M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

10万年に一度 !?

2011-06-28 23:54:54 | 人生
若いころは、自分の事で精一杯だったからでしょうか、
「歴史」とか「考古学」とか「宇宙」とか、
自分の身の回りのことと関係ない事柄には
まったくもって興味が持てませんでした。

なんとまあ夢もロマンもない現実主義だったのかと思いますが、
「そんなこと考えてる時間がもったいなくないのかしら?
実際に行ってこの目で確かめられるわけでもないのにさ。」
ぐらいにしか考えられませんでした。


それがここ数年、
「自分」だけではなく、「自分をとりまく世界」に
ようやく興味が出てきました。
「まわりの世界」というのは、時空を超えた歴史(過去)や、自然科学、
そしてあれほど自分とは別の世界と思えた「宇宙」…。

それらの中に自分が生かされて来たんだということに
ようやく実感としてわかってきたのかもしれませんね。


最近ハマっていてよく見るNHKの番組。
「コズミック・フロント」

これがとても面白いのです♪

CG映像も美しく、
宇宙の神秘に挑む地球上の科学者の
研究の様子や解説などを
毎回さまざまなテーマで届けてくれます。


今日の内容は…。

オリオン座を構成している星のひとつ「ベテルギウス」が
まもなく「死」をむかえる、というお話。

それによって、「超新星爆発」が起こり、
我々は10万年に一回あるかないかの
かつてない至近距離での天体ショーを
目の当たりにすることができるのだそうです!

超新星爆発が起こった時、
地球にいる我々からは、
夜空に青く強く輝く星をみることができ、
それは満月の100倍ぐらい明るいそうです。

昼間でもその輝きが見え、
約3か月もつづくのだそうです。

そして徐々に赤く色が変わっていき、
約4年後に消えて見えなくなるそうです。

しかも!
その超新星爆発が、2012年に起こるかもしれないのです!

来年じゃないですか~♪

見てみたい!!!

ワクワクしますね!


危険はないのかって?
膨大な量のガンマ線が発生するそうで、
それが地球に降り注ぐとオゾン層が破壊され、
地表の生物に多大な影響を与えるそうですが、
どうやらベテルギウスの地軸の関係で
地球の方向には飛んでこないそうです。
科学者の計算上では…(笑)



「火星探査車」や「ダークマター」の話も面白かった~。
ちなみに来週は「古代マヤ文明の天文学」についてみたいです。

最近のこの趣味嗜好の変化は、

私が宇宙へ帰る日も近いのかしら…??



「中年も濡れる街かど」

2011-06-26 23:28:00 | 暮らし
以前から「冷え性」で、
外がどんなに暑くても素のままの腕や足で出かけると
電車や空調のきいた建物に入った瞬間に後悔するのでした。

それが、今年は様子が違います。
暑いものは暑い。

電車に乗り込んだ時でも、
「うわっ!冷房きかせすぎ!
電力消費も考えなきゃダメなんじゃ…でも平気かも。」

食後に汗がでることは
香辛料ものメニューの時ぐらいだったのに、
最近はいきなりプワ~っとでるんです!

きのう、そして今日と、
雨がぱらついて湿気があるものの、
外の風は涼しかったのですが、

「あらら?風が冷たいのに結構からだが暑いまんまだけど…?」
気がつくと汗がツーっとながれます。

これはまさか、更○○…!?
ま、でも冷え性よりはいいかも♪


今日は落合でセッションのあと、
サロンの片づけものをしていたのですが、
節電対策でエアコンなしで
ワシワシと動いていたところ
気づいたら
首筋からうなじから、背中から胸のあいだから
滝のように汗が流れていきます。

前にかがんだら顎からポタリ。
「まるで半身浴だわ~。」

ひとりでしたし、
いっそシャッターを下ろして
服を脱いでしまいたい気分でした。

あ、このサロンのM氏は実際よくやるみたいですが…(笑)。


帰宅の途につき外に出ると、
すぐ近くで歩道にしあわせの黄色いハンカチならぬ
黄色いビニール袋がくしゃっと落ちていて、
捨てるゴミもあったので、ついでにそれも拾い、
破れそうなゴミの袋を二重にできてラッキーと思いながら駅の方へ。


