ペンシル

なにかな
何がはいってるのかな
　　　　　　　　
誰かがおいて行った
お菓子の箱
　　　　　　　　
鉛筆やん

シャープペンシルより
この方が落ち着く


とはいえ
授業中の使い道は
　　　　　　　　

眠いんです
昔ミーブーから習った眠気覚ましの方法

突付いてもかえって快感で
突き刺さない限り
痛くない

そうなんです
レポートと卒論で眠る時間も少なく
ブログなんか
まじめに更新してられっかー
今後の保証なし

利平栗

季節の到来もの
　　　　　　　　

知り合いの日本画展を見に行ったら
そのお礼に
送ってくださった

丁度パソコンの先生、ヤマダクンが来ていたので
茹でて試食してもらう

ほくほくしてこぼれんばかり

今年の栗には
放射能は検出されなかったという記述がついていました
　　　　　　　　

ノブドウ

白、緑、青、紅、紫

ノブドウの色のグラデーションを

　　　　　　　　


　　　　　　　　


　　　　　　　　



　　　　　　　　



　　　　　　　　



　　　　　　　　

地図

卒論執筆も後半戦へ

今週は地図を求めて
お役所まわり

まずは初めての国土地理院へ

時々散歩に行く北の丸公園の向かいにある

私の福岡の調査地の
明治時代の地図を探しに行った
どこでも私はパソコン無視で
人に尋ねに行く
全部やってもらう

　　　　　　　　
おお、あったあった
明治三十三年の地図では
調査地は針葉樹林と畑
まわりは水田

次は
また来たよ
　　　　　　　　
国会図書館
コピーもらうには
登録しないといけないんだって
ついにカードを作りました
　　　　　　　　

ここでは福岡の植生図の
複写をもらう
資料も複写も
出てくるまでに30分待ち
眠くて眠くて
しっかり熟睡してしまった
　　　　　　　　


地図は結局大まかな分類なので
調査地は緑の多い住宅地という分類に

　　　　　　　　
収穫は別のところにあった
調査者の欄に
予備校で生物学を教えて下さった
尼川大録先生のお名前があったこと

外に出るともう美しい月の光が
　　　　　　　　

クリスチャンオジャールの靴

あるときからパッタリ履かなくなった
今はファッションは実に様々だから
18年前のこの靴だって履けるのだけど

男の人に靴を買ってもらうなんて
サイズがわかるから
恥ずかしくて
しばし抵抗したけど
この靴ともう一足
京都大丸で買ってもらった
もう一足は履きつぶしたのに
こちらは箱に入れたまま

カフェを開く前はヒールのない靴は履けなかったのに
カフェを始めるとヒールのある靴は履けなくなった

買ってくれた人とはもう会うことはない
まだ持ってますよ
いつか履くだろうと思って

肉団子

揚げたてを召し上がれ

ただの泥だんごじゃないか

いいえ福岡の土は
きめが細かくて
陶土になる粘り
東京の公園の土とは訳が違う

だから丸めるのが簡単

簡単?
あーあ、お風呂上りなのに
卒論の途中なのに
夜中に泥丸めて何やってんだ

お休みが欲しいよー

コーディネイト秋

私は黒は好かんのじゃが
沢山もらうのでいつの間にかたまる
それに調査地では蜂や蚊に刺されないように
黒は避けるので
着るときがない

だからそれ以外のお出かけで
着用することになる

　　　　　　　　
これは先日の深夜のレース観戦に
駅で寝るかもしれんと思い
布団代わりの綿入れを着て行った

３０年前のノーマカマリのスカートに
1000円の黒のタートルネック
もらったクリスチャンオジャールの綿入れ


もう一つ
調査地ではスカートは履けないので
それ以外ではワンピースが着たい

福岡でみつけた1980円のワンピース
　　　　　　　　
素材や色は、この値段なら目をつぶる

帽子に見せた100円の黒のもしゃもしゃ

この上にはプリンセスラインの
ミニのコートを羽織る

と言ったら友人が
とうとうそこまで来てしまったか
と言った

付け加えるなら
このファッションのときは
バッグは持ちません
ぶらさがったり走ったりするんです

こんなアホなブログ書いてる場合じゃない
卒論書かねば

りんごジャム

紅玉とはいいながら
年々昔の紅玉の風味はなくなっていく
なるべく日持ちして
なるべく流通でいたまないものになる

チエコさんが遊びに来た日
「手伝って」
といって二人でジャムつくり
煮はじめるまでより
　　　　　　　　
煮終わって瓶に詰める方が
時間がかかる

チエコさんが帰る時間になってもまだまだ
「持ってって」
と最後の煮沸をはぶいて
熱々をひと瓶持っていってもらった

できました
今年も特上のおいしいのが
そしてきれいでしょ
　　　　　　　　

イノコヅチ

子供の頃は
これを「イヌ」コヅチだと思っていた

まだ野良犬が沢山いた時代
冬になると
脇腹にイヌコヅチの線をつけてうろつく雑種が多かった
私もウールのズボンに沢山イヌコヅチをつけて
野原を駆け回っていた

最近あまり見ないと思っていたが
イノコヅチよりもヒナタイノコヅチが多くなったのだそうだ
　　　　　　　　
ヒナタイノコヅチはイノコヅチほど花穂が長くない
これの登場で本来のイノコヅチは
ヒカゲイノコヅチという呼び名をもらっている

紫蘇が青紫蘇の勢力に負けて
赤紫蘇などと面倒な呼び方をされるのに似ている

樹林の調査でこんなになった
　　　　　　　　
イタタタタタタタタ
痛いだけじゃない
洗濯機に入れる前に
これを全部はずさなならん

福岡市総合図書館

二度目。

最初は昨年
故郷のレポートを書くために
『野間多賀町沿革誌』という
古い資料を読むために訪ねた

今回は
植生調査をしているお屋敷が
屋敷を手放す際に寄贈した
資料を見に来た

　　　　　　　　
昔ここは海だった
　　　　　　　　
昔といっても
私が生まれていた時代ですぞ

百道(ももち)といえば海水浴場だった
　　　　　　　　

今はマンション群が並ぶ
　　　　　　　　

さあて
資料にぶつかるか
と心構えをしたら、
資料の目録だけで三冊
これは…
卒論終わらないと手がつけられない

と目録をたたんで外に出ると
もう秋の夕暮れ