雨に咲く花

2019-05-30 21:37:22 | 生物
公園のビヨウヤナギが満開になり
        

紫陽花もここかしこで見られ
       
        

いよいよ雨の季節

でも我が家のくちなしは今年は強剪定したから

花は見られません

と思っていたら

一輪だけつぼみをみつけました
        

まずい写真で本当にすみません

虫にたべられないようにしなくては

今後も要観察

そういえば「雨に咲く花」といううたがありましたね

ね、と言われてもうなずける人はどのくらいいるか

井上ひろしがリバイバル曲ブームの一つとしてヒットさせた

なに、井上ひろしも知らない

およばぬこととあきらめました

守屋浩、かまやつひろしと三人ひろしだったんですっ

Acca sellowiana

2019-05-29 20:07:58 | 生物
京都造形大で造園学の通信教育を受け始めたとき、

いくつかレポートを出すことになっていたが

30ほどの植物の写真を撮って自分なりの図鑑を作るという課題があった

好きな課題なので誰よりも速く完成させて提出した

中身も京都で採った写真に限るようにした

なぜなら写真を撮った場所も書かねばならず

先生が、ほうそんなところに

と思ってくれるようにという意図があった

その中で一つだけ先生が?をつけた植物があった

青い実がなっていて、私は木瓜と書いていた

撮影場所は嵐山吉兆の前

東京に住む私は再度自由に行くことはできず

私のしたことというと

右京区の役所に電話をかけた

役所はわざわざ現場まで行って調べてから

私にそれが何であるか電話で返事をくれた

「フェイジョアです」

え、と耳を疑った

しかし後から分かったが、最近は植木として好まれているのだとか

フェイジョアはフトモモ科の果物

日本人の好みには合わないけど

常緑の葉と赤い花が庭を彩る

今朝飯田橋のビルの前で鮮やかに咲いているフェイジョアを見た

あの吉兆の前の一本だけ植えられていたフェイジョアは今…

と気になって

私のしたことというと

グーグルのストリートビュー検索

資料は昨年の冬のものだったけど

あったー、常緑の一本

今度会いに行くけんね


夏も近づく

2019-05-28 20:06:45 | 日記
この数日

いきなりの五月の真夏日で

猫らも人も伸びています
        

これは近所の飼い猫

おうちよりここがいいんでしょうね

人は伸びている上に

着るものにも困っています

今最涼の服を着ると

真夏に着るものがなくなってしまいます

公園のビヨウヤナギの黄色い花が咲きだして

いよいよ雨の季節がやってきます

そんな中京都に行こうと考えているので

雨の中歩くのを覚悟しています

さて今日スーパーで台湾バナナみつけました
        

今回は1パック五本なので

2パックしか持てませんでした

アーおいしっ

遺伝

2019-05-27 19:31:33 | 日記
前に中村獅童が映画「ピンポン」で売り出した頃

誰かに似てるなあ

あ、中村だから初代中村錦之助の親戚なんじゃない

と思ったらやはり

錦之助の兄三喜雄の息子だった

なにしろ小学生時代に初代錦之助の後援会に入っていたから

初代の顔の特徴や造作のバランスがたたきこまれているんですね

そして最近NHKBS「大富豪同心」に出ている中村隼人を見て

獅童みたいな表情をする俳優だけど

あ、中村だから親戚なんじゃない

と調べたら初代錦之助の兄四世時蔵の孫だった

つまり初代錦之助は隼人の大叔父で、獅童は父親の従弟になる

四世時蔵は稀代の女形といわれながら34歳で早世した薄倖の美人

その息子が今は二代目錦之助となりさらにその息子が隼人というつながり

初代錦之助の父である三世時蔵には息子が沢山いたので錦之助は四男

その下に五男中村嘉葎雄がいる

とかそっくりショーをしながら思い出したものがある

息子が在日フランス人のリセでつかっていた生物学の教科書

そこには遺伝の説明にハプスブルク家の肖像画の数枚を出し

ほら似てるでしょ、これが遺伝ですといっているのだ
        

もうまったくフランス人ときたら

これら肖像画を描いたのはティツィアーノ、ヴェラスケス、ゴヤといった大家

これは生物学の本じゃなくて美術か歴史の本じゃないの

日本で生物の遺伝の例を出すとしたら動物か植物どまり

フランス人は何と言っても人間が好き

この違いは笑うしかない

さて日本の遺伝の説明に肖像写真でもお目にかけましょうかね

中心人物の初代中村錦之助(やだけど萬屋錦之助でもある)
        

