お酒をお客様のコートに！

あれは、
息子が居酒屋でバイトを始めて
まだ２日目のことでした。

疲れ切った顔で帰宅した息子から聴かされたのは、
「カシスオレンジをお客さんのコートにこぼしちゃったんだ…。」

お盆のうえでバランスを崩して
倒したカシスオレンジ。
悪い事に色が濃い…。
ひたすら謝って、
コートをクリーニングに出すため
お預かりすることになったそうです。


開店してまもない店なので、
クリーニング店がどこにあるか店長は知らず、
息子は探してきてと言われて
夜中に携帯で検索し、
方向を間違えたりしながらも
走り回って探し当てたそうです。


「たいへんだったでしょうね。」
取りあえず労をねぎらってから、
「ま、良かったね。
　アルバイトのうちにこうやっていろいろ失敗しながら
　対処の仕方を学べて。
就職してからも仕事の役に立つんじゃない？」
とフォローしておきました。


ホールの仕事は初めてであるにも拘わらず、
基本的なことをほとんど教えられないまま
いきなり接客をさせられているそうで、

現場でやりながら覚えて行けばいい、
という方針らしいのです。


でも、経営者は
どこに時間をかけるかということを
ながいスパンで考えないと
結局はこんなふうに新人スタッフが
いろいろやらかしちゃって、

「よくあることだから。」では済まされなくなり
いずれ足もとをすくわれることに
なっちゃうんじゃないでしょうか…。


新人スタッフの研修をしっかりやる「余裕」がないのは
どこもいっしょだと思うのですが、

それでもきっちり教育をするかどうか、
それが長い目で見たときに
その企業の繁栄につながると思うのです。

特に日本が想定外の事態に陥っているいま、
ご立派な企業理念が
きちんと社員に浸透しているかどうか
露呈してしまうと思います。

それは経営者が社員と
どう向き合ってきたのかによるのだと思います。

組織は「人」で成り立っているのですから…。


あれから数日、
「その後どう？」
と息子に聞くと、
「運ぶ時に緊張してしかたない。」
というのです。

「それじゃ～返って失敗しやすいじゃなーい。」

人は恐れや不安を抱いたりした時、
緊張してからだは硬直し、
思考も止まってしまいます。

そして失敗するのです。

だから「またやっちまったら、どうしよう！」
と思えば思うほど、

失敗しやすくなります。


「あのね、そんな時こそ、
自分がベテランになった気分で動いてみて～。

なりきるんだよ～♪

はい、料理の乗ったお盆を片手に、
どんなふうに運ぶ？？

ベテランスタッフは動きもスムーズでしょう？
きちっと脇を締めて、カッコいいよね～♪」


すると息子は、

左腕にエアーお盆を乗せ、
背筋をキリリと伸ばして
まるで社交ダンスのように
くるくるっと２回転してから
スッと片膝をつきました！


「あのね。２回転はいらないから。」

突っ込み入れときました♪

浅草遠足。

今日は娘が高校の遠足で浅草へ行ってきました。
本来なら「強歩大会」なのですが、
震災の影響で九十九里での大会は断念となりました…。


昨日の夜中
（日記をアップした後でした）
娘の部屋へ用があって入ると、ぎょっとしました。

「なに？!　マネキン？！」

着て行く服をコーディネートしていたのでしょう、
ベッドの上に何種類もの服が並べられ、
その服の上に
買ったばかりの上下を試着した格好の娘が
四肢をがっと伸ばして人形のように
ドカッとうつ伏せに倒れこみ
爆睡していました。

まるで弁慶の仁王立ちだわ…。

いや、弁慶は立ったままだったから、仁王転び？？

それか電池切れのジャイアント・ロボ等身大おもちゃ。
（娘の体格がご想像できるでしょう。）


さすがに、ちゃんと準備終わらせないとまずいんじゃないの？と思い
揺り動かして起こしました。

いつもなら、どれだけ揺さぶっても目を開けないのですが、
「ほら、明日は遠足でしょう？
　寝ちゃって大丈夫なの～？？おーい！！」
遠足という声に反応し、
辛そうに眼を開けました。

