巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

原監督への思い

2015-11-25 22:57:36 | 巨人
早いもので原監督が退任を発表して1ヶ月が経ちました。
新監督は高橋由伸に決まり、23日のファンフェスタではファンの前で監督就任をお披露目。肩書上は「前」監督となりました。私は物心ついた時からの原辰徳ファンであるし、今の心境をブログに書いて残そうと思います。

「原監督が辞めるかもしれない」

そう感じたのは8月の終わり頃でした。
今年で第2次政権は10年目を迎えて長期政権になりすぎていること。
2014年に始まった深刻な打線の不振は、2015年に入って良くなるどころか、悪くなるばかり。史上最低打線とまで揶揄されたことは野手出身、まして長く4番を打っていた監督としては歯痒いばかりであったことでしょう。
そんな深刻な状況にも関わらず、原監督自身が淡々としているように感じたことでした。

予感が確信に変わったのはシーズン最終戦の10月4日です。
この日、私は東京ドームに観戦に行きました。「これが原監督のユニフォーム姿を見る最後かも」と思ったからです。
CSも残っていたわけですが、「レギュラーシーズンで優勝したチーム同士が日本シリーズを戦うべき」というCS廃止論者としては、その先を現地で観戦するという考えはゼロだったのです。

シーズン最終戦が終わり、原監督、坂本キャプテンが今年1年の応援に感謝の意を述べると、首脳陣・選手が場内を一周します。まあ、毎度恒例の儀式です。私は東京ドームのかなり高い席から原監督の姿を追ってました。すると「このファンの声援を目に焼き付けよう」という感じで名残惜しそうにいつまでもファンに手を振っている姿がありました。これを見た時に「もう辞めると決めているな」と思いました。

そしてCSでヤクルトに負けると、すぐさま退任が明らかになりましたが、心の準備はできていたのですんなりと受け入れることができました。前回の辞任劇は怒りしかなかったですが、今回はむしろ安堵しています。もちろん原さんにはいつまでも監督でいてほしかったですが、この世に永遠なんてありません。まして巨人の監督というのはプレッシャーが半端じゃない。ある意味、日本の総理大臣より大変な職かもしれません。それを10年も続けてくれて、ましてその間、リーグ3連覇が2度、日本一が2度、2009年には日本代表をWBCで世界一にまで導いてくれました。もう感謝の言葉しかありません。

これ以上、巨人の監督を続けさせるのは拷問に等しく、自ら身を引いた原監督の決断は正しいと思います。本当にお疲れ様でした。今後は大好きなゴルフを思う存分楽しんでほしいです。

一部の報道によると、小久保を解任して原さんを日本代表の監督にしようとか、2020年の東京オリンピックの監督は原さんで間違いなしとかありますが…。私は断固として反対です。散々、人の揚げ足を取っておきながら、都合のいいことばっかり言うのは止めていただきたい!もうファンとしては再びユニフォームを着て原さんが苦しむ姿は見たくもない、というのが本音です。

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