M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

癒しのセミナー

2009-04-28 23:22:00 | 癒し
友人に勧められて、日曜日にとあるセミナーに参加してきました。

講師は関西のお医者様で統合医療を志し、
人を育てるために学校まで作っちゃったというかたです。
テーマは「自然治癒力を高める癒しの方法」。

先生の講演会と、ヒーリングの体験会がありました。

肉体だけを扱う西洋医学はすでに昔の話。
今では欧米では、ヒーリングやアロマなどの
日本でいう代替医療を
患者さんのニーズに合わせて行っているそうですね。

会場には看護師さんやたくさんのヒーラーのかたがいて、
独特の濃~いエネルギーが充満していました。


自然治癒力をあげるには、
やはりそれぞれ自分の中にある歪んだ信念や、
恐れをクリーニングしていくことです。

「現実」とは「すべて自分の反映である」ということを、
映画のスクリーンと映写機・フィルム・光源などで図解してくださり、
それがとても解りやすいものでした。


お医者さまらしい解説では、
人間の細胞の構成の話で
染色体からずーっと分解してアミノ酸の塩基配列まで出てきて、
高校時代の生物の授業を思い出しました。


興味深いのは、
DNAにはたくさんの情報がつまっているのですが、
その一部しか情報が伝達されず、
残りはなにかのエネルギーでブロックされているようだというのです。

なにかの力ってなんなのか?
それは肉体レベルの力ではなく、
もっと大きな宇宙からのエネルギーなのかも?

たとえば過去世の「恐れ」に関するメモリーがブロックしているのか?
逆に、今を充分楽しむためにかどうかわかりませんけど
ブロックしたほうがいいからブロックするエネルギーが
働いているのか…?


自然治癒力をアップさせるには、
食事も大切といわれますが、
いまどきはヒーリングが注目されてきているようですね。


さて、第2部のヒーリング体験会では、
友人に実際にヒーリングしてもらい、
自分の思い込みに気づかされました。

主催者の役を務めて下さった凄腕のヒーラーさんにも
リーディングをしていただき、
さらに深イイ部分の自分と向き合ってしまい
目から鱗でございました!

それと、今までにないタイプの方と知り合えちゃったり、
もっとお話ししてみたい感じのかたが
たくさんいらして、楽しい時間でした。

たくさんの出会いに、

感謝、感謝です。


スーザン・ボイル

2009-04-26 00:20:23 | 世の中
娘がパソコンの前に座り、動画のYOU・TUBEを検索していました。

ふと眼に入ったのが、
先日ワイドショーか何かで紹介されていた、
歌のオーディション番組で一躍脚光を浴びた、
スーザン・ボイルさんの動画----「歌は心/スーザン・ボイル」。

