いたどり

2013-04-30 00:59:35 | 美食
火曜は美食の日だから
いたどりなら
月曜の植物の間違いじゃないかって

いたどりを見ると
食べたくなる

今の季節
東京の草むらはいたどりだらけ

九州ではいたどりよりもぎしぎしの方が多かった

いたどりを見て食べたくなるのは
花脊で食べてからのこと

先日も頂きました
        
この写真は「はしもと」さんのお料理で
しゃきしゃきいたどり
「桂雅堂」さんでは
もっとしんなりして湯葉みたい
どちらもあく抜きの手間をかけてこそ
食べられます

同じ日
「美山荘」さんで
        
よもぎもちとお茶をいただきました
これは裏技によるもので
ふつうはそんな喫茶はかないませんから
念のため



ウバメガシ

2013-04-29 07:24:50 | 植物
北野天満宮でどんぐりを拾い
上を見上げたのに
どんぐりの木がない

その理由を知るまでに
何か月も時間がかかりました

以前シャリンバイのところで
似ている木として載せたウバメガシ
        
ちっともブナ科みたいじゃありません

でも今の時期は
        
バレバレです

神楽坂では通りの並木にしているところがあり
ひこ生えを生かして
こんな刈り方
        

ウバメガシって姥目樫と書くんだって

ゴール

2013-04-27 14:17:15 | 日記
京都で午前に600mの山に登り
午後に800mの山に登った翌日

今度は富士山のトレイルランニングレースへ
        

いや私は走りませんよ
見るだけ
        
こんな結構な旅館に泊まって

しかし待つのは寒い
        
        

大会実行委員長の
        
鏑木毅さん
日本一のトレイルランナー

ようやく応援する選手が来て
     
帰れる帰れる

なんと物好きな

走る阿呆が?
見る阿呆が?


        
会場に夜じゅう香っていた桜はこれ

豆ごはん

2013-04-23 00:38:03 | 美食
子供のころ嫌いで
大人になって好きになったものの一つ

最近グリンピース固くないかい
スナップエンドウに押されて
数も少なくなったし

すぐにさやが黄色くなるから
固い品種と仕上がりのものしか
店頭にならばなくなった

そっちがそうくるならアタシは
        
スナップエンドウで
豆ごはん炊いてやる

さやがもったいないではないかって
それはちゃんと鶏と一緒に炊きました
        

スナップエンドウの豆ごはん
まるでスイートコーンにように甘くてやわらかい

豆は米が吹き上がってから入れます
ナニ、炊飯器だから開けられない
ならば炊きあがってすぐ入れてしばらくおきます
それで色も青いままの御豆ごはんになります

明日からしばらく旅行に出るので
ちょっとお休みいただきます

牡丹

2013-04-22 00:21:51 | 植物
細川護煕氏のエッセイ『ことばを旅する』に
島原の角屋で吉野太夫をまねて
牡丹の枝を火にくべて
香りを楽しんだという件がある

どんな香りだろうと興味をそそられたが
そのために牡丹を買う気にはなれず
丁度母の日に息子夫婦がくれた芍薬があったので
それが枯れるまで待ち
水分の抜けた枝をガスこんろで燃してみた

上等の紅茶のような品のいい香りがした

しかしやはり牡丹でも試してみたい
うーん

と思ったときに
飯田橋駅の近くの公有地で牡丹をみつけ
枝の一部をいただいて持ち帰り
またガスこんろで燃してみた


ちっとも香りゃあしない

吉野太夫も細川さんも
牡丹と芍薬を取り違えたんじゃなかろうか

        
こんなのはとっていませんからね

        
こんなのをいただいたんですっ


ちなみに
牡丹は木本で芍薬は草本

収監

2013-04-20 16:39:35 | 日記
ほんとに
ダメ猫グリは
困ったもので

始終グニャグニャなんか言って走り回り
あちこちおしっこして洗濯物の山
ゴミとして廃棄するものの山

一時期は紙おむつをさせていたが
お金のかかることかかること

あるとき
ドアのすきまから脱走したので
表に出て人に聞いて回った
「あの、おむつをした猫をみかけませんでしたか」
とは言えなくて
「灰色の猫をみかけませんでしたか」
後から家の中にずぼっと抜けたおむつがみつかって
胸をなでおろしたが

