M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

静かな時間が 時にしんみり…

2017-05-18 00:33:37 | 育児・こども

頰を撫でられると
サワッとする風が吹いた今日は、
月に1度のレスパイトの会の開催日でした。

常連さんに加えて初参加の方が1人。
ご家族の介護をしているかた、
介護のサービスを提供している側のかた、
そして介護の資格を取るために勉強しているかた。
さらには、70代でありながら
地域の高齢者を対象とした、
介護体操サークルの幹事役を
何年も続けていらっしゃる方など…。

いつものように、笑ったり泣きそうになったりしながら、
胸の内のあれやこれやを気楽に吐き出して、
明日につなげるパワーを充電。
私自身も参加者の皆さんに励まされています。

介護だけではなく、
子育てや仕事などで疲れている方、
ちょっとリフレッシュしたい方は、
ぜひご参加下さい。

来月は6月15日(木)の開催です。
( メンタルプラザホームページ をご覧ください)


さて、我が家はと言うと
夫と2人だけの生活になって2か月余り。
今も夫は仕事が忙しく、
家の中に声の響かない時間が長くなりました。

もともと外向的で
ほとんど家にいない娘でしたが
1人減っただけでこんなに違うものかと…。

体は忙しくしていても、
時々心に湧きあがるぽっかりした空間。

そんな物足りない空気にも
最近だんだんと慣れてきました。


3月末に卒業式を終えた娘が
いよいよ本当に独り立ちして
家を後にした翌日、

娘の部屋で
私と夫に宛てた手紙を発見しました。

初めてもらった娘からの手紙。
「こういう事は直接伝えたほうがいいんだろうけど、柄じゃないので手紙で勘弁しておくれ」

照れ隠しか、
始まりは少々おどけた
冗談交じりの文面。

でもそこには、
まるで嫁入りの挨拶のような
感謝の気持ちがつづられていました。

学生生活を文字通りフリーダムに満喫している娘を
心から応援してきましたが、
実はいつもハラハラしていた私の心のジレンマも
しっかり見透かされていました。
だからこそ、ありがたいと思ってくれていたようです。
夫と私それぞれに、
たくさんの勇気づけの言葉を残してくれました。

実は娘が家を出る日、
出発間際まで準備に追われ
バタバタしていたのを見て、

「昨日の夜のうちにもっと
準備しておけばよかったのに。寝ちゃったの?」
と娘に尋ねたのでした。

すると娘は、ちょっといい淀んで、
「友達に借りたコミック本を返すために
明け方まで読んでた…」

私は呆れてしまいました。
ずっと続けてきた夜型の生活。
社会人目前なのに大丈夫なの?
そろそろ自覚して、
朝型に切り替えた方が良いんじゃない?
と進言していたというのに。

私は思わず、
いつになく批判めいた強い口調で
ひと言、言い放ちました。

「何それ、信じられない!」

この時期になって!と心配のあまりでしたが、
自分でも自分の語調に
ちょっとびっくりしました。

後から考えると、

娘はその時、

この手紙を書いていたのです。

…朝までかかって。

そこに思い当たったとき、
とんでもなく後悔してしまいました…。


自分のやりたいことに
ガンガン突き進んでいく娘の性格からして、
あっさりと独り立ちするんだろうなぁ
と思っていましたが、

出発前に私の母に挨拶に行き、
両家のお墓参りをしたりして、

知らなかった案外と古風な一面も
見せてくれました。

そこへきて、
この置手紙…。


家にひとりきりで居れば
静寂が際立つ時間が増えた今、
仕事を持っていて良かったなと思います。

どうでもいいことをおしゃべりできる
友人たちがいて良かったなと思います。



娘もいよいよ社会人

2017-03-28 22:33:44 | 育児・こども
来週から新年度ですね〜!

わが娘も就職に伴い、
関西で一人暮らしを始めることになりました。

娘は念願の一人暮らしを
とても楽しみにしているようで、

生活用品を一つ一つ選んで揃えては
悦に入っているようです。




そのひとつ、猫ちゃんの箸置きです


お引っ越しは大変でした〜〜!

現地で買い揃えるものがほとんどでしたので
運んでいくものはたいしてありませんでした。

そこで、ハイエースをレンタルし、
布団や衣類やキッチン用品を積み込んで、

週末の午前零時過ぎに自宅を出発。
夫と娘が交代で夜通し運転をしました。

当初、私も運転要員でしたが、
車の大きさにビビり、
ちょっと無理かも〜〜と思って遠慮しました。

高速のサービスエリアで休憩しながら
到着したのは朝の9時ごろでした。

現地でも一日中買い物です。

Y家電量販店やN格安家具店、
ドラッグストア、百均などを
巡りまくりました‼︎

夫は仕事があるので先に帰ってもらい、
私は娘のところに3日ほど泊まって、
女子力のない娘に
最低限の手料理を伝授しました。

伝授といっても、
娘がスマホでクックパッドを見ながら
料理している横で、

ああでもないこうでもないと
細かいことを、あえてうるさく
口出ししていたのですが(笑)

…だって今しか言っておけないので…。

お陰さまで、いつも家を空けている娘との
幸せな時間を過ごすことができました。

寂しさを感じることは
しないでおこうと決めました…。


さあ、これからは
娘の家という拠点ができたので、
西日本をあちこち巡りたいな〜〜ワクワク♪





やりたいことにかけては すごい根性!

