのようなのである。その所為か、何となく彼等と住民の間に見えざる間に壁ができつつあるように感じられているのも事実ではないか。

日本政府はしきりに「外国からの人材導入とその活用」を謳っているようだが、長年にわたってこうした地域の実態を見ていると、理想と現実の間の乖離に、我々地域住民は困惑させられているのもまた事実だ。我々が疑問に感じている点は「政策立案者たちは現場の実態とそこから発生する課題を、どの程度まで把握しているのか」なのである。

参政党の党是である「日本人ファースト」は別として、私は外国人及びその労働力を招き入れる際には「地域住民の迷惑になること、対応に苦慮させられるようなことがないような施策を講じる」のが、時の政権が優先課題とする必要があるのではないかと思うのだが、如何だろう。繰り返して言うと「異文化の国とその国の人たちとの交流は、簡単に短期間には進まない性質である」との理解と認識が必要なのではないか。

8月5日 その2 本日も矢張り川柳を

2025-08-05 07:50:26 | コラム
お題は「石破さん」で:

総理とは 言い逃れだけが 特技では
次から次へと「言い逃れ」を案出されるのには感嘆、している場合かな。

●石破さん  トランプと何処で合意 したのかな
「合意を実行する為には辞められない」と主張するが、あれは赤沢さんがトランプ大統領に合意させられたとばかり思っていました。

と言うのは如何でしょう?

真一文字

日本語におけるカタカナ表記の問題点を探る

2025-08-05 06:28:16 | コラム
カタカナ語排斥論者はChatGPTと語り合い、英語教育の問題点を指摘:

昨日取り上げた「モデルナで人員整理」で特集したカタカナ表記の欠陥の中でも、特に気になっているのがrhoticとnon-rhoticに関連した事だった。私が特に嫌っている問題点はと言えば「元になる英語の言葉をカタカナ表記するときの原則というか、キチンとした基準がない事」なのである。

私がChatGPTと検討した問題点の一つには「英語教育の不行き届き」の他に「非合理的なカタカナ表記を発生させた責任は報道機関にもあるのだが、決してそれだけはないだろう」という事があった。

それは「我が国の人たちに早くから外国語のアルファベットに親しませておく効果があったローマ字の存在である」と思うのだ。それは、50音が示しているように「子音の後に母音が付いている仕組み」を、そのまま英語の発音にも持ち込む結果を招いたのだった。だから、昨日取り上げた事でModernaの中の“r”の後に英語では発音しない“u”を付けて「モデルナ」の「ル」にしてしまったようなことを指しているのだ。

即ち、ローマ字の最大の功績は「漢字とひらがなとカタカナで出来上がっている日本語に、アルファベットを巧みに導入して、有効的且つ便利に活用できるようにした点」にあるのは疑いもない。だが、既に指摘してあったように「コインの裏側」もまた存在していた。その辺りをChatGPTと子細に検討してみたのだった。

ヘボン式の功罪:
【功】
  • 漢字カナ交じり文に対抗するための簡潔な音表記、
  • 外国人にとって「日本語の音」をある程度体系的に把握可能にした、
  • 辞書や郵便制度(例:Yokohama, Shizuoka など)にも貢献した、

【罪(=副作用)】
  • 日本語母音体系の単純化(全ての音節に母音が必要と誤解)、
  • 子音終止音(=英語的語尾)が想像も出来ない感覚に、
  • 「r」や「th」など日本語にない音を無理に五十音図で処理、
  • 外国語の音を「日本語の型」にねじ込む文化の原型に、

韓国語と比較すれば実に示唆的である:
韓国語(ハングル)は子音終止型が多く、語末の脱落音や鼻音化にも柔軟で、次のような発音が可能なのだ。実例では「ソウル市」のハングルの表記の서울では一番下になる「己」に似た字は子音だが、次に母音はない。従って、Seoulと言うアルファベット表記は“l”という子音止めになっている。
日本語は音節主義+母音依存:
  • 「子音+母音」のセットでなければ言葉として認識できない(例:milk → ミルク)、
  • 無音の語末子音(t, d, k, mなど)をどうしても再現できない、
  • 母音を足してしまう:
     → desk → デスク
     → text → テキスト
      → truck → トラック
  • 英語の単語の最後の字の子音の後に母音を付けないとカタカナ語にならないのである。

日本と韓国の英語教育:
余り望ましい比較ではなくなるが、敢えて韓国の英語教育と対比すれば、韓国では「国家が英語教育に大規模投資をして“発音も重視している」のに対し、日本では「文部科学省が音声を軽視し、TOEICや文法偏重の“受験英語”で教育を重視してきたし、それを「成果」と主張してきた」と言えるのではないか。

しかもその結果が、以下のような現象に現れていたのではないか?
  • 中高6年間英語を勉強しても「Hi, how are you?」にまともに返答できなくなっている、
  • TOEIC 800点超でも「r」と「l」、「v」と「b」、「f」と「h」の区別ができないし、論旨の構成が儘ならない、
  • 「英語が怖い」「カタカナで済ませる」癖だけが染みつく、
となって、あらわれている。

纏め:
日本人の英語感覚は、“音”のレベルで既に閉ざされている。(TK博士は「日本の語学教育の最大の問題は、音の練習をしないことです。dictationの試験をやっていけば結構変わると思う」と指摘している)その最初の門を閉じたのは、皮肉にも「英語教育」だった。

上記のような次第で、結果としては「我が国の英語教育の行き届かざる点」にまで間口を広げてしまった。即ち、「音の訓練と練習が出来ていない」という問題点を取り上げたのだった。