その父親三世時蔵と兄の四世時蔵
        

四世時蔵の息子二代目錦之助とその息子隼人
        

二代目錦之助の従弟の獅童
        

ついでに書くと、私が好きだった錦之助は絵草紙のような作品に出ていた若衆の頃なので

萬屋は受け付けません

それで先週中村隼人のことは改めて書くと申しましたがこんな話でした

もがり または 恩師 ⑯

2019-05-25 18:09:29 | 物語
ものがたりにモデルはありますが、事実通りではありません。


 “さくらと、おいしい食事の夢のような10日間 ありがとうございました

  帰り着いて絵葉書やパンフレットやさくらの本をながめていましたら

  知らぬ間に1週間もすぎていました

  ずっと私のお守をして下さってさぞお疲れのことでしょう

  私の方は今日受診してきました

  今日はコレステロール値や動脈硬化の検査でしたが3月よりずっと減っていて、

  京都であんなに色々おいしいものを食べて下がったのですから

  かえって制限しないほうがいいのかもしれないと思っています

  今回の旅で痛みを気にせず出歩き、何でも食べたこと 

  そして声に出して読んだこと

  これからも一人でつづけてみようかと思います

  手始めに伊勢あたりか何かをと

  少し痛みに強くなって次回に備えてみますから

  また誘ってくださいね

  しばらくはお花見と京の町筋を夢に見ることでしょう

  本当に楽しい10日間でした 帰りの新幹線のお弁当の豪華だったこと!!”

 典子先生がもうたくさんではなく、また誘ってくださいと言われたことにほっとしていた。

 けれども、“また”はもうなかった。

 これまでにない痛みに襲われ、近所に出るのもままならないご様子で手紙の返信もなかなか来なくなっ

た。先生も私もこれで京都旅行の続きはないのだと暗黙のうちに悟っていた。それは先生のお体のためでも

あり、もうここで続きをつなげない方がこれまでの楽しさが輝きを保つという悟りでもあった。京都の十日

間は最後の京の旅にふさわしかった。

 丁度その頃から私は造園学の調査のために福岡に通い出した。行く前に先生に日程を知らせ、当日にお電

話をして先生のお加減がいい時だけ街まで出てきていただいてお昼ご飯をご一緒した。少し遠くまでお出に

なれそうなときは同級生が営むお茶漬けの店まで出向いたり、バスで四十七士の墓のある穴観音にご案内し

たりした。

 出てきてくださるのは三回に一回ぐらいだった。それでも謙三先生の月命日のお参りは欠かさず久留米ま

でおいでになっていたので、

「私もお墓参りにお供させてください」

と申し出てみた。福岡で知り合った女性のタクシードライバーに迎えに来てもらって先生と久留米から筑後

川を渡って謙三先生のお墓のある寺に向かった。そこは昔からの菩提寺ではなく、謙三先生の知り合いのお

寺にお墓をひきうけてもらったのだとおっしゃった。

 小高い土地には低い楓が植えられて古さびた墓石たちにを薄暗い陰をつくっていた。謙三先生のお墓には

芭蕉の句が刻まれていた。

“旅に病んで夢は枯野をかけめぐる”

 京都で典子先生と芭蕉の句碑を訪ねたことを思い出した。鳴滝の川沿いの細い道を上っていくと鳴滝の地

名のもとになった小さな滝がある。たしかにそこに着く前からもうすぐ滝の場所だとわかる水のとどろく音

がしていた。

“梅白し昨日や鶴をぬすまれし”

豪商三井秋風の鳴滝の別荘に招かれた芭蕉が、梅とくれば鶴となる宋の詩人を踏まえて、梅をたたえた句が

小川の草むらにうもれた石にかすかに読めた。

 正月には寺町通りにある阿弥陀寺も訪ねた。大抵は信長の墓のある寺として知られるため、ドライバーの

伊野はそちらへ案内しそうになったのだが、われわわれは芭蕉の句碑の前で写真をとってもらった。

“春立や新年古き米五升”