地元では霧雨が降り出していましたが
自転車だったので雨に濡れて帰りました。

傘はもってたんですけどね。
けっこう荷物があったので
ええい、面倒くさい!と
自宅マンションの駐輪場から
エントランスへ向かうちょっとした階段を
足早に上ろうとした時。

階段の途中に落ちている「Suica」を発見!
「あや~。なんでこれだけ落とすかな~。
 きっとこのマンションの誰かだよね~。
 ないと気づいたら困るだろうなあ。」

仕方なく雨の中、カードをひろって管理室へ直行。
でも管理室にいた方の話だと、
名前のない「Suica」のようなカードは
「落ちていたのが届いてます、預かってます」という
アナウンスはしないケースが多いのだそうです。
それは、落としてもいないのに取りに来る場合が考えられるから、と。
「性悪説か…。」
なんだか徒労だった気分になりながら、
ではおまかせしますのでと管理室をあとにしました。


今日はあちこちでまあ、よく濡れる日でした…。



泣き叫ぶ子供。

2011-06-23 23:43:43 | 育児・こども
ようやく思い立って婦人科検診に行って参りました。

予約なしで行ったので3時間近くも待たされました。
待つのを覚悟で本を持って行ったのでよかったのですが、
それも読み終わってしまい、
思わずうつらうつらしていました。

ふと顔をあげた、その時、
2~3歳ぐらいの女の子のお母さんが
診察を終えて大きいお腹を抱えて出てきました。

女の子は中待ちのイスで
病院の本棚にあった本を読んで
おとなしくしていたのですが、
お母さんは急いでいるらしく、
さっさと本を取り上げて本棚にしまおうとしました。

でも女の子は絵本の世界に浸っていたかったのでしょう、
急に奇声をあげて
本を取り返し、ぎゅっと抱え込みました。

気がせいてつい、やってしまったのですが、
響き渡る大声を出して駄々をこねる娘に
お母さんは思わずイラっとして
「ナイナイでしょ!もう行かなきゃ。ナイナイ!ナイナイしよう!!」

子供はますます泣き叫びます。
時間ばかり無駄に過ぎて、ますます焦っちゃいます。

困り果てますよね~。
お母さんをやったことのある方なら、
誰でも経験したことがあるんじゃないでしょうか。


お母さんが必死になればなるほど、
子供は敏感にそれを感じ取ってしまい、
負けるものかと必死なって本を離さなくなってしまうのは必至です。

「どっちが勝つか」という同じ土俵に乗っちゃってますから…。

気を取り直して冷静に
「この本が読みたいのね。ごめんなさい。
でもお母さんは急いでいるの。ご本をしまってくれるかな?」
と、凛とした口調でいうのも効果があります。

そんな冷静になる余裕がなければ、

ここでお母さんは舞台女優になりましょう。
恥ずかしいとかいってられません。

「○○ちゃん、(もの静かな泣きそうな悲しい口調で)
お母さんね、なんだかとってもお腹がすいちゃったの…。
(急に笑顔になってハイテンションで)そうだ~♪♪
お家に帰っていっしょにおにぎり作って食べようよ~!!
うわぁ~、美味しそうー♪」

「お家にあるおもちゃで遊ぼ~」でもいいんです。
我が家の娘は食いしんぼだったので、
食べ物で釣ってましたが。

なにか、子供が楽しい気分になることを
すごく楽しそうに言うのです♪
気をそらして、本への執着心をはずしてあげるのです。

それでも「ヤダヤダ」と言ったら
その本を明日買いに行こうね、とか。

ごまかしでない約束です。

まあ、約束したらやってあげなくちゃダメですけど。

子供に自分のいうことを聞かせるための口実じゃあ、
次からは、そこも見抜かれてしまいます。


大前提として、子供を思い通りに動かそうとは
思わないでくださいね~。

いくら親でも、そんなことをする権利はありません。(ここ大切!!)

