ラミ流―How to succeed and be positive | |
アレックス ラミレス | |
中央公論新社 |
2008年から4年間、巨人でプレーしたラミレス。
圧倒的な打撃力で4番を守り続け、08年のリーグ優勝、09年の日本一に貢献してくれた。
残した成績も素晴らしいが、称賛されるべきは、ファンに愛されるべきキャラクターだ。レフトの守備位置につく時には常にファンから「ラミちゃ~~ん」と声を浴びていた。それに対して、可能な限り手を振ったりして応えていた。クロマティでもここまでの人気はなかった。
ベンチでも明るく振る舞い、時には坂本や長野といった若手にアドバイスを送るなど、常にフォア・ザ・チームだった。とかく個人成績にばかり気にする外国人とは違う。原監督もさぞかし扱いやすかっただろう。
「巨人歴代最強の助っ人は?」というアンケートがあったら、おそらくクロマティの名前が真っ先に挙がるだろうが、10年後、20年後にはラミレス、という声が多く挙がるかもしれない。それくらい素晴らしい選手だった(守備ではヒヤヒヤだったけど)。だから
4年間ありがとうラミレス
と言いたい。一番印象に残っているのは2008年の中日とのCSで、日本一進出を決定的にする決勝2ランを打って、原監督と抱き合ったシーンかな。(上の写真がその試合の次の日のスポーツ報知)その前の年に3連敗してリーグ優勝したにも関わらず、日本シリーズに進出できなかった悔しさがあったからね。
今年からラミちゃんは新球団・横浜DeNAの一員となる。
悪いけど、もう敵。巨人戦では応援しないよ。弱点の守備もガンガン突くよ。
サヨナラホームラン打ったらマルモリ・ダンス? 巨人戦ではやらせないよ。
巨人の投手陣には「ラミレスには絶対に打たれるな!」と厳命しておきたい。
さて、今日でブログを開設してちょうど4周年を迎えました。
4年か…。よく続いてるなと自分でも思います。今後ともよろしくお願いします。
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