M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

トイレの便器に…え?

2008-04-30 23:53:16 | 暮らし
本日、仕事先に向かうまえに、青山一丁目の駅のツインタワービルのトイレに入りました。
個室が3個あり、誰も入っていないのですが、洗面台の端に紙袋が置かれていました。
そういえば電車の車内放送で、
「不審物を見かけた方はすぐに乗務員にお知らせください!」
と言っていたのを思い出し、ギョッとしながら、遠巻きに覗いてみました。
すると、何のことはない、ファイルのようなものなど、書類が入っているようでした。
置き忘れたのかしらと思いながら、とりあえず用を足そうと個室に入ると、トイレの水の底の方にペーパーとからまった何やら排泄物とは思えない物の影が!
そのまま用を足すと、面倒な現象が起こりそうで、すぐに外に出たところ、ひとりの若い女性が小走りに入ってきて、紙袋をつかみながら、
「あの、今ここのトイレの中に、メガネを落としちゃったんです~。あわてて管理室に言いに行きました…なので詰まっちゃうから使わないで下さい。」
とのことでした。
私もなんと言ったものかと、
「それはまあ、困っちゃいますね、メガネがないと。」
とかいいながら、
もしも設備係のおじさんがうまく取ってくれたら、それをまた使うのだろうか…私なら…やっぱそっと使うな…と思いながら、トイレを後にしました。

学校行事でもラグビー部が!

2008-04-28 23:54:04 | 育児・こども
今日は息子の高校で「キョウホ大会」なるものが開催されました。
毎年行われている行事で、九十九里の方までバスで出かけて、全校生徒で一斉に行います。
去年、息子に
「キョウホなんて、めずらしいよね。あれって、歩き方むずかしいんでしょ?学校で練習とかしてるの?」
と聞いたら、
「なんで練習の必要があるんだよ。歩くだけだぜ。」
と言われて、ようやく気付きました。
「競歩」だと思ったのですが、「強歩」つまり、長い距離を一生懸命歩くという行事だったのです!
新しいクラスのみんなと仲良くなるための行事なんでした。

昨日の試合の疲れと、寝不足で、足を引きずりながら息子は出て行きました。
そして無事に完走(完歩?)したようでしたので、
「去年より体力がついているから楽だったんじゃないの?」
と聞いたところ、
「今年は、毎年ラグビー部2・3年生が担当する『川渡し』をやったから、疲れた!」
とのこと。
膝ぐらいの深さで5~6メートルぐらいの幅の川を、
生徒をおぶって、渡らせてあげるのだそうです。
延べ15人ぐらいおぶったそうです。
「女の子もいたの?」
とさりげなく聞くと、
「うん、まあ。10人ぐらい渡したぜ!」
いいなあ、なんか、青春してるなあ…!!

性格も激しくなった?

2008-04-27 23:51:52 | 育児・こども
ラグビー部の息子は、今日、公式試合にいきました。
すでに3回戦で、今日勝てば、シード権が獲得できるそうで、
朝から気合が入って、フンフンと肩を回してみたり、「あー緊張する~!」
とつぶやいてみたり。
「ぜってぇ勝ちてぇ!」というので、
「今日はこれまでになく力がはいってるけど、どうして?シード権って、重要なんだね」
と言うと、
「シード権取りたいっていうより、負けて後輩にナメられたくない…!」
という意外な言葉が飛び出しました。
およそ競争意識のうすい息子の口からそんな言葉がでるとは。
これも成長と見ていいのかしら。
入学して部活を始めたころ、彼にとって3年生の先輩は、体も大きくて厳しくて威厳があり、神のような畏怖を感じていたようです。
自分が今年からその「先輩」となったわけで、憧れの3年生に近づきたい思いがあるのでしょうね。

そして、夕方、なかなか帰宅しないので、メールで確認したところ、
「負けた。」とだけ返信が…。
夜、足の裏の大きな血豆を見せてくれました。

夫婦愛ってむずかしいね。

2008-04-26 22:42:16 | 人生
昨夜、友人Kさんから、とても久しぶりに連絡がありました。
彼女とは娘の幼稚園で出会ったママ友の関係。
いろいろと深い話ができる仲で、卒園してからもずっと、親交があります。