2016-02-13 18:17:17 | 育児・こども
一昨日、四国旅行から娘が帰宅。
膝が痛くて歩くのがつらいというので
駅まで車で迎えにいきました。

たぶん、その前の週に行った、
スキーで痛めたのだろうとのこと。
大学のサークルで福島方面へ
スキーに行っていたのです。

「格安バス」をサークルでチャーターしたというので、
ちょうど悲惨な事故があったばかり、
一瞬不安がよぎりましたが、

むしろそんな事故のあとだけに
バス会社も慎重になっているだろうと思いました。

「運転だいじょうぶか?」という
疑いや監視の目を座席から向ければ
運転手さんをかえって緊張させてしまい
事故を誘発しかねません

むしろ温かい気持ちで
「疲れたり眠かったら
遠慮なくひと休みしてくださいね!」
ぐらいのこと言ってあげた方がいいと思うのです。

実際に言うかどうかは別としても
そういう空気感が大事だと思うのです。


スキー旅行から無事に帰宅した娘は、
翌日、ほぼ12時間アルバイトでした。
旅行が続きバイト先に申し訳ないから
シフトを入れたんだそうで…。

夜中にそのバイトから帰ってきて
四国旅行への出発は
数時間後の朝5時でした。

起きられるのかしらと思って
娘に確認すると、
大学のゼミで提出しなくちゃならないものがあるから
「それをやってれば朝になるから大丈夫。」
と、どこが大丈夫だかわからないことを言うのでした。

四国に行くメンバー全員の
航空券を娘が持っていたので
うたたねしてしまって
そのまま寝坊してしまったら…と
気になって私も寝た気がしませんでした。

午前4時ごろに娘がシャワーを浴びていたので、
ゼミの課題は終わったのか聞いてみると
「まだ~」
しれっとして言います。
旅行のパッキングは?と聞くと
あくびしながら
「これから~」

旅慣れてしまっているとはいえ、
娘は動きがおっとりしてみえるので
リムジンの時刻までに
準備が間に合うのか
気が気ではありませんでした。
乗り遅れたら次のリムジンでは間に合いません。
そうしたら私が車を出す羽目にもなりかねませんもの…

出がけはさすがに
バタバタしながらも、
「課題は向こうでやる」
といってUSBメモリーをポケットに突っ込み、
成田へ向かいました。

つむじ風に巻かれた気分です

行ったことのなかった四国に
学生のうちにどうしても
行っておきたかったそうです。

現地はずっと天気も良く、
たくさんの写真を撮ってきました。

道後温泉では贅沢にホテルに泊まり、
あとは漫喫で夜を明かす…という
いつもの「一点豪華主義」な旅行だったようです。

娘の、やりたいことは
絶対にやり遂げるところは
幼児の頃から片鱗がうかがえました。

いろいろと諦めながら
子供時代を生きていた私には
羨ましい限りです。
勝手に「できない」と
思い込んでいたのでしょうけど…。


「ゼミの課題?
漫喫からちゃんと送ったし。」

世代の違いを感じ
呆れるばかりでした…(笑)




誰かにヒントをもらおう!

2015-09-20 18:36:36 | 育児・こども
昨日は、かなりヘビーなお悩みを
1日で4件も聞くという特異日でした。

その悩みが自分自身のことではなかったり、
不可抗力によるものであったりすると、
先の見通しが立たないため
人は無力感に襲われます…。

問題に対処するのは
当事者にしかできませんが、
そこに関わる自分自身の考え方、
物の見方を 少しでも変えることで、
状況が変わることもあります。

昨日、会合でメンバーの1人が、
子供の学業のことで悩みを打ち明けてくれて、
みんなで知恵を出し合いました。

今後の具体策や、
子どもとどのような段取りで話し合いの場を持つか、
その際の母親としての姿勢などを、
深刻な内容ながらも明るい雰囲気で話し合いました。

それを早速実行した彼女から、
今日になってメールが届きました。

子ども自身の口から
前向きな言葉を聞くことができたそうです。
母の純粋な気持ちが伝わったのでしょう。
メールを読みながら思わず
ウルっ…。

今回の肝は、
「誰の悩みなのか?」
ということでした。

「ほんとに困った。どうしたらいいんだろう」
と思っているのはお母さんの方で、
その母親の様子を見て、
察しのいい子供が
「自分がほんとうはどうしたいのか」は置いといて
自分も困らなければならないと思って困っている、
そんな状況なのでした。

そこで皆で、
斜め前から、後ろから、横からと
いろんな角度から話をしていくうちに、
彼女自身のこだわりに気づいたようでした。

「思い切って話してみてよかった」
「まだ胸中は揺れているけれど」
というメールにあった彼女の言葉は、
素直な思いでしょう。

自分の信念と全く違う事を
心から受け入れるなんて
すぐにできることではありません…。

でもそれによって
これまでと違った現実が現れてきた時に、

その新しい信念が
自分の中に定着されてくるのです~。




「子の心、親知らず・・・」

2015-08-31 20:30:40 | 育児・こども
金曜日の夜に、
独り暮らしの息子からめずらしく電話が。
いつもは遅くまで残業しているのに
それは遅くもない時間でしたので、
「何かあった」と直感しました。

聞けば
身体がゾクゾクして節々が痛み、
残業もそこそこに帰宅したというのです。

それは高熱が出る兆候だから
水分とってさっさと寝てしまうがよい!と
言いたいところなのですが、

なにせ独り暮らしを始めてから
初めての体調不良・・・・。
(ありがたいことに
実家で暮らしていた時も
数年来、大きく体調を崩したことがなくて
経験値も低し!)

楽観的に考えていて
風邪薬も常備してないし、
そういう非常時の段取りも
たぶん分からないでしょう。
だから、いろいろと
手を貸してあげたくなってしまいます。

でも一方では、
もう大人なんだし
これも経験だから…と
親としては
ひとりで乗り切ってもらおう
と思うわけです。

でも息子のことだから
助言の一つもしなければ、
何も考えずに眠って
朝になってぐったりして
朝食べるものもなくて
でも買いに出る元気もなくて・・。
~なんていう状況になるだろうなぁ~
…と思うわけです。

いやいや、
「ああ、昨日のうちに買っておけば良かった」という
その辛い経験が強く記憶されて、
後できっと生きてくる、
親にお任せで助けてもらって
何なく元気になっちゃったら、
次に倒れたときに
自分で考えられなくなる。
だからなるべく黙って遠くから心配していよう。
…とも思うわけです。