それから延々とご意見番をさせられ、
寝させてもらったのは２時半過ぎでした。


朝には雨も上がって
天候にも恵まれ、半袖でもいい暑さに。

「じゃあね～食い倒れてくるわー！！」
と元気に出かけました。

遠足の目的って何なんだ？

日本の食文化に触れるのかしら？？


お土産を買ってきてくれるというので
「ありがちな人形焼き以外で。」
と、アバウトなリクエストをして
楽しみにしていたのですが、

娘が手に持って帰った紙袋は
思っきりありがちな「雷おこし」でした！！

せっかくだから…とにっこり受け取ったら、


帰宅した夫がひと言。

「人形焼きがよかったな～♪」

久々のライブハウス。

昨日も月曜日に引き続き、
ブライダルサロンでの仕事。
多数の取引先とゴールデンウィーク前の最終チェックが
山ほどあって定刻にあがれませんでした。


それでそのあとの待ち合わせに間に合わず、
ひとりで後から大塚のライブハウスへ。

線路に人が立ち入ったとかでダイヤも乱れ、
込みあった電車で汗をかきながら
ようやく皆と合流できました。


昨夜は、アニソン・グループ「ＷａｔｅｒＱ」の
ボーカル、エミリちゃんが、
今回はキーボードのみどりちゃんと
「えみどりゃ～」なんて、ふざけたネーミングで
ライブをしたのです♪

「ＷａｔｅｒＱ」＝「ウォーター・クー」＝「おたく」
ってもの、相当ふざけてますけどね。


久しぶりでしたが、
やっぱりナマはいいですね！

今回歌った中で、
バラードがとっても良かったです。
バラードは歌唱力がもろに出ますけど
また腕をあげましたね、すごいなあ～♪

エミリちゃんは作詩はもちろん、
ＭＣも面白くて
ＣＤジャケットのイラストも
さらりと書いちゃう
いろんな才能の持ち主なんですよ。


大きなステージに立つ日も近いかも!？








一眼レフもっていくの忘れちゃって残念！！


話は変わりますが、

先日、日記に
「ボーイ・ソプラノの癒し」を書いた日に
「リベラ」が主題歌を歌うＮＨＫの新ドラマを
見損なってしまっていた私。

再放送などをチェックすることもせずに
今日になり、
たまっているビデオを鑑賞したり消去したりしていました。

すると、
何とびっくり！
その見損なった第１話が、
違うタイトルで録画されていたのですよ～♪

というのは、その前の週の同じ時間に
「探偵Ｘからの挑戦状」なる推理ドラマを録画して、
結局、冒頭の１０分ぐらいしか見ないで消してしまったのですが、

どうやらそれを「毎週録画」にしていたみたいなんです。
「あれ？確か消したのに…。」と思って
一応内容を確認したら、
「おおっ！『マドンナ・ヴェルデ』が入ってるぅ～♪」

なあんて、ラッキー♪♪

早速、第１話をみました。
（また消してしまわないうちにね。）

「代理出産」という重いテーマ…。

生命倫理に触れるうえ、
日本ではまだ違法。

けっして「仲良しこよし」ではない母と子。
母の空回りする愛、
うっとうしがる娘との間には確執が垣間見られ、
そんな中、受精卵の命の期限に追いたてられるように
代理出産が密かに行われるのです。