「あの頃が一番楽しかったわあ」

先生、私もですといいたいのに声には出せなかった。何と比べて楽しかったのか、最近の中では一番という

意味なのか、人生の中で一番楽しかったならいいのにと考えていた。

 お線香をあげてお参りをしながら、いつかここに典子先生のお墓をお参りする日がくるのだと思った。

 帰りはタクシーで浮羽を回って帰ることにした。丘の上の農家を若い人たちが改装して食堂や菓舗やイン

テリア雑貨の店にしている。ガラス越しに筑後川や平野を見下ろして若者の作るエスニック料理を食べた

後、紅葉した櫨の並ぶ高速道路を通って福岡にもどった。

 次の年の秋、喜寿を迎えられる先生のお祝いをするために福岡の同級生に声をかけて十名余に集まっても

らった。先生のお若い頃しか知らない人ばかりで、白髪になられた先生に皆驚くことだろうと思った。先生

には参加者の旧姓をリストにして、この人は知らないということがないよう予習材料としてお届けした。ビ

ルの中の日本料理店に先生をご招待する形にしたら、先生からは全員に和紙に版画をデザインしたカレン

ダーが贈られた。私は食事の前の挨拶で「次は先生の傘寿のお祝いと私たちの喜寿を一緒にさせてくださ

い」と言ったのだが、先生は「いやもうそんなには生きてないわ」と取り下げられた。

 その後ますます先生は体調の悪い時の方が多くなられ、こちらから連絡をするのもはばかられる気持ちに

なった。いやそうではない、気を紛らわせて頂くためにもお便りはすべきだとも思い迷いながら。

 そんな時由美子が提案してきた。

「典子先生の日常のお世話係になったら? 私の大学の友人は大学の恩師のお世話をしに通っていたわよ」

そんなことがかなうならどんなに甲斐のあるお世話だろう。毎日先生に色々なことを教えて頂きながら私の

料理を食べていただくとしたら、これ以上に張り切って作れる相手はいない。私も福岡に落ち着いて造園の

調査をすればいいのだし。あとは自分の決心と覚悟だけだと思い、最後の判断は先生にゆだねることにし

た。

 先生からはしばらくお手紙がなく、私は次の福岡行きの日がやってきた。お電話をすると体調はわるいけ

ど短時間だけお会いしましょうと、飛行機に乗る前に先生のお宅にお邪魔をすることになった。

 お世話係のことは自分も何とか一人でやっているから大丈夫だと言われたので、それ以上は話を伸ばさな

かった。「先生も家事をなさっいる方がお体のためにいいかもしれませんね」と言うとうつむいてうなずか

れた。姪御さんや義妹さんが時々いらっしゃるのに私が間に入るのは控えた方が先生のためになるだろうと

も考えた。

“お会いしてからもう一か月になろうとしています

あの時もそうでしたが、お手紙をいただいたときも、もう少し自分の気持ちをきちんとおはなししておいた

方がよかったと思っています

修行が足りないのは言うまでもないことですが、ずっと暮れから体調が悪くなるばかりのころ、

一日一日をすごすのが大変で、あなたのお申し出を頂いた時は、

とても春先までもちそうになく、自分のためにあなたの未来の拠点を断ち切ってしまうことに

怖れを覚えました

今こうして春も暮れゆくころ、細々と続いているいのちをもてあまして

結局は甘えきれなかったのだと納得しています

今は読むのが楽しみです

あなたの書いている諸々をまとめて一冊にしてください

私が読めるあいだに”


枇杷の季節

2019-05-24 20:41:42 | 生物
公園の枇杷が色づいてきました
        

毎年公園整備の人に伐られてしまうので

なかなかここまで見られる年はありません

沢山なっているけれど

ほかの果物でもそうであるように

公園の果物は競争がはげしくて

おいしくなる前に誰かにとられてしまいます

あとちょっとだけ熟してから

なんて言ってたら悔しい思いをする

枇杷は私にはお金を出して買うものという気がしないのです

子供の頃の家には10mほどの大木があって

遊びの途中に木登りをして枇杷をとってはその場で食べて

種をプイップイッと吐き出して

木から下りてまた遊んでいました

といっても枇杷の季節は雨の季節でもあり

濡れた木に登っていた感触を覚えています

この季節はさくらんぼもまだ早いし

貴重な果物

そしたら今日めずらしくスーパーで

枇杷の安売りをしていて1パック298円
        

いつももっと高いので買ってしまいました

子供の頃からから長崎は枇杷の産地だと知っています

九州の味を懐かしみながら一人で食べます

家探し

2019-05-23 20:25:12 | 日記
5月11日に書いた物語の中で

京都の平岡八幡の近くの凄い家は東京の(というか神楽坂の)