で、結局、
とりあえず初めの一歩だけは
助言しようと思い、

「段取り考えて、
動けるうちにポカリとか
朝食は買っておいた方がいいかもね」
と伝えました。

はなから助けてほしかったわけではなく
念のため連絡しておこうと思った程度だったようですが…。

予兆を抱えた息子は弱い声でひと言、
「ああ。」といって
深夜に買い物に行ったようでした。


土曜日の朝、
熱は39.4℃とメールあり。

予想していたけど
やっぱりこの熱は辛そう…。
月曜日の出勤も難しいかもしれないなぁ…。

朝って、わりと熱が治まってますからね~
夜はもっと上がってくると予想されます。

ありがたいことに、
今はネットでなんでもすぐに調べられます。

近くの病院を検索して
土曜日にも診療している病院に予約を入れて受診し、
解熱剤を手に入れたそうです。

帰りに夜の弁当と
2リットルのポカリなどを2本買って帰り
(しんどかったろうなぁ)
帰宅して再度熱を測ったら
39.9℃だったそうです・・・。

息子は「来なくていい」というのですが、

ますます私の葛藤が大きくなりました(笑)

思いのほか熱が高いなぁ。
ちょっと遠いけど行こうかしら。
行こうと思えばすぐにも出られるわけだし。
はずせない用事があるわけじゃなし…。

このまま夜中に悪化したら…?
え?まさか救急車よぶことになったり?
と、やたら悪い妄想がはじまりました。。。。

これは、超心配性の私の母から
刷り込まれたもので
悪く悪く想像してしまう思考回路。
最悪の事態まで考えておかないと
落ち着かないのです。


自分自身のことについては
心理を勉強したことで矯正でき、
今ではその傾向もなくなったのですが、
こと我が子のこととなると
昔の悪い癖が出てきてしまうのです。

いざというときのために
そばに行っててあげたほうが
いいかも…。

夫はといえば
私の母とは正反対のタイプなので、
チラっと「どうしようかな」と
言った瞬間に苦笑して、
「必要ないよ。死ぬわけじゃなし」

もし母にお伺いを立てれば
「行けるのに行かないなんて
なんて親なの?
すぐに飛んでいきなさい!」
とオロオロ声になるにきまってます。

身近なふたりが、
こうも両極端だから
ますます迷ってしまうのよねぇ…。

でもこれは、
「親のあり方」の問題ではなくて
私が自分の認知の癖にどう向き合うか
という問題なのです。

子ども自身が来なくていいと言っている
だから、行けば子どもの力を信頼していないことになる。
だから「本当に辛い時にはすぐ言ってね」
とだけ言っておけばいい…。
…と頭では分かっているのです。

なのにどうして心が揺れるのか?

それくらい、
40年近く「当たり前」に使ってきた考え方から
ピシッと抜けることは難しいのです~。
親心(母性)が絡むと更にね。
何かのきっかけで
「昔の思考の癖」の流れに
足を踏み入れてしまうと
ずるずる引きずられます。

だからちょっと気持ちを切り替えて
そのあと、
私の不安や恐れはどこまで現実的なものなのか?
などと冷静に考え直してみて

結局、様子を見ることにしました。
(やれやれ、ようやくここまで来ました)


さてその結果、
どうなったでしょうか?

日曜の朝、
37.9℃、水のような下痢。

昼過ぎには37℃を下回り、

からだがラクになった息子は、
午後からなんと休日出勤し、
金曜日に残った業務をこなし。
(夫は「アホだなあ」と、また苦笑)

そのあと、なんと、
漫画喫茶に2時間ほど。
(はぁ?でしょ?)

まったく「親の心、子知らず」
とはこのことです~。

「どゆこと?」と聞くと

「漫画喫茶は、
落ち着いてゆったりできる
病み上がりのからだにやさしい施設だからね」

…息子の思考回路が
いまだによく把握できない私なのでした…。

子の心 親知らず。。。(?)





2015春~新年度初日は桜満開ですね♪

2015-04-01 13:01:30 | 育児・こども
さあ、新年度が始まりました♪

入園、入学、入社…。

今日から新しい一歩を踏み出した方も
いらっしゃることでしょう。

それぞれの夢を応援するかのように
桜も満開ですね!!


お花見にいきたいなぁと思いながら
まだ叶いません…。

今週いっぱいもってくれるでしょうか。。。

写真は、娘が公園で撮影したものです。


娘は今日からキャンパスが変わり
少し近くなったので
御寝坊さんにはありがたいです。

新年度のガイダンスが終わったら、
そのまま友人たちと今日もお花見に行くそうです。

今日も、というのは、

昨日はバスケサークルの練習に行くと言って
出かけた娘でしたが
あまりにものどかなお花見日和の陽気につられ、
予定を変更して
ひとりで千鳥ヶ淵を散策したそうです。

靖国神社も。

いいなあ。。。


先日、終電をのがした娘ですが、
2日後くらいになって、
娘の右足のスネに
2か所の大きく腫れた蒼あざをみつけました。
それぞれの蒼あざの真ん中に
切れた痕があり、赤黒く光っています。

なんとも痛々しくて
どうしたのかと聞くと、
「卒業生追い出しコンパ」の時に、
飲み過ぎてしまったメンバーがいて
介抱していたそうなのですが、
その子と一緒に階段から数段転げ落ちたそうで…。

そ、それで2か所に切り傷か!
段差の大きさに離れた蒼タンふたつ…(笑)

いやはや、その程度で良かったと言うしかありませんが~。

そして友人を電車まで送り
終電に間に合うよう走って走って
乗り換え改札口まできたら、
スイカが料金不足で改札を入れず、
チャージしていたら終電が行ってしまったそうです。

