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丸の内 テニスカフェ

malibu string labo

プリンスO3を張る

2012-03-22 | ガット張り 


ずいぶん前の話になるのだけど、僕はバリバリのプリンス派だった。 しかし、O3になってからはただの1本もプリンスを買っていない。 理由はカンタンで、あのバカデカイアナがちょっとカッコワリーという一言なのだった。 まあ、僕のセンスは我ながらとても良いとは言えないですけどw

それと、ここに来るミナサンならほとんどのヒトは解っていると思いますが、ハッキリ言ってO3は張るのがちょっとだけメンドクサイw

と言う訳で、O3を張ること自体少ないので、まったくエラソウに言えないですが、最近コイツだけは2本張りでクロスを下から張っています。 まあ、僕はハイブリッドもすべて下から張ってますけどねw 



O3のクロスを下から張るメリットは、上から張るよりもターンテーブルをロックする回数が減り、テンション操作も必要ないということですね。 特に、真中アタリからはロックする必要がないので、ヒッティングエリアのテンションも安定するし、なにより速く張れます。 もちろんフレームの変形もまったく気にしなくていいです。 O3だけは2本張りの方がラクチンなのだ。

ただし、メーカー指定の張り方は確か2本張りで、クロスは上からだったと思うので責任は持てませんけどネw 
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クロスを上から張ったら・・

2012-03-21 | ガット張り 



RPMブラスト130

プロがクロスガットを上から張るのは、単純に角切れ対策なんじゃないかと思って、試しにウチのクラブで2番目に速いタマを打つヤツのラケットに、2本張りでクロスを上から張ってみたのだけど・・・ 

アレッ、1日持たずに角切れしてしまった、それも壁打ちで・・・ 

う~ん、これ1回だけではなんとも言えないですが、今回はクロスを上から張るとホールドが良くなったというだけの結果に終わってしまったw まあ、上から張ると、同じテンションなら張り上がりは緩くなりますから、そりゃアタリマエと言うか・・・ しかしまあ・・・
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上から張るか、下から張るか

2012-02-08 | ガット張り 


前にも言ったように、最近プロストリンガーのミナサンはクロスガットを上から張ってますね。 僕はこのブログではいつも、張り方のちがいでは打球感は変わらないと言ってきたのですが、前エントリーのコメントで上から張る方がイイという方もいたので、メンドクサイのですが、とりあえず使っていないラケットに上からと下からと、同じガットを同じテンションで張って再確認してみました。



まあ、当然と言えば当然なのですが、テンション操作をしない限り、ヒッティングポイント(トップ側)のクロスガットのテンションは上から張るより下から張る方が高くなります。 このあたり(トップ側)のストリングパターンはどのラケットも目が細かく設計されているので、どう張ってもココはやや硬くはなりますけどね。 上から張るのと、下から張るのとのチガイはこれですね。 あっ、一応言っておきますけど、僕は上から張った方がフレームに優しいとかなんとか、プレーとはまったく関係のない、どうでもいいことはあまり考えないですから。 そんなこと気にしてたら、ボールなんてとてもブッ叩けないですw 

で、さっそく張り上がったラケットを試打室で打ってみましたけど、まあアタリマエに僕にはチガイは解らなかったです。 オマエはヘタな上に鈍感だからだろうと言われると、そのとおり、まったく反論のしようもありませんけどねw まあ同じラケットとガットですから、多少のクロスガットのテンションのチガイくらいでは、たいして変わりようもナイです。

と言う訳で、まったくムダなことをしてしまったのですが、ガットを張っていて、ちょっと思い出したことがあります。 今回のラケットとガット(キルシュバウム・スーパースマッシュ120)の組み合わせですが、ウチのバカムスコが高校時代使っていたもので、同じラケット4本と、もう1本他のラケットを使っていました。 で、コイツ、ヘタなくせにサーブだけはプロ並で、張ったばかりのガットをその日のうちに、サーブで全部切ってしまうことがありました。 角切れもタマにありましたけど、ほとんどはトップよりのメインガットで、3本位をまとめて引きちぎった状態の切れ方でしたね。 それなのに細ゲージがイイ!と、ふざけたことを言ってましたけど・・・ 