彼女は数年前からとてもたいへんな苦難の道を歩んでいます。
ご主人が早期退職に応じたのを機に、引きこもり、アル中になってしまい、何度も入退院を繰り返しています。

ご主人の立ち直りを信じて、ほそぼそとパートをしながら、手探り状態で生きてきたのですが、このたびようやく、経済的な自立を目指して、フルタイムで仕事を始めることにしたそうです。

これまで何度も、御主人のことは切り離して考えて自立した方がいい、と言ってはいたのですが、どうしても行動に移せなかった彼女。
彼女にとっての「家庭」とは、「第一に夫婦が仲良く、次に子供と仲良し」だと思っているといつか言ってましたが、それが結婚当初からままならないまま、御主人がそんなことになったのです。
不完全燃焼のままなのです。
「彼に立ち直ってほしい。」という思いは、大切なものではあるのですが、それはある意味、「彼への依存」が含まれています。
特にアル中に関しては、彼に手を差しのべ助けることが、かえって彼の病気を助長する結果になりがちです。
彼女が「自分を生きる」ことが、彼への愛でもあるということ…。
納得するのは難しいですね。
二人の関係を、過去のある日ある時に戻すことはできません。昔とまったく同じ状態にはならないのです。「これから」を「つくっていく」しかないのです。

電話の向こうで、
「今度の仕事は自転車を使うの。小学校以来のっていないから、今頃になって練習しているんだけど、もう怖くて…。転んで足の骨でも折るんじゃないかと心配で…。」
などど、いうので、
「骨を折ったらどうしようとか思ってると、そうなるのよ。ネガティブなことにフォーカスしちゃダメダメ。これからもしかしたら、生きがいのある仕事ができていくかもしれない、素敵な出会いがあるかもしれない、面白い事が起こるにちがいないと思っていれば、そうなっていくよ!」
というと、
「占い師みたい!」と言われました。

人生の師。

2008-04-25 23:09:07 | 仕事
私には、タロットの師匠と並び、「人生の師匠」ともいうべき方がいます。
彼女と出会ったのは、娘がまだ、幼稚園児だった時です。
娘の幼稚園は、さまざまな教育の取組みを制約に縛られずに取り入れるために、あえて無認可のままでいる幼稚園で、園長先生は老齢ながら、とても柔軟な考えをお持ちの方です。
その幼稚園に新しく、カウンセラーの先生が就任し、その方こそが、現在の私の人生の師匠なのです。
彼女は、とても明るくエネルギッシュで、温かくて、面白くて、頭の回転もよく、バイタリティーがあり、サービス精神があり、それでいて庶民的…と、たくさんの形容詞を並べられるかたなのですが、一番すばらしいと思うのは、どんな時も自分の信念からぶれないこと。
ピンチの時はもとより、オイシイ話にも惑わされず、自分は何を目指してどうしたいのか、そのためには今、どう行動すべきかを冷静に判断できるのです。
これまで、彼女は私のブレーキ役でした。
ややもすると突っ走りたくなる私の手綱を引っ張って、今、大切なことは何?と問いかけてくれるのです。
心理学の勉強をしても、家庭で実践し、それを活かさなければ意味がありません。勉強ばかり夢中でして、知識だけ増えても、自分の居場所であるはずの足もとの家族関係が冷たいものになってしまっては本末転倒です。
ですから、無理せず地道に地域での活動などを進めてきました。

今日、彼女と仕事の話をしながら、様々な条件が整ってきたので、そろそろ本格的に動き出す方向に機が熟してきたことを確認し、具体的に今後の事を楽しく話し合いました。
基本は、
「本当にやりたいことを、自分たちのやりたいようにやる」
これは一見、わがままに聞こえますが、実は一番大切な考え方ではないでしょうか。
そこの部分をきちっと自覚していないと、時代の流れや、世間のしがらみに振り回されて、方向性が変わってしまったり、ストレスをため込んだりしてしまいます。

