夏目亭

うちの近くの喫茶店トンボロのことは
何回かブログに登場させました
　　　　　　　　　　

店の前には時々折りたたみのテーブルが出されますが
使っている人は見たことがありません

ある日そこに腰掛けて喫煙中の
白衣のコックコートの男性がいました

通り過ぎてから
どこかで見たことのある顔だと思いました
そういえば神楽坂にまた夏目亭ができたと聞いたような
コックコートを着ていなかったら誰だか気付かなかったでしょう

あなたを知っていますよ
心はそう言いたいのに面と向かってそんな言葉はかけられない
ただそれだけのことだから

ほんの数日前チエコさんに
話しかけたいのに言葉がみつからないので話しかけられない人のことを告げると
「中身はなんでもいいのよ
　人生はコミュニケーション
　言葉をかける
　その動作に意味があるんだから
　日本人はとくに自分からはしかけないけど
　あなたも私も自分のうちに人を呼んだり
　しかける人種でしょ
　どんどんやらなくちゃ」
と言われたばかりだ

ここまで考えているうちに家に着いた
でもやっぱり話しかけよう

トンボロまで戻って
男性に声をかけた
「夏目さんですか
　三番町の頃にお店に行きました」
「ああ、夏目です。
　今度神楽坂にお店を出しました」

夏目さんが三番町でお店をやっていたのは
四十年も前のことである
今七十にして新たに店を出すパワー
三番町の店は当時まだなかなかないフランスの味と言われ
加賀まりこ推薦の店と聞いて私は飛んで行ったのだった

「あの頃のお客さんが今もいらしてくださる
　芸者新道で昼もやってますからどうぞ」

芸者新道は
　　　　　　　　　　
神楽坂の中でも
　　　　　　　　　　
ほんとに芸者さんがよく通る
本多横丁のさらに奥

一人で行く勇気がないので
誰かと行ったらまたご報告します
　　　　　　　　　　

竹べら

料理塾の生徒から
「それいいですね」
と何回かうらやましがられた竹べら

特に味噌をとく時など重宝している

しかし本当はこれ
バターナイフとして売っていた

三十五年前
由布院に出没していたとき
玉の湯旅館のみやけもの売り場で
名人の工芸品として売っていた

家に持ち帰ってバターを取ろうとしたが
削れない
フランスのバターのように
量り売りの柔らかいものなら
この竹ナイフでも使えそうだが
日本の四角く固めたバターにはNG

それで味噌べらとなりました
年季が入ってるでしょ
　　　　　　　　　　

きのこ汁

夏に暑いもの頂くのもいいもんよ


丁度手近で沢山の収穫があったし


きのこ汁
皆で食らえば
こわくない


きのこ　（シバフタケ?）
万能ネギ　（しばふ）

ウォーキングの途中でみつけた
理科大の芝生のきのこ
　　　　　　　　　　
摘みながら
芝生がふかふかで気持ちいいと気付いた
フォーシーズンズホテルのカーペットみたい
　　　　　　　　　　
靴を載せた地点と着地点が別のような
ネジバナも咲いていて
　　　　　　　　　　
長居していたら

あっ、すみません
　　　　　　　　　　

アームカバー

夏、黒いアームカバーをしている
マダムを見かけると
なんかお友達になりたくない
と思ってきた
腕が紫外線にやられるのがいやなら
長袖着ればいいじゃない
そんな目立つ恰好しなくても、と

それがこの夏わたくし
愛用しておりますの

大学の実習では
長袖着用が義務付けられている
それは虫に刺されたりする危険があるから
しかし四六時中虫のいる場所には行かないし
暑くて時々腕まくりしたくなる
それなら半袖にアームカバーがいいではないか、と

もうひとつ
５月に負った打撲は以外に重傷で
いまだに腫れは引かず腕が変形し
奥の傷が中で癒着してひきつり
両方がビリビリと痛む
それでモノに触れると飛び上がる
アームカバーが包帯代わりになるのだ

