M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

万引きの現場で。

2011-05-29 18:28:00 | 人生
きのうは白石さんと「ブラックスワン」をみるため
新宿まで行ったのですが、
なんと満席で見ることができませんでした(涙)。

しょぼんと気持ちが沈んでしまいましたが、
空いたお腹を満たして、
いっしょにカラオケを2時間もしたら気分もアガりました。

そして駅までの帰り道に立ち寄ったのは
落合サロン御用達の洋服店。
店長さんにご挨拶だけ♪といいながら
しっかりお買い物しちゃいました。

すっかりいい気分になって帰宅しました。

このお店の店長さんが
とても気さくで楽しい人で、
セールスレディとしても凄腕なんです。

彼女の人柄が好きで
お店に顔を出すと、
彼女も私たちの好みなどよくわかっていて
本音でアドバイスしてくれるのです。
楽しく会話もはずみ、
でもって、また買っちゃう…いや別に、人のせいにしてないですよ。
褒め言葉です(笑)

「お客様を、おだてるではなく、いい気分にさせる。」

これが セールスの極意ですね~!!


以前、こんなことがありました。

お店で服を物色している時に
白石さんが地下道の方を見ながら言いました。

「店長さん!今あのお爺ちゃんが、売り物の小物もってっちゃった!」

えっ!?といって、店長さんは
店の物をフツ―にもってトボトボ歩いて行く
高齢のお爺ちゃんのところに走って行きました。

そしてそのお爺ちゃんに優しく声をかけると、
お店の方に引き戻して、
「ダメだよ~。返してね。」
と笑顔さえ浮かべながら背中に手をまわして言いました。

「ああ。だめか~。」
つられて笑いながらお爺ちゃんはあっさり返し、
歩いて行きました。
その後ろ姿にむかって、
「もうお店の物もってっちゃだめだからね~♪」

こんな感じで一件落着。


「怒らないで素晴らしい対応!」というと、

「怒らないですよ~。お爺ちゃん、寂しいだけなんですから。」

おお~!
人情の機微をよくわかってるなあ。若いのに。

咎めず、事を荒立てなかった店長さんに

ふたりで拍手したのでした。



AKB48総選挙

2011-05-27 00:31:00 | 育児・こども
今朝のニュースで、

AKB48の総選挙に投票できるCDを
ひとりで1000枚購入した人がいるとか。

「なんじゃ、そりゃ~!」

と唸ると、娘が髪をブローしながら、

「去年同じクラスだった男子が、
ひとりで80枚買ったんだって。
ばかじゃん。」

と無表情にこちらに目を向けました。

スゴイ! 身近にもいたか…。

確かかなりの進学校なんですけど…手前みそですが。
ママ友いわく、
偏差値と男子の「オタク度」は比例するとか。

ヨーカドーのフードコートあたりにタムロして
遊戯王カードゲームなんかで
小学生からヒーロー扱いされる高校生は
有名進学校の生徒が多いんだって。

でもって、
「女子力」は偏差値と反比例するのだそうです(笑)。


3.11の震災後に、
こんなつぶやきがあったそうですね。

「AKB48に義援金を集めさせて
その金額を競わせて入替え戦をすればいい!」

確かに凄いことになりそう…。

でも、そのお金はどこから出てくるんだろう?

総選挙のたびに、CDを買うために
借金しちゃう男の子がいるそうじゃないですか。

義援金集めにしたって
そんなことされちゃあ、
新たな社会問題ですよね。


ていうか既に
「いいのか、これで?」ですね。



20年のつき合い

2011-05-25 23:56:55 | 育児・こども
今日は、少々リッチなホテルランチでした♪

集まった友人たちとは3年ぶりなのですが、
知り合ったきっかけは
長男がまだお腹の中にいた時に通った
マタニティースイミングの仲間なのです。

同じころに産まれた子供たちも
4人それぞれの道をたどって
今や大学生。
今年で二十歳になります!