母の娘への無条件の愛と
法律上、それが是か非かという議論とは
次元が違うような気がします。

人はどこまで自由に「選択」できるのか？
勇気あるテーマを取り上げているんだなあと思い
今後の展開が楽しみになりました。


もちろん、
最後に流れる主題歌にも
癒されます～♪

結婚お祝い会。

　
きのうは、先日結婚式を挙げたブライダルサロンスタッフのために
内輪のお祝い会をしました。

その前までサロンで仕事を片づけていたのですが、
仕事を終える直前にまた大きめの余震が！

皆、だんだん慣れてきているせいか
一瞬の緊張の後、すぐに
何事もなかったかのように会場のレストランへ向かいました。


社内結婚のふたり。
今は横浜方面のホテルで活躍中の新婦ちゃんとも久しぶりに会って、
二人からはその馴れ初めや披露宴当日の様子、
取り仕切ったスタッフのみんなからは、
二人へのサプライズ、その準備の様子など、
いろいろと裏話を聞き、

新婦ちゃんのお父様とのエピソードに涙し、
彼女の素直さと新郎のふところの深さに感動し、
ふたりの結婚式を盛り上げようというスタッフの
心遣いにまたウルウルでした。


本当に素敵な披露宴だったようで、
代わる代わる様子を見に行ったスタッフは
口をそろえて言っていました。

「あらためて結婚っていいな～と思っちゃった♪」


この震災の後、若者の結婚指向が高まっているそうですね。
結婚相談所の登録者数も、急激に増えていて、
お相手への条件も、ハードルが下がってきているそうです。

本震・余震で何度も怖い思いをした一人暮らしの女性は、
収入や肩書よりも、とにかく
守ってくれそうな「たくましくて優しい男性」を望むようになったとか。

「守る」ということや「優しさ」ってなんなのかについては
大いに議論される話題ではありますが、

「婚活」を何年も続けていて
なかなかお相手がみつけられない方がいて、
ご自分でも着地点が見えなくなってしまって
訳が分からなくなっていたりするのを見るにつけ、

ちょっと視点を変えて見たらいいんじゃないかな～～なんて
感じていたのですが、

このような非常事態が起きたことで
否応なしに気持ちをリセットし見つめ直せるというのは

ある意味、暗闇の中の光の部分なのかもしれませんね。

これまでひきこもっていた若者が
避難所のおばあちゃんのそばで
お世話をしている事なんかも…。


このような天変地異が起こるというのは

「人々よ、繋がりなさい」ということなのでしょうね。

笑顔で過ごします。

ゆっくりと寝坊できる朝だったのですが。

思いのほか早く目が覚めました。
きっとよく眠れたのでしょう♪

でも…あれ？声が。

喉がつぶれてる～！

ああ、きっと昨日のカラオケ。

白石さんが、私の最近の禁断症状を見てとり
「行こうか」と誘ってくれて、
落合のサロンがひけたあと雨の中を移動、
モリノスさんと３人で歌いまくりました♪


でも、何を隠そう、元コーラス部のわたくしが、
…って、今じゃハズしまくりですが、
そんな喉を潰すような歌い方はいたしません。

これはゲラゲラ笑いすぎたせいだわ。

白石さんや私が歌う昭和世代の歌に合わせて
モリノスさんが勝手にバックダンサーに早変わり、
それがやたらキマッているものですから
大笑いしてしまいました！


現実を忘れられる時間でした…。


日本の経済はこれからが正念場、
長期にわたる厳しい時期がやってきます。

もう今でもスーパーで買い物をすると
例えばこれまで５千円ぐらいで済んだ生活必需品が
７千円ぐらいかかってしまいます。

こと被災者にとっては、
既に我慢の限界にきていて
うわべだけの「みんなで手を取り合って頑張りましょう」的な
そんな言葉より、
一刻も早く義援金を配布してほしい、
仮設住宅を建ててほしいという時期に来ています。


