ざくろと菊菜

2019-10-31 20:01:14 | 美食
観劇の前

チエコさんから絵を描くためにざくろを探して

と言われていた

「お芝居の帰りに銀座千疋屋に行けばあるんじゃない」

と返事をした

それが弁当の材料調達に寄った近所の八百屋で

一個398円のアメリカ産をみつけた
        

早速メールで報告すると

二個買って置けとの命令

はーい

その奥を見ると

なんとあちこち探してみつからなかった菊菜がある

福岡・三井産

どこにもなかったのでふつうの春菊を買って妥協していたのに

よしこれも買う

この区別は
        

普通の春菊が葉先が細く分かれていて上まで茎があり

菊菜が株立ちで葉が広い

春菊の風味は強すぎて薬っぽいけど

菊菜はたべるためにある感じ

このごろ神楽坂はいい街といわれても

ピンときてなかったのが

こういうことがあると

やっぱり暮らしやすい町だなあと思う

初トリコ

2019-10-30 19:04:29 | 美食
演舞場の帰りは

前々から行きたかった銀座のトリコロールへ

8/15の「丈」で書いたレンガ造りの老舗喫茶

京都のイノダを高級にしてメニューを減らしたような

コーヒーもお菓子もクラシカルで制服のお兄さんが給仕してくれます

人気が高いのも当たり前

私たちのあとに順番待ちの人があふれていました

今回は猿之助丈と隼人丈の写真の席の隣でした

また行きます



あ、明日の「徹子の部屋」に

猿之助丈と隼人丈がでます

私は見られないので

皆さん視聴して話を聞かせて下さい

テレビがないから録画もできません

12時から

白い花

2019-10-29 19:22:03 | 生物
満開になりました

モクセイからバトンタッチしたヒイラギモクセイ

香りも姿もすがすがしく真っ白

これが第二班を終える頃

ヒイラギにバトンタッチして

ヒイラギが終わる頃

ヒイラギモチの赤い実がクリスマスを飾るでしょうか

それが終わる頃

お正月にはクロガネモチが赤い実をつけ

その次は何

今年は京都青蓮院でヒイラギを

見られるだろうか嗅げるだろうかと期待しています

元演劇部

2019-10-28 20:05:25 | 日記
おや またこの写真?
        

ええ、また見に行きました

二度目は時間が長く感じられるかと思ったら

逆に内容がよくわかってきたので

短く感じました

そしてまたポロポロ泣いて

眼を泣き腫らしました

照手姫とオグリの歓喜の舞が大好き
        
(写真は幕間のテレビCM)

今回はチエコさんと行きました

前夜は二時間しか寝ていないという彼女

途中うつらうつらしながら

観客が一斉に拍手をすると

とにかく一緒に拍手をしていました

チエコさんとは中学の演劇部で一緒でした

女子校でしたから男も女が演じます

チエコさんはリヤ王などの主役でした

私は演出でしたが

チエコさんは勝手に筋を変えてどんどん演じていき

それがノリに乗って演じるものだから

つい止めずに見つづけていました

年を取ってこうして一緒にお芝居を見られる幸せ

友だちはかけがえのない宝です

前回買わなかった筋書きを今回は買いました
        

各俳優へのコメントをそれぞれ知り合いの著名人が書いているのですが

隼人丈にはNHK時代劇で競演した石井正則が素晴らしいコメントを寄せていました

一部を紹介します

“隼人さんの凄さは、中村隼人は中村隼人を殺すことができるという点です
個性の百花繚乱ともいうべき芸能界、自分という個性を出していかないといけない、
と考えたりするものですが、役のためなら平然と個性を、自分の強みを「殺す」ことが
出来る…。それどころか中村隼人そのものを消し去ってしまうことができる…。
これはつまり究極に役者であるということなんです。そして中村隼人を消す
という行為をすればするほど、中村隼人という存在が驚くほど輝きを放つ…
そんな稀有な存在は歌舞伎界どころかどんな世界にも滅多にいないんじゃないかと
僕は思うのです。
役として眩しいくらいに輝きながら、その中に消えていく隼人さんを追いかけて
僕たちは気が付けば隼人さんの放つ光に包まれていくのだと思います。
自分を消すことのできる隼人さんはまた「優しさ」の人でもあります。
今回も皆さま、その強く優しい光に包まれてください”

素晴らしい賛辞ですね。

NHKで再放送されている「大富豪同心」

毎週土曜の18:05からです

お弁当作り

2019-10-26 17:03:33 | 美食
明日は二度目の「オグリ」観劇

同伴のチエコさんに

昼食はこちらでも用意していくから

と言ったら

嬉しい、あなたのお弁当はおいしいから、と返信

え、銀座で買っていくつもりだったのに

そういえば前回の観劇でもサチコさんが

私の買っていったお弁当を見て

え、お手製かと思っていたのに、と言った

どういう意味だろう 手製の方がよかったという意味?