う~ん・・・もしかしてですが、プロがクロスガットを上から張るというのは、角切れ対策も含めて、単純に切れにくくするためかもしれないですね。 張ったばかりのガットが、しょっちゅう切れてたら試合にならないですもんね。 あくまで、ただのテニス好きなオジサンの個人的な意見ですけどw 

それと、今回はどちらも1本張りをしたのですが、メインガットが下で終わるパターンのクロスガットを上から張る場合は、2本張りがベストだと思います。 1本張りにする必要もメリットもまったくなく、メンドクサイだけです。 おっと、僕みたいなシロウトには!!ですがw
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ガット張りにかける時間

2012-01-15 | ガット張り 
テニス関係のブログの画像を見ていると、最近一部(?)のプロストリンガーのみなさんは、クロスを上(トップ側)から張っていることが多いみたいですね、気のせいかもしれないですけどw

ストリングパターンに関わらず、クロスを上から張ろうと下から張ろうと、どうでもいいことかもしれないですし、シロウトがエラソウに言うことでもないんですけどねw ただ、昔一時期、僕もいろいろなATWで張っていたこともありましたけど、上から張った方が変形率が大きいんじゃないかなと思ったんですけどねぇ・・・ 僕の場合、上から張ると、トップ側が広がり、ボトム側が縮む傾向になりますね。  

ところがミナサン、何故か一様に上から張るほうがカンタンで変形が少ないと仰っていました。 今はなくなってしまった某有名ショップのサイトでは、シロウトは2本張りで、クロスは上から張りなさいとエラソウに言ってましたがw、メインが下で終わるパターンは、何も考えずにフツウに1本張りで、下から張る方が変形も少なく、ラクチンでカンタンですけどねw 僕なんて、初期のラジカルもフツウに下から張っちゃいますからw 

それと、プロストリンガーが何故1本張りで張るかというと、失敗した時にリカバリーできるからだとよく言われてますが、僕の場合は、失敗したらそのガットはアッサリ切って捨てます、ハイ。

最近のほとんどのフレーム形状はトップ側が広いタマゴ型で、ストリングパターンは見ての通り、トップ寄りに密になってますから、トップ側にはボトム側よりストレスがかかるってのは誰にでも解りますけど、ガットでテンションをかけることによってフレーム周りの強度が増すってこともカンタンに理解出来る事で、トップ側に比べてフレキシブルな状態のボトム側を後で張るということは、やはり経験がなければ変形の度合いは大きくなるんじゃないかなと思います。 

どんな張り方でも、最後にボトム側のガットにテンションをかけると、見ていてフレームがたわむのが解るくらいなのに、これが良いか悪いかは別として、昔からこのことにはあまり触れてないみたいです、なんだかちょっと不思議な気もしますけどねぇ・・・。

まあ、僕は張り方で変わるのは打球感ではなく、ヒッティングポイントの面圧だと思い込んでいるので、今のところはメンドクサイというだけで、わざわざATWで張ることはナイです。

で、今回モンダイ(笑)のガット張りにかける(かかるじゃないですよw)時間ですが、僕は1本約30分です。 最近はなんだかとてもテイネイに張っているのだ。 前置きが長かったわりにアッサリ終わってしまったw

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え~ グロメットのフレア加工なんだけど・・・

2011-10-13 | ガット張り 
以前このブログで、グロメットのフレア加工の仕方についてちょっと説明したのを覚えているでしょうか。 普通、工場には専用の高周波ウェルダーなんかがあったりしてカンタンに加工できるのでしょうが、新品はともかく交換用グロメットは当たり前ですがフレア状にはなっていません、ホールに入りませんからねw

で、高周波ウェルダーはちょっとシロウトには手が出ないので、十和田技研のヒートペンとかも考えたのですが、僕はケチなので手持ちのハンダコテとライトコントローラーを組み合わせることによってフレア加工に成功した(過去ログ参照)という訳だったのですが・・・ 