そういう被災者のことを考えたら
笑って楽しく過ごしていては申し訳ないのではないか
という思いもありながら、

それを承知の上で、あえて
私は笑顔で過ごしていこうと
決心しました。


たくさんの人の「笑顔」の明るい波動が、

究極的にはすべての人にとっての
「いい方向」への波及効果となると思うから…。

だから、

子供たちと、笑って過ごしたいのです。

縁した友人たちと、笑って過ごしたいのです。

そして…これから出会うかたたちとも。

今週もカンパ

　　　　　　　　　ベランダの鉢植えの桜。
　　　　　　　　　見切り品でしたが見事に咲いてくれました。



毎週の生協の注文時に
「大震災被災者支援カンパ」をしています。

今週で３回目の募金になりますが、
５月の半ばまで受付けているので、
わずかながら毎週カンパさせて頂こうと思っています。
なるべく長く支援したいと思うので…。
（まとめて送るのかもしれませんが。）

今現在、３億４千万円以上ものカンパが集まったそうです♪


今回の大地震発生後の生協の動きは
迅速で的確だったと感じています。

被災地の支援を最優先とし、
融通を利かせてネットワークをフル活用していました。

私たちの注文品はその分、
欠品がたくさん出ましたが、
こんな時に文句を言う人もそういないでしょう。

事務方だって、
たくさんの取扱商品の中から
欠品のものをいち早く特定し、お知らせしたり、
その後は値引き精算をしたりと、
業務も膨大だったことと思います。

さぞかし大変だったことと察しますが、
欠品も今週はかなり減り、
代替品で届くものなども多くなりました。
被災地の農産品は残念ながら壊滅的ですが…。


「やれやれ、ここ２、３日は余震が少なくて良かった…。」

という思いは、昨日の夜になって裏切られました。

家族でビデオを見ていたところ、
下から突き上げる縦揺れ！！

「キタっ！」
「大きそうだね」

その瞬間、家族全員の携帯が鳴り響きました。
「警報、遅っ！」

けっこうな揺れの後、
ビデオを中断して速報を見ると、
震源地を示す関東の地図が画面に出ていました。

「あ～～、旭市だよ～～。またー？？」

そう、本震でかなりの被害を出している旭市。

娘ががっかりな顔で苦笑いをしながらつぶやきました。
「なんでピンポイントで旭なんだ…悪意かんじる～。」

娘の高校の同級生に、
旭市に住んでいる人がいるそうで、
その子は家を流されずにすんだそうなのですが、

この震度５弱の揺れで、
大丈夫かなあと心配していました。


毎年この時期に行われる
高校の行事で「強歩大会」というのがあり、
要は「歩け歩け遠足」なのですが、
これが九十九里浜を歩くのです。

去年は雨で中止、
今年は、余震の可能性があって九十九里は危険と判断され、
連続で開催できなくなりました。


代わりに浅草方面へ行くことになったそうです。

海岸に打ち寄せる波音を聴きながら、
わいわいとグループで砂浜を歩くのが
ちょっと楽しみだったようですが、

浅草の日本文化に触れるのも
それはそれで
楽しいかもしれませんね♪

ボーイ・ソプラノの癒し

ＤＶＤを購入しました。

「エンジェル・ヴォイセズ　/　リベラ・イン・コンサート」

あのパナソニックのＣＭやドラマのテーマ曲で広く知られ、
日本ではあの仙台でもコンサートが開催されたそうですので
すでにご存知の方も多い事でしょう。

いつも素敵な情報をくれる親戚のＭさんが
以前、日記でこのリベラの動画を紹介していて知り、
そのうち購入しようと思いながら今日まできてしまいました。


ひとりで「FAR　AWAY　彼方の光」を聴きました。


「はかなさ」をはらんだ澄み切ったボーイ・ソプラノが、

美しく舞台が設えられた教会に

どこまでも響き渡ります。

馴染みの曲なのに

なんて心に沁み渡るのでしょう！！