友人に接する時
命令したり無理強いしたりしませんよね。
それと同じです。

こちらがお願いしてみる。
それが基本姿勢です~~。


十字式に行きました。

2011-06-22 22:22:58 | 健康
自宅で自己流のストレッチをしたところ、
股関節を痛めてしまったようで…。

ううむ、ストレッチごときで情けない…と思いながらも、
きのうは痛くて歩行困難な状況だったのですが、
仕事があったので湿布を貼って出かけると、
その間だけは不思議と痛みが薄れサッサと歩けるのです。
気合いのなせる技かもしれません。

最近とみに何事にも「いい加減」になっている私でしたが、
「私ってまだまだ責任感あるかも~♪」です。


そこで今日は、「十字式健康法」の施術を受けに行きました。

以前、一度日記に書きましたが、
ここでの施術は、
マッサージやカイロプラクティクスと違い
ほとんど身体に刺激を与えずに背骨を矯正し、
ほぼ全ての患いを快方に向かわせてしまう、
不思議なものです。

マッサージを受けると
「あっ、そこはダメ!いけません~!!」
となって、かえって筋肉を硬直させてしまう私には
この十字式の施術が安心感があります。
施術時間も2分ぐらいしかかからないし。

蒸し暑いなか、
たくさんの患者さんが待合室に静かに座っていました。

久しぶりに行って、変わっていたのは
取り扱っている健康食品の種類が増えていて、
今月はキャンペーンをしているのだとかで
専門のスタッフの方が商品の説明をしていました。
(無理に購入を勧める雰囲気はもともとありませんよ。)

もともと健康オタク、
サプリにも興味があるので
説明書を見ながらいろいろ教えて頂きました。

酵素系の健康食品が多く、
口から入る添加物などの毒素を
一切避けることは難しい事を考えると
中から中和するほうが早いとのこと。

アレルギー体質の私にもいいかもしれませんね。

すでに納豆菌の酵素飲料をときどき飲んでいるのですが、
キャンペーン価格というのに惹かれて
試しにと購入の予約をしてしまいました。


ただ、サプリも病院の薬も、
きっちり忘れずに飲むのが苦手な私なので、
購入したとたんに
飲んだ気になって安心してしまうことが危惧されますが…。



還暦の大学生。

2011-06-20 23:23:13 | 人生
今日は伊藤夕子さんと、仲間たちとともに
カラオケ大会となりました。

なんだかこの頃カラオケづいてます。

子育てに突入してから
子供の好む歌をいっしょに歌うことはあっても
「自分が楽しむこと」は何かしらのイベントという口実がないと
なんだか罪悪感があって遠ざかっていました。

今さらながら、自分はこんなにも
「歌うこと」に喜びを感じるんだわ…と気がつきました。


思い出せば、華のOL時代、
友人に引っぱられてなりゆきに任せて
社内の合唱部に入ってしまった私でしたが、

バブル全盛期にも拘わらず、
アフターファイブをほとんど練習に費やして過ごすことに
たいした抵抗も感じていなかったなあ~。


今日は初のフリータイムとやらを体験し、
伊藤さん持参のカツラを歌い手にかぶせてまわっては盛り上がり、
午後の時間を目いっぱいこれでもかと歌いました♪

残すはいよいよ「ひとカラ」体験のみ。
うふふ。楽しみです。

伊藤さんは介護関係の講師のお仕事も忙しいのですが、
実は何と、還暦にして「女子大生」なんです!!