親同士はこうしてたまに会って
近況を報告しあうのですが、
子供たち同士は会ったことがないのです。

お腹の中にいるときは
同じプールの水の中で
一緒に泳いだ仲なのですけどね♪


もうすぐ成人式だなんて
信じられないね、早いねぇ~。
無事に産まれたことを喜びあってから20年もたつなんて!

口々に感慨深く語り合いました。

その分、私たちも年を重ねたってことよ~。
わ~、コワい!
みんな心は乙女のままなのにね…。

そう言って、うふふ…と
笑いあいました。


ガラス張りのレストランの外で
風に揺さぶられる新緑の木の葉が
いっしょにクスクス笑ったように見えました。






面倒くさがり

2011-05-22 23:47:47 | こころ全般
私は恥ずかしながらとんでもなく面倒くさがりです。
ここ数年でさらに「いい加減」になってきて
落合サロンの白石さんにも
「ま、いいか!」ってすぐ言うよね、と指摘されます。

これでも昔は頑張って「しっかり者」をやってきたつもりなんですけど、
最近はそれが面倒になってどうでもよくなってきて、
肩の力を抜いてみたら、
これがラクチンでラクチンで…♪

ちょっと抜きすぎのようで
落合ではすっかりダメダメなボケキャラが定着してしまいました…。


面倒くさくなる原因は人によって違うのですが、
思いつくままに挙げると、

まず、「考えすぎ」の面倒くさがり。
これは完璧主義者に多いかも…。

やらなければならないことを考えすぎて、
落ち度なくすべてやらなければ!と思うと
やる前にうんざりしちゃう…。

優先順位が低いことは後回しにしてしまうため、
こまごまとしたそれらが、
どんどんたまって膨らんできます。

そしてフリーズ…。
行動できなくなったりします。


そんな人は、「やらないこと」を決めるとか、
時間割をつくってしまう、
などするといいかもしれません。
そのとき、時間通りにいかないと、そのことに
イライラしてしまうので余裕をもって割りふるほうが
無難です。

それから、よくよく考えると何もすべてを
自分でやることもなかったりするので、
お願い上手になることです。


それから、「無意識」にやれるようにするといいので、
考えなくてもできるように、身体で覚えてしまうんです。
「習慣化」するまではなかなか面倒ですが(笑)


実は「せっかち」な性格から面倒くさくなってしまう、
ということがあります。
私はこれに近いかも!

さっさとやって済ませてしまいたいことの中には、
地道にコツコツやらないと終われないことってありますよね。
それが自分の興味のないことだったりすると、
一刻も早く終わらせたいのに
気が遠くなるような時間がかかりそうで、
それを想像しただけで面倒になってしまうのです。

そんな時は、とりあえず何も考えずに手を動かすことにしています。


あるいは行動的な友人に、手伝ってもらう、
専門家に任せる、これもありですよね。


きのうは、
使えなくなったバッグを買い替えるのを
延ばし延ばしになっていることに気づいた白石さんが、
今すぐ買いに行ったら?と背中を押してくれました。

「早く買い替えたいのだけれど、
買うなら低予算ながらもできるだけ良いものを買いたい、
でも自分は目利きではないし、デパートめぐりも地理的に不安…。」
そんなこんなと考えていて面倒になっていたのでした…。

すると、ファッションに関してはプロの店員さんもタジタジの
超こだわり派モリノスさんが
バッグの見立てをしてくださるという有難いことになりました。

おみ足が悪いとは思えない行動力に
引っ張られるようについてまわり、
おかげ様で自分の好みのバッグを手に入れることができました♪
ほんとうに助かりました~。


考えてみると、
私のような腰の重い面倒くさがりは、
二度手間がきらいだったりします。

模様替えなどでは、
家具がきちんと納まるかどうか、
移動後にどんな風景になるか、
どれをどの順番で移動させれば
無駄な動きがないか、
段取りを決めて頭の中でシュミレーションしてから動くことで、
最短の動き・時間で済ませ、
二度手間をなくすようにしています。

