入梅

2012-06-13 00:55:05 | 日記
梅雨入りの日にはちゃんと雨
でも、われわれ大学生には
野外実習が…

今年からは創作系と研究系に分かれるので
今日の学生は研究系の五人だけ

          
ここは横浜市と町田市が接する谷戸
          
          
水田や雑木林の残る貴重な環境

          
びちゃびちゃでツルツルすべる山道を
          
登って下って
          


          
サルトリイバラ

          
キンポウゲ

          
スズメノテッポウ

          
ナルコユリ

          
オカトラノオ

          
ガマズミ

翌日は横浜の二つの図書館をはしごして
          
前日の調査地の資料を集めてコピー
これも授業です
          

みんなは昔の新聞や行政の発行資料をつぶさに調べているのに
私は自分の興味のあることだけ
(だってせんせーが一度ランドスケープを離れた視点でと言わはったもん)
          
白洲次郎と正子が住んだ武相荘は調査地のすぐ近く
私は調査地を文化人の好む田舎として見たのです
玉川学園の小原国芳や、田中千代や
田園の憂鬱をすぐ近くで書いた佐藤春夫
それに近くに別邸を構えた細川護立

それでもいっぱい時間が余ったので
図書館でやっていた「横浜の実業家展」を見た
          
          
不二家の社長も崎陽軒の社長も横浜出身

せんせーが帰りに
ランドマークタワーでコーヒーでもと言わはったのを
そんなことしたら帰りが遅くなるでしょと
とどめたのは私でした