言葉がみつからないのですが、いわば「魂の浄化」です。


そのメロディーが心のひだに溜まった
様々なグレーな思いを洗い流してくれます。

気がつけば、熱いものが頬を伝っていました…。
（私は特に音楽にやられてしまうほうなので）

同じようなタチの方は
もの凄く癒されるか、反対に
入り込みすぎて
逆に落ちるかもしれませんのでご注意を…。


先ほど、リベラ　オフィシャルサイト　を覗いてみたら、
なんと、今日からＮＨＫドラマの主題歌を
リベラが歌っているそうじゃないですか♪

しもた！！
見損なってしまいました。

うーむ、今日から始まったなんて、
シンクロしちゃったわ～。


スーパービューティフルな声の持ち主たちは
みんな、とてもとても可愛くて！！

そのままいつまでも　大きくならないでねっ♪

って、いきなりペット感覚ですみません(笑）

「良かった」を探そう♪

４年ぶりに友人と会いました。

かつてブライダルサロンでいっしょに仕事をした３０代のＫさん。

彼女は人間関係に悩んで別の会社に移ったのですが、
久しぶりにあの頃のことを思い出そうとしても
ふたりして、嫌なことはすぐ忘れるタイプ。

「なんだか細かいこと忘れちゃってますね～。」
「嫌な事は忘れられるってスゴイ能力だよね♪」
「ほんと、ありがたい能力です！」

「あの時に人間不信にさせられた○○さんだけど、
彼女にも仕事の仕方とか尊敬できるところがあるし、
彼女のお陰で、今、プランナーをしている自分がいるんですよね。」

なんて素晴らしい気づきでしょ♪

嫌な思い出ばかりじゃない、
『彼女に出会えて良かった』と思えるなんて。

誰かのせいにして自分を哀れんでいるうちは
自分の人生を成功させるパワーは湧いてきません…。

辛く苦しい出来事の中にも「良かった」部分を探すのは
「いい気分」になるために、
事のほか大切ですよね。

だからかな？
再会した時に
４年という年月を感じさせない若々しさを感じたのは！


ところで
息子が新しいアルバイト先をようやく決め、
今日、初出勤でした。


この大震災の影響で、大学の新年度が一カ月遅れになったため、
まだ春休み中なのです。

自分で居酒屋に決めたようなのですが、
接客をした事がないので、
せいぜい鍛えてもらいなさいと密かに思っています。

今は居酒屋さんも研修制度がしっかりしたところが多いので、
きっと勉強になる事でしょう。

先ほど帰宅して、
「疲れた…。」ともらしました。


私「今日の学びは？」

息子「自分は片づけなどがのろい。
　お客さんがお皿を重ねておいてくれたりすると
　とてもありがたかった。」

ま、初日だし、そんなもんかな。

息子は腕に初心者マークをつけていたそうなのですが、
それに気づいたお客さんが
「がんばれよ」と言ってくれたのが嬉しかったそうです。


それから、
取引先同士らしきお客さんが
「まあ～どうぞどうぞ！！」
「おっととととと～～♪」
とお酒をつぐリアル接待を初めて見て、
面白かったそうです。

「初めての時って、そんなことが面白いんだ!?」

と私まで新鮮に笑えました。

若きふたりの門出。

今日はまた凄い風でした～！

地震もそうですが、
海風にのって勢いを増した春の嵐もまた、
自然の驚異を否応なく感じさせます。


「自然の神様」が
指でピッと大地をはじいてみたら
大地はグラグラ揺れ動き、

フンと鼻をならしてみたら、
小さな人間たちが鼻息に飛ばされそうになる…。

どうもそんな絵が浮かんでしまいます。


自然の神様も
悪気はないんでしょうけどねぇ～～。


ブライダルの仕事先のスタッフのひとりが
今日、結婚式をあげました♪

社内結婚なので、
列席者も顔見知りばかり。

既に退職して子育てに専念しているママにも
久しぶりに会えました。

真っ白なウェディングドレスと