これが、
正反対の性格の夫はフットワークがいい分、
とりあえず動かしてみる派…!
やりながら考える。やってみてダメなら変えればいい、
となるのです。


面白いものですね~。




サプライズ

2011-05-21 00:55:35 | 仕事
仕事に出かける準備をしていたところ、
携帯が鳴りました。

カウンセリングの待ち合わせをしている友人からかと思って
携帯画面も確認せずに出たら、
私がブライダルサロンで仕事をしているホテルの
フロントスタッフのNさんからでした。

Nさんとは以前よく食事の時にいっしょになりました。
従業員食堂にいくと彼女はいつも
食事を終えてひとり英字新聞など読んでいて
なんだか近寄りがたい気品を漂わせていたのですが、

ちょっと話をしてみると
とても可愛らしくて笑顔の素敵な方で、
しかも家もご近所ということが発覚!

それからは会えば子育ての話などしたのですが
私の勤務が週一になってからは
なかなか会えませんでした。


その彼女から、何のお話かと思ったのですが、
渡したいものがあるから会いたいと…。

何だろう?
お引っ越しでもしちゃうのかしら?

聞いてもなんだか説明しにくそう…。

「回ってきた」とかいっているので、
(もうすぐ異動になる総支配人のための
色紙でも回しているのかしら?)
と思いながら、少し早く家を出て、
ホテルに取りに行くことにしました。


裏口から入り、私服のままフロントの控室を訪れて、
彼女から受け取ったのは

「黒革の手帳」??


厚い手帳のフックを外して中を見ると
中にはまだ数人の分しか書かれていない100枚の
メッセージカードがとじられていて
左側には、私宛のメッセージカードが差し込まれていました。

そこには、
私の仕事ぶりなどを評価した感謝の言葉が
いっぱい書かれており、
びっくりしてしまいました。


どうやら、会社の上層部が始めた
仕事へのモチベーションを上げるための
「感謝の輪を広げていきましょう」な作戦のようです。


ディズニーランドでは
上司が部下の接客を遠くからじっと見ていて
やはりカードに「素晴らしいです」というような
メッセージを書いてそのスタッフに渡す、
ということを既にやっていますよね。

自分を認められ
ちゃんと見いてくれる人がいるとわかった時、
人はやりがいを感じたり
ヤル気をだしたりするものですよね~。


ただ、今回私に回ってきた「黒革の手帳」は、
上司・部下を問わず、セクションも問わずに回すとはいえ
スタッフ同士の中で100人ランダムに回すというもので
メッセージカードは2枚つづりの複写になっており、
本紙は本人へ、コピーはとじられたまま残るというもの。

誰から誰へ渡ったかわかり、みんなが内容を読めるため
何となく回す順番・内容などに「優しい配慮」が感じられてしまいます(笑)


それでもやはり
頂くと嬉しいものですね。

名前しか知らないような他のスタッフのカードを読んでいくと、
そのかたの人柄などを何となく知ることができます。
「若い子たちも先輩も、みんな一生懸命なんだなあ~♪」
なんだか温かい、いい気分になってきます。


次に会った時には距離感もなくなり
親しみを感じて仕事のコミュニケーションが
スムーズになる気がしてきました♪


考えたらこれって、私には
まんまと作戦成功!ってことですね~。



あこがれの先輩

2011-05-18 23:39:39 | 育児・こども
先日夕方、娘と大型スーパーに行ったときの楽しいひと時…。

買い物の後お腹が空いてしまい、
ふたりでフードコートへ。
新しくオープンしたサーティーワンを横目に
ラーメンをすすっていたのですが、
なんだか途中から頭の中が、
色とりどりのアイスの映像でいっぱいになってしまいました!

最初に娘には、
夕飯なんだからね、甘いのはやめておこうね
と釘を刺したくせに
どうしてもナッツトゥーユーが食べたくなっちゃったんです♪

結局、娘に猫なで声で
「アイス食べたくなっちゃった」
というと、そりゃ~もちろん二つ返事です!