ところが、アキッポイ僕はそういうメンドクサイことはキレイサッパリ忘れていて、最近ナチュラルを使い始めて、自分のラケットを見ておおそう言えばとw 

と言うのも、バボラのドライブ系でハイブリッドにする場合、オリジナルでもクロスのボトム側のタイオフホールだけは何故かほんのちょっとしかフレア加工していません。 で、ここはメインガットとのスキマがほとんどないため、普段ここのタイオフはエイトノットにするのですが、ナチュラルガットをクロスに使うとそうもいかないのだった。 まあエイトノットでもいいかもしれないとは思うのだけど、やはりダブルノットかパーネルノットが無難でしょうね。 で、僕はこういう些細なことにちょっとそうとうにコダワル性格なので、久しぶりにフレア加工をすることにした。

まず、ドライブ系の場合、ここのグロメットはちょっと長いので、とりあえず1mm位カッターナイフでカットして短くしてから広げます。
ハンダコテだけでは広がりがややアマイので、熱く柔らかいうちに球状のモノでグリグリするといいと思います。 僕の場合は身近なモノ、愛用のオウルのオシリの部分を押し付けて形成しました。 


これでクロスのボトム側でダブルノットやパーネルノットが使えるようになります。



今回はメイン・VSタッチ、クロス・ブラックヴェノムラフなので、フレア加工をする必要もなかったのですがw 
しかしまあ、ヘンなことにこだわらないで、7Tをグリグリとオウルで広げた方がカンタンではありますねw

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続 ブラインドホール

2011-10-03 | ガット張り 
僕としてはあまり言いたくないことなのだけど、今日ガットをハイブリッドで張っていて、ポリガットでふさがったブラインドホールに軟らかいマルチガットを通すのに、プライヤーレンチが見当たらなくて困ったのですが、フツウにニードルノーズ(ラジオペンチ)の根元のタイラなところでガットをはさんでみたら、カンタンにつぶすことが出来てしまった・・・。 まあ考えてみればアタリマエダのクラッカーなのだけど、まあそういうことなのだw

で、エラソーにジマンしていた僕としてはアナがあったら入りたいくらいなのですが、それでもプライヤーレンチならクールにつぶせますw

とりあえず工具の数をこれで1個減らすことが出来るということで、ヨカッタヨカッタ・・・のかなw
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ブラインドホール

2011-09-22 | ガット張り 
クロスを通すときにメインガットでふさがれているホールが必ずありますよね。 僕はツール好きなのでガット張り用の道具は必要以上に持っているのですが、このブラインドホールを通すストリングスガイドは持っていません。 まあたいして高価なものでもないので買おうかなとも思ったこともあるのですが、なんとなくどれもツクリが僕のコノミじゃなかったので買わないでいました。 で、これまでどうしていたかというと、ニッパーで斜めに切ってペンチで気合いで通していた訳なのだw

しかしながら、ゲージの太いガットやマルチはなかなか通らないときがあって、気の短い僕はイライラすることがあった。 で、なにかいい方法はないかと思っていたのですが、最近買ってはみたもののまったくと言っていいほど出番のなかったクニペックスの一番小さいプライヤーレンチで、ガットをつぶしてタイラにしてからニッパーで斜めにカットすると、意外とカンタンに通すことが出来てしまった。 軟らかいマルチでもOKなのだ。

クニペックス プライヤーレンチ(150)



ツカミ部はタイラで平行に開き

対象物に合わせてスキマなく平行に閉じる、それも強力に。


上から、加工前、タイラにつぶし、ニッパーで斜めにカット。
ちょっと解りにくいですね、スミマセン。

このクニペックスのプライヤーレンチは高価な上に、ストリンギングツールとしては使う場面がちょっと少ないので必需品という訳ではまったくナイのですが、他にもいろいろ使えて便利なので、ツールケースに入れておきたいモノのひとつではあります。 まあメカニカルな構造がツール好きにはツボなだけですけどねw
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スベリ止め用スターティングクランプ

2011-06-15 | ガット張り 


テキトーな性格の僕がテキトー過ぎるがゆえに、ガット張りでタマに失敗するのがメインの張り始めなのだった。 ガットの種類によっては止めたはずのクランプがズルズルとスベルことが、アル・・・。 2番目に張るロングサイドメインの2本目です。 僕の場合、ほとんどの失敗がココですね。 ちょっと油断すると、最初にスターティングクランプで止めておいたショートサイドにテンションをかけるとズルズルといってしまうことがタマにある・・・


