母子草

2011-05-02 00:00:00 | 植物
ままごとには使わないのに
何故かよく引っこ抜いてたなあ

あのモワモワの綿毛の感触が
心地よかったから

綿毛を集めたら綿が作れるんじゃないかと思っていた

母子草を見ると母を思い出すかって?

うんまあ、思い出すことは思い出すんだけど
母と私みたいっていうんじゃなく
もし母に「この草は母子草だって」
と差し出そうものなら
「なんねっ、なんば言いよっとね!」
と一蹴されるだろうなと思いながら
この草を眺めていたことを思い出すのだ
感傷によるまやかしが嫌いな母だったから

母子草のほかに父子草というのもあるが
花がゴミのようで
誰が命名したのやら
               
               チチコグサモドキ

アルプスのエーデルワイスは
属は別だが母子草に似ている
グリンデルワルトの花屋で
高額で売っていたのは
希少価値によるものだ
母子草の方がよっぽと可愛い

 母子草
   カラー立てれば
     エーデルワイス

ハハコグサ    キク科ハハコグサ属
エーデルワイス  キク科ウスユキソウ属