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丸の内 テニスカフェ

malibu string labo

ガットの張り方(プロトコル編)

2013-10-29 | ガット張り 


この僕の最近のお気に入りのラケットなのですが、ガットを張っていて気付いた事がある。 こいつはピュアドラのコピーと言ってもいいほどソックリなのですが、フレームは比較にならないほど柔らかい。 ところが、張り上がりの変形はピュアドラより少ない、というかほとんど変形しないので注意することと言えば、マシンにセットする時にごく軽く固定しないと、この時点で変形してしまうということくらいです。 


と言う訳で、ハイブリッドでクロスをテンション操作なしで上から張ってみることにした。 で、結果はと言うとヘッド側がほんのわずかに広がったみたいな気がするものの、ボトム側はほぼヤセなかったです。 僕はこのところ、メインにナチュラルかマルチを使うことが多いので、クロスを上から張るというのは、テキトーに張ってもトップよりのヒッティングポイント付近のガットが傷付きにくいのがイイですね。

ガット張りにおいては、フレームは同じ様な形状でも、硬いからといって変形しにくいというものでもないみたいです。 で、打球感なんてのはフレームとガットでほぼ決まるものですが、クロスを上から張るとヒッティングポイントあたりがやや緩くなるので、物理的にはタマの反射角度がほんのわずかですが大きくなると思います。 この角度のせいで、タマの飛びやスピンがほんの少し変わったりします。 ただハッキリ言うと、その分硬く張ったり緩く張ったりすればイイ訳なのですが、まあ、コノミでしょうね(笑)   
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ハイブリッドのベースとしての考え方

2013-09-30 | ガット張り 


プロトコルのセッティングですが、ヨネックスのHSと850proのハイブリッドがマアマアだった・・・が、メインにしたHSの動きがビミョ~に悪く、少しヨレるので、逆バージョン(メイン850pro)も試してみることにした。

で、張り上がったガットを動かしてみると、やはりこっちの方(メイン850pro)が動きが良い。 まあ、だからといって打球感が良いとは限らんのだけど。



標準的なハイブリッドである、ポリと、マルチあるいはナチュラルの組み合わせの場合、ゲージのちがいは別として、たとえばポリをメインにすると、メインガットの動きの幅はやや狭くおとなしくなり、逆にポリをクロスにした場合はメインガットの動きがかなり良くなります。 どっちをメインにしてもクロスにしても、硬度と摩擦係数の違いで、ポリガットの上をマルチあるいはナチュラルガットが滑るといった感じですね。 

で、打球感はどうなるかというと、メインポリの場合はマイルドになり、クロスポリだとややシャープになります。 これは、まあ僕の場合は、と言っておきます。 プレイスタイルとか、スウィングスピードの違いとか、中にはクロスガットが切れる人もいるので、一概にこうなのだと決め付けることは出来ないですから。

ああ、しかし、同じ様な事を前にも言ったことがあるような気もするのだけど、まあ、トシをとってジジイになってくると、同じことを何回もしつこく言ってしまうのだった(笑)

と言う訳で、このところの僕はなんとなく書斎派っぽくなっていて、試合に出ることもなくなったせいか、モチベーションの低下が著しく、哀しいかなヘタになる一方なのだ。 で、コート外というか、主にオウチで考えながら色々やっている訳なのだけど、まあ、これがけっこう楽しい(笑)
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ユニバーサルATW

2013-08-02 | ガット張り 
Universal Around the World Stringing Pattern


このユニバーサルATWパターンについては、ちょっと前にパーネルノットのリチャード・パーネル氏に登場してもらったのを覚えているでしょうか・・・、とりあえずもう一度(笑)
ATW Universal By Richard Parnell


もちろん、同じですね。 僕も自分のラケットをATWで張るときはコレですね。 まあ、こういう名前が付いてない時からやっていた人も多かったんじゃないかなと思います。 ATWを出来るだけカンタンにしようとすれば、自然とコレになっちゃう訳で、最も進化した張り方というよりも、最もカンタンなATWです(笑) 

ところで、StringersPad.com というサイトがあって、まあココに来るヒトならとっくにご存知かもしれませんが、ココには Universal (nocount) ATW といって、ノーカウントパターンで紹介されているものがあります。

ショートサイドはトップ側でクロスに通さずにタイオフするだけなので、クロスの本数を気にしなくていいので、カンタンと言えばカンタンかも・・・。 まあ、どんな張り方でもたいして変わらない気がするので、コレもイイかもしれないですね、スターティングクランプも必要ないし。
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HEAD YOUTEK Graphene Speed MP をハイブリッドで張る