そういわれて嬉しいかと言うと

正直それほど嬉しくない

だって今は毎日お弁当作っていて

休みの日くらいは飼ったもので許してー

なのにいつの間にか明日の献立を考えている

オグリだから栗ご飯ね…とか

今日のAmazon

2019-10-24 20:20:25 | 日記
ちゃんと郵便受けに入っていて

再配達の手続きは不要でした

梅原猛と亀治郎(現猿之助)の対談集

まだ全部は読んでいないけれど

二人の結びつきは大分昔からで

亀治郎は大学にはいらずに梅原の弟子になりたいと言っていたのだとか

歌舞伎の象徴劇としての構造が

二人の会話から解き明かされていくのが面白い

そして梅原の言葉の中に

「僕の追善公演を」というのがあって

まさにいま公演中の「オグリ」は

猿之助による梅原の追善公演だなと

週末にまた見に行きます

あと数日で

2019-10-23 20:45:26 | 生物
ヒイラギモクセイのつぼみがふくらみました
        

あと数日でさきそうです

(きん)もくせいがちり

ひいらぎもくせいが咲きそうで

ひいらぎはいつかいな

今頃京都では金戒光明寺のしまもくせいが

白い花をつけて香っていることでしょう

ああ京都行きたい

また宇多野ので朝の散歩をしたい

散ったとおもったきんもくせい

第二班がつぼみで登場
        

デスクに置いて深呼吸しました


ところで昨日のちぐら

しばらくして文子は自分のと認識したようで
        

昨夜からこんな感じです

にせちぐら

2019-10-22 18:18:39 | 日記
今日のお買いものはスーパーよしやでこれ

うれしくてうれしくて

やっと買ってやれました

猫がふとんにもぐる季節

長くもぐるとおえっとなるから

このくらい開いているのがいいと思って

理想は猫ちぐらですが

一万もして正式のは予約して一年待ちとか

農閑期に農家で藁を編んでつくる猫ちぐらは

一月十一日に載せた写真のに少し似ていますが

もっと縦長で虚無僧の編み笠に横穴を開けたような形です

写真では文子がすんなり入ったように見えますが

こらっこらっとひたいをピンとはたいての撮影となりました

猫ちぐらは置いとけば自然に猫がはいるそうですが

これは不自然な樹脂の匂いがしますからねえ

時間がかかりそう

花のリレー

2019-10-21 21:48:02 | 生物
金木犀もそろそろ終わり
        

次のひいらぎもくせいは?

やっと一つ莟をみつけた
        

写真真ん中のてかっている葉の少し下

あと一週間後くらいかな

きんもくせいは台風が過ぎるとあっというまに

いっせいに開いた

ひいらぎもくせいも次の台風の後だろうか

それにしても遅すぎる 今年は

その次に控える柊は

いつ咲くだろうか

オグリ

2019-10-19 19:37:33 | 日記
楽しんで泣いてきました

涙でセーターまで濡れるほど

カタルシスカタルシス いい気分

オグリは恋愛劇でした

隼人丈は大物の役者になりました

見た人はきっとファンになります

ロビーでイヤホンガイドはどこですかと尋ねたら無いという

今回はわかりやすいお芝居なので必要ありませんよと言われた

そういう問題ではないのだ

役者の声は聞こえても 何を言っているか分からないから困るのだ

今日も皆が笑うところで私には分からなかった

しかし音楽や舞(ダンス)だけでも十分に楽しめた

ただオグリと照手姫が知り合って歓喜の舞を舞うところはもっと長く時間をとってほしかった

それを強烈に印象づけて本作の要と記憶できるように
        

写真の新橋演舞場の左は料亭「金田中」

あら、舞台の盗撮?
        

違います 始まる前の舞台には人形に衣裳を着せて置いて

写真がとれるようにサービスしていたのです

バックはミラーになっていて花道の奥まで見えるしかけ

舞台装置は少なくて

いやみのない映像を多用して奥行きを感じさせました

本編の始まりはその映像が富士山に雲という松竹映画スタイルで

原作 梅原猛と名前が映ります

そして左右の二階席端にはモニター画面が置かれて
        

端の席の人にもすべて見えるようにサービス

あららこれも盗撮?

違います 幕間にはオグリリストバンドのCMを流していたのです

それすらも主演の二人が芝居仕立てにしたフィルムで笑わせます

新橋演舞場では上演中に撮影するなとは言いますが

ケータイを切れとは言いません

それは場内では電波がつながらないようになっているからいいのです

帰りは演舞場隣のハーブと果樹の見本園をのぞきましたが
        

看板にいつわりありでハーブはなく果樹もミカンと柿があるくらいでした

いやあしかし

隼人丈素晴らしいっ!