といことでアームカバーコーデ



　　　　　　　　　　
ハワイのアロハの古着に同色のアームカバー。
USAのコットンはやはり質がいい



　　　　　　　　　　
早稲田の学生街で500円だったTシャツに
灰あかむらさきのアームカバー



　　　　　　　　　　
Banana Republicのシルクのフレンチスリーヴに
同色の二本線の入ったアームカバー

アームカバーはどれも100円ショップで

ブルーベリーパイ

愛媛のクミさんからブルーベリーが届いた
早速料理教室の献立に
　　　　　　　　　　

冷凍パイシートに
コロコロ生の果実を敷き詰め
砂糖たっぷりとレモン汁をふり
上をまたパイシートでおおって30分焼く

でも写真のミニパイは
　　　　　　　　　　
教室の残りのパイシートを使用
ブルーベリーもソースに仕立てたものを使用

手間のかからない
おやつです

サンゴジュ

サンゴジュの名前の由来は、
夏に実る赤い実の付き方からだが
その付き方、つまり花茎(実茎)の太さと赤さが
ずぶとくて好きじゃなかった

見かける場所も公園や
都会の街路
お役所の都合で置かれた味気ない木という感じしかなかった

それを少し見直したのは
ガマズミやハクサンボクの仲間だとわかったから

雰囲気は通じるものがないけれど
初夏に白い花をつけるところは同じ
　　　　　　　　　　

以前撮った実の写真がみつからない
みつかったら載せます

晴れ間

只今調整中
しばらくお待ちください
　　　　　　　　　　

只今レポート作成中
しばしお待ちください
　　　　　　　　　　

台風一過の写真などご覧いただき
来週をお待ち願います
　　　　　　　　　　

明日は料理教室
その準備もありブログが書けません
　　　　　　　　　　

冬毛

テレビがないし
新聞もとっていないので
自分の勘でしか言えないけれど
今年の東京は涼しい

京都や福岡よりいつも三度くらい気温が低い

ひとの迷惑を考えずに言うなら
このまま冷夏になってほしい

そんな訳で
猫の世界も季節が変わるのが遅かった

何が入っているでしょうか
　　　　　　　　　　






はーい、これです
　　　　　　　　　　
去年は6月8日のブログに載せましたので
やはり今年は二週間は遅い

毎日櫛けずる姫君をやって
こんなにたまりました
いつかおふとんを作ります
この写真だけでは
どのくらいの量かわからないでしょう
では

　　　　　　　　　　
「なに、これ」





　　　　　　　　　　
「わーん、誰かかあちゃんを止めてー
　赤裸にされるよー」

五目炒飯

今年
公園のお米は豊作

お米にこったり
ロースハム使ったり

どこ風かわからないのが家庭料理
紅生姜使うのは関東風でしょうね


お米　（南天の花）
卵　　　（金糸梅）
ロースハム　（夕顔）
ピーマン　（柿のへた）
紅生姜　　（咲残りのさつき）

雨の日

雨
　　　　　　　　　　
でも行かなくてはならない
　　　　　　　　　　
図書館に
　　　　　　　　　　
雨の日の図書館は静かで落ち着く
　　　　　　　　　　

今年初のレポート提出にスイッチが入った
また読みたくない本を一所懸命頭に入れて
言葉と文字を頭から搾り出して書いていく

ラブレターなら自他ともに認める天才の私が
（だってもらった人たちがそう言うんだから）
レポートでは苦戦する

急いで帰宅して資料をまとめようとしたら
またプリンターのインクがきれた
　　　　　　　　　　

有楽町まで買いに行って
ついでに、ええい
映画見てきちゃった

時々お邪魔する京都ブログの一つに紹介されていた
　　　　　　　　　　
浅川巧の「道　白磁の人」
朝鮮五葉松の苗を植樹して朝鮮半島に増やしたのだそうだ
いまどきの映画館は
　　　　　　　　　　
日曜もこんなもんです