ちょっと奥まった所のベンチに腰掛け、
ふたりでアイスクリームをほお張ると
心もうち溶けてゆるくなったのか、
普段は遠慮して聞けなかった話題になりました。

男バス(男子バスケット部)の中に
あこがれの先輩がいるらしいのです。
「いいなあと思う男子いるの?」と聞いたら
思いのほかあっさりと名前を教えてくれました。

部の旅行の時に数人でお化け屋敷に入り、
幸運にもその先輩とカップルで入ることになったのだそうです。

「『きゃ~!コワイ~!!』とか言って腕にぎゅ~とかしちゃったの?」
「いや~、やりたかったんだけどさ~、
恥ずかしくてできなかったんだよねエ~~。」
「えー、そうなの~?」
「○○ちゃんと、□□ちゃんも憧れの先輩と組めたんだよ。」
「ほんとに。あれ? あこがれる先輩って、
誰ともカブってないの??」
「そうなんだよ、偶然。」
「えー!カブりそうなもんだけどね。」

女友達のノリで話す娘を横眼で眺めながら、
自分は母親にそんな話はしなかったなあ~と、
昔を思い出しました。

母は、時代背景もあって
男女交際への締め付けがかなりきつく、
好きな男子の話でもしようものなら、
先の先まで心配して
あれこれと恐ろしい事を言う親だったので、
とても恋愛相談なんてできませんでした…。

どうせすべて否定されるとわかっている相手に
心を開くひとなんていませんよね…。

ですから、娘があっさり
そんな話をしてくれたことに
嬉しさを感じました。
応援したくなりました。

構えていたのは私の方だけだったのかもしれませんね♪


(大事な話をするのは、食後やおやつの後など、
 相手のお腹が満足している時がグッドですよ♪♪)


ミッキー・ロークの言葉。

2011-05-16 19:09:09 | 人生
わき腹がつれて痛めてしまいました~(涙)。

何をしたわけでもなく、
ただコーヒーをドリップして
ガラスの中の、その香り立つ漆黒の液体を眺めようと
身体を斜めに反っただけなんですけどね…。

情けない思いで
胸にコルセットを巻きました。


ちょうどその時、
借りたDVDを観ていたのですが、
それが皮肉にも、

肉体を使ったエンタテイメントであるプロレスの世界で
最盛期をとっくに過ぎて限界を迎えてしまった
ある男を主人公にした映画「レスラー」。


プロレスに限らず、プロスポーツ選手やダンサーなど、
肉体を資本にお金を稼いでいる人が、
年齢を重ねて徐々に身体がいうことをきかなくなる、
あるいは突然、病気や事故で、
これまでできたことができなくなる、
そのとき人は何を考え、どう生きて行くのでしょう…。

格闘モノ苦手の私はプロレスの事は全く知らないど素人ですが、
この大きなテーマが誰にでも楽しめるものにしたと思います。

レスラー同士の、意外にも温かい絆に結ばれた人間関係、
舞台裏の苦労などもわかり、
リング上での流血シーンには
「うえ~!」
「もうやめて~!!」
と呻きながら鑑賞しました。


主演のミッキー・ロークも
それまでの14年間、映画界から干されていて、
彼自身の人生とオーバーラップしているようです。

DVD特典映像のインタヴューで
印象に残った言葉です。

* * * *

オレは人生のどん底にいた。

キャリア・家・家族まで失った。

だがどん底にも希望は存在する。

光が見えない暗闇にいてもチャンスはめぐってくる。


今のオレがあるのは闇をさまよったおかげだ。

感謝しているよ。


ハリウッドが悪いといった奴もいたが

オレはそうは思わない。

自分ですべてを台無しにした。

オレの中のある部分が壊れていたんだ。

助けがなければ修理の仕方がわからなかった。


* * *

ミッキー自身もこの映画で返り咲いたそうですね。

脚本家は、ミッキーとの契約が成立する前から、
彼が主役の作品と心に決めていて、
彼の顔や、彼がセリフをしゃべっている姿を
イメージしながら脚本を書いたそうです。


このレスラーやミッキー自身のように
どん底に落ちて、もがいて、
何かを悟った時、

ふしぎと光がさしたり

自分の新たな生き方が見えてくるんですね~。




どんな性格もOK!