「そばで駅員さんが見てたのに。
なんで運転士さんに連絡してくれなかったんだろ。」

「いやいや、そんなことしてくれないよ、普通。」

「でも、終電に乗ろうとしてるのわかってるんだよ~?」

「それはもう、『ああ、残念!』ってことになっちゃうんじゃない?」

「そうなの~? そんなもん? ひどいよぉ~」

ということで、
娘にもそれなりの理由があったわけです。

頭ごなしに叱らなくて
良かったと改めて思いました。。。


息子もめでたく社会人2年生となりました。

ほんとうにホッとしてます。。。

息子も初めてのことだらけで五里霧中、
自身の中の葛藤もあり
悪戦苦闘の日々でした。

世間に出て少しは揉まれてほしいと思っていたので
親からしたら想定内、
ホンネでは言いたいことは山ほどありますが
苦しい時にわざわざ
更に気持ちをつぶすような言葉を
投げかけることもないですしね…。
かける言葉を迷いながら選ぶわけです。

特に年が明けてからしばらくは
精神的にかなりきていました。
いろいろ抱え込んでいっぱいいっぱいになり、
かなり悩んでいたようですが、

「SOSは早めに出したほうが、
あなたにとっても会社にとっても良いと思うよ」というと、

背伸びをやめた息子に
周りの方々も手を差しのべてくださり、
紆余曲折の末、
ようやく本人の腹も据わってきたようです。

忙しさはあまり変わりませんが、
人間、覚悟ができると
少しラクになるものです…。

息子にも、
そして、ひとりで頑張っている
すべての若者にも

「ひとりで、よくやってるね。」

と言ってあげたい♪




もうすぐ成人式。

2015-01-10 23:55:00 | 育児・こども
昨年9月に二十歳の誕生日を迎え、
めでたく新成人となった娘。
あさっての成人式に参加する予定なのですが、
その準備がたいへんでした~。

息子の時はスーツと靴をそろえればよかったのですが
女の子は何かとお金かかりますねぇ~。

振袖の仕立てと前撮り、
前日と当日の美容と
当日のレンタルまでのひとパック代、
アルバム作成代。

成人式のあとに地元の中学校の同窓会があるので、
パーティードレスも
用意しなければなりません。
これから結婚式などに
お呼ばれすることになるでしょうから、
ずっと使えそうなものを
これまた一式そろえました。

フォーマルドレス、ケープ、
パンプス、ハンドバッグ、
フォーマルネックレスまで!

娘と数日にわたり、
あちこちの店をめぐりました。
いや~歩いた歩いた。
でも娘が振袖やフォーマルドレスに
身を包み、一人の大人の女性として
鏡の前に立つ姿を眺めるのは
なかなか感慨深いものです…。

息子の時のように
大して手間をかけなくて済んじゃうと、
労力かからず安上がりで良いのですが、
成人式をやったんだか何だか
ちっとも印象に残っていません。

これって子育てにも言えることで、
「手がかかる子供のほうが
子育てが終わると
いっぱい心に残るんですよ」と
昔、小児科の先生が
おっしゃっていたことを
思い出します。


今日は、成人式にさきがけて
娘の高校の同窓会が開かれました。

さっそく一揃いしたドレスを身にまとい、
私が成人の記念にと娘にプレゼントした
スワロフスキーのプチネックレスをして
意気揚々と出かけました。

家を出る直前までがまた、
慣れないものだからドタバタでして、
「あーっ!マニキュア塗ってない~!」

もう電車の時間が迫っているのに
ひとりでてんてこ舞いしているので、
私がチャッッチャッと塗ってあげました。
「あーちょっとはみ出した!」
「こっち側ぜんぜん塗れてないよー!」
「大丈夫だよ~誰もそんなよく見やしないわよ。」
そんなことを笑いながらワーワー大騒ぎしました。

電車に乗った娘からメール。

「やっぱりマニキュアに触っちゃって
キラキラが吹き飛んでぼろぼろだぁ。」

まあ、そういいながらも
たいして気にしていないようで、
大らかというべきか・・・

そのまま、バスケット部の同窓会に
突入していて、
久しぶりの面々との
貴重な時間を楽しんでいるのでしょう、
まだ帰ってきてません…。

 ****

さて、
お気づきのかたもいらっしゃるかと思いますが
元旦をもって
ブログランキングを卒業しました。

これまでご丁寧に
毎回ポチポチのご協力を頂き
ありがとうございました♪♪

ブログを更新するたびに
ランクが上がっているのを見ると
皆さんに応援していただいているんだなぁと
ありがたい気持ちでいっぱいでした!!
心から御礼申し上げます。



一悶着を無事回避。

2014-11-14 22:27:00 | 育児・こども
昨日から「SMILE」(アドラー心理学
勇気づけの子育て実践講座)が
伊藤夕子リーダーのもと始まり、
私もアシスタントとして参加してきました。

そのため朝急いでおり、
私よりずっと後に家を出る娘に
「生協の配達があるから、
返却する牛乳パックとスチロールのカラ箱を
玄関の外に出しておいてもらえないかしら」
とお願いしてみると、
「うん、いいよ」
と快諾してもらったので、
ホッとして出かけました。

念のため、玄関にリマインドを促すための
返却卵パックを目印代わりに置いて。
(出かけるとき忘れそうになっても
これを見れば思い出すでしょう)


さて、「SMILE」では初回にも拘らず
安心できる場であることもあって
いきなりディープな話も飛び出し、
また、感動秘話も聴くことができました。
子供の頃の学校でのエピソードに大笑いもあり
なごやかな雰囲気のひと時でした。


いい気分で帰宅すると、なんと。
生協のカラ箱が返却されてないっ!
そして今週の分がすでに届いてしまってる~!

カラ箱を返却していないので、
今週分のカラ箱の収納場所もな~い…。

生協の宅配は冷凍・冷蔵、生鮮、常温と
別々の箱に入って届くので、
たいがい4箱ほど届きます。
収納に結構場所を取るのです。

頭がクラッとして
怒りらしきものの塊が胸に…。

ここでよくあるパターンは、

頼んだのに!
引き受けて「やっておく」と言ったくせにっ!
わざわざ玄関に卵パックまで置いたのに。
それについて何も言ってこない。
侘びのひとつも連絡ないわけね…。
帰ってきたらとっちめてやる!

