葛

藤の花みたいでしょ

小嵐の後
道端に散ったクズの花です
どちらもマメ科ですから
似ていて不思議はありませんが
藤は初夏、葛は初秋の花

葛のことは三年前の９月２０日にも書いたことがあります

香りの良い花であることを

その香りを認識した時期
私はみや子を亡くして
胸がしめつけられるような思いでいました
この時期の花はみんなみや子を思い出させます
彼岸花の紅白、みずひきの紅白

花はいいのだけど
クズは厄介です

１１月に行う福岡のお屋敷の剪定も
蔓植物の除去がメインです
引っこ抜いても引っこ抜いても
はびこる葛
ある人の説では
根を５センチ掘り下げると
もうそこからは生えてこないのだとか

今度やってみべえ

ショーパン

ショーパン好き

ショートパンツのことね

昨夏は男子のハーフパンツを追っかけたけれど

今年は女子のショーパン

これらは益々激化します

日本は熱帯になったのだから

それとファッションはスポーツウェアがますますリードするから

無印では秋冬もののショーパンを売ってるし
Ｄｏｍａｎｉの１０月号では知花くららがショーパンはいている

スニーカーがタウンシューズになったように
ジーンズが高級ホテルでもはいて行けるように

ショーパンは普及します

普及するってどういうこと？
季節を問わず年齢を問わずはくようになるってこと！

だから毎日はいてます

そしてモノを買うことのない私が
自分に買い物許しました

ａｄｉｚｅｒｏのランニングシューズ
お散歩用のスニーカーに穴があいてたのに
我慢していたから
半額以下の４９００円
うちは神田のスポーツ店街にちかいので
時々掘り出し物が出るんです
　　　　　　　　

蒔絵の折敷

大名家から頂いた折敷

鉄線を描いた高蒔絵
　　　　　　　　

裏には名前のほかに町名も彫られている

これは徳川家に紀伊、尾張、水戸などがあるように
区別したものらしい

高樹町なんてなつかしい
今は渋谷区渋谷
　　　　　　　　

大学生だったころ
六本木のはずれの高樹町や材木町や霞町で
お店をみつけるのが楽しかった
どれも今はなくなった町名

材木町にはテレビ朝日があった
今は六本木

霞町にはアマンドがあった
今は西麻布

石榴

子供の頃家に石榴の大木があった

実もちゃんとなっていたが

戯れにぽつぽつ食べて

おいしいものとは思わなかった

それでままごとの石榴は石榴そのものを使っていた



ザクロの実　(みずひきの花芽)

三浦屋

土曜に続いてまた紙袋

はい、お店に行って写真撮る手間が捻出できませんでした

一番よく行く食品スーパーは
飯田橋の三浦屋

発祥は吉祥寺の惣菜店か食品店か

今では高級スーパーに名を連ねている

でもガーデンとか明治屋とかとは
やはりちょっと毛色が違っていて
そこがいい

たとえば成城石井とか明治屋だったら
ワインやチーズに力をいれているけれど、
三浦屋はそんなことなくて
値段もそこまで高くない

でも肉、魚の水準は高くてよく売れていて
清潔感と親しみやすさと店員教育は抜群
それは店員の定着率からもよくわかる

野菜も全国規模で良品をそろえていて
掘り出し物のブランド品に出会うことがある

でも果物には面白みがない
売れ残らないように珍しい果物は置いてない

製菓製パンも今時にしては水準が低い

そのかわりお惣菜はかなり程度がよく
中華総菜は高級店なみ

もうひとつ不満は投書箱がないこと
客とのコミュニケーションをはかろうとしていない

そんなもん置いたらあんたが満杯にしてしまうだろうって？

そう、よくわかってるじゃない

運動会

「土曜日お時間ありますか」

料理塾の生徒のイトウちゃんが私に尋ねた

「は？はい」
「その日うちの子の運動会なんですよ」

私の頭の中は
イトウちゃんの子供の運動会を見に行く場面が浮かんだ

「それで大変厚かましいお願いなのですか」
来たー

「先生にお弁当作っていただけないでしょうか」
なーんだ
「喜んで」

だってまだ半年しかクラスに来ていないイトウちゃんが
私の料理でいいと認めてくれたんだから

私は自分の息子の運動会のお弁当を作ったことはない
フランスの学校にはそのような軍国主義的行事はない
いいや、運動会の経験はある
日本の保育園で
その日のみじめな話は今ここに書く勇気がない
とにかく私はお弁当を作らなかった

