小倉秀夫氏は彼のブログ記事「手抜きをせよ,依頼者を裏切れ,サボタージュせよ」という外野の絶え間ない要求の冒頭で、<光市母子殺害事件では,刑事弁護人としての職務を全うした弁護人たちが囂々たる非難を受けました。>と述べている。
しかし、これは普通の市民感覚からは極端にずれているのではないか。公判の当初の予定日に主任弁護人が欠席して弁論が翌月に遅延させたり、事件が母恋しさ、寂しさからくる抱き付き行為が発展した傷害致死であるという一般市民の良識からは理解できないようなことを主張するのが弁護人の職務を全うすることだと考えているのなら考え違いもはなはだしい。
一般市民が刑事弁護士に求める役割とは、無実の者が刑に服すことがないようにすることと犯罪を犯したものが不当に重い罪を課せられないようにすることではないだろうか。本来刑に服すべきものがそれを逃れるための手伝いをするようなことは社会は望んでいないのである。
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しかし、これは普通の市民感覚からは極端にずれているのではないか。公判の当初の予定日に主任弁護人が欠席して弁論が翌月に遅延させたり、事件が母恋しさ、寂しさからくる抱き付き行為が発展した傷害致死であるという一般市民の良識からは理解できないようなことを主張するのが弁護人の職務を全うすることだと考えているのなら考え違いもはなはだしい。
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