2013-07-11 | ガット張り 


コイツはシェアードホールのせいで、フレームの外側でガットの重なりが多くなりそうなので、
メインガットのタイオフはフェデラーモデル同様クロスガットにしてみた。

まあ、大げさに紹介するほどのものじゃないですが、僕は見た目にこだわるので(笑)
そう言えば、コイツは1本張りでも、ボトム側のタイオフはクロスガットにしています。



横から見ると、ガットの重なりは、タイオフの2ヶ所だけ。


これは反対側、ガットの重なりはもちろんナイ。


まあ、見た目シンプルだけど、ちょっとだけメンドクサイのだ(笑)

今回のガットは、メインがルキシロン・4G(125)、クロスはウィルソンNXT TOUR 16 でした。
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The Richard Parnell Knot

2013-06-14 | ガット張り 
ウチの近所の高校のテニス部にはマシンがあって、時々イイカゲンな僕が、テキトーな張り方をテキトーに教えたりするのですが、とりあえずノットはエイトノットを教えています。 まあ、これが一番カンタンだから(笑)

で、僕はというと、エイトノットもたまに使いますが、普通はパーネルノットです。 これはアプローチノットとまったく同じですね。 どちらが先なのかは僕にはちょっと解りませんが・・・

まあ、エイトノットはカンタンな反面、グロメットに食い込んだりするので、ガット張りに慣れたらこの結び方も練習するといいよ。 僕はナチュラルもダブルノットではなくコレです。  

The Richard Parnell Knot

ちょっと解りにくいというヒトは、パーネルノットでこのブログ内で検索してください。
ヘタクソな図が出てくると思います。

ついでに、1本張ってもらいました(笑)
ATW Universal By Richard Parnell
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Babolat Pure Drive at Roland Garros 2013 strung in 3 minutes

2013-06-13 | ガット張り 
Babolat Pure Drive at Roland Garros 2013 strung in 3 minutes


あら、ミスター・ビランデルがいた!
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ガット張りのおけいこ

2013-04-25 | ガット張り 


イイカゲンでテキトーなホームストリンガー malibu です。 
タマ~に気が向けば、ガット張りのおけいこをします。

海外ではクロスを上から張るのが主流みたいなので、一応僕もずいぶん前から試行錯誤を繰り返して来たのですが、しかし、僕の使っているマシンでクロスを上から張る場合、テンション操作ナシだとどうしてもトップ側が広がり、ボトム側が痩せるという変形をするので、ここは逆転の発想でマシンのセッティングを変えて再度試してみることにした。 とにかく、不良在庫のガットはホントに山ほどあるし(笑)

メーカー(東洋造機)指定のセッティングは、GM1400 も ES5PRO もポストの位置はバドは一番内側に、テニス、ソフトテニスは一番外側にしろと指定している。 なんだかそうとうにテキトーな説明なのだ。 で、大した違いはないかもしれないですが、ポストを内側に移動することで、サイドサポートの位置が変わるし、ターンテーブルの剛性はほんの少しではあるけれど上がるんじゃないかなと。 なんらかの不具合が出るかもしれないのですが、使わないラケットなので、それもマアイイカと(笑) ただ、キカイはほんのわずかなチューニングで変わるものなので、こういうムダな努力もけっして笑ってはいけないのだ(笑) 

以前からこのポストのセッティングについては東洋造機さんに聞いてみようかと思っていたのですが、どうでも良いような事みたいなので忘れていた。 まあ、ラケットに合わせていちいち変更するのはメンドクサイので、どんなにデカイサイズのラケットでも張れるように、一番外側に指定しているのかもしれないですね。
   


と言う訳で、今回このポストの位置をイロイロ変えて、実際にガットを張ってみた。 結果は、ヨネックスを除いて、ポストを内側にすると変形は少なくなりますね。 この位置だと、ボトム側は若干痩せる傾向にあるものの気にするほどではなく、トップ側の広がりはほぼなくなります。 あ、でも、まだデータの蓄積に欠けるので、思い込みもかなりあるかも(笑) 


ただ、クロスの上から10本目(真ん中ですね)から急にテンションが上がるので、ここで2、3ポンド落としてもいいでしょうね。 このことはこれまでも感じていたことで、これまではクロスをトップ側から張るときは、メインより2ポンドアップして9本目まで張り、10本目から3ポンド落とし、残り5本を更に3ポンド落としていました。 ちょっとカンタンになったのだ(笑)



グラファイトOSがギリギリ張れる位置。 これはちょっと内側過ぎた。
ビリヤードが出っ張り過ぎて、時々シャツに引っかかる(笑)



