M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

食中毒~?

2009-07-31 00:46:00 | 家庭
本日、娘が友人とある高校の説明会に行きました。
午後1時半ごろ、
「暑いよ~!!」
とぐったりしながら帰ってきました。

この夏の最高気温を記録した今日。

夕方のニュースで京葉線の変電所トラブルにより
午後2時頃から上下線が不通になっていると知りました。
中にはかわいそうに、
1時間もエアコンの切れた車内に閉じ込められた乗客がそうですね。

娘も京葉線を利用して行ったので、
時間的に考えると間一髪だったかも…。

「うわ~! あんなに暑くて電車に缶詰なんて!!」

巻き込まれなくてラッキーだったと言っていた娘でしたが、
夕食の途中で
「ハラが痛い…。」
と言いだし、食事を断念して
トイレに駆け込み、出てこなくなってしまいました。

「何かヘンなもの食べたっけ?」

我が家では賞味期限を気にするのは私だけで、
「腐っても鯛」ならぬ
「腐っても食う」が家訓のようになっています。

夫はじめ、みんな「味や臭いで判断する」タイプ。
それはそれで、大事な本能だとは思うのですが…。

とりあえず整腸剤だけ飲ませて、
「宿題やろうと思ったのにー」と、うなりながら言う娘に、
明日早起きしたら?と寝かせました。


ずい分前に一度、娘が軽い食中毒になったことがあります。

確か、懸賞か何かで当たった高級牛肉。
冷凍されて発泡スチロールの箱に入って届いたのですが、
ちょうど泊まりがけで出かける日だったため、
そのまま冷蔵庫に入れて、
帰ってきてから開けたところ…。

そうです、スチロールの箱から出しておかなかったせいで、
返って中の温度が上がってしまい、
びみょーな臭いになっていたようなのです。

私はちょうど仕事か何かで遅くなり、
そのことを知らされた時には
高級牛肉はすでに夫と子供たちのおなかの中へ。

我が家ではめったにお目にかかれない牛肉。
そのまま捨てるには忍びなかったらしいのですが・・・。

案の定、次の日に娘も息子も気持ち悪い、おなか痛いと
ぐったり。

「もったいない」の念が強力だった夫だけ平気でした…。


皆さま、冷凍・冷蔵保存するときは、
発泡スチロールの箱から出してから
保存するよう、
お気をつけくださいね~♪



オバサンになっただけのこと?

2009-07-29 01:00:50 | 世の中
先日のクラス会の帰りの電車でのこと。

時刻はすでに零時をまわっていました。
東京で始発の電車に乗り込み、
あいている席に着くと
左隣の男性がすでにウトウトしていて、
短パンから出る毛むくじゃらの足を
こちらにヨタ~っと倒してきたので、
ちょっと迷ってから右隣のあいてる席にずれました。

右端には若い女の子が座っており、
その左隣に座る形になりました。

すると、私がずれたために空いた席に、
角刈りで、ポロシャツの袖がマッチョな腕ではちきれそうになっている
30代ぐらいの男性が座りました。

ほどなく電車は走り出したのですが、
その角刈りの男性がめっちゃ寄りかかってくるのです!

チラッと左を横目で見ると、
やはりウトウトと眠っていて、
電車の揺れとともにグーーっとこちらに体重がかかってきました。

そのうち彼の頭が私の左肩に乗ってしまいそうになるほど、
深~~くお休みになってしまいました。
ポマードべっとりのオジサマじゃなくて良かった!

帰宅時間の電車でよく見られる光景ですよねェ。

「あー、もう…左肩が重いよ~!!」

右側の女の子にそのまま私の体重も預けてしまえば
私は楽なのですが、
それではあまりにもかわいそう。

いっそ立ちあがっちゃうこともありだったのですが、
私も疲れていたし、誰もがよくやるように、
ぐぐ~っと肩で押し返したりしました。

が、彼はぜんぜん気がつかず、
意識がないままちょっと体勢を直してくれたときに、
今度は窓に頭をガッツン、ガッツンと
何度も打ちつけていました。

それでも眠り続けている彼は
いったいどこまで遠い世界に行っちゃってるんでしょ?

私は思わずおかしくなってしまい、
吹き出しそうになったところ
前に立っていた若い女性と目が合い、
彼女もアイコンタクトめいた笑みを浮かべていました。

それにしても、辛すぎる体勢。
このまま我慢していたら、
まちがいなく腰を痛める!!

そう思って、決心しました。
勇気を持ってひとこと言おう。

なんて言おうか。
敵対的なオーラを出して言うと
逆切れされて怖いことになるかも。

ここはひとつ、恐れを捨てて、親近感を持って…。


そしてつぎにグイーっと来たその時に
その男の肩をトントンとたたき、
少し目を開けたので思い切って言いました。

「あの、お疲れのところ申し訳ありませんが~、
 私、腰が痛いので寄りかからないでもらえませんか?」

せっかく勇気を出していったのですが、
彼はナマ返事をしただけで大した反応もなく
また眠りこんでしまいました。

ただ、前に立っていた女性ふたりが、
「お~!、なんか言っちゃってるよ~。スゴ。」
みたいな表情で私を見ていました。


幸いなことに早めの駅でとなりの男性は
ふらふらと降りて行きました…。


それにしても、以前の自分には考えられない行動。

私ったら、よくぞ言えた!成長したじゃん。と思い、
帰宅してその話を息子と娘にしました。

すると息子がニマニマと笑いながら
御苦労さん!的なニュアンスで言いました。

「そういうこと言えるのって
 そういう年のひとだよねー♪」

私、成長したというより、おばはんになっただけなの~~?!