仕事の合間をぬって仙台までスクーリングにたびたび出かけています。


去年、これから大学にいくと聞いた時は
伊藤さんなら言い出しかねないという思いはしたものの、
やっぱりスゴイわ!と感動したものです。

先日お会いした時には、
こんなことを語ってくれました。

「やっぱり最新の学問を学ぶと
今という時代がよく見えてくる。」と…。

「学ぶことが楽しくて仕方ないの。
なんだかね、霧が晴れるように、
眼の前のヴェールが
一枚、また一枚とめくれていくような感じなの。」

それを聞いてすかさず、
ツッコミ入れてしまった私。

「でもって、最後の一枚がめくれると、

そこに見えたのは三途の川だった!なんてね♪」

「やぁ~だ~! でも、それも幸せよねっ♪」

ふたりして、アハハ…おほほ…と笑いました。


素敵ですねぇ~♪

人間、学ぶことに魂の喜びを感じるものなのですよね。
それが自分の知りたいことであれば。

そしてそれは、一生続く。

ひとつ知れば、またひとつ知りたいという新しい欲求が
湧いてくるんですね~!!



「星守る犬」を読みました。

2011-06-18 14:18:44 | 人生
今、映画化されて上映中の「星守る犬」の
原作コミック2冊をお借りしたので読みました。

あっさりと早いテンポで物語が流れて行くのですが、
ひたむきな犬たちと、
登場人物それぞれに思い入れしてしまうと
涙が止まらなくなります。

どうりで渡された時に
「電車の中では読まない方がいいよ。」
と言われたわけです。


最初に登場する「おとうさん」が
どうも今でいう「ダメなひと」で。

でも実は普通にどこにでもいそうな
不器用なオヤジさんだし、
むしろとっても心優しい人間であり、
ものすごく器も大きいひとなんだけれど、
やっぱり世間的には
「ダメなひと」という評価を下されてしまうんだろうなあ~。
そこがまず物悲しい…。

私ぐらい年を重ねた者は何となく許せる境地になるのですけど、
まだまだ若くてエネルギーが有り余っている人は
「あんなだから、あんな結末になるんだし。」
とか言いそう…。

そのおとうさんの傍らには、
いつも純粋な目をして彼を見守る「ハッピー」の姿があります。


この物語の全編に絡むのが、
可愛らしい忠誠心あふれる犬たちです。

この子たちの「無条件の愛」に泣かずにはいられません。

自分のことで必死な人間たちは
その無垢な愛に気づかなかったり
好き勝手に自分たちの都合で可愛がってみたり、
むげに扱ってみたりします。

後日談のほうで登場するケースワーカーの男性が、
犬と自分との人生を見つめ直す…というくだりにつながっていきます。


続編では、孤独なおばあちゃんが登場。
人に弱みを見せたくないというおばあちゃんの頑固さが
心に殻をつくり
世間の人を遠ざけてしまい
孤独を自ら招いてしまっているのですが、
ここでも一匹の犬が彼女の存在理由を作ってくれます…。


悲しい現実が描かれたお話ながらも
温か~いものが全編を通して流れていて、

生きて死んで世代が交代してくという大きな「時の流れ」と、
そのどこかで人と人がふれあい
絆を紡いでは離れて行くという「出会いと別れ」が
まるで縦糸と横糸が交差し織り重なって
一枚の「人間模様の織物」が出来ていくかのような
見事な構成で物語られています。


どっちが正しいとか、
誰が良い悪いとか
そういう正義感や勝ち負けではなく

ほんとうの幸せは何なのか…社会問題も含めて、
人としての生き方を見直す
きっかけにもなるかもしれません。


映画の方も見てみたいなあと思いました。



チカチカ偏頭痛

2011-06-15 22:39:00 | 健康
久しぶりに見ました~視界の中にオーロラ!