http://www.youtube.com/watch?v=1t8m7CkpIK0


娘の後ろから、
「ちょっと先に見せてくれない?
 いっしょに見ようよ。すごいよ。」

そう言って娘と一緒にみました。


・・・感動しちゃいました・・・。


けっして美しいとは言えない顔(笑顔がかわいいんですよ!)、
そしておばちゃん体形。
会場全体が、彼女をちょっとバカにした様子で眺めていました。

でも、彼女のたったワンフレーズの歌声が、
一気に雰囲気をひっくり返しました。

美しい歌声は、彼女の素直な性格を表して、
天使の歌声のように会場に響き渡りました。

知らぬ間に涙が頬を伝いました。

彼女のこれまでの人生が垣間見えた気がして…。


勝手な思い込みかもしれませんが、
彼女だっていろいろな思いを味わいながら47年間生きてきたことでしょう。

でも、いまの彼女はとても明るく
むしろ自分を楽しんでいるように映ります。

そんな姿が、たくさんの人々に感動を与えてしまうのでは…。


ちなみに娘は、私の顔を見て、ぼそっと言いました。
「え?これで泣く? 確かにスゴイけど…。」

あなたは まだ人生経験浅いからね~。




「まず自分」でいい。

2009-04-23 22:39:39 | 癒し
知人のAさんは、明るく聡明で美しくて人当たりのよい、
たいへん素敵な女性です。

ですから、
実は深い悩みを抱えているなんて
傍目にはぜんぜんわかりません。


話を聴いていくと、
どうやら自分自身を深い部分で受容できていないようで、
最近はそれが影響して負のスパイラルに陥り、
つぎつぎと悪いことが起こっているようです。

彼女自身も、自分を変えなければと、
たいへんな努力をしていて、
いろいろなセミナーに参加したり、
ヒーラーのもとを訪れてみたりしたそうです。

でもなかなか癒されず、それどころか
前世の悪い行いのカルマだから仕方がないなどと言われ、
かえって傷つき、
どうすればよいのだろうかと本を読みあさってみたり、
もがき苦しんでいます。


彼女は、「感謝のノート」もつけていて、
一日の終わりに ありがたいと思ったことを毎日 書き綴って、
それがもうかなりの冊数になるそうなのです。


本当にいろいろと自分を変えるために「頑張っている」のですが、
私はなぜか違和感を覚えました。

「そんなに頑張らなくてもいいのでは?」


人に感謝することは、確かに素晴らしいことであり、
そのありがたみを味わう事で、
自分の魂も喜び、幸せを感じ高揚することはまちがいありません。

ただ、このAさんの場合は、
その前にやることがあるように思いました。

深い部分で自分を受け容れられないでいるAさんは、
まず自分をほめる作業をすることだと思うのです。

アドラー心理学では、
自分を「勇気づける」といいます。

「ほめる」のは上下関係に基づくので、
「自分を認める」という意味で勇気づけなのです。

人は誰でも不完全であるということが大前提ですから、
ある人にとっては当たりまえにできることが
自分には苦痛だったり、
できなかったりすることも あって当然なので、

もしそんな何かが今日はできたぞ と思えば、
そういう自分を勇気づけしてあげるのです。

できなかったことができた、ということもなければ、
いつもやってることだけど、よしよし今日もできたぞ、でもいいのです。


彼女の場合は
自己評価のレベルがゼロのラインよりずっと下にあるので、
まず自分を勇気づけて、
精神レベルをゼロのラインまで引き揚げてから、

それから今度は、他人に感謝し、
「他人に認めてもらう」とか「他人と比べる」ことを
「手放す」方向に向かってもらいたいと思いました。


まずは、「自分が好き!」であれば、いい!!

自分が気分よく生きていれば、それでいい!!


そして その気持ちいい波動が、

いずれ、気持ちいい現実を呼び寄せるのではないでしょうか…。


熱をおして試合に出場。

2009-04-20 23:50:00 | 暮らし
ラグビーの試合当日、息子はまだ7度8分の熱があったらしいのですが、
私には「熱さがってた。」と言いました。
顔色は思いのほかよくて、気合いが入った様子でした。

「ずいぶん良さそうね。
 たっくさん寝たから、
 今日の試合では意外にも活躍できちゃうかもよ~!」
と、最後にひと暗示かけて、息子を送り出しました。

でも試合の結果は惜敗…。


帰宅が夕方だったので、すっかり回復したのかと思いきや、
OBたちが来て、焼き肉をおごるといい、
今日ばかりは帰りたかったけど断れず、
御馳走になったらしいのです。

帰宅してからどっとベッドに倒れ込み、
次の日になるまで目をさましませんでした。
「生きてる?」
と思わず心配に…。

そして、夜、まだせき込みながら息子が言いました。
「きのうの焼き肉が下痢で全部でちゃった。」

どっぷり体育会系になっている息子です。


考えてみたら、プロのスポーツ選手というのは
体調を管理するのが大変ですね。

それで食べているのですから、

毎日の苦しい練習の成果が、
ちょうど体調を崩して発揮できないとなると、
すべて水の泡、しかも収入や将来にまで響く…。

今までそんなこと自分のこととして考えていませんでしたが、
息子が命がけで(?)試合に出ようとしているのを見て、
そんなことを思いました。

そういうことって、
わが身に降りかかって初めて実感するものですよね~。

息子が発熱。

2009-04-17 21:31:39 | 育児・こども
高校生の息子が、4~5日前から体調を崩し、
せき・のどの痛みで熱を出しました。
昨日と今日と学校を休んでおりますが、
ラグビーのことばかり気にしています。

