イシミカワ

2016-10-31 18:50:08 | 生物
私の中で

ママコノシリヌグイ・イシミカワ問題は未解決のままで

頭から離れない

もう一つ似ているミゾソバは見ただけで区別がつくようになった
        

子供の頃の家にあったのはミゾソバではないことはわかる

家の森の端にあったのは紫色のグラデーションの草だったと思うから

イシミカワのはずなのに

今回能古島でママコノシリヌグイを見て何か見覚えのある感がぬぐえない
        

すぐにもイシミカワを見たくなった

実が色づくこれからの季節を逃せない

そんなとき小田急線の中から空き地に蕎麦系タデ科の草が生えているのが見えたので
        

電車を下りて探しあてたのだが

よその土地のさらに奥の金網の中のため突破できず
        

そうしてネットで柏市の大堀川沿いにあると出ていたので行ってみた

おっさんたちが釣りをしていて立ちしょんなんかしておる
        

膝痛の私が土手を滑り降りるのはやや危険
        

遠回りして橋をわたって草ぼうぼうの遊歩道を歩き

蕎麦の花やら白っぽいミゾソバの花にまどわされながらも

みっけー、イシミカワ
        
        
        

これこれこの葉っぱ。実も未熟ながらついている
        

とげのひどさに手袋を出してやっと一本引きずり出した

とげの痛さは

イシミカワ > ママコノシリヌグイ > ミゾソバ の順になる

イシミカワの花は薄緑色、うちの森の端にあったのは薄桃色

それで考えた

森にあったのはママコノシリヌグイとイシミカワの両方ではないかと

この大堀川でも蕎麦とミゾソバとイシミカワが共存している
        
        

イシミカワとママコノシリヌグイが混在している場面を載せたブログも発見した

子供の頃の家にあったのはイシミカワとママコノシリヌグイの両方と結論づけて

残る楽しみはイシミカワが紫のグラデーションになる頃にまた見に行って

写真を撮ること

レンタルヤギの草刈

2016-10-29 20:36:07 | 日記
あいまいな天気予報の心配も消えて青空
        

今日はレンタルヤギを使っての福岡のお屋敷で草刈試験

市内にはまだレンタル業者はないので

北九州市からわざわざ来てもらいました
        

囲いを外すと茶と白の雄山羊が二頭
        

試験だから一頭でもよかったのだけど

山羊さんが寂しくて不安になるかもしれないと思い二頭頼みました

地面に下りると早速好みのよもぎにくらいついて
        

「知り合いの山羊はちっとも草を食べなかった」

と教えて下さった方があったのですが

そこはプロ、置かれた場所ですぐに仕事を始めました

白はイネ科の単子葉の草
        

茶はもっぱら葛の葉っぱ
        

業者の人の話では

猫がずっと眠るように山羊はずっと食べているとか

そして休むのは数分だけと

茶が一休みすると白もすぐ真似して膝をつく
        

九大の学生さんも草刈を手伝ってくれました    
        

見物の来客も三十人

仕事を終えて連れ帰られる山羊さんはいやだいやだと言っていました
        

またね
        

葛は茎だけ残りましたが食べる草がないとそれも食べるそうです
        

単子葉の跡も草丈が短くなりました
        

学生さんも大働き
        

草刈試験は成功です

これから役所に出す報告書をまとめます

あれよあれよ旅

2016-10-28 15:08:40 | 日記
海の向こうに見える島は?
        

はい、かの糸島半島です。朝乗ったANAの機内誌にも糸島の記事がありました

それで私はどこにいるのでしょう?

はい、博多湾に浮かぶ能古島です。檀一雄が暮らした島。
        

なぜそんなとこにいる?

はい、長くなりますがブログで9/30の「故郷の空」に書いたI家の方にお会いしたからです。

Iさんとはホテルオークラ福岡でお昼に待ち合わせました。
        

初めてお会いするI家のみどりさん、なんと99歳になられるのだと!