2011-05-13 23:44:33 | こころ全般
「その後どうしたかな~?」と気になっていた方から
メールが届きました。

彼女の長女Mちゃんが、わが家の息子と同い年なのですが、
とても頭がよいうえに内向的で繊細すぎる性格が手伝って、
高校時代に学校に行くのが辛くなってしまい、
家に引きこもりぎみで卒業すら危うくなり、
何度か母としての悩みを聴いたりしていました。

結局は卒業したものの去年は大学受験を断念して、
自由にさせることにしたというので、

長い人生の1年や2年、部屋にこもって
考え事をしていたってどうってこともないし、
逆にいい充電期間になるかもしれませんね…と話していました。


この春もたぶん自室で人生を模索し続けているのだろうと
思っていたところ、
なんと、ちゃんと受験して
見事に東北大学に合格したというのです!!

いや~すごいなあ~~!


東北大学の合格発表が3月9日(水)、
一人暮らしをするアパートを探すために、
物件が少しでも多いうちにと
翌日10日(木)の朝早い新幹線で仙台へ向かったそうです。

「一日で決まらなかったら、ホテルに泊まって
ゆっくり探して来てもいいし、
アパートが決まっても、せっかくだから、
連泊して東北旅行でもしてきていいわよ~」
と言って送り出したのだそうです。

ところが、彼女と違って内向的な長女Mちゃんは、
その日一日で何とかアパートを契約できたら、
早朝からの外出で疲れてしまい、
自宅でゆっくり休みたいと、
夜の新幹線で日帰りで帰ってきたのだそうです。

そして!

翌日11日(金)が、あの震災の日です……!!


もし、Mちゃんが彼女の望むような
ポジティブで明るい性格だったら、
きっと東北のどこかで地震に遭って、
新幹線も、東北自動車道も不通の中、
いつ帰って来られたかどうか?
命の保証さえなかったでしょう。

なんという幸運!

それを考えると、
彼女の内向的な性格が幸いしたとしか
言いようがありませんよね♪


親は子供の性格が自分と違うと、
その気持ちが実感できず、
何を考えているかわからなくてイライラし、

自分の理想の性格に近づけようと
「しつけ」とか「教育」と称して
必死に変えようと試みます。

そして結局それは徒労に終わることが多いのですが…。

性格というのは短所に見えるところも
言いかえれば長所なのですから、
いいように見方を変えて、

気楽に『自分との違いを楽しむ』ようにすれば、

「なんでそんな訳分からないことするの!?」から
「へー♪なんでそんな面白い行動になるの?」

に変わりますね!!





子育て談義を楽しむ。

2011-05-11 00:22:22 | 育児・こども
きのう、娘つながりで仲良しのご近所ママ達と
久しぶりにランチをしました。

余震がおさまって季節も良くなってきた今月は
会うのを控えていた友人たちとの会合が目白押しです。

聞けばママ友もそれぞれ「今月は交友月間!」だそうで。

4人で会ったうちのMさん一人だけが男の子の母親なのですが、
彼女がいい意味でとっても教育熱心で、
息子のためにあれやこれやと心配ごとをみつけては、
「大丈夫かなあ~」「どうしたらいいかしら」を連発します。

女の子を持つ他の3人は
すでに母親業よりも自分の人生を楽しむことに意識を向けていて
パートをしながらたくさんの「部活」ならぬ「趣味」にいそしんでいます。
そのせいか、Mさんの真剣な悩みを
「放っときなさい」と言わんばかりに
平気で笑い飛ばしてしまいます。

実際、Mさんの息子は充分に健康的に育っているんですもの♪

当のお兄ちゃんに対しては、「きちんと躾けなくては」という思いから
何もかもが気になって心配し指図しながら、
年の離れた弟もいて そちらは可愛くて可愛くて一人にしておけない…。