ミルキーオーガンジーのウェディングベールを
強風になびかせながら
チャペルの外でのブーケトス。

既婚女性がブーケをキャッチしてしまうという
ハプニングに、場が湧きました。


爽やかな笑顔の新郎・新婦に
温かな拍手を送る人々…。

その光景を一歩離れたところで眺めていたら、

そこには希望の光がさし、
怖れや不安の色はひとつもなく、

私の心も癒えました～。


帰りに公園の中を通ってみると、
きれいに植えこまれたカラフルな
ビオラやデイジーなどが風に揺られていました…。

思わずひとり撮影会となりました♪

期待♪

こんばんは。

この時間も気持ちのよい風が吹いています。
宵の口だというのに
節電のため公園が暗いせいか、
夜空は漆黒…月明かりが、もの凄く綺麗です～♪


あれから「気持ちを切り替えよう！」と思いつつ
けっこう苦戦していました～～。

あれれ？
私ってこんなに繊細だった？？
と思ってしまいます。


このところ喘息ぎみだったので
一昨日、念のための薬をもらいに病院に行ったところ、
それほどの自覚症状ではなかったのに
血中酸素量の数値をみて
「けっこうきてます。」と言われ
そのまま点滴を受けました。


なるべく普通の生活を心がけていますが、
頻繁な余震による
『緊急地震速報』の警報サイレンにビクッとし、

落合サロンに向かう電車の中では、
車両のきしみ音や
ガタガタした揺れに敏感になっている自分がいます。

誰もがみんなそんな症状になっているようですね。


きのうは仕事のあと、
モリノスさんと話しこみました。
彼も体調に異変をきたしたりしているようで
表面的には何でもないようにおバカな話をしながらも
ほんとのところは滅入っている私の気持ちに寄り添ってくれて
忌憚のない話もしました。


帰りの電車の中で、
今度は背中が重苦しく
「なんか背負ってる!?私?」
と不安になったのですが、
冷えて血流が悪かっただけのようです。

帰宅後に早々に
お風呂の湯船につかり、
ゆっくりと好みの本を読みました。

からだが緩んできて
気持ちも底を打ったのか
ずいぶん楽になりました。


気分が落ちているときは、
一度、落ち切ってしまうほうが
回復が早かったりします。

大きくジャンプするには、
いちどヒザを深く曲げて
からだを沈めないとね♪


夜のニュースで
すごい発明が紹介されていました！！

「塗る太陽電池」!?

有機化合物の塗料の太陽電池です。
液体なのでインクジェットのように印刷すれば
そのまま太陽電池になっちゃうのだそうです！！

車に塗ってもよし、
家のベランダに塗ってもよし、
ブラインドに塗っても発電しちゃう。

スゴイですね～！


いいね、いいね。

こんな感じでいろいろ
代替エネルギーが
世に出てくるといいですね♪♪

気持ちが落ちる…。

震災からちょうど１カ月の今日、
伊藤夕子さんとの会合。

前回会ったのが、
まさに３．１１の大地震発生の日でした。

その日その時のことや、
その後の１か月の出来事を
改めて話しながら

今日からは気持ちを切り替えて
自分たちにできる心のサポートをしていきましょうねと
気分良く帰路についたのでしたが…。


自宅の地下駐車場について、
車から降りた瞬間に、
足元からゴゴゴゴっという地鳴りと揺れ！

大きいぞ！と直感し、
急いで車の中に戻りました。

車ごとゆさゆさ揺さぶられ、
駐車場の天井が落ちてこないかと思わず窓から上を仰ぎ見ました。
、
鎮まるまでの時間がとても長く感じました。


最大震度６弱！
よりによって震源地が福島浜通り。

一番起きてほしくない地名でした。

そして
それから何度も何度もくる余震…。

アイフォンの「ウェザーニュース」のアプリに
地震チャンネルがあるのですが、
17:16の震度６弱以降、
地震リストには、震源地「福島県浜通り」の余震が
なんとこれまで２８回！！