と言う訳で、メンドクサイのだけどスベリそうな(まあほとんどは高価なw)ガットのときは、とりあえずココだけは補助としてスタクラを使うことにした。 で、バネ自体は弱いのですが、ヘッドが小さく狭いところで使いやすそうなテクニファイバーのスターティングクランプの出番がやっときたw 普段はやや信頼性に欠けるのであまり使わないのですが、まあ補助としてはコレで十分ですね。


で、チャッチャと狭いところで手早く使いたいので、キズ防止に薄いゴムを切って接着剤でくっつけていましたが、すぐとれてしまうので皮かコーキング剤でも使おうかと考えたりしています。

それにしても最近カラダのアッチコッチがガタガタで、あまりテニスコートにも行けず、つまんないブログの更新とつまんないガット張りばかりなのだった、ハァ~・・・
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カムアクション(リペア)プライヤーの使い方 (2)

2011-05-25 | ガット張り 
前回の説明でカムアクションプライヤーの使い方が解るヒトには解るとは思いますが、カムアクションプライヤーってナニ?見たこともナイ!というヒトのために、僕の助手(笑)に写真を撮ってもらったのでアップしときます。バボラのリペアプライヤーを使っています。


ストリングホールにガットを通し、オウルをかるく挿しておきます。


出っ張ったアゴの部分をフレームの内側にあてて、テコの要領で引っ張りながら、同時にオウルを強く挿して止めます。クランプからガットホールまでのユルミを取るだけです、ハイ。で、フツウにノットを作ります。

ラケットはアエロプロドライブGT、ガットはソリンコ・ツアーバイト125です。これから試打なのだw
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カムアクション(リペア)プライヤーの使い方

2011-05-21 | ガット張り 
シロウトの僕が解説するのもなんだかヘンかもしれないですけど、意外にカムアクション(リペア)プライヤーの使い方を解説しているサイトはナイ・・・と思う。で、まあカンタンに言うと、丸く出っ張った部分をフレームにあててテコの要領でガットを軽いチカラで強く引っ張る道具なのだ。昔も今も使わないヒトの方が圧倒的に多いと思いますが、僕はツール好きなのでワザワザ使っていますw

で、コイツはノットを作るときに使用しますが、僕の場合はクランプからノットホールまでのユルミを取るためだけに使っています。ノット自体をこれで作ることももしかしたら可能かもしれませんが、どう考えてもバカバカしいので僕は試そうと思ったことさえありませんw

まず、ガットをノットホールに通し、オウルを軽く挿します。次にフレームの内側に丸く出っ張ったトコロを当て、テコの要領でガットをつかんで引っ張りながら、同時にオウルを強く挿して止めます。で、フツウにノットを作ります。僕の場合はコレだけです。まあほんの気休め程度ですけどねw ただ、オウルを使うことによって、ガットホール際でガットがクロスせずに平行に収まるという利点はあります。僕の場合見た目がダイジですからw 

昔はガットを長めに取っておいてフレームの対角線上に通し、マシンで引っ張るということもしてましたが、あまりフレームにヨロシクナイしガットもモッタイナイし、ということでテンションを10%ほど上乗せしたりもしていたんですけど、結局、最後にスロート側でノットを作るためにテンションをかけるのは、フレームにヨロシクナイような気がしてカムアクション(リペア)プライヤーを使っています。まあ、どうやってもココではテンション落ちはしますけどね。

あとガットがギリギリでスターティングクランプも使えないようなときに、オクノテなのだっ! とかなんとか言って使えるかもw

それと注意することがひとつ、僕が使っているバボラのリペアプライヤーですが、タイオフでペンチ代わりに使っているヒトもいるかもしれませんが、コレはやめた方がイイです。マトモなペンチにくらべると使いにくいし、やはりダイヤモンドコーティングってのはガットにダメージが少ない分スベリやすいですね。テクニファイバーのモノも同様にツカミ部のミゾはクロス形状になってはいるものの、ミゾ自体はかなり浅くコレもグリップは劣ります。方向性がないということでリペアプライヤーの方が滑らないと思っているヒトは、マトモなペンチを使ったことがないのかもw こういう専用ツールは目的以外のことには使用しない方が無難ですね、ちゃんとした工具メーカーのペンチを使いましょう。
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最後のトメ