兄妹関係を重視するアドラー心理学的には、
このありがちな状況は、
下手をすると長男は自信喪失、
次男は甘やかされて依存体質になると考えられるのですが、

彼女の深い愛情はちゃんと息子たちに通じているのでしょう、
普段は和気あいあいと仲良し家族のようなので
たぶん大丈夫でしょう。


女子のママ3人は、
「次男溺愛しすぎで、このままいけば『空の巣症候群』まちがいないね。」
「大丈夫よ。Mさんが可愛い次男にもしも
『うるせーんだよ!』とか『あっち行けよ!』とか言われたら
私たちが慰めてあげるからね~♪」
「きっともうすぐだよ。楽しみだね~~♪」
「あっはっは!!」

とか、

「息子が結婚したら、お嫁さんがどんな料理作ってるかとか
チェックしちゃだめだからね!」
「そうよ、むしろ今は料理作れる男子じゃないと
結婚すらできないからね。」

などと「女子力」の低い自分たちの娘をフォローするわけじゃないけれど
勝手な事ばかり言い放てば、
彼女もつられて
「その時はヨロシクね…。」と苦笑い。

少しは気が楽になってくれたかしら…。

いやいや、「この人たちじゃ話にならないわ」と思ったかもしれません(笑)



 

母の日だよね?

2011-05-09 00:29:29 | 家庭
それを意識していたのは私だけでした。

たまたま今日は、
長いゴールデンウィークの中で唯一、
家族全員そろってお休みの日。

実家の母のところに行こうかとも思ったのですが、
せっかく休みが合ったのだから家族で過ごしたら?
と、母が気を遣ってくれたので実家には行かず。

でもみーんないつも通りの超マイペースで、
のんびりと過ごしていました。

数日前から「どこかに行こうか~」と話していたのに、
当日になってもどうするんだかわからない感じで…。

別に「母の日だから感謝のひとつもしてほしい」などと
期待していたわけでもありませんが
実家の母といっしょに父のお墓にお参りに行くのを止めたのに…
という思いから、
なんだかイラっときてしまいました。

「予定が立たないのではっきり決めて~!」
と懇願し、ようやくそれぞれの意識が
今日のスケジュールに向いたのは、
すでに午後3時ごろでした。

息子の運転の練習を兼ねて
湾岸道路を適当に走り、
渋滞の様子を見ながら、
お台場か舞浜か、ダメでもららぽーとくらい行って、
美味しいものでも食べましょう、ということになりました。


幸いにも道路は適度にすいていました。
時間が遅いので舞浜のイクスピアリにしました。
大昔に一度だけ短時間訪れたきりです。

駐車場からイクスピアリへ向かって娘と並んで歩いていたら、
おおきなダイヤモンド・カット型の
スケートリンクのような建物の横を通りました。
「なんだろこの建物?」
「サーキュ・ドゥー・ソレイルって書いてある。」
「あーっ!! シルク・ド・ソレイユじゃん!」
「あはは♪ サーキュってなによ~。」

ああ~♪ 去年マカオに旅行に行った時に
シルク・ド・ソレイユを見て感動したっけ…。


イクスピアリは、ディズニーランドの再開で
きっと混んでいるだろうと思ったのですが、
意外と人は少なくて、
もう少し早く来てゆっくりショッピングを楽しみたかったと
娘も残念そうに言いました。

イクスピアリの造りの一部が
これまたマカオで滞在したホテルに良く似ていて、
目当てのお店を探しながらブランドショップ街を
グルグルと迷子状態で彷徨い
歩きまわったのを思い出しました。


さて今夜はどこで食事をしようかということになり、
「小籠包」とかいう中華レストランのその名前に魅かれて
ウィンドウを見ると、料理は美味しそうなのですが
なぜか、「小籠包」自体が見本になく、
「まさかメニューにない?」
『ええ、お客様、お店の名前に使ってるだけですが、それが何か?』
とか言われたらいやだからやめよう、などと
訳のわからない理由で
隣のイタリアンのレストランに入りました。


ちょっとしたコース料理に舌鼓をうちながら、
娘は学校や部活のこと、
息子は大学やバイトのこと(例の話です)など近況を話しました。

息子が語った言葉。
「今になって見ると、塾講師のバイトの時はどれだけ
待遇が恵まれていたかわかる。
でも今の仕事をしなかったら、
『あ~面倒くせぇな~』とか思いながら塾の準備して授業して、
惰性で続けて、ありがたみも何もわからなかっただろうな。」