この考え方を貫くには、冷静に選択し、欲張らずにぞぎ落とす勇気が必要なのです。

再会。

2008-04-25 01:28:00 | 癒し
今宵は、タロット仲間と会合がありました。
出会って数回しか会っていないのに、なんでこんなに分かり合えるのだろうと不思議です。
性格はおのおの個性的。生活スタイルもみんな違う、でも、私が言いたいことが仲間の口からでて来て、えっと思ったり、仲間の目を通して自分自身を確認できたりします。
そのうえ、欲しいと思う新情報を得られたり。
師匠のM氏のもとに集まったタロットのメンバー…やはり、なにやら運命を感じ、必然だったのかな、と思います。
このお気楽な安心感…いったいいつの時代のどこの国での御縁だったのだろうなんて考えると、イマジネーションがぱーっと膨らんで、その時はどんな関係だったのかしら、敵同士だったかも、家族や恋人同士だったかも、三角関係だったかも、なんて…なんとなく思い出せそうな、はるかなる過去に思いを馳せてしまうのです。
こういう仲間と話をするのは、疲れるどころか魂が癒されてしまうので、夜遅く家に帰ってきても、気味悪いくらいスイスイっと動けて、家事なんかしたりできちゃいます。
こころとからだの不思議な関係。
次回の会合が楽しみです。

意外なできごと。

2008-04-23 23:41:05 | 育児・こども
いや~、昨夜は、食後に極度の眠気が襲ってきて、うたた寝してしまい、遅くに夫が帰宅しても、いつもは起きて夜ご飯を並べるのですが、昨夜はグロッキーで立ち上がれませんでした。

先ほど、息子が何やら賞状らしきものをポンとテーブルに置いたので、見てみると、書き初め展覧会で入賞した賞状でした!
「えーーっ、うっそ。なんで?芸術点で?」と私。
ちょうど帰宅した夫も、
「おい、誰に代書してもらったんだ~?」
両親にほめられるどころか、開口一番、遊ばれてしまった息子。

息子はお世辞にも字がうまいとは言えず、受験の時も、
「それじゃあ、たとえ正解でもわかってもらえないんじゃない?」
と心配になって言ったほどです。

高校生になって芸術の授業を選択するときに、本人は音楽が第一希望でしたが、私的には、少しでも字がきれいになればいいからという理由で、書道を勧めました。
息子は書道なんて、じーっとして字かくだけじゃん。面どい。といいましたが、夫が、「高校の授業では書道が唯一の息抜きの時間だった。」といったのを聞いて、第二希望にしたら、書道になったのです。

第二、第三希望に「書道」と書いた人は全員、書道になったらしいです。
授業で書き初めをしたことすら知りませんでした。
「何と言う字を書いたの?」と聞くと、
「う~ん、あれ、なんて読むんだろうなあ。漢字5文字。」何か漢詩らしい。
「そんなんでいいのー?意味もわからず書いてて…。」
「書道なんて、出せば何かしらの賞をもらえるんだよ。じゃなきゃおかしいだろ。」
どうやら自分でも、会心の出来とは思えないらしいです。


気持ちだけは乙女?

2008-04-22 00:04:30 | 暮らし
今日は、せっかく作ったお弁当を息子が忘れていきました。ショック…。
私が代わりに食べました。
ご飯が半分しか食べられませんでした。息子はいつもペロリト平らげているのですから、でっかくなるわけだ!