2011-04-23 | ガット張り 
もちろん書道ではなくw、1本張りでフツウに下から張り上げていくときの最後のショートサイドのタイオフについてですが、僕はオウルとリペア(カムアクション)プライヤーを使っているので、クランプで止めた後でテンションをかけスターティングクランプを外すようにしている。

このタイオフする最後の1本はどうしてもテンションが落ちるので、テンションを上乗せしてから引っ張り、スタクラを外しクランプで止めた後タイオフしているヒトは多いと思います。ただ、ショートサイドクロスがスロート側の場合、最後にココでテンションをかけるとフレームがケッコウたわみます。

と言う訳で、クランプで止めてからテンションをかけると、フレームに影響はナイです。スタクラを外すことが目的ですから、テンション操作はもちろん無意味です。途中でスタクラを外す場合も同様です。まあ僕の場合はですけどね。で、なんとなくラクチンのような気はするのだけど、ショートサイドはそのままタイオフの方がもっとラクチンではあるのだw

ところで、カムアクションプライヤーですが、どうも使い方がワカランというヒトもケッコウいるみたいなので、ずいぶん前からエラソーに解説してみようかと思ったりもしているのですが、いずれまた気が向いたときに・・・w

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ガットの張り方について

2011-04-02 | ガット張り 
もちろん僕はシロートなので、フツーのホームストリンガーのガット張りということで、サラッと聞き流してくださいw

現在主流の6点支持ビリヤード式マシンの場合、たいしてフレームは変形しないので、よっぽどヘンな張り方でない限り、張り方は自分のコノミでイイでいいですねw ちょっと前まで(今も?)ストリンガーのみなさんの多くは、メインを張ってヨコに広がったフレームをクロスを張ることで元に戻すとかナントカ、いろいろと力説して複雑な張り方を解説したりとかしておりましたが、まあテキトーに張っても戻りますw 厳密に言えば、どうやってもガットを張っていない元の状態に戻る訳はナイと思いますがw

で、昔のヘッド・ラジカルとか、ダンロップ・リムとか、ヨネックスとか、変形しやすいと言われているモノもそういう設計なのだと割り切ってしまえば気がラクな訳で、そう悩まなくてもイイんじゃないかなと思います。もう使っているヒトもいないだろうしw 僕もイロイロやってきましたが、変形の大きいラケットは張り方くらいではどうなるものでもないです。まあラケットによってメインとクロスのテンションを変えてみるとか、あるいは逆転の発想で、タテが3mm位縮むのなら、マシンにセットするときにタテに3mm位伸ばしてセットすればイイんじゃないかと思います。逆の場合はかる~くセットするとか。僕の場合はどれもテンション操作ナシで、同じようにテキトーにセットしてますけどねw

バボラ張り、ゴーセン張り、テクニ張り、ATW、ATW変形、逆ATW、J's・・・どんな張り方も否定することはもちろんナイですが、イロイロ考えてテイネイに張っても、何も考えずにテキトーに張っても、テンションさえ決まればハッキリ言ってプレーにはまったくカンケーナイです。打球感についても同様に、張り方のチガイで変ることはナイと思います。ホールドがよくなったりスピンがかかるようになったりすることはナイですね。凝った張り方をすることよって、やや面圧が変わるのでカンチガイするだけだと思います。同じラケット、同じガットでホールドとスピン性能を上げたいなら、クロスのゲージをメインより細くすることの方が効果があるかなと思います。 

最近の僕は張り方に関してコダワリがまったくナイので、どうしてもカンタンな方向に行ってしまうのだけど、結局のところフツウにメインはセンターから張り、クロスも張りムラがあまり出ないようなシンプルな張り方でいいんじゃないかなと思います。まあみなさん、いろいろとコダワリもあるでしょうが、ハッキリ言えることは、『自分が正しいと思うことは間違っている』(武田邦彦教授 中部大学)ということです。ちょっと引用がまちがっているかもw




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最近のガット張り (ウィルソン系)

2011-03-01 | ガット張り 
僕は自分のブログをある程度記録代わりに使っているのですが、張り方とかも過去ログを見るとけっこう変わってきて、どんどんシンプルになっている傾向がよく解りますね。ちょっとハズカシイw なんで最初からカンタンな張り方をしなかったんだろw