そんな風に、
自分の想定外のことが起こると
「迷惑をかけられた」という気分になって
ネガティブな面ばかりに気を取られてしまい、
どんどん怒りがエスカレートしていきます。
そして頭ごなしに
子供を叱りつけてしまうのです。

でも、感情は「選び取る」ことができるんです。
私がまず考えるのは
ああ、イラッときてるなあ…という自分の感情を確認し
この気持ちをどう使うか(処理するか)ということです。

そのときのキーワードは
「なにを得ようとしているのか?」
「ほんとうはどうなりたいのか?」です。

とりあえずまず、
怒りの感情を行動のエネルギーに使い、
届いた商品を一気に片づけます。

身体を動かしていると
頭の方はクールダウンしてきます。

そうなれば、
建設的な考え方がでてきます。

もしも娘に
「何でやってないの!全くもう!!」
といきなり叱れば、そこから得られるのは
反抗心と、心のない形だけの謝罪…。
その後の険悪な空気だけです…。

ネガティブな感情をそのままぶつけて
無理やり謝らせてもすっきりしないでしょう。。。

考えてみれば、つまらない些細なことなんです。
傍からみれば、「そんなことで怒るか~?」みたいな。
でも親子や夫婦の喧嘩なんて
そんな原因が多いんじゃないでしょうか?

それって、いらぬ喧嘩ですよね~。

「じゃあ、何が得たいのか?
何のための怒りの感情なんだろう?」と考えます。

そうか、
「ああ、やらなくて悪かったな」
という気持ちが娘にあるということを
知りたいだけなんだわ。

「そして、最終的にどうなりたい?」

いつものように
ペチャペチャとおしゃべりして
一緒に笑いたい。

そこまで考えられれば
「娘には娘の事情があったんだろうな。」
そう思える心の余裕ができるわけです。

娘には、
帰宅してみたら頼んだことが忘れられていて
「がっくりきた」という気持ちと、
「何かあった~?」と事実確認をしました。

人は、その出来事が
どのくらい相手をがっかりさせたか
意外とわかってないものです。
だって、それぞれ感覚も違えば事情も違うんですから
当然です。

「あ~ごめん!時間なくなっちゃってさ。
できなかったことメールもしてなかったね。
ごめんごめん。」

娘はあっけらかんとした感じでしたが、
素直な申し訳ない気持ちが
感じられました。

それで私も、あっけらかんと聞きました。
「ねえ、今週の箱、置き場がないから
あなたの部屋に置かせてもらってもいいかなぁ?」
「え?あ~別にいいよ~。」

家から出ずっぱりで部屋にいる時間も少ないわけだし、
そりゃあダメとは言えないでしょう(笑)

そしていつもの日常が…。
いつの間にかテレビをみながら
ふたりで笑っていました。

怒りを感じてから気持ちの転換をするまで
実際には時間はかかっていません。
思考を転換して気分を上げるコツをつかめば、
人生で嫌な思いを感じる延べ時間は
相当減るはずです♪


私もアドラー心理学に出会う前は、
幼児や小学生の子供たちが反抗して
思い通りにならなかった時に、
ただただ「子供に怒鳴りつけちゃダメ」と頭で思うだけで
それでも気が収まらなくて
どうしていいかわからなくなったりしましたね~。

子供が私の言う事を聞いてくれないと、
何が何でも言う通りにさせて、
「お母さんごめんなさい」と言わせ
目の前にひざまずかせたかった私がいました。

子供との関係は「ライバル関係」です。
言う事をきかせたい方と聞いてなるものかという方。
どっちが支配するかの「権力争い」です。

親子で勝ち負けを争っても
不毛なだけです。

今はもし、娘に頼んでみて
「やりたくなくない」と言われたとしても、
「え~そんなぁ…」
(でもそれはそれで仕方ないか~。)
と、たいていのことは諦められます…。

子供にも断る権利があるんですもの~。

実際のところ、
あっさり断られる事、…けっこうあります。(笑)



 今日もありがとうございました♪
 よろしければポチを...。







ちょっぴりダンディだった息子。

2014-09-07 23:44:33 | 育児・こども
昨日は、先週引っ越しをした息子の
新居に行ってきました♪

わが家からは東京を挟んだちょうど反対側の都市。
車がないとどうにもならないこれまでの生活から
一変しました。

私としては、息子の新居に家族で出かけて
このたび二十歳を迎えた娘のお祝いを
全員でできたらと思っていたのですが

夫は休日出勤で行けないうえ、
「私も友達と前日から出かけるから行けない」
と娘も言うので、
今回は行くのはどうしようかなぁと思っていました。

すると前日になって、
娘が現地合流できそうだというのです。

なぜかというと、
サークルのプチ旅行の行先を
あみだくじで決めたら息子の住居にほど近い場所に
遊びに行くことになったのだそうで…(笑)

そういうことがあると、
「行けってことよね?」
なんて思ってしまう私なのです。


車で行けば
ホームセンターで買い出しなどもできると思い、
高速道路なのに急カーブでブレーキが必要な首都高は
恐ろしいのでずっと避けてきたのですが、
息子のために(笑)頑張って車で運転して行きました。

案の定、部屋はものが散乱しており
やっと届いたカーテンを
息子がつるし終わり、
届いたばかりの洗濯機を
これから回すと言って
マニュアルに目を通していました。

キッチンが小さすぎて使いづらいらしく
収納方法をふたりで腕組みして考え、
ラックなどを買いに出かけたりしているうちに
日はとっぷり暮れてしまいました。

マップのナビで新居に到着した娘と
3人で食事に出かけました。

開放的なテラスもある、
なかなかお洒落なカフェ・バー・ダイニングでした♪
カウンターの奥の
ゆったりとしたサロンのソファー席に通されると、
離れた隣のソファー席には
ナウでヤングな(笑)カップルが
アップルPCを眺めながらくつろいでいました。

私たちはカクテルが似合う場所なのにアルコールなしで、
食事メニューばかりをつぎつぎ注文、
メニューに載ってない「ライス単品」まで注文し、
運んできたベテラン風なお姉さんに
「ライスのみのご注文は初めてでございます。」
と言わしめました(笑)