偏頭痛の前触れです。

落合に出勤する準備をしていた時です。
なんだか見え方がヘンだなあと思っていると、
視界のある一点が見えなくなり、
ほどなくキラキラとした筋が見え出しました。

それは、テレビ画面が一部故障したかのように、
光の三原色に分かれてネオンサインのように一定方向に流れながら
龍のように うねうねとだんだん広がります。

別に例えれば、まるでオーロラのようです。
とても美しいのですが、
その部分の視界がオーロラになってしまうので
目を凝らしても何が見えているかわかりません。

そう、遮断されて向こう側が見えないというより、
見えているものとオーロラが一体となったひとつの画面であり、
まるで視界の一部分が壊れた感じ…。
うまく説明できませんが~。

人間の視力って確かに電気信号で見えてるんだなあと、
わかります。

目の仕組みというのは、
光の情報が網膜で電気信号に変換され、
「視神経」をとおって、「脳」まで送られていきます。
そこではじめて、外界のものを正しく認識することができるのだそうです。


急いで頭痛薬を飲み、
30分ほどすると、スッとオーロラが消え、
「ああ、薬が効いてきたのね。」
とわかるのです。


おさまったので落合に出勤したのですが、
3時ごろになって
向かい側に座っていた白石さんの顔が
なんだか歪んで見えて、
「白石さん、なんか顔がヘン。
顔面の右半分がのっぺりしてるみたい。」
などと、失礼な発言をしたら、
直後にまた、あのギラギラが見えてきました。

薬がきれただけだったようで…。
ヘンなのは白石さんの顔ではなく、
私の目の方でした!!


睡眠が不規則なのと、
肩こりによる緊張型も伴っているようなのですが、
どうもマグネシウム不足も関係あるようです。
最近、足がつることも多いので、
これが原因かもしれませんね~。


「悪い事」は、ない。

2011-06-12 23:09:22 | 人生
今日ランチをしたSさんとは、
去年の秋ぐちに、とあるセミナーで出会いました。

その時に最後におこなったワークで偶然に組んだ相手なのです。
出会いとは不思議です。

彼女はひとまわりも年下なのですが、
とても明るくポジティブなかたで、
話が合って今日も気がつけば7時間も話し込みました。


彼女は腕に生まれながらの障害を持っていて、
生活そのものがどれだけ大変だった事かとおもいますが、

さらに精神的にも、
小学生のころには口さがない同級生たちの言葉に傷つくなど
心折れることが多々あったようです。

多感な時期になると学校もサボって仲間と遊び
高校をドロップアウトしちゃいそうになった時、

普段は優しい父親の「鬼のお説教」にビビってなんとか高校を卒業。

どうやらそこが大きな転機になったらしく、
ひとり海外留学も経験したそうです。

障害というものが今度は「幸い」して
就職難の時期に大企業に就職し、
一般常識に苦労しながらも
任されたいろいろな仕事を懸命にこなすことで信用を得て、
ついにはIT業界の会社のエンジニアとして、
部下をもって上に立つ存在にまでなりました。


彼女は父親に感謝しているそうです。
長い期間、黙って信じて彼女を見守ったお母様も
素晴らしいと思います。
「待つこと」って本当に精神力が要りますから…。

そして彼女のバイタリティーには感服です。
腕に障害があったら、
「パソコンを使う仕事なんてできない」と
思い込んでしまいそうなものです。

そもそも、障害を理由にして社会に背を向け、
「責任」を回避したり
「犠牲者的弱者」を演じて人の同情をかって生きて行こうとしたり
するかもしれませんよね~。


何事も「本当に悪いこと」などないのですよね。
障害をもっているが故に、人には経験できない「いい事」もある。

言いかえれば、
出来事の価値を決めているのは、常に当の本人なんです~。


そのSさんは、
自分の夢に向かって
それまで築き上げたキャリアを捨て、
もちまえの「なんとかなるさ~」という軽やかな気概で
あっさりと転職先を引き寄せ、

さらに「なりたい自分」に向かって
また一歩踏み出そうとしています。

落合のサロンに寄ってもらって
彼女の今後を占ったりしていたら、
その屈託のない笑顔から
むしろ私の方がパワーをもらって帰ってきました。




仮面作りにいそしむ

2011-06-08 23:49:49 | 育児・こども
先日、昼過ぎぐらいに
電車の中で見かけた光景なのですが。

近くに座った若い学生風の女子が、
膝の上の大きいバッグから
これまたA4の書類ぐらい大きい手鏡と
化粧道具一式を取りだし、
お化粧を始めました。
しかもベースメイクから。