で、最近のガット張りなのだが、ストリングパターンがメインの7だけスキップしている場合はほとんどバボララケットと同じ張り方をしています。ショートサイドクロスは1本ということですね。で、6と8がスキップしていることが多いウィルソンとかのラケットはショートサイドのクロスは2本にしています。今回はこのウィルソン系で、僕が最近使っている張り方です。

まずショートサイドですが、ラケット長の約5本分をセンター向こう側に通します。

つぎにロングサイドです。ラケット長の約10.5本分をセンター手前側に通し、ショートサイドをスターティングクランプで止めて、ロングサイドにテンションをかけます。で、ショートサイドのスロート側をクランプで止めてからテンションをかけたロングサイドをクランプで止めます。
続けてもう1本ロングサイドにテンションをかけた後、ショートサイドの3本にテンションをかけます。後は交互に2本づつテンションをかけます。まあ、メインに関してはガットの長さ以外は変わりませんね。

メインが終わったら、ロングサイドクロスを下から3番目と4番目に通しておきます。メインの最後とクロスの3番が近すぎる場合はまず4番に回して、3番に通します。そのあとショートサイドをクロスの2番目に通してテンションをかけスターティングクランプで止めて置きます。

ロングサイドクロスを5本ほど張った後、スタクラで止めていたショートサイドクロスをクランプで固定し、一度テンションをかけスタクラを外した後ショートサイドの残り1本を通し、テンションをかけもう一度スタクラで止めて置きます。

あとは残りのロングサイドを全て張ってタイオフ、最後にスタクラで止めておいたショートサイドをタイオフします。

画像がナイので解りにくいとは思いますが、まあガットを自分で張っているヒトにはフツウに理解できると思います。テンション操作は基本的に必要ナイです。

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ガットの張り方 ショートサイドは

2011-01-11 | ガット張り 
バボラのサイトでも指定されているように、どのラケットでもショートサイドはクロスに回さずにそのままタイオフでまったくモンダイナイと思います。

ただ、僕は必ず1本、あるいはストリングパターンによっては2~4本クロスに回しています。

メンドウクサガリ屋でテキトウ人間の僕が、何故メインのショートサイドをそのままタイオフしないのかと、自分でもちょっと不思議だったのですが、今日何気なく他人のラケットを見ていてなんとなく解りました。

昔、20年位前に自分でガットを張り出した頃、メインはスターティングノットを作って端から張っていました。そのことがアタマにあって、自分の中で差別化をしたいと言う気持ちがあるのだと思います。今考えると、当時の張りはムチャクチャでしたね(笑) 道具と言えばペンチとニッパーとオウルくらいで、スターティングクランプやリペアプライヤーなんて見たことも聞いたことも(笑) ただ、どんな張りでも大事なのは緩いか硬いかだけで、プレーにはまったくカンケイなかった!と今でも思いますけどね(笑)
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最近のガット張り(ショートサイド)

2010-12-11 | ガット張り 
最近バボラばかり張っているせいか、他のラケットを張るのがなんだかメンドクサイ気がしていた。と言うのも、僕の場合、ほとんどのバボララケットはショートサイドクロスは1本だけで、コレをスターティングクランプで止めておいて、ロングサイドを張って終わりというシンプルな張り方だからなのだ。

で、以前ヨネックスのラケットをボトムから張って問題なかったので、それだったらバボラと同じようにショートサイドクロスは1本でいいでしょってな訳で、このところ他メーカーのラケットでもバボラと同じ張り方で試していたのだが、まったくラクチンなのだ。

ストリングパターンのちがうウィルソンとかは、ショートサイドクロスを2本にしてとりあえず1本だけテンションをかけてスタクラで止めて置き、ロングサイドクロスを3本か5本張った後、ショートサイドクロスの残りの1本にもテンションをかけてもう一度スタクラで止めて置きます。あとは同じです。僕はH型アタッチメントを使うのでセンター4本は少しテンションアップします(テンションアップしていなかったときもあったのですが・・・)が、基本的にテンション操作ナシです。サイドサポートはジャマにならないし、スターティングクランプも1本あればいいですね。

まあごくフツーと言えばフツーなのだ・・・
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