職場に忌引きでお休み中のFさんから連絡があり、お通夜のお礼を言われました。
電話を切ってから、いっしょにお通夜に行った主婦パート仲間の3人でその話をしていたら、ひとりが、
「そういえば、通夜ぶるまいの席で、私の隣の隣に座っていた男の人、チュートリアルの徳井似のイケメンだったよね。」
と言いだし、私たちは、
「そういえば似てたね。もっと整ってたかも。」
と、ちゃんとチェックずみ。
「あれは旦那さんの会社関係のグループだった」
とか、
「お焼香の時に前の列に座ってて、髪におしゃれに色をいれていたから気になってた」
とか、
「そりゃ、モテてるのわかってるね、自意識過剰だったりして。」
とか、しまいには、
でも、あの手の顔は私の好みじゃないだの、
自分がカッコイイと分かってる男って結構好き。とか言ってる始末。
最後に、みなハタと我に返って、
「まーったく、大きい子供もいる40代のおばさん達がさあ、こんな盛り上がっちゃってさあ、しかもお通夜の席でなにやってんだか。結婚式の二次会じゃあるまいし!」
「でもこの年になると、結婚式なんてないもーん。お通夜しかないもんねぇ~。」

おとといも話題にした、その同じお通夜の話とは思えない落差…。

タケノコご馳走様でした。

2008-04-21 01:40:28 | 暮らし
先日、TV番組「受けたい授業」で野菜ソムリエのおじさん?、いえ、どこだかの大学教授が出ていて、旬の野菜を皆で試食などしていました。中でもたけのこがとてもおいしそうで、「食べたい~。」と思っておりましたところ、
今日、近所の友人がたけのこ狩りに行ってきて、たくさんあるのでもらってくれない?とメールが!!
喜んでおすそ分けしていただきました。
ご丁寧に下処理もしてくれていたので、すぐにうすくスライスして「焼きたけのこ」をつくっていただきました。
あ~香ばしくて美味しかった~!
旬の野菜のおいしさは、そのまま栄養効果となって、体にいいのですよね。
しかも白い部分のチロシンは老化防止効果があるというではありませんか。
最近、記憶障害が激しいので、明日も残しておいた半分を「忘れずに」頂かねば。
明日はたけのこご飯かな。うふ。

お通夜に参りました。

2008-04-19 22:48:50 | 人生
昨夜、仕事先の友人Fさんのお義母さまが亡くなられたとの連絡があり、本日、お通夜に行ってまいりました。
亡くなられたお義母さまは、大阪に住んでいらしたのですが、悪性腫瘍がみつかって手術し、長い入院生活が続いていました。Fさんの夫は一人息子。Fさんは、お義母さまの看病のために仕事のない週末は毎週のように千葉から大阪に通っていました。
体力的にも経済的にも大変だったと思います。
その後、一人息子のそばにいたいだろうと、千葉に住まいを移し、介護環境の整ったマンションで暮らし始めたばかりでした。
近くなったらなったで、頻繁に呼び出されたりしていましたが、彼女はいつも明るくお世話に向かっていました。
でも聞くところによると、ほかに頼れる人もなく、辛くてひとりで、近くの海の砂浜にすわって泣いた日もあったそうです。

今日、お焼香を済ませた後、Fさんが挨拶に来てくれたので、
「よく最期までがんばったよね。きっとお義母さまも喜んでくださっていると思うわよ。」
と声をかけると、
「なにもしてあげられなかった、もっといろいろできたと思う…。」
と涙を拭いました。
それは心からでた言葉だとわかりました。

彼女は普段、どちらかというと毒舌家で、仕事のうえでも言いたいことは はっきり言うし、イヤなものはイヤというタイプなのですが、彼女の行動を見ていれば、その慈愛深い人間性がわかります。