ただし、ヨネックスだけはサイドサポートアームの位置によっては逆効果になります。 ポストの位置を内側にし過ぎると、ヨネックスの場合はトップ側が角張っているので、この角位置からサイドサポートが離れ過ぎると、逆に変形(広がる)が大きくなってしまう。 ヨネックスだけは、ポストの位置は一番外側が良いかも・・・ 



と言う訳で、現在ポストの位置はここです。 平均的なフレームサイズで、6ヶ所のサポート位置がほぼ均等な距離になるくらいのポストの位置です。 まあ、とりあえずってなところですが(笑)

しかし、普通にクロスを下から張れば、こんな苦労はしなくていいんですけどねえ、う~ん・・・



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Yonex VCORE Tour 97 (2)

2013-02-18 | ガット張り 


Vcore シリーズの中ではこれだけがストリングパターンがちがうのですが、
なんだか角切れが多いような気がするのは僕だけ? 

で、130ゲージのポリが1週間持たないので、張り方を変えてみることにした。 
と言っても、2本張りでクロスを下から張っただけですけど、まあ、自分でもよく解りません、キッパリ(笑)

以前 Six-One95 を試しに上から張った時に、壁ウチを数分しただけで RPMブラスト130 が角切れしたことがあったので、とりあえず今回、逆ATW はメンドクサイと言うか、忘れちゃったので(笑)、2本張りでクロスを下から張ってみたという訳なのですが、さてさて・・・



ここでは、世間様とまったくちがって、ホームストリンガーの場合クロスは下から張った方がフレームは変形しにくいと、ゴージョーに言い張っております(笑) まあ、逆に言えば、クロスを上から張ればガットには負担はかからないですけどね。普通は上から張る方が抵抗が少ないので、ガットも通しやすく、キズも付きにくく、ラクチンではあります。 
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ヨネックス VCORE Tour 97 を張る (2)

2012-10-31 | ガット張り 


研究用(笑)に購入したTour97ですが、今回は2本張りでクロスをボトム側から張ってみた。 こういう試みはフレームにコシのある新しいうちにしないとダメかなと思って色々試しています。 もう1本あればいいのですが、すべて自腹のビンボー研究所なので(笑)




トップ側から張るパターンではクロスのテンションはほぼ均一なテンションになります。 何故かと言うと、上から張った方がフレームに優しいと言われている割には、普通に張るとボトム付近はカンタンに変形するので、真ん中付近からボトムにかけてテンションは必ず落とします。 デザイン上、フレームのトップ側は円形に近く、ボトム付近はスリムになっていることも関係しているのでしょうね。 と言う訳で、結果的にトップ側から張ると、張り上がりのクロスのテンションは均一に近い状態になるという訳ですね、たぶん、まあ、僕の場合は、デス(笑) 

で、ボトムから張る場合は変形しにくいということで、テンション操作はあまりしないと思います。 まあ僕はテキトーにいろいろやったりしますが(笑) で、普通に張ると、結果的にトップ側に向ってテンションは徐々に上がっていきます。 テンション差は推定約7ポンド前後ですか、おもちゃみたいなテンションメーターで計測しているだけなので、まあこんなもんかなと(笑)

と言う訳で、カンジンの打球感はというとですね、正直ガットのせいかあまり良くなかったです。 今回の使用ガットは残り物のゴーセン・ミクロ16なのですが、モッサリ感がちょっと・・・ それと普通にトップから張った時に比べてやはりサーブとかで手応えというか、衝撃はけっこう強いものがあります。 このラケットはパターン通り上から張った方がいいのかもしれませんね、ナイロンでコレですから・・・

今回、このラケットで解った事なのですが、僕なんかの場合はトップ側がやや硬く、ボトム側が柔らかいという張り上がりの方が感覚的にいいかなと思うのですが、これがハードヒッターだとまた違ってくるかもしれないですね。 彼らのスウィングスピードだとトップ付近で叩く時の衝撃はちょっとバカに出来ないものがあるだろうし、特に最近はほとんどのヒトがポリを使っていますから。
 
次回はハイブリッド2種類です、ハイ。
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ヨネックス VCORE Tour 97 を張る

2012-10-26 | ガット張り 


K氏のこん棒でした。 キズひとつない状態なのだ。 ウチのラケット&ストリングテスターとも言えるビースト達のラケットは意外にどれもキレイです。 現在は【malibu Gut Labo.】が研究用に所有しています(笑)