ちょうどいま、春の大会に入ったところで、
今大会の成績次第で、秋の大会のシード権が決まるのだそうです。

3年生なので、秋の大会が高校生活3年間の集大成になるのです。

本来、昨日や今日の練習は休むわけにはいかないのですが、
今日も朝、熱を測らせたら38.5℃だと。
のどが痛くて泣き顔のような しかめっ面。

息子は、
「午前中は寝て汗をかき、
午後に学校に行って軽くランニングぐらいしなきゃ」
などと無謀なことを言っておりました。

でも、一度眠ってしまったら起きられなくて、
気づけば午後3時半。

「やべー!!」とあわててメンバーに電話を入れ、
自分でもちょっとまだ運動は無理と悟ったか、
「明日の試合は死んでも出るから。すまん。」
と、よろよろした声で伝えました。

本人的には「明日こそ練習出るから」というのを
2日も繰り返したことを相当気に病んでいるようでした。


子供が病気になると、
昔は身体的な部分を気遣って、水分や栄養の補給、
部屋の温度を気にしたり、空調や着るものを考えたりと、
そんなことばかりしていましたが、

今はどちらかというと、彼の精神面を気遣うようにしています。

やはり、心の持ち方で回復力は格段に違いますから、
不安を取り除くこと、少しでも明るい気分にするために
しっかり回復した元気な自分をイメージするように勧めたり。

明日の試合では「自分の代わりはいない。」
(これは実力的にではなく、頭数の問題ですが。)
ということも、治癒に向かわせる力になることでしょう。

「それなら尚更、いちばん迷惑をかけずにすむには
 どうしたらいいと思う?」
「でも、調整なしで当日、いきなり試合で大丈夫かなあ。」
「何週間ものブランクがあったのとはわけが違うから、大丈夫だよ~。」

そんなことを話し、
夕方には37.5℃まで下がりました。
体はずいぶん楽になったようです。


そして、息子の告白…。


「今朝さー、8度5分だって言ったけど、
 実は・・・9度3分だったんだ。
 それを言っちゃ、午後にでかけるなんて
 許してもらえないと思って…。」


平然と…。

2009-04-14 22:22:22 | 暮らし
今日、振り込みがあったのでゆうちょ銀行に行きました。

ATMの操作をはじめながら、
銀行のカードを財布から出そうとしたところ、
入っているはずのカードが、
財布の中のどこを探してもみつかりません。

たくさんのポイントカードその他のカードの中に
紛れているかと思い、怪しい感じにみえないか危惧しながら、
必死で探したのですが、
どうしても見つからず、諦めて帰りました。

家の中の、通帳のケースの中にもない・・・。
ポロリとバッグに入っているのかしらと、
ひとつひとつ確認しても、ない・・・。

え~~? 落としちゃった??

少々不安になったとき、
ふと、思い出しました。
先日スキー旅行に行ったときに、
携帯用に小さい財布をつかったなあ!

そこにあるかも。

引出しをあけて、その財布の中を見たら、
ありました!ゆうちょのカードが。


それだけではありませんでした。
私の運転免許証も入っているではありませんか!

ここにあるということは・・・。

ひえ~。 この2週間、免許証不携帯!?

えっと・・・この間、車で私の実家にも行ったし、

あちこち買い物にも行ったし!