有名な占い師の所有と載せました

そこがテレビで紹介されるとわかり

テレビを持たないことが悔やまれました

でもまた例の検索能力で

みつけました

番組まるごとYoutubeにアップされていました

こういうのは違反のことが多くて

すぐに削除されるので

見たい方はすぐに探して下さい

キイワードはその高名な占い師と後継者
        

ああなつかしや

京都の旅を思い出します

ここは車のよく通る街道に面しているので目立ちます

映像では中の庭も立派な建物も紹介してくれます

もう一軒のお話も

4月19日に載せたミモザ館の入り口が分かりました

よく通る道のガレージの奥にちゃんと玄関がみえました


右側のおうちの車庫だとばかり思い込んでいたのです

来年の春、勇気を出してミモザ見せて下さい

と言いたい

ついでに京都の平岡八幡近くのおうちもみせてもらいたい!

一泊旅行

2019-05-22 21:09:58 | 日記
京都に一泊を計画しているけど

連れの都合で行けなくなるかもしれません

早く決めないと宿に部屋がなくなるからです

日本一美しいと言われる宇多野ユースホステルに泊まってみたいのです

宇多野ユースホステルには二回行ったことがあります

桜の季節だけ公開されるのでお花見に行きました

その頃と違って今はリニューアルされて日本建築の良さを生かしたデザインになっています

桜も置いてしまったので、今年、近所の桜守・佐野藤右衛門さんが

円山公園の桜の兄弟桜を植え替えました

広い敷地と庭の中に目覚めて、あのあたりの住宅街を朝散策できたら

いい気分だろうなと思うのです

ならば桜の季節にすればいいのですが

六月は南座の新作歌舞伎NARUTOにも惹かれます

中村隼人が見たい(この話はまた別の機会に)

さらにこの季節だけゲコゲコと蛙の大合唱の中で花が観賞できるところに行きたくて

お菓子はグルニエドオルがなくなったから植村義次のあとのすはまカフェかな

と思いましたが

祇園に出来たベルギーのMaryチョコの店もはずせません

これはベルギーの友人が持ってきてくれた
        

最高のチョコの店で、いまだに箱をとっています

さあてすべて友人の返事待ちです

だってユースホステルに一人で泊まるわけにはいきません

猫のお皿

2019-05-21 20:03:21 | 日記
私は猫は好きですが

猫模様や猫デザインはそれほど好きではないので

自分で買うことはないのに

猫ものをいただくことがよくあります

いただいたもののなかで

こりはすごいと思ったのはこのお皿
        

丸いお皿の猫は文ちゃんに似てるし

四角い皿の灰色猫はグリちゃんに似てるし
(このお皿はなぜかまり子と書いてあって偶然作者がこの名前だったのかな)

写真の並びをまちがえて逆に置いてしまいましたが

本人たちと似てますでしょ
        

ですからこれらのお皿は

猫のお皿にしました

どういう意味かって?

ですから、猫デザインの皿ではなく猫のお皿にしたってことです

毎日彼女たちおいしそうに食事してますわよ お皿間違えずに




今日の名言

2019-05-20 19:23:15 | 日記
前回よりぐんと鼻息の荒くなったカマちゃんを

神楽坂の蕎麦屋大川やに案内する日

今日もあなごと野菜の天ぷらに桜エビの卯の花、小松菜揚げのお浸し

と蕎麦前の充実した献立

「あ、頼みすぎた?」と聞くと

え?(誰にそんなセリフ吐いてるの)

そやった天下のカマちゃんに聞くなら

「もっと 頼む?」と言わないといけなかった

お酒は飲まずに昼食後のお散歩に出ると

「今はパフェか白玉あんみつが食べたいな」ときた

「じゃ歩いてくれる? 一度入ってみたい店があるから」

いつも前を通り過ぎる飯田橋のパフェの店

私はチョコバナナパフェ カマちゃんは白玉あずきパフェ

「あーやとこれで一軒行きたい店が片付いた。この並びに何軒も行きたい店があるの」

昔は高級レストランだって一人で探検するのはなーんともなかったのに

今はこういう安ランチの店に入るのも抵抗がある

「じゃ こんどから一軒ずつつぶして行こう」

ギャーッ

そういうと同時にカマちゃんに飛びついていた

「今日の名言、うれしー。近くにギンレイもあるから映画見てここに食べに来よっ」

「うん、二部制にしよう。映画の前にご飯たべて映画の後はデザート食べて」

「わーい、ホットケーキとかクリームソーダの店もあるし」

なんてたのもしい友だろう