このラケットのストリングパターンは 16 Mains / 20 Crosses Mains skip: 8T 8H で、1本張りだとクロスはトップ側からになるのですが、バボラ同様ホール間が広いので何も考える必要もなくヒジョーに張りやすいですね。

で、僕が今やっているこのラケットの張り方なのですが、メインを張ったあと、クロスはショートサイドをトップ側一番目に1本だけ回してスターティングクランプで止めておきます。

あとはロングサイドを最後まで張っていくというごく普通の張り方なのですが、クロスの上から10番目で3ポンド落とし、残り5本になったところで3ポンド落とします。 テンション操作は2回ですね。 これが一番カンタンかなと。まあ、コノミとストリングマシンによって違いはあるとは思いますけどね。

しかし、ヨネックスのベクターコアシリーズはK氏のおかげで、Tour89とTour97(HG)以外はすべて試打することが出来ましたが、ちょっとビックリするくらいどれも完成度が高いですねえ。 これでデザインがもうチョイ良ければいいのにと思うのは僕だけか・・・ 同じヨネックスのレッドでも、僕は昔の、あの赤ラケのレッドとシンプルなデザインがとても好きでした。
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イルカラケット復刻版

2012-10-24 | ガット張り 


僕にとってコイツはそうとうに手強いラケットでした。 クリアな打球感と操作性の良さはちょっと他にはナイ!というくらい秀逸ですが、グラファイト派でテキトーテニス代表の僕には、最初はほとんどツカイモノにならなかったです。 たったの2日間でペアに1年分のゴメンを言ったような気がする(笑)

と言うのも、このラケットはトップ側で打つと性格がガラッと変わり、非常に硬く感じます。 で、色々試してみたのですが、クロスガットを普通にボトム側から張ると、他のラケットに比べてトップ側4本(最後の1本は除いて)のテンションがかなり高く出るということが解りました。 サーブとか叩いた時に打球感がガラッと変わるのはコレが原因でしょうね。 こういうのが好きなヒトもいるのでしょうが、僕はこのラケットに関してはクロスはトップ側から張った方がイイと思います。 まあ、僕はメンドクサイのでトップ側クロス5本はテンションを4ポンド前後落とすことにしました。 まったく問題ナイです。



横から見ると


逆サイド



で、今回ハイブリッドで張ったのですが、タイオフホールがフェデラーモデル同様、普通に張るとボトムサイドでガットが3本重なります。 僕は見栄えにこだわるのでメインガットをクロスガットにタイオフしています。 まあ、これは自分のラケットなので、そのうち8Tをオウルでグリグリ広げようとは思っていますけどね。

今回は M:ムゲン130 C:TCSラピッド125 45Lbs. でした。

 


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Wilson Six.One 95 BLX を張る

2012-07-28 | ガット張り 


最近のガットの張り方なのですが、ミナサンご存知の通りメンドクサイのが大キライな僕の場合、出来るだけカンタンというかシンプルな張りを心がけています。

で、ウィルソンのストリングパターンは Mains skip: 7H 9H 7T 9T というのが多いのですが、まあこれもバボラとかの Mains skip: 8T, 8H のパターンの張り方に一手間かけるだけです。


ショートサイドクロスは下2本で、まず最初に下から2番目のクロスにテンションをかけてスターティングクランプで止めておきます。


つぎに、ロングサイドを下から3番目から何本か張った後、ショートサイドの残り1本にテンションをかけてスタクラでもう一度止めておきます。 あとは残りのロングサイドクロスを張ってタイオフした後、ショートサイドをタイオフして終わりです。 テンション操作は無しです。 まあハッキリ言って、エラソーに紹介するほどのものでもなく、たぶん誰でもやっているごくシンプルな張り方だと思います。

前回紹介したシャラポアモデルはコレの応用版ですね。 シェアードホールがあるので、ショートサイドクロスの1番目と2番目を逆にしただけです。 

とにかく、わざわざ複雑な張りをしてくれと言うヒトはいないですね。 まあ出来ますけど(笑)、あまり意味ナイし、メンドクサイし、もしクロスを上から張るなら2本張りにします。
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Head YouTek IG Instinct を張る (補足)

2012-07-23 | ガット張り 


前回紹介したシェアードホールが8ヶ所(7T,8T,7H,8H)もある
シャラポアモデルの張り方の補足というか、画像の追加です。

ショートサイド

クロスガットにタイオフするとガットの重なりはなくなる。

7T-8T間のビミョ~なストリングガイドに注意しないとナナメになることがある。
そういう場合はタイオフする時同様に、オウルをかるくつっこんでからテンションをかけると揃います。

ロングサイド

コッチ側はもちろんガットの重なりは、ナイ。
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Head YouTek IG Instinct を張る