青くなりながら、
この間に検問などにひっかからなくてよかったと
肩をなでおろしました。


ところで、最近寝ている間に歯をくいしばっているのか、
奥歯のあたりの歯茎が痛くて、
かたいものが噛めません。

自己ヒーリングをしたりなどして、
今日あたりはよくなってきたのですが、

歯茎の痛みは、私に何を訴えているのでしょう…?。


ひとつ思い当たるのは、
ある人に言っておいた方がいいと思っていることを、
事情があって言えないでいることかな。

決断をうながされているのでしょうか…。


歯医者に行ったので、
ついでにかみ合わせを少し治してもらいました。


前歯の色がバラエティーに富んでいるので、
温存治療で見栄えを治してもらっているのですが、

仮歯の状態のこの1ヶ月はそれがやけに白く目立ち、

口の中も舌触りが慣れなくて気持ち悪くて仕方ありません。


もしかすると、これがストレスなんでしょうかね?


カウンセラー仲間と。

2009-04-12 00:29:07 | 癒し
昨日はとっても爽やかな風薫る、暖かい日でした。

そんな素敵な日に、素敵な仲間と集い、
素敵なレストランでランチをいただく幸せ…。


仲良しのカウンセラー仲間4人で、
久しぶりの情報交換をしました。
このメンバーは、何を話しても受け入れられるという安心感があり、
いつも癒され、パワーをもらって帰ることができます。

この日もいろいろな「深イイ」話や「う~ん?」と考えている話をして、

得意の「勇気づけ」合戦で盛り上がりました。


そして、ランチの後、
こんなに気持ちのいい日にすぐに帰るのはもったいないと、
みんなで桜を見ながら歩くことにしました。

場所は四ツ谷。
線路沿いに赤坂方面へ向かいました。

上智大学。素敵ですね~。
初めて近くで見ました。

そこの学生たちでしょう、
桜並木の下で、たくさんのグループが、
シートを広げていました。
英語も飛び交っていました。

「ああ、あのころに戻れたなら!!」
オジサンやオバサンの決まり文句が頭をよぎります。

若者よ、今を精いっぱい楽しむのだよ~!

私たちオバサンも負けませんよ、
とばかりに、アハハ、おほほと笑いながら
桜吹雪の道を歩きました。


赤坂見附の駅で、
「永田町でのりかえて帰る」というと、
メンバーのひとりが、
「永田町なら、すぐそこよー。
 歩いた方が早いわよ~。」
と教えてくれたのですが、内心不安でした。
「近いと言ったって、私の感覚では遠いのでは?」

だって、その彼女は先日の東京マラソンに参加して
42キロを完走しちゃったツワモノなのですから。


でも、歩いてみるとほんとうに「すぐそこ」でした!

地下鉄マップの地理感覚しか持ちあわせていない千葉県民の私には、

東京は「有名な地名がいっぱいあって、すごく広い所」という
イメージなのですが、

実は、ギュッと凝縮された濃いー都市なんですネエ~。

思い込みが強いのは。

2009-04-10 00:26:19 | こころ全般
思い込み、つまり
「~しなければならない」「~するべきである」
などの信念は、
その裏に「恐れ」があるからです。

「食事は規則だたしく、
 すべての栄養素をバランスよくとらなければならない。」
とか、
「自己中心的であってはならない。」
とかいうのは、

その裏に、そうしなければ
「病気になってしまうに違いない。」
「人に嫌われたらどうしよう。」
という恐れがあるのです。

所詮、思い込みですから、そうなるわけではないのですが、

思えば思うほど、そうあってほしくない現実を引き寄せてしまって、
そうなってしまうのです…。

その「行動」がいけなかったのではなくて、

その「思い込み」が現実を引き寄せてしまっただけのこと。

でも多くの人は、自分の「行動」のせいだと思ってしまうので、
自分の信念をさらに強めてしまうのです…。


「世の中は恐ろしいところであり、
 何かにチャレンジするのはよくよく注意しなければ
 苦労ばかりしたり、騙されたり、痛い目にあうに違いない。」

母親がそんな信念を持っていれば、
子供が何かをしたいとわくわくして言っても、
危ないとか、
ああなったらどうする、
こうなったら大変!
と、ネガティブな情報や
最悪の事態を吹き込み、