せわしなく手を動かしてファンデーションをぬり、
次に粉おしろいをパタパタ!(これはハタ迷惑!)
大きな鏡をもった手をいっぱいにのばして
遠くからファンデののり具合をチェック、
そして近づけてまたチェック。

今度はおもむろに
チェーン店になっているベーカリーのパンを
ガサガサとバッグから出し
ビニール袋からちぎっては口に入れ、ちぎっては口に。
また粉おしろいパタパタ。
ちゃちゃっと口紅。
いきなり髪を鷲づかみして結い始め、
最後にコンタクト入れて、
アイシャドーと頬紅で仕上げ。
鏡を遠くに離して念入りに見て最終チェック。


昭和世代な私にとって、
人前では、口紅を直すことすら抵抗があり

うら若き女性が人前で化粧をしているのを見ると、
まるで公衆の面前で着替えをしているような感覚を覚え、

「あっ…そんな。いけませんわ…!」

という恥ずかしさを感じるのですけど、
そのほうがヘンか…??

何か事情があるのかも。
寝坊しちゃっただけなのかもしれませんし(昼ですが)。
常に時間を有効に使う主義なのかも…。

いやいや、そう考えること自体、
人前での化粧に抵抗を感じない人からしたら
時代錯誤がはいっちゃってるのかもしれません。


向かい側に座っていた、
ポワンとした感じの男子高校生メガネ君が、

珍しいものを見るように、
そして少し羨ましそうに目をほそめ、
口をアングリさせて
その一部始終をジッと見つめていたので、

思わず噴き出しそうになりました。


わが家の娘も平成生まれのきゃぴきゃぴ女子高生。

この話にどんな反応をするのかしらと思い、
自分の感覚を見せない様にしながら
出来事だけを語ってみました。


すると、
「何それ?ハズイじゃん!!ダメでしょ!?」
という反応が返ってきました。


ふむ、親子よのう~。

ちょっと安心しました。

でもって私の発見は、
「アイシャドウをする前がコンタクト装着のタイミングなんだね。
 見えないからね。」

普段コンタクトを使っていない私の素朴な気づき。

って、そこ??


 

閉店5分前にようやく「本気」。

2011-06-06 22:01:11 | 暮らし
しばらく前から娘の足の小指の爪が
片方、また片方とつぎつぎ死んでしまって
ポロリと取れてしまっています。

痛みはないらしいのですが、
たぶんバスケットシューズが小さいか合わないのでしょう。

娘は「小指の爪くらいなくても、どってことないでしょ。」
というのですが、
再生機能までダメになっても、と思い、
昨日、ららぽーとへ新しいバッシュを探しに行きました。

私も、アメリカの友人から本を送ってほしいと頼まれていたので
それも買おうと思いました。

午後3時ごろ着いて、
まずはやっぱり美味しいものでもと、
飲食街で飲茶のジャンボ餃子をいただきました。

その後、いくつものシューズを履いて
結局気に入ったのがみつからず。

こんどはハンズをぷらぷらと物色したり
おしゃれ靴やファスト・ファッションなどを見て回り、

広い敷地内を歩きまわったせいで足が棒のように疲れ、
また休憩しようといって、二人でケーキセット♪


気がつけば閉店時間の午後9時まで
あと5分となってしまいました。

「あ~っ! 本買ってない!!」

いきなり背筋にビビッ!とエネルギーが走り、
現在地と反対側にある書店まで
長~いコンコースを小走りで急ぎ、
閉店の音楽が流れると同時に店内に滑り込みました。

一目散にレジの店員さんに
「この本、在庫ありますか?」
と聞いて、買う気満々をアピールし、
ギリギリで購入できました。


購入した小説は、
落合のモリノスさんと白石さんふたりのご推薦で
浅田次郎の「天切り松 闇がたり」シリーズ。

私はまだ読んでいないのですが、
読みやすく面白くて
浅田ワールドさく裂だそうです♪

それと、スピリチュアル系の本もリクエストされていたので、
私のバイブルでもある「エイブラハムとの対話」シリーズを探したのですが
たまたま在庫していなかったので、
精神世界系の本棚を、右へ左へと
指で辿りながら「何かないか」と大急ぎで探し、
直感でアラン・コーエンの本を選びました。