でも私の母は私のために
歌舞伎の観劇と同じくらい念を入れた
お重のお弁当を作っていた

イトウちゃんはお仕事してる人で
その朝も学校の用事で七時から出かけるのだとか

ようがっすよ
やってみますね

でお弁当箱だけは届きました

実はイトウちゃんとこはうちの斜め前のマンション
もしかしたら私の料理が認められたんじゃなくて…

お月見団子

昨夜もきれいだったけれど
今夜の月は本当に美しい

ケータイカメラでは
このくらいしか取れません
　　　　　　　　



月見団子　　(モチノキの実)
すすき　　　(ひともとすすき)

みすず飴

飴と名乗っているけれど
分類上はゼリー菓子
でも原料は寒天

子供の頃
父の教え子で
いつも「みすず飴」を持ってくる人がいた
いつもといっても
その人が来るのは年に一、二回
当時はお菓子のバリエーションはごくわずかだったから
これは私にとって上等の菓子だった
寒天やゼリーの好きな私にとっては
　　　　　　　　

みすず飴が信州の特産だと知ったのは
東京の大学に入ってからのこと
新宿の長野物産コーナーでみつけて
そういうことだったのか
と懐かしんだ
それでも大人になっていたことや
東京にあふれる菓子の種類から
とくにみすず飴を買うこともなぐ過ぎた

そして数年前上田にいくことがあって
駅で買ってみた
帰りの新幹線ですぐに食べきるおいしさだった

果汁を砂糖と寒天で固めた菓子
信州の材料をいかした自然な味
　　　　　　　　

今でもやっぱり好き

で、なぜ今ここにみすず飴があるか
その続きはあした

月下美人

チエコさんから
月下美人が咲きそうだから見にいらっしゃい
というお誘いを受けた

花の画像はネットでも見られるし
近頃はあちこちに月下美人を持っている人がいる

しかし香りは現場に行かないとわからない

月下美人って結局サボテンの花だし
一夜だけ咲くのがそんなに珍しいかい

私にはそれよりも
月下美人の受粉は
もともとコウモリが媒介するといううのに興味がある

虫が媒介する花は虫媒花というけど
コウモリの場合なんていうの？
と思っていたら
まんまコウモリ媒花ですって

チエコさんのマンションにこうもりはいなさそう

で、七時にお邪魔して九時まで待ったけど
咲きそうにないのでおいとましたら
帰宅してすぐに「咲き始めた」と電話が

いいんです
私は香りを知りたかったの

次の写真は
咲き終わってしぼんだ花
　　　　　　　　

その次の写真はチエコさんが咲きかけと電話してきた様子
　　　　　　　　

台風１８号

週末に予定していたレース観戦は
結局行かないことにした

私が行かないのに
ほかの人たちが楽しむのは
癪だなあ
台風でも来んかしら

と思っていたら
即発生

はい、スゴインデス
私の念力
これを大学のセンセイたちは
石井のＯＮＧ－ＮＥＮＧ
言うたはります

二月の福岡の剪定のときも
絶対雨が降るという天気予報だったので
空をにらみつけて
おい、降ったらゆるさんからな
とすごんだら
まったく降りませんでした

災害を望むなんて
悪人だって？
いやあこの世は
地震も台風もゴキブリも蛇もあってこその地球と自然です

じゃあレースに行く人の不幸を望むのかって？
アタシはこの世のすべての人を愛するなんて
退屈なことは言えないタチなんです
人の不幸は蜜の味なんてことも
ブログでおおっぴらには言えないタチなんです

注意報のいっぱい出ている田舎で
選手が二泊するレースは
明日の出走まで中止かどうか発表しないんですって
そりゃ誰も集まらんと恰好つかんでしょうね

どうなるか大体わかっているけれど
結果は明日下に追記しておきますね


決行！
注意報段階では中止せず
警報が出ないと中止はしないと
多勢に無勢のＯＮＧ－ＮＥＮＧか