息子からは忙しさと戸惑いと気遣いで消耗した
この一週間の話を聞き、
娘からはリゾバ(リゾート・バイト)で
お客様から激励された話などが
とびだしました。

娘の成人祝いという名目でたらふく食べてしまい、
そろそろ帰りましょうというと、
息子がふわっと席を立ちました。
自分のバッグを席に置きっぱなしで帰ろうとする息子に
「どうしたの?忘れてるよ」というと、
「トイレに行ってくる」というので、
娘と私はそのままソファーに深くもたれて
話をしながら待ちました。

ふと店内を見渡した時、
会計カウンターに息子がいて、
支払いをしている様子が目に飛び込んできました。

びっくりして、娘に
「見てみて!支払してくれてる!!」
というと、娘も
「おおっ♪ 兄ちゃんかっけ~。」

戻った息子に思わず上ずった声で言いました。
「やだ~びっくりしちゃった!
御馳走になっていいの?ありがとう~♪♪」

「かっこいいじゃん!」と娘も笑います。

「二十歳のお祝いに何か準備しようと思ったけど
時間がなかったから。」

私にとってはまだまだ息子の頼りなさが先に立っているので
そんな大人びた振る舞いは背伸びして見えてしまうところもあるのですが、

ダンディーを装っているんですけど
照れくささを隠しきれない息子が
可愛いなぁ~と思ってしまいました。

ダンディーがしっくりくるように、
オトナの男めざして、
これからも頑張ってね~♪



 今日もありがとうございました♪
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無駄に心配する。

2014-06-29 23:55:55 | 育児・こども
昨日の夕刻、突然
息子からラインでメールが入りました。

「これからそっち帰ってもいい?」

息子とは先週会ったばかりで
次に会うのはお盆かなと思っていたので驚き、
直接電話してみたくなりました。

「もちろんいいけど。
いま電話で話せる?」

「今はちょっと…。」

(え~・・・。)
(何なの?重大な話??)
(何かあったのかしら…。)

先週会った様子では、
工場実習が大変で悪戦苦闘中ながらも、
家族といろいろしゃべって
気分転換できたようで
独身寮へ戻るころには
仕事への闘志が復活した感じでしたのに、

もしやこの一週間になにかやらかして
再び落ち込んでるとか…??

都内の本社に呼び出されて
お叱りを受けてるとか?!

まさかね!

悪い妄想はどんどんエスカレートし
心配マックスになった私は
冷静を装いながら
帰宅時間と夕飯はいるかどうかを尋ねましたが、
それっきり
既読にならず…。

ますます不安になりました。
出かけている夫に
こんなメールが来たと
ラインを入れても
タイミング悪く見てくれず、

出かけている娘にメールを入れると
「もう会社辞めたくなっちゃったかな(笑)」
などと気持ちを煽られます。


ちょうど前日に
所用で会った友人と
お嬢さんの就活について話をしたのですが、
早くひとつでも内定がほしいのだけれど
最終面接の返事待ちが3つもあるのだそうです。

ちょうどそんなとき、
当のお嬢さんから電話あり…。
目の前でのやり取りから、
内定が出たとわかりました♪

電話を切った友人の顔は
すっかり母の顔になり安堵していました。

「本当に良かったねぇ!
ほっとしたね~♪」

いっしょになって喜び合いました。

去年の息子の就活体験談なども話しながら、

第一希望の会社でなくても
来てほしいと乞われた会社なら
それはご縁だから
がんばってみて欲しいよね、

・・・なんて話をして盛り上がったのでした。


それなのに!

息子からの、いきなりな意味深メール。

いやいや、
ここは楽観的に考えて待っていよう…。

気持ちを切り替えて
夕食の準備をして、

…待つこと何時間??

雨だから駅まで迎えに行ってあげようと
準備をして待っていたのに

ちっとも連絡がつかず、
心配は通り過ぎて
だんだんイライラに変わります。

どうなってるんだろ…!


ようやく11時近くに入ったメールは
「大学の時の友達と池袋で飲んでる」

その後、
「やっぱり終電まにあわなそう。すまん。」

まったくもう、
安堵と同時に
酔っぱらっているとはいえ
幼い子どものような連絡に
がっくりきてしまいました(笑)

結局、友人宅に泊まって
今朝、帰ってきた息子です。

営業職につく予定だというのに
こんな「報・連・相」で
やっていけるんでしょうかね~。

…そっちのほうが、よっぽど心配!?



 
今日もありがとうございました
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悪戦苦闘中の息子。

2014-06-24 00:21:01 | 育児・こども
土曜日に義父の七回忌法要が
とり行われました。
義兄一家と我が家だけの
あっさりしたものでした。

そのために息子も久しぶりに帰省し
家族全員がそろいました♪

法事が滞りなく終了した後、
夫は出かける用事があってそのまま帰宅し
私は子供たちと大型ショッピングセンターに寄って
息子の夏物アンダーウェアやら
娘のサンダルの買い物につき合いました。

なにせ私たちのいで立ちといったら黒ずくめ。
黒ネクタイは外させたけれど
それでも黒いバッグを手に3人並んで歩くと
場違い感が際立っていました。

奇しくもイベント会場で
ウェディングフェアを開催していて、
雰囲気すぐにも列席者になれますな格好の
自分たちに笑ってしまいました。

さて。
5月から始まった工場実習で
一週間ごとの日勤・夜勤の日々が
続いている息子。

睡眠サイクルを切り替えるのも大変ですし
手先がとっても不器用な息子は
工場での精密さを要求される作業に四苦八苦、

しかも先週からいきなり、
新しく入った派遣社員さんたちに
自分の作業工程を伝授しながら
仕事をするという命をうけたそうで。。。

「自分でもまだ自信がない状況なのに~!
いっぺんに二つの事やるなんてムリだよ~。」

という息子の悲鳴の声を聞いたのが
一週間前でした。

何ごとも慣れるまで時間のかかる息子にとって
それはさぞや大変なことだろうと
心が痛みました。

めずらしく夫もアドバイスなどしてましたっけ。

息子の気持ちをいったん受け止めてから、
愚痴ってイヤイヤな気分でいても
やらなければならないことは変わらないので
違う視点を与えようと思い
ちょっと時期尚早かなと思いながらも

「人に教えると、自分もいい勉強になるよね♪」

とメールしておいたのでした。


このたび帰宅してから
様子を見ながら
仕事のことに言及してみると、

自分なりにひと通り教え終わった
という返事が返ってきました。

良かったね、というと、

「確かに人に教えると
自分のあやふやなところが
確認できて勉強になるよな。」

なんて言ってくれたので
嬉しくなりました。

「最初にメール見たときは
何いってるんだよ、こっちは大変なのに
と思ったけどさ。」

ですよね~!