人間の本質というのは、その人の言葉ではなく、行動にあらわれるのです。



娘とデート。

2008-04-17 23:19:04 | 家庭
娘は、おしゃれに無頓着なほうで、いくつかのお気に入りの服だけを着回ししているので、親から見るといつも同じ服しか着ていないように見えます。
そんな娘が、「服がほしい! 買い物に行きたい!」と言うので、
めずらしいな、いよいよ目覚めちゃったか。と思い、部活動のない今日、私の仕事のあとに買い物に行きました。
どうやら、来月に林間学校があり、班を決めたりし始めたというので、お友達と服装の話なんかしているみたい。
今まで平気だったのに急に「服がこれしかない!」と文句をいうのも、思春期の女の子らしいですね~。
2時間以上、あちこちのショップをまわって、たくさん試着して…。
ショックなことがひとつ!
ジーンズのすそ上げを頼んだとき、彼女の股下の長さが、私より10センチも長かったのです。身長は1センチしか違わないのに!
現代っ子の体格は欧米化してますねえ。手足が長くてうらやましい…。
休憩にふたりでベンチに並んで、ハンバーガーをほお張って。
ファーストフードは子供にあまり食べさせたくなくて、抵抗があったのですが、自分もお腹がすいてしまい、どうでもよくなっちゃいました。
主義主張があるようでない、いい加減な母でして。
疲れましたが、なんだか楽しいひとときでした。
ちょっとした会話で、ノリつっこみができちゃったりすると、
いつのまにこんな言葉の遊びができるようになったのかしらと、
心の中でこどもの成長を感じます。
こんなことが一番の幸せかも…ですね。

妖精って、見たことありますか?

2008-04-16 23:03:08 | 癒し
本日、職場となったヒーリングサロンに行きました。
休憩中のスタッフのひとりといろいろお話していましたら、彼女は子供のころまで、妖精が見えていたそうです。
私は妖精も幽霊も妖怪も見たことありません。
興味津津で、どんな妖精ですかと聞くと、ひざ丈ぐらいで魔女のように鼻のシュッとした、しわしわ顔の妖精だそうです。
「妖精というと、ティンカーベルみたいなのを想像する人が多いんだけどね。」と笑いながら言いました。

そういえば、以前、釈由美子が、お風呂で妖精を見たという話をしていましたっけ。10センチぐらいのジャージを着たおじさんとかなんとか。
シャワーでうっかり排水溝に流しちゃったとかも。

近年親しくなったご近所の友人にも、小さい頃、水玉がゆらゆらキラキラしている場所(ヒーリングスポット?)が見えたという人がいまして、そのキラキラは他人に言ってもみえなかったというのです。

なんだか、私のまわりにだんだんと「常識では見えないものが見える人」が増えています。
私が引き寄せているの?私的には引き寄せられている感じなのですが…。
そのうち私にも見えるようになるかな。
なんかそんな日が間近に迫っている気がする…。
鬼太郎のお父様みたいな妖精に会いたいなあ。砂掛けばばあもいいかも。

衝撃!82才の空中逆上がり!!

2008-04-14 23:19:53 | 人生
実家の近くにある大きな池の公園。
義父のお見舞いがてら、姪っ子を連れてその公園へ遊びに行きました。
そこに高さの違う鉄棒があり、小学生になったばかりの姪っ子は、
「見ててね。」といって、自分の背丈より高い鉄棒にぶら下がり、反動をつけて見事に逆上がりをやって見せました。
「す、すごい!○○ちゃん、すごいねえ~。」
姪っ子は、うふふと笑いました。そして、
「あっ、鉄棒のおじさんが来た。あのおじさん、ぐるぐる回れるんだよ。」というので、見れば、どこにでもいそうな、少々猫背の「おじいさん」がジョギングシューズにラクダ色のシャツとジャージでゆっくりと歩いてきます。手には風呂場で使うようなイス。
「こっちの、大きい鉄棒でやるんだよ。」といって指さしたのは、高さ2メートルぐらいの、ジャンプしても届かなそうな鉄棒。
子供のたわごとと思って、
「へえ~、すごいねえ。さあ、そろそろ帰ろうか。」
と言うと、
「おじさんのぐるぐる、まだ見てないもん。」
と悲しそうに言うのです。仕方ないので、
「じゃあ、おじいさんにやってくださいって、お願いしたら?」
と言いながら、いっしょにそばに行き、話をしました。