「そうだよね~。」
「よかったね~、辛い仕事してみて。」

久しぶりに全員で笑って過ごす時間がもてたことは

有り難いことでした…。





イクスピアリの中庭に咲き乱れる菖蒲やビオラ






石やさんの前にあった大きな水晶とアメジスト


流れ星が見たい~☆

2011-05-06 22:23:10 | 癒し
「みずがめ座η(イータ、またはエータ)流星群」の今年のピークが、
5月6日(金)22時頃だそうです。

まさに今夜じゃないですか♪

って、もう過ぎてる~~(汗)!!

いやでも、流星観察に一番いい時間帯は、
今夜7日(土)の午前2時頃から、空が白み始める3時半頃までだそうです。


なのに!

千葉の空は薄曇り…。
予報でもお天気はこのまま下り坂、
明日の昼前にはひと雨きそうです…。


去年の春休みに
家族で行った石垣島で偶然見た
美しい「ほうき星」を思い出します。

あまりの輝きと長い尻尾に
驚き、見とれてしまい、
願いをかけられませんでした~。

また見たいなあ…。


晴れている地域の方は、
夜中にぜひ空を見上げてみてください♪

空のある1点から四方八方に放射状に飛び出してくる流星が
見られるかもしれませんよ~☆


 

せめぎ合い

2011-05-05 23:42:22 | 仕事
シリーズ「息子ネタ」です。

今日もクリクリ髪を
あ~だのも~だの言いながらドライヤーで伸ばし、
バイトに出かけて行きました。


昨夜の息子との会話はおもしろかったなぁ~♪


最近バイトから帰ってくると
「すげー疲れた…。」
バイトに行く時間になると
虚ろなオーラをだしているので、

夜中に夕飯をだしたあと、
「バイト忙しいの?」
とさりげなく聞いてみました。

いつものタラ~ンとしたリズムの会話が始まりました。

「そうだね…。
来週から大学の授業が始まるから、
週2回にしたいんだけど、
もっと出られないのか、とか言われるんじゃないかと思って…。
あ~もう、どうしよっかな~!」

「面接のときにはなんて言ってあるの?」

「いや、募集要項が週に2回以上できるかた、って条件だから。」

じゃあ、なんの問題もないじゃない?
自己主張の苦手な息子なので、
断って店長の心証を悪くしたらどうしようかと
心配してるのかしら?


息子の性格から想像するに、
申し訳ない気持ちを持ちすぎて
お断りする時に必要以上に恐縮し、

かえって相手に
「こいつは自分に対して、とても申し訳ない事をするヤツだ」
という印象を与えてしまうタイプです。

ですから、そういうタイプは
むしろ軽めのトーンで、かつピシリと
自分の希望を伝えたほうがいいのです。

それから、
自分の希望を伝えるということは、

自分がどうしたいか、
どんなふうに生きて行きたいのか、
そのためには実生活で何を優先したいのかを
まず自分自身がきちんと見えていないと

人に言っても説得力がないから
相手も気持ちを理解してくれない、
ただの我が儘と思われる事もあるよ、
という話になりました。


だって息子は
これまで行き当たりばったりな生き方で
なんとかなってきちゃってますから…。

それはそれで幸せですが、
息子の夢的なものが
アバウトすぎて…。

小さいころから、これまで何度も
「あなたはどうしたいの~?」
と聞いてきたんですけどね~~♪
なんだかね~。

私も、まあ、そのうちきっと…と今日まできちゃいましたけど。


…とまあ、断り方もなんとなくわかった、
それなのに。
すっきりしない様子の息子。

じ~~っと見ていたら、
(そういうことか。)
彼の心が見えちゃいました。


「まだ何かあるみたいね…。」
「う~ん…。」
「言っちゃえ、言っちゃえ~♪楽になるよ~♪」
「・・・・・。」(うつむいて体をよじらせる息子)