まあ結果オーライということで。

翌日、
本棚に並んでいる本を指さして
さりげなく進めてみました。

「もし、興味をひく本があれば
読んでみたら?」

中には新入社員にも参考になる本や
人生読本的なもの
経済のしくみ的なものもあるので
読んでみたらいいのにな~と思ったのです。

ネット世代で紙の本など
あまり読まない様子なので、
よけいなお節介にならないように
押しつけがましくならないように
切り出したのですが、

素直に本棚の扉をあけ、
じ~っと背表紙を眺めてから
一冊の本を手に取り
その場で読み出しました。

自己啓発本のたぐいの
一章が見開き一ページぐらいの
平易な洋物の翻訳本でした。

その中のあるページが
今の自信に欠ける自分を勇気づける
ドンピシャの言葉だったそうです…。

必要な言葉に巡り合えてよかった…。



 今日もありがとうございました♪
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卒業はまだ先か。

2014-06-19 22:31:11 | 育児・こども
今朝8時すぎ、
マンションエントランスの呼び鈴が
ピンポ~ンとなりました。
「またかいな~。」
それは娘が教習所の送迎車に乗り遅れ
家に戻ったという合図。
私が車を出して娘を送ってあげなければならない
ということなのです。

あわてて身支度を始めます。
全く~これで2度目の送迎。
しかし前回は「任せとき!」と出かけたのに
初めての道だったため迷ってしまい
結局、教習所にたどり着いたのは
受け付け締め切り後だったのです。

「全くもういつもギリギリなんだから」
と思いながらも同時に
今回はリベンジだわ!と
何故か闘志が湧いている自分に
可笑しくなりました。

昔は当たり前のように
子供たちの活動ペースに合わせ
送り迎え三昧だったなあ~。
仕事もしながら
そんな生活を20年ぐらい
やってたんですもの、
我ながらよく頑張った♪

今のこの「またですか?」な抵抗感は
そろそろ子育てを終わらせようと思っている
心の表れなんでしょう。


娘を送った後は
ちょうどスーパーが開店している頃だし、

週末に法事のため帰ってくる息子のために
御馳走でも作ってあげたいので
食材を買い出しに行こうと決めました。

一人暮らしが始まって約2か月になる息子に
「週末は夕飯に何が食べたい?」
とメールで聞いてみたところ、

「焼き魚と味噌汁かな。
こっち来てからそういうの
食べてない」

新入社員として
いっぱいいっぱいの日々、
こんなシンプルな料理も
作って食べてないことは、
知ってはいたものの…。

メールを見て思わず
鼻の奥がツンと来てしまうあたり、

子育てを終わらせたい気持ちと
ウラハラな感情が湧いてくるのでした。


 今日もありがとうございました♪
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教習所に通いだした娘。

2014-05-16 00:26:55 | 育児・こども
月末のクレジット・カードの
引き落とし予定金額を見て
いつもとケタが違うので
ギョッととしました!

あわてて明細をよく見て
思い出しました。

娘に免許を取りたいと言われて
そうねぇ~と言葉を濁していたところ
どうしても早く取りたいようで
自分で教習の料金を出すと言いだしました。

バイトして分割で払うというのです。
その気概に動かされ
そこまでして取りたいなら
それもよかろうということになりました。

ただ、分割というのは
手数料とか上乗せされるのだと教えると
「なんだ~そうなの~?」
と少々がっかりしていたので

親のカードでいったん支払いをして
少しづつ親に返してもらうことにしたのでした。

で、その引き落としが来たわけです(泣)

すると娘が
夏休みに身を粉にして働いて
稼いだバイト代を
封筒に入れてスッと渡してきました。

「とりあえず半分しか出せないけど」

な、なんと男前な~♪


あちこちのサークルのイベントに
参加しまくって
エンジョイしている娘の
その体力にも感心するのですが

資金は自分で稼ぎます、
親に文句は言わせません、な姿勢にいつも
「はい、わかりました」
と言わざるを得ません(笑)

それだけ頑張っちゃってると
逆にもっと甘えていいのにと
親心が出てみたり、

いやいや、何ごとも自力で頑張れば
それが生きる力にもなるし、
当たりまえと言えば当たり前なんだし。
なんて思い直してみたりと

なかなか内心は複雑なのです。。。

大事なのは

自力で頑張っている姿を、
ちゃんと見ているよ
分かっているよ
親として助かっているよと

娘に伝えることですね。




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手を出さないのが親の務め。

2014-04-28 02:12:34 | 育児・こども
この一週間のあいだに友人との飲み会が3回もあり
肝臓が少々お疲れ気味…。

でもそれぞれの会合が
ジャンルの違う深~い話で盛り上がり
楽しい時間を過ごせました♪

昨日の会は
12月に再会した高校のテニス部OB会メンバーで、
前回はかなりフォーマルな集まりだったので
飲み直そうという話になり内輪で集まりました。

前回来られなかった何名かのOBが参加し、
また違った雰囲気の会となりました。

テニス部でなかった私が大きな顔して
OB会のメンバーとして
参加させてもらっているのですが
今回のメンバーの中には初対面の後輩もいて
自分の妙な立ち位置を説明するのに
居心地の悪いような気になりましたが
すぐに打ち解けてしまい
そんな気分は無用のものでした。