すると、なんとなんと、ほんとうの話みたいです!
「いやあ、毎日練習にきているんですよ。いつまでできるかわからないけどね。」
「本当なんですか。失礼ですがおいくつなんですか?」
「今年で82才ですねぇ。」
「え~~っ!!(しばし絶句!) 見たいです!やって見せてください!」
と叫ぶと、そうですかぁ?といって、手に持っていたイスを踏み台にし、
鉄棒に両手でぶら下がりました。
なんだか、コマーシャルで見た光景。
そして、大車輪のように体を動かし始め、ぐっと空中逆上がりをしたかと思うと、
そのまま勢いよくコマのようにぐるぐる連続で回り、思わず数えてみれば50回。
その公園に初めて来た感じの若いカップルも、離れた場所から、あんぐりと口をあけて、見ていました。
おじいさんは、顔を赤くして、トンと大地に戻ってきました。
私は思わず拍手喝采してしまいました。感動でした。

「じゃあ、若いころからずっと体操選手だったとかですか?」
「いやいや、鉄棒を始めたんは、50才すぎてからですよ。」
「え~、信じられない…。もしや、コマーシャルに出てました?」
「いや、あの人は別の人、わたしより技術が上ですよ。」
と、にこにこしながら言いました。

このお方は、中年になって体力の限界を感じている世のおじさま方に、いや、すべての人々にとって、希望の星ですね!!

私たちは、おじいさんにお礼を言って、家路につきましたが、
豪快ながらもあったかいパワーをいただいて、足取りも軽くなりました。

年齢で限界を決めてはいけませんね。

人間の潜在能力は 無限。

義父に、三回忌法要のご報告

2008-04-13 23:58:37 | 人生
ハラハラの日々を乗り越え、本日、無事に義母の三回忌の法要を執り行うことができました~。
義父の入院、義兄のケガの手術、いなかの親戚の御不幸、姪っ子の入学式などがかさなり、皆それぞれ
「いやー、まいったなあ!どうなることやら」
「亡くなったおばあちゃんが命日におじいちゃんを連れていっちゃうんじゃないの?」
という感じでしたが、
私はなぜか「大丈夫、きっとすべてうまくいく。」と考えることができて、
結果、いろいろ大変だったけれど、思えばいちばんいいようにすべての事が進んでくれました。
今日のお天気まで…いつもより寒かったのですが、ちょうどお墓の前に皆が集まる時間だけ、雨もやみました。

この一連の出来事は、私たち兄弟夫婦の結束を試すためのものだったのではないかしら…。

その後、入院中の義父に報告しにいくと、認知症の義父も、なんだか調子よく返事をしてくれて、一緒に行った義父のいとこにあたるおじさんも、名前を言って呼びかけたら、感情のこもった反応をしてくれました。
のどに穴をあけて管が通っているので、手で触ったり抜いてしまったりしないように、普段は両手にミトンの手袋をかぶせられています。
それを、はずして手を皆で順番に手をさすると、なんだかうっすら涙を浮かべているようでした…。

シンクロ?

2008-04-12 23:59:59 | こころ全般
夕方、カウンセラー仲間のひとりから電話がありました。
カウンセリングの仕事が決まったと。
彼女は、私より年上なのですが、出会ったときから初めての気がしない、とても分かり合えるかたで、頼りにさせていただいているかた。
後輩にあたるのですが、ボランティア的にカウンセリングの会をずっと開いていて、努力家なのです。
これまでも、講師の仕事の引き合いもありましたが、家庭の事情でタイミングがあわず、やむなくお断りしていました。
今回、またお話をいただいたその条件が今の彼女の生活スタイルにマッチしていて無理なくできるということで、引き受けたとのこと。
心から応援しているかたなので、とてもうれしくて、
きっと「時期」がきたのねー、地道に頑張ってきたかいがあったね。と話しました。

ものごと、その人にちょうどいいタイミングというものがあるもの。
すべてがいい方に回っていくのが、その「タイミング」なのでしょう。
そんな時は、あれこれ心配せずに、流れにのっちゃっていいのかも。
でも条件があって、それまでの「努力」が肝心のようです。

さて、そのあと不思議な事が…。

先日、DVDのセットを注文しました。
瞑想的なもので、自分の意識を解放し、宇宙にいけるかも…みたいな。
DVDのセットが到着したので、わくわくしながら箱をあけると、
おまけに本が入っていました。

裏表紙に著者のサインとお言葉が。

『努力は必ず報われる』