 
アメリカにいるその友人は、
3月に日本に里帰りしていたのですが、
奇しくもちょうど3.11大地震に遭遇!!

無事ではありましたが、
私たち日本の友人と会う約束が
延期となったまま、
アメリカにいるご主人がとても心配してしまったこともあり、
予定を早めて帰国したのでした。

日本での時間を恐怖と不安の中であたふたと過ごし、
ゆっくり読書をしたりすることも
ままならなかったことでしょう。

「日本語に飢えてるの」というメールに
少しでも早く応えてあげたかったので

購入した本を梱包し、本日、発送しました♪

早く届いてね~♪


 


応援~送別会

2011-06-05 00:38:38 | 暮らし
きのうは、朝5時に起きてから、
娘のお弁当とタラミのゼリー16個を
保冷剤とともにバスタオルで包んでキャリーバックに詰め
7時過ぎに家を出て
帰宅したのが深夜午前1時まえという、
長~い一日となりました。

娘の部活、バスケの総体が始まり、その第一試合。
先輩たちにとっては最後の大会です。
会場が千葉駅からバスに乗って
更に何分も歩く、緑豊かな環境にある高校。
娘のリクエストで準備したゼリーが重くて
道のりが遠く感じました。

バスの中で、
背中に「籠球部」と刺繍された
ジャージを着た男子たちが
「○○で降りるぞ」
「時間早すぎじゃね?」
としゃべっていて、
ああ、いっしょだわね~と心の中でひとりごと。

バス停で降りるとどの道に進めばいいかわからず、
制服を着たジモティーらしき小柄な制服女子の後をついていこうと、
その子の隣に行ってさりげなく道をききました。

「○○高校はこっちですよね?」
「いえ、違います。あっちです。」

えっ!聞いて良かった。と思っていると、
先ほどのバスケット部員たちが
ケータイを覗きながら「あっちだ、こっちだ」と話していました。

「○○高校ならこっちだそうですよ。」
と声をかけると、びっくりした顔。
「あの女の子が言ってたから。」
というと、その子を振り返って見ながら
みんな半信半疑な感じで細い小道をついてきました。

それらしき建物がなかなか見えなくて、
ひとりが冗談めかして言いました。
「あのちっちゃい女子の言うことが合ってんのかな。
○○小学校についちゃうんじゃね?」
いっしょになって「あはは♪」と笑いました。

キャリーをガラガラさせて歩く私を見て、
不思議に思ったのでしょう。
「えっと…どうして○○高校に?」
「あ~。私、保護者なの。」
「え~、そうなんだ~。」

「あらっ、スッチーにでも見えちゃいました~?」
と言おうかと思いましたが、やめときました。


娘の高校はもう試合が始まっている時間だったので、
彼らをおいてサクサク先に行きました。

結果は…必死の応援の甲斐なく惜敗。

3年生はこれで引退ということもあり、
全員号泣でした。

特に2年生である娘たちは、
自分たちの力不足に責任を感じたのでしょう、
呼吸困難でしゃべれないくらいにしゃくりあげ、
逆に3年生に慰められていました。

この春、一年生が数人入部するまで、
試合参加資格ギリギリの5人で頑張ってきたのです。
ケガをすればチーム全体に迷惑をかけてしまうという
プレッシャーと戦いながら、
男子バスケ部と混ざってハードな練習を積みました。

