三問クリア

2018-04-14 19:45:23 | 日記
故郷に気になる三つの問題を残していた

一つは

子供時代の住まいの近くに両親の仲人のI家があり

その人が町の名前の多賀を直方市から持ってきたという

父から聞いた話を確かめること

I家はもうなく、木々の多かった佇まいも変わってしまっていた

ところが一昨年、兄の一周忌で多賀を訪れると

I家の隣にできた喫茶店で「おばあちゃんまだ元気ですよ」と聞いた

帰京してお手紙を出すと、電話がかかってきた

仲人の娘に当たる人が一人暮らしで99歳になっていた。

その後福岡で会い能古島にママコノシリヌグイを見に連れていってもらった
(2016年9月30日のブログ)

多賀の由来に関しては、予備校の友人がら

直方多賀神社からの命名と黒田藩の資料にあることを聞いた
(2017年12月9日のブログ)


子供時代に住んだ家の隣には

福岡一というクラブの別荘があり

時々有名人が来ていた

その中で母が勝手口だ歌っていたのに合わせた

テノール歌手のKさんにチケットをもらったのに

いかなかった母のことを伝えたかった

Kさんの属する団体に手紙を書くと

うっすらと記憶にあるとはがきが来た

存命かどうか心配だったが

間に合った
(2017年12月11日のブログ)



予備校の友人と福岡の菓舗について話した時

春吉に優れた最中を売る老舗がある、と言われ、

以前から探していた店ではないかとネットで調べた

子供時代に、父のところに見たこともない珍しい菓子を持って

訪ねてくる学生がいた

一個一個違う凝った菓子ばかりだった

子供だった私は特に店の名前も記憶しなかったが

我が家では普通にはいかない場所にあったようで

お菓子がおいしいからと買いには行かなかったことを覚えていた

ネッㇳで調べたその店に手紙を書くと

「そうです、石井先生に習ったのは僕です」

店の主人から電話がかかってきた

間に合ってよかった

相手の年齢が問題なのではなく、

私の寿命がいつ果てるかもしれないから

私はこう思っていたのですよとちゃんと伝えておきたい

さ、これで三問クリアできた

また福岡に遊びに行かなくちゃ

新幹線に乗って