2012-06-03 | ガット張り 


今回はマリア様のラケットなのだ。 

このラケット、最近ではめずらしくシェアードホールがいっぱい(7T, 8T, 7H, 8H)ある。 で、毎回(1ヶ月に1度くらい)張るたびに、どうしようかと考えるのですが、今回はショートサイドを1番下のクロスに通してテンションをかけスターティングクランプで止めておき、ロングサイドは下から3番目からのスタートです。



で、ロングサイドを適当なところまで張って、ショートサイドの残りのクロス(下から2番目)を張り、スタクラでもう一度止めておきます。


と言う訳で、このようにショートサイドのタイオフをクロスガットにすると、ボトム側ではガットの重なり(フレームの外で)がまったくなくなります。 で、このモデルにはビミョ~なストリングガイドがあるのですが、こういう張り方をしてもしなくても、僕にはなんだかジャマにしか思えんのだけどw
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最近のガット張り

2012-05-20 | ガット張り 
と、エラソーに言っても、クロスを張る時にセッティングオフオウルをあまり使わなくなったというだけで、お気楽ガット張りもついにここまで来たかってなところですw 最近、一部のラケットを除いて、クロスガットを引っ張る時に、目を真直ぐ揃えるのにオウルではなく、指でガットをチョコチョコつまんでいます。 もちろんメインはな~んもしません。 もうほとんど、キカイにおまかせ状態です、ハイ。

まあ、オウルでカシカシカンカンやることが少なくなったので、静かになったのだw で、これまでそれこそイロイロな張り方を模索してきたのだけど、まあどうやってもたいして変わらなかったですね。 結果的にどんどんシンプルになってきたのは、こりゃもう必然と言うべきだなw

まあ、いつも思いっきり反論されていますけどね、これでいいのだw

で、メインがトップ側で終わるラケットは、バボラと一部のラケットを除いて基本2本張りで下から張っています。 何故かと言うと、1本張りの場合、トップ側はボトム側に比べてホール間が狭くなっていることが多く、回し込むホールによっては陥没しそうになったり(実際はそんなことはナイとは思いますが・・)、ユルミが大きくなったり・・、ここの処理はモデルによってはちょっと悩みどころだったので、メンドクサソーなのはとりあえず2本張りで下から張ろうとw もちろんハイブリッドは例外を除いてすべて下からです。 

えー、何時も言ってますが、僕はフレームの負担とかメンドクサイことは一切考えませんからw  まったくもう、世間様の流れに完全に逆らってますけどねw




で、画像は旧フェデラーモデルなのですが、JPスペックのくせに358gもある。 もちろん鉛を張っているのですが、コイツはグロメットの下とグリップの中に張ってあります。 プロショップではよくやることなんでしょうが、ちょっとそうとうに凝ってますねえ。 まあ、フレームの外周に鉛を張っているので、USスペックより慣性モーメントは大きいでしょうけどね・・・ ブッ叩くにはイイのだけど、柔らかく打つのはタイヘンなんだよと言っていますw




で、僕にコレヤッテクレーとか、気軽に言わないようにw 元の持ち主は1部リーグで活躍していたヒトで、その頃は某メーカーのストリンガーさんがチューンして、ナチュラルをATWで張っていましたから。 現在のオーナーはそのテニス部の初代キャプテンです。

で、2本持っているうちのメインラケットにしている方のセッティングが、メインがトニックで、クロスがアルパワー・ラフというフェデラーっぽい仕様で、これがいいんですよ!と言うもんだから、もっとイイのを張ってあげるよと、雨用にAKプロを張っていた方を、僕の手持ちのガットで張り替えたのがこれです。

まあ相手がトニックとアルパワー・ラフですから、結果は最初から解り切っていた事なんですけどねw 今回の使用ガットは、メイン:VS(Black)、 クロス:ブラックヴェノム125ですから。 もちろんクロスは下から張り上げています。 それと、メインガットのタイオフはクロスガットにしているので、フェデラーモデルのハイブリッドだからといって3本重なるということはないです。 まあアッチは普通に3本重なっているし、オールブラックのコッチの方が見た目もクールで圧勝なのだww

ただ、いつも言っているように、誰が、どんなマシンで、どんな張り方しても、打球感なんてたいして変わりません。 打球感はラケットとガットと、せいぜいテンションで変わるだけです。 もちろんコノミはあるでしょうが、イイモノはイイ、それだけです。 今回はそれを確認するいい機会でしたw まあ僕みたいなアマチュアの場合は、と、一応言っておこうw
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