子供はやる気をぺしゃんこにされ、
「自分にはそれでもやれる能力はないなあ。」
と自信を失い、
怖がりさんになってしまいます。


……前回の日記からもご推察のとおり、
この子供はまさしく わたくしであります。

以前は、母には、
「そんなネガティブなことばかり想像しないでほしい、
 私の耳に入れないでほしい」
と何度も伝えたのですが、
所詮、相手を変えることなどできませんでした。

まあ、いつまでたっても娘のことは心配なのでしょうね。


今はもっと大きな眼で見られるようになったかな…。
「いつもまあ、よくそれだけ心配できるもんだ…。」
と、怒るより失笑してしまいます。

きっと、
「それが母なのですから、そのままの母を受け入れましょう」
と決めたからです。
楽にはなりました。

まあ、時々
「また出た!」
とカチンときますが、
それも自分の波動パターンが母から引き出したものなのですよね~~。


夫の言葉で気づく

2009-04-06 01:31:32 | こころ全般
今朝、早起きして、娘のお弁当を作りました。

かなり起きるのが辛かったのですが、
がんばって作りました。

そのあと、息子も夫も寝坊していたので、
二度寝してしまいました。

気づけばお昼近く!

ああ、もったいない…。

どうも寝た気がしないうえ、少々頭痛もしたのですが(寝すぎ?)、
「もう起きなければ!」
「午後は主婦しなければ!
 他にもたっぷりやるべきことがある。」

と自分を鼓舞し、起き上がりました。

それでも、そのあとも眠気がとれないので、
夫のいるところで独り言のように言いました。

「ああ、眠い~! あんなに寝たのに。」

すると夫があっさりと言いました。

「眠い時は寝る!!」

夫は私が昼近くまで寝ていたのを知っているので、
「まだ寝たいの?」と言われても当然と思っていた私は、
予想外の言葉に文字どおりちょっと目が覚めました。

それで いいんだ・・・。


私は心理学を勉強してきたので、
自分の性格傾向についても、
ある程度把握しております。

その中でも強いのが、「こうあるべき」という信念。

これは成長する過程で作られた、
そして自分が選んで使ってきた性格傾向です。

それによって、利益を得たことが多かったのでしょう。

でも今は、そのような窮屈な性格を手放そうと決めたのですが・・・。

まだまだ気づかぬうちにこの性格を使って自分を縛っているようです。


自分の偏重した部分は、「認識する」だけでも、
かなりの治療効果があります。

だたし、評価して「自己否定」や「自己嫌悪」に陥ったり
してしまっては、逆効果です。

「ああ。私ってそうなんだな。ふーーん…。」

そう思うだけ。

あとは、

「本当はどうなりたい?」

と、自分に聞いてみてください。

墓地の夜桜

2009-04-04 23:50:20 | 癒し
幻想的な夜の桜並木のトンネルは、

霊園の中をずっとずっと続いていて

私たちをどこか遠くへ連れて行ってくれそうな・・・。



今のところ、

肩が重~いなどのイヤーな感じは、ありません……。

ホッ・・・。

夜桜見物

2009-04-04 23:35:26 | 癒し
今日が表参道の国連ビルで開催されていた
水を考える女性会議主催「ポネル展」の最終日でした。

私は最近ボランティア登録したばかりだったので、
実際どんな展示会なのかや、活動内容もよく知らず、
たいしたお手伝いもできないまま、
今日を迎えてしまいました。

せめて、最後の撤収のお手伝いだけでもしたいと思い、
会場に出向きました。

ほんの1年前に活動を始めたばかりだというのに、

すでに環境省はじめ、たくさんの後援団体がつき、
北海道から沖縄まで水を考えるというテーマのこの展覧会を開催し、

つい先だっては、代表の方と数名が
トルコのイスタンブールで開催された、
第5回世界水フォーラムに出席してスピーチをしたのです。