佐藤愛子風のきっと昔はかわいくてはなやかな美人だったと思われる方

館内の山里でごちそうになりました。

「これからの予定は」と聞かれたのでフリーだというと

「友人の車が迎えにきますのでママコノシリヌグイを見にいきましょう」

お友達はインテリアリフォーム会社の女社長Mさん。運転手は女性社員Wさん。

「今能古島に咲いているそうです」ヒャッ、そんなとこまで行く

なのに乗船場ではなくなぜか唐人町商店街へ
        

「ここはシャッター商店街でも珍しく生き残っています」

目的地はトーストしないで食べる食パン専門店で半斤もらいました
        

それだけでは終わらず縁台のあるカフェで休みコーヒーを(く、苦しい)
        

それだけでは終わらず近くで買った安納焼き芋をすすめられ(うーん限界)

次にお二人の共通の友人のギャラリーでのインド刺し子展に案内され

やっと乗船場に行くかと思いきや

「待って待って、アールグレイ紅茶入れたから飲んでって」

よし、99歳には負けられん、詰め込む

やっと商店街を後にして姪の浜の波止場へ

島までは10分のフェリー、なかなかいい気分
        

港には皆さんの共通のご友人Cさんが車でお出迎え
        

話を聞いていると島の有力者らしく、昔は何隻も船や船子を抱えていた家の人のようだった
        

わずかに残るママコノシリヌグイ生育地に案内され
        
        

コスモス畑に案内され、壇一雄の家まで連れて行かれ
        

でもアタシは途中で見た猫団子の景色で止めてほしかったあ

20匹くらいが固まって縁側に居る家があったので

「アーレー」と叫んだけどその意味を理解してもらえなかった

もう一度自分で行くにはあまりに色々まわったので不確か

最後に島の喫茶店でコーヒーとケーキ(もう何でも来い)

船を待つ間にわかったのは

Mさんは75歳、Cさんは74歳、なんて若いの!

せめて一匹でも写真に撮って
        

帰りの船で街へ戻る
        

で終わるわけはなかった

「夕食は天神の華都飯店に予約しましたから」は、はい

女四人、飲むは食べるは、店の人にあれこれ言うは

でもとうとう言えなかった

アタシの家にあったのは、ママコノシリヌグイではなく

イシミカワのようだとは





福岡から

2016-10-25 21:29:28 | 日記
明日早朝から

明後日深夜まで福岡出張なので

ブログお休みするかもしれません

その福岡からプレゼントが届いたのは
       

向こうで私に渡すと荷物になるだろうからという方が

前もっておみやげを送って下さったのでした

たしかに

私は荷物を持つのが嫌いで

とくに飛行機で預けるのは嫌いで

リュックいっちょで行動できるようにつとめています

何が入っているかしら

福岡のお菓子やさんの季節限定マロンパイ
        

アナスイのスカーフ
        

割烹よし田の鯛ふりかけ
        

わー、私もおみやげ考えねば

困った

海賊八幡船

2016-10-24 18:22:48 | 日記
糸島のことで間違ったことを書きました

なに自分のことだからどうでもいいんでやすが

小学校の遠足の次に中学の時にも糸島に行ったことがあったのを思い出しました

時は東映時代劇全盛の頃

人気もトップの大川橋蔵主演の映画『海賊八幡船』が

糸島半島で長期ロケされることになったのです

監督は飛ぶ鳥を落とす勢いの沢島忠(のちの正継)

私は大川橋蔵ファンではなかったけれど

行かずばなるまい

クラスメイトのヨーコは東映支社長の娘

けしかけて二人で糸島に乗り込んだ

海にはちゃんと時代劇の船らしいものが繋留されていて

支社長のお嬢さんは恭しく迎えられた

監督にも挨拶されて

記念写真も撮って

しかしその後ヨーコは父親になんてことしてくれると叱られたそうな

でも心配しません

ヨーコはそんなことでへこたれる娘じゃないと知っているから

何しろ新聞に武勇伝が事件として載ったくらいだから

あ、思い出した

私が人生で初めて焼肉を食べたのは

ヨーコのパパに新橋でごちそうになったときだった

ヨーコはキムチを水で洗って食べていたので

私も真似するようになったのだった

海賊八幡船の話とかできる人

誰かいないかなあ

はちまんせんじゃなくてばはんせんと読みます




糸島

2016-10-22 20:10:57 | 日記
ネットの無料配信番組で

木曜は「おとな会」を見たら福岡県の糸島特集

金曜は「ピカ男ピカ女」を見たら福岡県の糸島特集

今は糸島はブームだと知ってはいたが

こんなに楽しい店や物産がそろっているなら

一度行ってみようかという気にもなる

うっそー

今までだって何度か行ったことはあるさ

ただ、こんな風になってからは行ったことがない

糸島というのは糸島半島があり、その東部が福岡市西区で西部が糸島市

ただし糸島市は前原市とほかの町が合併して2009年に出来た新しい市である

ここで話がそれるけれど

昨日の鳥取地震で倉吉の震度が大きかったのを報じていたので

羽合町はどうだったろうと思うのに名前が出で来ないのが不思議だった

今日テレビのニュースを見ていたら被害の大きかった湯梨浜町の避難所が

ハワイアロハホールとなっていたので調べたら

ずいぶん前に合併で湯梨浜となっていたことがわかった

あんなに頑張って日本のハワイと騒いでいたのに(残念でしたね)

