M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

降って湧いた海外出張

2016-12-16 23:55:08 | 仕事
だいぶあいてしまいましたが
つづきです。

体調を崩し始めたそんな時、
突然届いた、息子からのメール。

「そっちにパスポートあったよな?」
「中国行くことになった!」

部長が先に行っていて
帰国しなければならないので
代わりに行くことになったのだそうです。
そんなのアリですか⁈

「俺みたいなペーペーが行って
何ができるんだぁ~~」

まったく同感…。

それぞれの事情があり
先輩方は行くことができないとかで。

ええいもう何でもいい!
誰か送っとけ!
みたいな感じですかね。
対外的に「なにがしかの対応をする姿勢をみせる」ことが大事だったりもしますけどね〜。

息子は旅行で海外に行ったことはあるものの、
それも昔のハナシ。
ひとりきりで、
しかも英語圏ではない中国になんて!
しかもしかも、2週間も?!

通常の仕事と並行しながらの準備、
協力できるのは、
東京を挟んだ反対側にいる私しかいません。
夫は仕事三昧、娘はちょうど
北海道旅行にでかけていましたから。

いやはや、出発までの3日間は
てんやわんやでした~~!

なにせ仕事を抜けさせてもらって
「スーツケースを買う」ところから始まったのですから。

私は咳をしながら郵便局へ走り、
パスポートを書留速達で送りました。

自宅に送ると、受領印がいるので
不在のため郵便局に戻されてしまう、
それでは時間がないので、
息子の職場に送ることに。

送った後に、
聞いた住所をマップのアプリに入れたら、
なんだか違うビルを指すので焦りました、
住所を聞き間違えたのかと。
無事に届いてよかったです。

手配してくれた航空チケットは、
一番早い便でした。
「出るのほぼ始発だ。準備終わらないし
こりゃ寝ないほうが安全かもな」
当日にならないと詰められないものも
沢山ありますしね〜〜。

連日深夜までメールや電話でやりとりをし
私が集めた情報を送ったりして、

過干渉かなとも思いましたが
ヒィヒィいってるので
今回に限っては手伝ってあげることに。

しかし今は便利な時代ですね!
なんでもネットで調べられるし
便利な「通訳アプリ」もあります。

ただ中国は情報統制でラインが使えないとか?Gmailが使えないとか?
ルーターも借りて行った方が安心だとか…?
どこで借りるんだ?
そういえば
友人の娘さんが空港でそんな仕事してるとかいってたな〜なんて、電話してみたり。

情報化社会特有のあれこれに
いちばん時間がとられました。

「現地はクソ寒いらしいぞ」
寒がりの息子が怯えていました。
我が家に置いてあるユニクロのダウンジャケットなら小さくして持っていけます。
結局私が、空港にも近いことですし
当日持って行ってあげることにしました。

というか、それにかこつけて
「見送り行きたい〜〜」という
ミーハーな気持ちのほうですかね(笑)

空港で久しぶりに息子と対面。
何歳になっても第一子というのは
大丈夫かしらと気になるものです。

ボーっと自分の世界に入ってしまうタイプなので、荷物を視界から外れたところに
平気でポンと置いてしまったりして、
仕事よりも置き引きとか、
置き忘れとか、迷子(笑)とか、
そっちの方が心配です。

身体から貴重品離しちゃダメよ〜
とかいいながら、
二人で向かい合って軽食をとったのも
新鮮な感覚でした。

「じゃあ、行ってくる。」
気負った感じで手荷物検査に向かったのに
すぐに立ち止まってバッグをゴソゴソやりだしたうしろ姿を見ながら、
どうもスムーズでないのが
息子らしいなぁと笑ってしまいました。

メールの返信すら
ロクに来ない今日この頃でしたので、
思わぬ素敵な時間を過ごすことができました。
大変でしたけど
これもまた感謝ですね…。



激務のあおり。

2016-12-11 22:33:00 | 健康
ここ2カ月ぐらい、
夫の激務が続いておりまして。
早くて終電、休日出勤も度々です。

深夜にならないと、
帰宅できるのかどうかわからず、
終電で帰るとなれば、
乗り換えの最後の地元路線ではようやく座れるので
電車内で眠りこけて乗り越さないようにと
到着時刻にモーニングコール(夜中ですけど)を入れてあげる日々。。。

体調を崩したらいけないので、
勤務先近くのビジホに泊まれば?
といっても、
なぜか帰ってくるのは帰巣本能?
私ならそうさせてもらうけどなぁ~と不思議です。

帰宅してから軽く食事。
3時間ぐらい眠り、
翌朝も朝食を摂って出勤します。
ええ、夜食や朝食の準備するのは私、
睡眠時間も必然的に少なくなります。。。

奇しくも巷では、
「過重労働」による労災が認定され、
働き過ぎの問題がクローズアップされています。

私も心配しないわけがありません。
身体もですが、特に精神面ですよね。
帰宅した時の表情を注意深く見るのですが
疲れがたまってだんだん無表情になってきます。

それでも、
ルーティンをこなさずにはいられないようで、
ボランティアで地元の子どもたちの
テニスクラブのコーチをしている夫は、
そのコーチをやってから出勤したりして。
自分のテニスサークルにも出かけて行きます。
「少しでも寝よう」とは思わないようで…。
確かに身体を動かした方がリフレッシュできますけど…。

家にいる時は常に夫の様子をうかがい
精神状態を推し量るのですが、

テレビを見て笑ったりするし、
思ったほど心は疲れ切ってはいないのか…?


理解に苦しむ中、
「心配して」声をかけると、
世の妻は「ありがとう、大丈夫だよ」
なあんて返事を、とりあえず期待するわけですが、
これが「ムッとされる」という
思わぬ反応がくるのですよね。

ヘンだなあ、
身体を気遣って言ってるのに
なぜ面白くないという顔をするんだろう?

それで、夫の立場になってよ〜く考えてみると、

私に心配されたって、
煩わしいだけなのかもしれません。
私が心配性の母に何か言われて煩わしいと感じるのと同じように。

そしてそれを、
思いやりのある言葉で返す余裕もなく
そのままムッと表情に出してしまうのでしょう。
「だって、仕事なんだから、やるしかない。
心配されたって自分ではどうしようもない」
という思いになるのかもしれませんね。

ま、本当にいざとなれば
どうしようもなくはないと、
私的には思うのですが。。。

いずれにせよ、イライラさせるなら逆効果。
別のやり方で士気を上げるしかありません。

そこでちょっと
言い方を変えてみました。

「さすがにいつも鍛えているだけあって
すごい体力ね。」

すると、夫はなんだか誇らしげに
「だろー?」という顔。

そうか、そっちだったか~。


いっぽう私は、
本人以上に体力を消耗していて
毎日耳鳴りに悩まされ
うるさくて眠れなくなりましたので、
仕事に支障が出る前に
ムリをするのをやめることにしました。

自分の体調を夫に伝え、
先に床に就いて翌日の仕事に備えることに。

そう決めたとたん、
風邪をひきました。。。

あ~今年は、風邪をひく気がしなかったのになぁ~。
運動不足で体力がないのは自分でした!


でもこれは、
激動の週末のプロローグにすぎなかったのです…。

悪寒を感じていた、そんな矢先に、
とつぜん息子からメールあり。

「パスポート家にある?」
「海外出張にいくことになりそう!」

「なぬっ!? いつ?」

「今週末。。。」


というわけで
この続きは改めて。。。