「せめぎ合ってるんでしょう?
 これだけは言っちゃいけないんじゃないかと。」
「・・・。」

どうするかなーと黙って見つめていると、
息子はせきを切ったように吐きだしました。

「もう、辞めてぇ~!!
でもなあ~、まだ始めて1カ月だし、せめて更新のときまでは
それ言っちゃダメだろうと思ってさ。」

「ふーん、辞めたくなっちゃったのは
一番の理由はなに~?」
「そうだなあ、スタッフ同士の
横のコミュニケーションをとる時間が全然ない!
まったく繋がりが感じられない。
ただ時間になったら仕事始めて、
終わったら帰る、その繰り返し!」


それじゃあ、どうする?
という話になりました。

どうせバイト先に骨をうずめるつもりもないんだから、
言いたいこと言ってみるか?
こうしたほうが店がより良くなるんじゃないか、とか、
店長が助かるんじゃないか、とか提案する?

ただ料理を運ぶだけじゃなくて
お客さんの立場になって
気をきかす、そんな気配りの訓練も
いい勉強になるね~。
お客様から名前を覚えられるくらいに
なったら、やりがいも出てくるかもね。


話をするときに、
あまり熱を入れ過ぎると
子供はプレッシャーを感じてしまいますから
さりげない雰囲気で話をするようにしています。

それに一度に盛りだくさんの話をしても
今の息子にはキャパ・オーバーになってしまいますから、
適当にやめておきました。

さて、どうするのでしょうね。

けっこうモチベーションが上がったのは確認できました。

さっそく動画を見始めたからなんですけどね♪(笑)




 

かかりすぎパーマ

2011-05-03 23:39:39 | 暮らし
今日も息子の話なんですが…。

パーマをかけて帰ってきた息子を見て、
私がまず「うーん…。」

そして娘が口元に笑みを含みながら
「なんか違うんじゃな~~い?」

息子も、苛立たしそうに、
自虐的な笑い声で
「そうだね!なんか違うよね!!」

息子自身も、違和感で笑っちゃう感じの
不本意なデキだったようで…。

誰だって突然違う髪型になったのを見ると、
カツラつけてきたみたいに見えちゃうじゃないですか~。


私と娘で、それに息子本人もいっしょに
批評検討会?が始まりました。


たとえれば、そうねぇ。
あの彫刻のさあ…。

ああ、なに?ダビデ像??

そうそう、でもそれより短いよ~。

まあそうだね。
とにかくギリシャ神話系だよな。
わかっとるわい!!


あっ!そうだ、
ルシウスだよ、あの『テルマエ・ロマエ』の。

ぎゃはは、似てる~♪


…ご存知ですか?
マンガ大賞かなんかとった、人気のコミック。

古代ローマの建築家、ルシウスが、
心と体を癒すお風呂をつくるため苦心しているうちに
いまの日本の風呂や温泉にタイムスリップしちゃうという
痛快なおはなし。

ルシウスが初めて見る日本人の
のっぺりした顔をみて
「平たい顔族」と命名するのが
私的にツボにハマっています。


娘がたたみ掛けました。

やっぱ、大阪のオバちゃんに、いそう♪

確かに、短くクリクリした茶色い髪の毛&黒いマユ毛が
なんだかそんな雰囲気でした。

ゴリラとまでは言わないよ~あはは。


というわけで、
今朝も息子は必死に毛先を伸ばしていました。

スタイリングを楽にするためにかけたのに、
かえって大変になっているみたいです…。

残念!!


高校生の時は全く洒落っ気なく、
ラグビー部というくくりの中でしたから
それで済んでいたのですが、
大学に入学したら
まわりがかなりオシャレなので焦ったようでした。

本屋さんでメンズファッション雑誌を
初めて買う時、
「どーしよー、ドキドキする~。」
なんて言ってたっけ。

わざとらしく
「ぼくちゃん、ママが買ってきてあげましょか?」
なんて言って、からかったっけ~♪


大学生になった今でも

まだまだ成長を楽しませてもらってます♪