私も町おこしに何度も呼ばれたんですよ

そんときの話はまたいつか書きますね

さて糸島がブームになった理由はいくつかある

福岡市から有料の高速道路が通じ、鉄道も福岡の地下鉄が乗り入れ

九州大学がキャンパスを糸島に移したなど

これらから福岡市の中心から30分でつながり

海も山もあって野菜果物魚肉の産地でもある糸島に人が増えた

私が最初に糸島に行ったのは

小学校の遠足で牧場に行ったとき

道に牛の糞が落ちていて、よけながら歩いたのを覚えている

その後私はままごとの余技として

緩めの泥を作って空に放りあげて下に落とし「牛の糞」といって楽しんだ

みなさんもお試しください。そっくりですから

次に糸島に行ったのは多分カエさんの別荘に息子と二人招かれたとき

カエさんはフランス留学の直前だった。息子もスイスに発つ前だった

小高い丘全体が別荘で、もうすぐ高速道路ができるのでなくなると言っていた

「そのお金で私が留学できるの」

雰囲気のある古い別荘でカエさんは糸島の魚を料理してくれた。

それから二十年後、パリのヨシコは日本に帰ったら糸島に家を建てるといって

準備をしていた

海のそばに鉄筋の家を建てると、建築の写真を探していた

その希望は実現せずにヨシコはパリで急死した

パリでカエさんとヨシコは反目していた

二人が今の糸島を見たらどう思うだろう


旅支度

2016-10-21 18:30:34 | 日記
来週の出張は

いつもと違うものを持って行くので

早めに書き出して忘れないようにしないといけない

イシミカワかママコノシリヌグイを採取して入れる袋

ヤギの糞を埋める穴を掘るスコップと軍手

スズメバチに刺されないような白い服

虫刺されの薬

ヤギの飲み水は現地調達するとして

昼寝用のブルーシートかござ

そしてままごと道具
        

や(らせ)る人が来るらしいから

でも道具自慢に思われるかな

だって実際そうだもん

これで三分の一だもん

しかしこれを宅急便で送るとして

ホテル宛てではそこからまた自分でお屋敷まで運ばねばならない

廃墟宛てに時間指定で送ることなどできるだろうか

やってみてもよいのだが…

秋の実 2

2016-10-20 20:17:43 | 生物
昨日の続き

イノコズチ
        

オシロイバナ
        

クスノキ
        

ヤブカラシ(実はなくて花托の残ったものだそう)
        

ヤマボウシ(以前載せたものより実りが遅く、まだ花も残っています)
        

ソヨゴ
        

ウンシュウミカン(下に落ちてる。採りたい)
        

ヤブミョウガ(これから青くなります)
        

アセビ(実かと思ったら来春の花のつぼみ)
        

トベラ
        

来週福岡に行ったら、秋の実3ができそう

秋の実

2016-10-19 19:29:20 | 生物
シナヒイラギ
        

モッコク
        

ハナミズキ
        

ツバキ
        

        

       

ここでカメラの充電切れ

また明日続きを載せます



来週福岡でママコノシリヌグイのさいているところへ

車で案内してもらえることになっていますが

困ったなあ

子供の頃家の林の縁にあって、その後見たことがないので

ずっと探していたママコノシリヌグイ

と思っていた植物は

本当はイシミカワだったらしいと判明したからです

ママコノシリヌグイ、イシミカワ、ミゾソバは似ていて

決定打は実

私が子供の頃見たのは紫のグラデーションの実のかたまりだったので

おそらくイシミカワです

でもそれらタデ科の植物の区別をじっくり目に頭にたたきこむには

何度も見なければなりません

来週見に行くのがイシミカワだといいけど


十月の空

2016-10-18 21:50:31 | 日記
おとといの空
        

雲一つない本物の快晴

今日の夕焼け
        

明日も快晴かな

何か香ると思ったら咲き残りの金木犀
        

足元の玉すだれ
        

坂道のキカラスウリ
        

うちの虫食いヨウシュヤマゴボウ