水の環境を守りたいという純粋な強い気持ちと、
ものすごいフットワークの良さで、
ここまでの活動ができているのですね。

なにか大きな力が後押ししてくれているように感じました。



撤収が完了した後、
青山のサロンに立ち寄ったのですが、

スタッフのみんなが早めに仕事を切り上げて
近くの青山霊園に夜桜を見に行くというので、
飛び入り参加しました。

なにせ日が落ちて薄暗くなってからの墓地です…。

「まあ、よろしくないものが寄ってきてもこのメンバーなら安心だし。」
と思っていたのですが、

「憑依などあっても自己責任という事で。」と言われ。

少々ビビりましたが、いまが一番の見ごろ。
行かない手はありません。


霊園の中をぞろぞろと進んで行き、
目の前に見事な桜並木が現れると、
みな墓地ということも忘れてハイテンションになり、
わあー!、とか、キャ~!!とか言いながら歩きました。

今年はお花見はできないかなあと思っていたので、
とっても満足な気分で帰りました。

地下鉄の駅に着いた頃、雨がぽつり、ぽつりと。
桜の花もしっぽりと濡れて
それもまた風情があるのでしょうね。

でも散らないでね…。

戸隠植物公園の雪景色とせせらぎ。

2009-04-02 00:03:55 | 癒し
なめらかな雪におおわれた戸隠植物公園は、

傾きかけた日の光にキラキラと輝いていました。


奥社でのお参りこそできませんでしたが、

確かにパワースポットだったようで、
このハードスケジュールにもかかわらず、
なんだか元気で旅の片づけをしました。

ただ、からだは元気なのですが、
今日あたりはやたらと眠い!!

足の筋肉痛は情けないことに2日後にやってきて、
今もまだ治りきらないのですが、
これは、スキーではなくあの階段の産物です、きっと。





スケール大きすぎ。

2009-04-01 23:42:42 | 癒し
高速の入口めざして車をとばしました。

ここまで走りながら美しい壮大な山麓が目の前に現れるたびに、
「キャー、綺麗!」
と何度も叫んでしまいました。

なんだか自然の風景が以前より
ジンと心にしみて感動してしまいます。

「この景色は、いい冥途のみやげになるわ~。」


そして、
視界がぐっと広くなったところで・・・。


なんとまたしても「戸隠神社」の看板が・・・!

「なぬ~??!」


そうです、『戸隠神社 奥社』がそこにありました。


「・・・・・。」

夫がどうするんだい?という目でこちらを見ました。

素通りできるはずもなく、私が
「さあ、お参り行くよー。」
と、とぼけて子供たちに言うと、
後部座席でボーっとしていた娘が、

「はーっ?? さっき行ったよね?!」
と目を丸くして言いました。


雪に包まれた鳥居の周りの戸隠公園は、
それはそれは美しくて。


そして、その鳥居の先は・・・。

訪れたことのある方ならご存知のはず。

はるか約1.8キロ続く真っ白な雪の参道!!

私の遠視の左目で見ても、奥社を確認できません。


「はあ~~! なんじゃこりゃ~。 これはムリー!!」

奥社までの往復の時間と、千葉まで帰る時間を考えると、
泣く泣く諦めざるをえませんでした・・・。


鳥居の近くの茶店であんこ入りおやきを買っていたら、
奥社の方から戻ってきた若い女性ふたりが入ってきました。

まだ残念な思いが残っていた私は声をかけました。

「お参りされたんですか? どうでしたか?」

「それが、神社のほんの十数メートル手前で断念して引き返してきたんです。
 雪が深くて、登山ですよ、あれは。こんな軽装にこんな靴じゃ無理で…。
 往復で1時間半もかかってしまいました。」


ひえ~。
恐るべし戸隠神社。
私たちのような煩悩を捨て切れていない者は寄せつけないのか・・・。

「覚悟」ができていない者は、拝むことも許されない、

それが戸隠神社なのですね・・・。


修行して出直してこよう・・・。

そう思いました。