さすがに凹みます…。

元気なエネルギーを東北の方たちに届けなければ
ならない立場なのに…。


気になって報道を見てしまうと
やはり「この１カ月をふりかえる」場面が多くて
涙があふれてしまいます。


なんとか明るい気分にもっていこうと、
たまったビデオを見ても、
心の半分が、どよ～んとしてしまって、
楽しめませんでした。


夫や子供たちが
ほとんど動じていないのが救いかも…。


大丈夫。

明日には気持ちを切り替えます！

刹那主義

辞書をひきました。

「刹那」…　きわめて短い時間。瞬間。


今日、落合のサロンからほど近い、
神田川の桜並木を皆で歩いて帰りました。

満開となって咲き誇る薄紅の桜に圧倒されながら
心に浮かんでくるのはこの言葉でした。

「刹那を生きる」って
こんなふうに無垢で邪念がないものなのね。


そして「刹那主義」といえば、

過去も将来も考えず、
現在の瞬間の感情のままに生きようとする考え方といわれ、

「快楽に身を任せる生き方」に近い感じがして、
そんな生き方はいけません、と教えられてきました。

でも、本来は仏教用語で、
きわめて短い時間を大切に生きていきなさい、
という教えにつながる言葉だそうです。


「明日はどうなるかわからない」とは
昔から言い古された言葉ですが、

「だから将来に備えてがんばりなさい」
と言われて、遠い将来に目標を定め、
そのためにはいろいろと
我慢もしなくちゃいけないんです、
余計なものは見なくていい、
と言われて、
自分で決めたわけでもない目標を
わき目も振らず追いかけている…
…そんな人も多いはず…。


今、ほんとうに
「明日がわからない」という状況になってみると、
そんな先ばかり見ていないで、
今この刹那を、
思う存分味わっておかなくちゃ、
もったいない！！
と思えます。


ただただ喜んで咲く桜たちを
今日この時期に見ることができたのは
意味深いことでした。

そして心地良い仲間たちと今日も過ごせたことに
有り難い気持ちになりました…。

きのうの地震は。

しばらくなかった激震に
さすがに緊張しました。
千葉もかなり揺れました。
怖かったです。


東北の被災者の中には
フラッシュバックで恐ろしい思いをされた方も
多いでしょうね。


そして残念なことに
各地の原発が
綱渡り状態になっていますね。

これ以上の事故にならないことを
心から祈ります。

もしも、
原子力エネルギーよりも
明らかに安全で、クリーン、かつ
コストもかからない
いわゆるフリーエネルギーが
出てくれば、

原発への反対運動なんてしなくても
経済の自然な流れで
新エネルギーに移行していくと思うのです…。


エネルギー知識もないし
全く根拠はないのですが、

すでに世界のどこかに
変わった研究者がいて、
突拍子もない発想で新エネルギーを
開発しちゃっているかもしれないな～なんて。

利権をめぐる争いなどで
普段なら潰されたりすることでも
こんな大災害で
人々が代替エネルギーを希求している時なのですから
みんなに認知されれば受け入れられやすいのでは？

たとえ開発途中でもいいから、
いまこそ、その理論なり研究なりを
世に出してほしいなあ～～。


そんなことを、
つらつらと考えていると

鴨川シーワールドに避難してきた
ゴマフアザラシに無事に赤ちゃんが
誕生したとのニュースが♪

長めの毛並みもつややかに
大きなうるんだ瞳が
かわいらしい～♪♪

こんな日本によくぞ生まれてきてくれました。
勇気ある魂のゴマちゃん。
この子が少しでもいい環境で
生きていけるような日本をつくりたいです！！

きのうは入社式。

昨日４月５日に、
私の所属するブライダル会社の入社式が行われました。

いくつかあるホテル会場の中で
私の通うホテルで今年は入社式が行われ、
無事に何人かの新入社員が誕生した模様です。

この未曽有の災害により
数多くの方が今日を生きるのに必死な情勢ですので、
結婚式という「お祝い行事」を
延期・キャンセルするお客様も多く、
ブライダル関連業界もかなりの打撃を受けています。

この震災で、
就職難の中ようやく内定した会社がなくなってしまった方、
工場などの被災による人員削減にあってしまった方、
そんな方々の落胆と絶望感を思うと
胸をえぐられるようで言葉もありません…。