「良く頑張ったよね。」
「いい試合だったよ!」

二人しかいない3年生のお母さんたちも
涙を浮かべながら声をかけていました。


午後はその足で落合に出勤し、
夜は、もうひとつの職場であるブライダルサロンの友人の
うちわの送別会二次回がありました。

キャリーバッグをガラガラさせながら、
地元にあるホテルのエントランスを入ると
「ご宿泊のお客様でらっしゃいますね?」
と間違われました。

最上階のバーラウンジに到着すると
まさに乾杯を待つばかりとなっていて、
空けてくれていた私の席の向かいには
前回の日記に登場した
6月から異動になっているあのGMが(嬉)。

このたび職場を去った同僚は
私とほぼ同い年なのですが、
自分のほんとうにやりたいことを
これから始めるのだそうです!

素敵な夢の実現を
みんなで遠くから応援してますよ♪


なごやかに宴はすすみ、
スタッフのみんなからは
普段は聞けないホンネ話もたくさん聞けました。

GMが
新しい職場での「やっちまった話」も披露♪

スタッフ全員を前に、新任のあいさつのとき、
「鈴木宗雄」「アホの坂田」の異名をもつその風貌で、
開口一番こう発したそうです。

「千葉から来ました白鳥麗子です。」

「・・・・。」


笑ってくれたのは、
彼のキャラをすでに知っている数人だけだったそうです。

それを聞いて爆笑しながら、
みんな口々に言いました。

「ほんとにそれ、言っちゃったんですか~?」
「いきなり~!?」
「ダメですよ、徐々に馴らしていかなきゃ!」

「そうか~?オレも焦っちゃったな。なんだかまだ居心地悪くてさあ。」

「大丈夫ですよ。GMならすぐ受け入れられちゃいますよ♪」


歩いて帰れることもあり、
最後まで残ったメンバーと
夜景を見ながら談笑していたら、
久々の午前様となってしまいました。

でも楽しい時間でした…。





GM壮行会

2011-06-01 23:50:33 | 仕事
私が週一でお仕事させて頂いているホテルのGM(総支配人)が、
昨日をもって異動となることに伴い、
スタッフや協力会社のかたもそろっての壮行会が
盛大に行われました。

思いかえせば、
初めてこのホテルに面接に訪れたとき、
ロビーでニコニコしている小柄な制服のオジちゃまがいたので、
つかつかと近寄って声をかけ、
ブライダルサロンのマネージャーを呼んでもらったのですが、

姿を現した女性マネージャーが、
オジちゃまのそばに立つ私に軽く挨拶をした後、
すぐさまその、オジちゃまのほうに向き直りながら私に言いました。


「こちらは総支配人の○○です。」

(えーーッ!?)

あまりにも気さくな、
威厳のカケラも感じられない(失礼な!)かただったもので、
素な感じで話しかけちゃったぞ~と焦ったものです。


彼は誰に対しても、どんな時でも
そう、部下を叱る時ですら、
笑顔で諭し、冗談のひとつも言って締めくくるという、
器の大きい方なんです。

ですからスタッフも男性・女性を問わず
GMだからといって
言いたいことが言えないような雰囲気はなくて
のびのびと仕事ができたと言えるでしょう…。


私は彼のバツグンのユーモア・センスが大好きでした。
「なんちゃって~」な話で、たびたび
周りをドハハハー!と笑わせてくれるのです。

総支配人室での彼の最後のユーモアは、
運び出す荷物をカートに乗せようとしたスタッフに言った
こんな言葉。

「大丈夫か、重いで!重いで! いっぱい詰ってるから。

 オモいで、いっぱい詰ってるから。思い出いっぱい…!」


素敵でしょ~?
可笑しさとと淋しさで 涙目になっちゃう…。
(ちなみに普段は関西弁ではありません。)


これからは直接ホテルでお目にかかることは
ほとんどなくなりそうですが、
これで「さようなら」にはしたくないなあ~と
切に思った次第です♪