その中のひとりが、
高校時代から人目を引く美人で人気があり
当時から校内でつき合っていた彼と
そのまま結婚した後輩なのですが
ずっと小学校の教師として仕事を続けています。

彼女は今も変わらぬ
吸い込まれそうなキラキラした大きな瞳で
それでいてサバサバと男性的な
いかにも教師のオーラを発しながら
近況を話してくれました。

やはり教師はやりがいもありながら
いろいろと大変のようですね。

こんなこともあったそうです。
彼女曰く、ある女子生徒に
授業態度を注意したところ
いきなりこれまでの大人しい態度を翻し、
権力者の親に泣きつき
裏から手をまわしてきて
彼女は散々言われ、
翌年にクラスの担任を降りたのだそうです。

そのクラスを引き継いだ先生も
同じ目にあったとか。

実際の現場にいたわけではないので何とも言えませんが
聞いた感じでは
彼女の注意の仕方に
問題があるようには思えませんでした。

「何か困ったことがあったら
なんでも言ってきなさい。
私がなんとでもしてやるから。」

そんな父親の愛情のかけ方が
ちょっと方向性が違ったのかもしれませんね。
親としての信頼を子供から得たかったにしても。


アドラー心理学では
子供の課題に親が口を出すことを
良しとしません。

子供が自ら解決する能力があることを
信頼していないことになります。

すぐに解決することはできないかもしれません。
挫折感を味わったり
立ち上がってまた歩き出すのに
時間がかかるかもしれません…。

それでも温かく見守ることが
大切なんです…。

それがわかっていても
気をつけているつもりなのに
結構手を出していたりするものですよね。

そこに「子供への愛」が
あるからです。

「愛」って実は曲者なんです。

だから「見守る」って、
言うは易し!です~。

親にとってもまた
苦しくて辛抱のいる
たいへんな作業です。

「ああしなさい、こうしなさいよ」
と指図したり、
叱りつけたり激励したりするほうが
よほど簡単なんですから。

でもそれは
自分の気が収まらないからに過ぎません。
けっして「子供のため」にはならないのです…。

以前、コマーシャルでありましたよね~。

「あなたのためだから。」

そう言って、やってることは

余計なお世話!で笑えましたね。



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娘の高熱、原因は?!

2014-01-22 22:50:55 | 育児・こども
娘の大学ではもう試験が始まっているのですが
4~5日前からのどが痛いといって
マスクをして学校へ行き
そのまま連日バイトに明け暮れておりました。

ところが珍しく早く帰宅した娘。

「熱出た。ちょっとムカムカするし寒いから寝るわ…」

体温計の値は38.6℃でした。
私は急いで「レンジでチンする湯たんぽ」を
用意しました。

「どうしよっかな…あしたの夕方からのバイト」

ちょうど先日から体調を崩して休んでいるスタッフがいて
そのためローテーションを組みかえたりして
ギリギリなんだそうです。
社員並みにシフト組まれているから
自分が休むと大迷惑だと。

しかしながら巷ではノロ・ウィルスに集団感染した
ニュースでにぎわっているので、
発熱の原因がわからないのに
下手にバイトに行かせるわけにはいかないと思い
「様子をみて大丈夫そうなら明日出る」
という娘を説き伏せました。
この時ばかりは親として権威的に。

熱がほぼ上がりきったところで
解熱剤を半量飲ませると汗をかき
一晩寝ると娘はけっこうケロリとしていました。

「このまま治っちゃいそう。
ノロじゃないよ。下痢もしてないし…。」
というのですが、
それでも一応病院に検査に行かなきゃね、と
「念のため」といった気分で向かいました。

「もう峠を越してると
病院にいくのももったいない気がしちゃうよね~」
そんなこと車の中で話しながら…。

総合受付で看護師さんが
「いまインフルエンザが流行ってるから
熱が高い人は診察前に先に
検査してもらったほうがいいんですけど。
どうします?」

「はあ。それじゃまあ。」

気軽に受けた検査でしたが
なんとインフルエンザの陽性反応がっ!!

香港A型…。

娘も私も目が点でした。

まわりに罹っている人がいるわけでもないし
体育会系を気取り体力には自信があった娘は
自分だけはインフルエンザにかかるわけないと
根拠なく思っていたようです。

診察室で医師が特効薬の話を始め、
「陽性ということなので
基本的にタミフルを使います。
今は吸いこむタイプのリレンザというのもありますが」

私は「異常行動の副作用」のことが気になり、
先生にどちらが副作用が少ないのか聞いてみました。

すると、そこで初めて先生が娘に向かって
「あ、あなた何歳だっけ?19か。それは微妙だな」
なんて言いだしました。

娘が年齢より落ち着いて(老けて)見えたのでしょう、
未成年だと思わなかったようです。

「10代に限っては重症じゃない限り
タミフルは基本的に使用を避けるようにと
ここに書いてあるんだよね」

そういって虎の巻のような辞書のようなものを
開いて見せてくれました。

「あなたはどう見ても
すぐに死にそうには見えないからさ
タミフルは出せないけどごめんなさいね」

私としては異常行動を起こさないように
目を離さないでビクビクしているより
効果が多少少なめでも(そうかどうか知りませんが)
リレンザのほうを処方してもらいたいと思っていたので
むしろ願ったりかなったり。

っていうか私が副作用のこと聞かなかったら
年齢確認忘れてたじゃん??

やはり解熱剤の効果が切れてくると
また熱がぐいぐい上がってきました。

娘はバイト先に報告したり
代わりの人を探したり
週末にある試験のことで
学校に連絡したりと
身体がきつい中、いろいろ大変でした。

ちょうどこの3日間は
試験がなかったのが救いです。

受験生のかたは入試本番の時期ですから
体調を崩さないように
栄養とって睡眠とって
頑張ってくださいね!!



 今日もありがとうございました♪
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