カリフラワー・サラダ

カリフラワー
好きなのだけど
高い

この辺では
ひと玉５００円くらい

昔はそんなに高くなかった気がする
ブロッコリーが売れるので
カリフラワー作る人が少ないのかな

ブロッコリー嫌い
安っぽいから

カリフラワーの旬は
まだまだ先だけど

ロケットと一緒に
サラダにしました



カリフラワー　　(ヤツデのつぼみ)
ロケット＝ルッコラ　　(西洋タンポポの若葉)

銀磨き

お客様をお迎えするときは
料理より前に
シルバー磨きから始まる

カフェの頃は暇だったから
しょっちゅう磨いていたけれど
このところ食事会をする気力がなかったので
　　　　　　　　

気合を入れて始め！

銀磨き用の研磨剤も売っているけれど
うちでは練り歯磨き
　　　　　　　　
よーくこすって
　　　　　　　　

ミントの匂いを熱湯で消して
　　　　　　　　

ピッカピカ

グラスもお湯で洗って

ぬれているうちに

キュキュッとふきあげる
　　　　　　　　

時々お客様に来ていただく方が
家も食器もきれいになる

かぼちゃの蜂蜜

沢山のチーズと一緒に
広島の蜂蜜をいただいた

かぼちゃの蜂蜜なんて初めて
そんなのもあるんだ

蓋をあけたらすぐに
とてもいい香りがした

味は
蜂蜜特有のクセがなく
フルーティーでさわやか
どこかにフランス的なアニス風味さえ感じられる

ここに書いたら
注文が殺到してなくなるのも困るなあ

ミツバチがいなくなったら
色々な作物の受粉がされなくなって
人間は生きて行けなくなるという連鎖がよく言われる

そのくらい今はミツバチの数が減少しているのだ
かぼちゃだってミツバチが要る

以前ズッキーニを作ったときも
蜂が必要だときいたことがある

昨夏京都の花脊でミツバチを育てている方から
なぜか蜂が戻って来なくなったという話を聞いた
その時期がケータイのアンテナが山に出来てからと一致するのだと

虫の方向センサーを
電波が邪魔しているのかもしれない

　　　　　　　　

嵯峨菊

ある時期から

菊は時代遅れの花
でなければ仏前の花
くらいにしか評価されなくなって

日本人の家の中の生活から
大分疎外されるようになったのを
感じる

私も
スーパーの出口で一束３００円くらいで売っている菊は
まさしく仏壇用で
それ以外のインテリアとして
美しさをめでられる花ではないと
分類してきた

でもこの時期
京都の大きな家や和菓子の老舗などには
それはそれは立派な菊の鉢植えが置かれて
丹精込めて育てられた(業者によってだが)
見事な菊に目がとまる

菊もいいもんだなあと思う
私もスーパーの菊でいいから
飾りたくなった

これは近くの和菓子屋の花
　　　　　　　　
京都のは
この何倍も大きくて
仕上がりがすごい

ウチノイエネコ

対馬で１５年間
ツシマヤマネコを飼っていた人の話が
心に刺さった

環境省から
厳重注意されているとしても

飼っていた男性には今
法的なストレスよりも
猫を喪った悲しみの方が
どれだけ大きいことか

なついていたかどうかは
わからない

福岡市動物園でうまれた
ツシマヤマネコは
九年経っても「ハーッ」と
威嚇姿勢をとるそうだから

それでも男性と１５年過ごした猫は
心のつながりを持っていたに違いない
ましてや男性は家族のように愛していたはずだ

猫の具合が悪くなってから
保護センターに助けを求めて
死ぬまでの九時間
男性の胸に去来した過去は
どんなものだったろう
想像するだに苦しい

うちの拾ったネコたちもいつかは死ぬんだ
　　　　　　　　

野良した分を取り戻して
しあわせしあわせしてほしい
できることなら
死なんでほしい
　　　　　　　　

うちは新聞もテレビもないので
死んだツシマヤマネコのことが載っている
記事や写真が出たら
教えてください゜

竜田川文様

以前澤瀉屋の話で

母が花菱文様を好んだことを書いた

そのときに紹介したのは
この帯だったが、
　　　　　　　　

もう一つあった
　　　　　　　　

全体からみると
とても母の好みの帯とは思えないのに
ただ花菱紋が入っているというだけで
これは祖母に買ってもらったと言っていた

何度も締めたらしいことは
布地のよれでわかる

ここにも
　　　　　　　　

ここにも
　　　　　　　　

ここにも
　　　　　　　　

花菱が

これは竜田川文様というより
隠れ花菱文様

ミルク

秋はミルクの季節です

ホットも
アイスも
いいですねえ
　　　　　　　　

おや
エスプレッソが
やってきた
　　　　　　　　

混ぜたら
どうなるか
　　　　　　　　

おお
ちゃんと
カフェ・ラテに
なった


ミルク　(オシロイバナの実)
エスプレッソ　　(公園の土)

どれ
作り方も
載せておこうか
　　　　　　　　

オシロイバナと
いうくらいだから
中には白粉が
詰まってるのさ

もうすぐ

咲きそう
　　　　　　　　

黄色の花びらが
見えてきました
　　　　　　　　

来週のお客様に
間に合うかな

来月の福岡行きの前に
見られるかな

福岡の石蕗の花と
しっかり比べてきます

とようけ屋さん

京都のとようけ屋さんから
お豆腐がたくさん届きました
　　　　　　　　

京都の人は一度親しくなると
ずっと交流を守ってくださいます

お豆腐だけじゃなかった
すきやき用のお肉とネギも
　　　　　　　　

一番すきなのは
ユリ根と銀杏の入ったひろうす
それと特大のおあげ

丁度料理塾に間に合ったので
どちらも炊いたら
皆取り寄せ注文したい
という話になりました

同じく到来物のリンゴで
ジャム作り
　　　　　　　　

これまた到来物の栗で
栗ごはん
　　　　　　　　

塾は到来物でまかないました

テイカカズラ

近頃ふえた
テイカカズラ

有栖川公園の森の中で初めて見たとき
かいだとき
これもある系列をなす
芳香の花だと
いっぺんで気に入った

そして京都の鴨川べりで
嵐山の小川のふちで
みつけて嬉しかった

ところが最近のテイカカズラは
花ではなく蔓と葉が茂りに茂って
他の樹木を殺しにかかっている

おととし飯田橋で悲鳴をあげていた
柊にまきついていたのもテイカカズラ
今年もはびこっていたので
暗くなってから私が退治した
　　　　　　　　

これは
テイカカズラをグランドカバー
つまり地表を緑で覆わせるために使った例だ

グランドカバーに使われる植物は
時としてはびこりすぎて害になる例がある
昨年１１／１９に載せた
　　　　　　　　
Oplismenus属の紅葉するチヂミザサなども
　　　　　　　　

クズも美しいからと北米に持ち込まれてから
問題になっているそうだ