ついに檻に入れることにした
        
といっても我が家のスペースで猫用ケージは邪魔なので
よそに余ったフェレット用ケージのリサイクル

どんなに抵抗するかとおもいきや
なんと「アタシのおうち」
という顔をしてゴロンと寝転んだりして
くつろいでいる

猫ってわからんなあ
いや、グリって変な猫

でも
かあちゃんは
こんな面倒なグリが死んだら
大泣きせないかんのやろなあ


セントジョンのニット

2013-04-19 00:43:53 | お宝
これは頂き物
私が選ぶタイプではないので
どう着こなそうかと
思案した

白のボートネックのトレーナーに
白のコットンパンツ
極小の黒地に茶のペーズリー模様のスカーフを首に結んで

友人にとても褒められた
「セントジョンというのだって」
「あなた、それすごく高いのよ。ホテルオークラとかしか置いてない」

下さった方にお礼かたがたご報告すると
「じゃ、もう一つあげるわ」

と届いたのはゴージャスな
大型ショール
        
目立たない透明のスパングルが
ぽつぽつと入っている
これは本当に難しい

写真のように
同系の山吹色かベージュに合わせるか
淡い灰紫に合わせて
シンプルなワンピースの上に

グリーンオリーヴ

2013-04-18 00:23:11 | ままごと
今日の主役は
なんだかビールのようにも見える
ほんとはシャンパンにしたかったけど
グラスがないもんで

おーい玩具メーカー
ワイングラスくらい
そろそろ作りなさい



グリーンオリーヴ゜  (新さくらんぼ)
爪楊枝        (松葉)
ピメント       (つつじ)

ビール        (枯れ木の汁)
泡          (こでまり)

横寺町

2013-04-17 00:26:27 | 日記
横寺町は
神楽坂とひっくるめて考えられる小さな町の一つ
先日火事のあった袋町もそう

名前の通りお寺が続いている
        
しかし京都みたいに古い建物ではなく
なんか嫌な感じの東京の寺院建築

それよりも
われわれ世代には
横寺町(よこでらちょう)というと
思い出すものがあるはず
               
西端の旺文社

受験出版社の雄だった昔を
今の若者は知らない
月刊蛍雪時代は残っているけど
大学受験ラジオ講座はもうない

旺文社の全国模試を受けた学生には
年明けに社長の赤尾好夫から
毛筆(印刷)の応援賀状が届き
大感激した

赤尾好夫といえば
今のテレ朝の前身のNETの株主でもあったし
数々の勲章ももらっている

だが神楽坂に住むようになった私にとっては
横寺町はなつかしい住宅がこちゃこちゃとある通り

        
ほらこんな路地の奥に
        
尾崎紅葉が住んでいた家があり
        
さらに奥に入ると
洋館とまではいかない洋館があって
古道具小道具のお店になっていた

ふと京都・西陣のはちはちを思い出した
きちんと作られた庭よりも
        
なぜかこういう植物との共生の方が
居心地がよい

また来ようっと


ごま油

2013-04-16 00:37:52 | 美食
いろいろ使った中では
このごま油が一番香りがいい

ラベルに何と書いてあるかというと
 京都・山田の
 へんこ手絞り
 ごま油
 山田製油

これを刻んだ高菜漬にかけたり
キンピラ牛蒡を炒めたり
すぐになくなる

裏側のラベルを見て驚いた
山田製油の工場は
京都北部の胡麻にある
山陰線に胡麻という駅がある
あそこだ
昔マリさんと雪を見に山陰線の旅をしたとき
「つぎはゴマーゴマー」
と放送があったので
どんな漢字を書くのかあてっこをした
全然あたらなくて
ずばり胡麻だったので
二人で大笑いした

胡麻油を作るために胡麻を選んだのか
それとも山田製油があるから胡麻になったのか

だって東京の恵比寿は
エビスビールの工場があったから恵比寿になったのだもの