もう完結しているが、過去の巻にはまだ未読のものがあるので、順番にレビューしていきたいと思う。内容は超ツンデレ肉食女子の長瀞早瀬(ハヤっち、トロちゃん)と、超草食男子の八王子直人(センパイ)の繰り広げるラブコメである。
この巻での特筆事項は二つ。一つ目は、長瀞さんが再び柔道に取り組むことになったこと。実は長瀞さん、昔柔道をやっており結構な実績があったのだが、いろいろ事情があって柔道から離れていた。ところで一つ疑問が。直人君、校内の柔道大会で、あっという間に、連続して相手に「技あり」を取られているのだが、その後も試合が続いている。私の記憶によれば、確か「技あり」2回になればその時点で合わせて1本になり、直人の負けが確定すると思ったのだが。
もう一つは、直人の所属する美術部に関してだ。3年になって、直人が美術部長になった。(この時点で美術部員は直人ひとりだけだったのでこれは当然)そして美術部には目出度く1年の新入部員が一人入ってきた。それがなんと前部長の従妹。ちなみに前部長と同様、脱ぎ癖があるらしくヌードモデルも辞さないという。
ちなみに直人君、長瀞さんとデートすることになったが、お邪魔虫の長瀞フレンズが絡んできそうな感じで終わっている。果たして直人君、無時に長瀞さんとデートができるのか。
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