でも！これだけの大きな災害です、
逆にチャンスも転がっているのかもしれません。

どうか希望をもって
ピンチをチャンスに変えてくださいね。


入社式の後に、会場を飾ったたくさんの花が
ブライダルサロンに運び込まれ、
持ち帰りOKの許可が出たので
希望するスタッフが分け合ってお持ち帰りしました。

お花を頂けるのは
とっても嬉しいものですね♪

甘い香りにむせ返りながら
ふたつの花瓶に分けて
リビングに飾ると
心が浮き立つように感じました。


　　　


　　　　　　　　　　　　　


　　　


　　　　　　　　　　　　　　　


むせ返るといえば
この近辺の液状化により
地上に湧き出た泥水が蒸発し、
あとに残った砂ぼこりで
喉を痛めてしまったようです。

不用意に言葉を発せない精神的ストレスも
関係しているんでしょうか。
花粉症も手伝って今日は朝から
咳も出てきて喘息気味…。


声がかすれて特に高音域がまったく出ないのですが、
そうなると、うずうずとカラオケに行きたくなります。

いつでも行けると思っていたのに
できなくなるとやりたくなるもの。

願望がはっきりしてきますね。

カラオケとかどうでもいいことはさておき、

いま困難な生活をしている方も、
「辛い部分」に気持ちを合わせてしまいがちですが、

どうなりたいのかという
「願望」に焦点を合わせていくことが
自分の望む現実を引き寄せる近道のようですよ…。
自分を信じて…。


　

上野のパンダ

震災の影響で、一般公開が延期されていた
上野動物園のパンダ、「リーリー」と「シンシン」が
４月から公開され、
連日すごい行列をつくっているようですね。
行列は公園の方まで続く
２時間待ちだったそうじゃないですか！

行列に並ぶのは苦手ですが、
昔、子供のためにと連れて行った
上野の恐竜博、最終日に並んだ時も
ものすごい行列だったなあ～！

博物館前の公園を家族連れが
うねうね長い蛇のように連なっていましたっけ。

子供たちが長時間はもたないので、
二人づつ休憩のため列を抜けたりして、
入場までに疲労困憊でした～。


そうそう、
私自身も子供の時、
初めて上野動物園にパンダがやってきた
例の大盛り上がりの公開日に
見物に連れて行ってもらったひとりです。

あの時もどれだけ並んだか！
それなのに、パンダの檻の前では拡声器で
「立ち止まらないでください！」
と連呼しているので、
小さい体の私や弟は隙間からチラッとみただけで、
ぞろぞろ歩いて通り過ぎたのでした。


その弟が、今は上野動物園の職員となっています。
残念ながらパンダの担当ではありませんが…。


「上野動物園のパンダ情報サイト」　によれば、
このリーリーとシンシンは、
四川大地震も経験しているそうですね。
そして来日早々、こんどは日本でも大地震！！
こんな恐ろしい地震を２回も経験するなんて、
なんという運命…。
でもどちらもすぐに落ち着きを取り戻したそうで、
大物ぶりを発揮してますね♪

弟の情報によると、震災のとき、
ほかの熊の檻ではちょうど、
一頭が屋外、一頭が室内にいたそうなのですが、
やはり恐ろしいのか
２頭がお互いの姿が見える壁越しに
立ち上がり、手と手を合わせるようにして
声をあげていたとか…。


動物は自然現象には敏感でしょうから
園内もさぞ騒がしかったことでしょうね…。


桜もほぼ満開、
絶好の行楽シーズンなのですが
どこもかしこも自粛ムードで
「楽しむ」ことに臆病になっている日本…。

むしろこの際、
入場料に義捐金を上乗せするなどして、
心おきなく楽しめた方が、
日本の経済のために、
引いては東北の被災者のためになるのではないかしら
などど思う今日この頃です…。