ユニーク古典現代訳(大阪弁万葉集改題)

日本の古典を訳します。そのままストンと腑に落ちる訳。なんだ、こうだったのかと分かる訳。これなら分かる納得訳。どうぞどうぞ

■訳してみよう万葉集■<その94>いかにして

2012年10月04日 | 訳してみよう万葉集
■訳してみよう万葉集■<その94>

●題材歌

いかにして 恋ひばか妹に 武蔵野むざしのの うけらが花の 色にずあらむ

                       ―東 歌―(巻十四・三三七六或る本)
              (うけら=山野自生の菊科多年草 白または淡紅色の目立たない花が咲く)



●現代訳

① ―

② ― 

③ ―

④どのようにしたら妻への恋は、武蔵野のうけらの花のように一目につかずにいられようか。

⑤どんなふうに恋い慕ったら、あの子に対して、武蔵野のおけらの花の色のように、表に出すようなことをしないで済ますことができるのであろうか。

⑥ ―

⑦ ―

①斎藤茂吉<万葉秀歌>
②森岡美子<萬葉集物語>
③山本健吉<万葉秀歌鑑賞>
④中西 進<万葉集・全訳注原文付>
⑤伊藤 博<万葉集・現代語訳付き>
⑥日めくり万葉集
⑦植田祐子<超訳万葉集>

これらを踏まえて 私はこう訳しました。

《そおおっと 伝えたいんや 恋心 うけらみたいに 目立たんように》

さあ あなたの訳は 如何ですか?