マリブガットラボのガット張りは、どのラケットも最初はなるべくパターンなりに1本張りで、カンタンに張ることからはじめて、変形が大きい場合はクロスのテンションを変えたり、張り方自体を変えたりしています。 まあ、ここに来るホームストリンガーのミナサンならアタリマエにやっていることですよねw
で、このウィルソンのクロスガットの少ないラケットは、一本張りでパターンなりにトップダウンで張る限り、たぶんフレームの変形(デブになる)を抑えることは難しいというか、できないデス。 まあ見ての通り、僕の場合、逆ATWはメンドクサイので2本張りでボトムアップにしていますw
2本張りの長所はイロイロな調整がわりとカンタンにできるということですね。 たとえばヨコに広がるラケットの場合はクロスのテンションを上げることをまず考えますが、2本張りではメインガットを最後まで張らずに何本か残してスタクラで止めておいて、クロスを張り始めるということも可能です。 逆にタテにやせるラケットの場合は単純にクロスのテンションを落とすか、トップダウンで張ればイイかなと思います。
まあ、ちょっとだけメンドクサイですけどw