■訳してみよう万葉集■<その73>
●題材歌
ぬばたまの 夜の更けぬれば 久木生ふる 清き川原に 千鳥しば鳴く
―山部赤人―(巻六・九二五)
●現代訳
①夜が更けわたると久木の立ち茂っている、景色の良い吉野川の川原に、千鳥が頻りに鳴いている。
②夜が更けたので、久木の生えている景色のよい河原で、千鳥がしきりに鳴いています。
③夜が次第にふけて行くと、昼間見たあのキササゲの木の生えている清い川原で、千鳥がしきりに鳴いている。
④ぬばたまの夜がふけ果てると、久木のはえる清らかな川原に、千鳥がしきりに鳴くことよ。
⑤ぬばたまの夜が更げてゆくにつれて、久木の生い茂る清らかなこの川原で、千鳥がちち、ちちと鳴き立てている。
⑥ぬばたまの 夜がふけていくと ひさ木の生えている 清らかな川原で 千鳥がチチ、チチと ひっきりなしに鳴いている
⑦ ―
①斎藤茂吉<万葉秀歌>
②森岡美子<萬葉集物語>
③山本健吉<万葉秀歌鑑賞>
④中西 進<万葉集・全訳注原文付>
⑤伊藤 博<万葉集・現代語訳付き>
⑥日めくり万葉集
⑦植田祐子<超訳万葉集>
これらを踏まえて 私はこう訳しました。
《夜更けた 久木生えてる 川原で 千鳥鳴き声 頻りに為とる》
さあ あなたの訳は 如何ですか?
さて <その72><その73>を「万葉歌みじかものがたり」にすると・・・
【千鳥しば鳴く】へ
●題材歌
ぬばたまの 夜の更けぬれば 久木生ふる 清き川原に 千鳥しば鳴く
―山部赤人―(巻六・九二五)
●現代訳
①夜が更けわたると久木の立ち茂っている、景色の良い吉野川の川原に、千鳥が頻りに鳴いている。
②夜が更けたので、久木の生えている景色のよい河原で、千鳥がしきりに鳴いています。
③夜が次第にふけて行くと、昼間見たあのキササゲの木の生えている清い川原で、千鳥がしきりに鳴いている。
④ぬばたまの夜がふけ果てると、久木のはえる清らかな川原に、千鳥がしきりに鳴くことよ。
⑤ぬばたまの夜が更げてゆくにつれて、久木の生い茂る清らかなこの川原で、千鳥がちち、ちちと鳴き立てている。
⑥ぬばたまの 夜がふけていくと ひさ木の生えている 清らかな川原で 千鳥がチチ、チチと ひっきりなしに鳴いている
⑦ ―
①斎藤茂吉<万葉秀歌>
②森岡美子<萬葉集物語>
③山本健吉<万葉秀歌鑑賞>
④中西 進<万葉集・全訳注原文付>
⑤伊藤 博<万葉集・現代語訳付き>
⑥日めくり万葉集
⑦植田祐子<超訳万葉集>
これらを踏まえて 私はこう訳しました。
《夜更けた 久木生えてる 川原で 千鳥鳴き声 頻りに為とる》
さあ あなたの訳は 如何ですか?
さて <その72><その73>を「万葉歌みじかものがたり」にすると・・・
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