ええい、次にまたこんなことがあったら、
もうひとひねりして、大阪弁かなにかで
ひとりノリツッコミしたりなんかして
言ってやりまっせ!


皆既日食 in 上海

2009-07-27 22:09:00 | 暮らし
皆既日食を上海まで見に行った友人というのが、
小学校の同窓生でしたので、
クラス会の時に早めに待ち合わせして
そのツアーの話をききました。

彼女は小学校以来ずっとつき合いが続いている仲間のひとりなのですが、
現役の中学校教師で、理科を教えています。
ですから「皆既日食をその目で見たい!」という思いが
とても強かったようです。

報道されているように、悪石島のツアーはテント泊まりで
しかも鹿児島までの旅費をのぞいて35万円!
それでも一応申し込みをしてみたら、
もういっぱいだったそうで、

最後のあがきと、学校出入りの旅行業者に
なんとかならないかと頼んでいたら、
日本ではなく上海の奥の杭州なら、
観光つきで3泊4日12万円というのが
あると言われたのだそうです。

「あら?それならそのほうがいいじゃん。」
と、受験生の一人娘を無理やり連れて、
お天気を心配しながら出発。

上海から3時間の移動を経て杭州のホテルへ。
結果的に…。
上海は雨でしたが、杭州は曇りで時々晴れたそうなんです!

5分間の皆既日食の間は曇ってしまって
コロナが見られなかったそうですが、
御の字ではないでしょうか。

上海のツアー客の中には、
杭州なら見られると聞いて、
急きょバスをチャーターして日食に追いかけられるように走り、
杭州へきた団体もいたとか。

彼女たちのホテルは杭州では最高級で、
ホテルの外の広い敷地に高級なイスやテーブルを出してくれて、
ゆったりと日食を楽しめたそうです♪

「そうだ、日食の記事が載った現地の新聞が欲しい!」
と思いついた彼女は、
現地のガイドに頼んでみたところ、
外国人が現地の新聞を買う事はできないそうなんです。

でも、ガイドさんが何とか裏から手を回してくれて、
そっと新聞をくれたそうです。
ラッキーでしたね~。

出発まえ、日食メガネも売り切れていたのに
出発直前にカメラレンズ関係の会社に勤める同窓生の男子に借りられ、
それが通常のより薄いものしかなくて2枚借りたのだそうですが、
曇り空だったため、返ってそれが幸いし、
ちょうどいい感じで太陽を観察できたそうです。


「なんだか、すべてが良い方に転んだね~~!」

きっと彼女のワクワク感が、
ラッキーな現実を引き寄せたんだなあと思いました。


ビデオで撮った皆既日食の様子を見せてもらいながら、
一緒に行ったような気になり
幸せな気分でした。


小学校のクラス会

2009-07-26 19:48:11 | 人生
昨日、一年ぶりに小学校のクラス会がありました。
今は岩手にお住まいの、当時担任の先生が、
ちょうど還暦を迎えるというので、
還暦祝いの品としてクリスタルの写真立てに
メッセージを入れてもらったものを用意してお招きしました。

数年ぶりにお会いした恩師は、
とても還暦とは思えない若々しさで、
お肌のツヤもよく、それというのも
もう3年も毎日ランニングを続けているそうで、
駅の階段くらいラクラクだそうです。

川崎に在住の、結婚したばかりのお嬢様と
一緒に出席してくださったのですが、
「今日も娘といっしょに川縁を走ってきたのよ~。」
とさわやかにおっしゃいました。

そのお嬢さんというのが
私たちが受け持ってもらった頃の先生に瓜二つ!!
なんだか時空をワープしたみたいねと、
みんなで笑ってしまいました。

先生がひとりひとりの席をまわって下さって、
思い出話などしたのですが、

私の順番になっての第一声が、
「お母さんにそっくり!」
でした。

どうやら私の母の印象が強いらしく
それもそのはず、
実は家庭訪問の時に、
私の母にご自分の恋愛相談をしていたそうなのです!

「お母さんにはお世話になったの~。
 いろいろ聴いてもらったのよねェ。
 よろしく言っておいてね~。」

教師と保護者という関係だというのに、
今より封建的なあの時代にはめずらしいことだと
思うのですが、
それよりも強く感じたのは
私も母も「聴き役」というところが
「血は争えないなあ」
ということでした。

みんなとは去年ある程度、情報交換したせいか、
今回は距離感もなく和気あいあいと
おしゃべりが弾みました。

小学校の校歌がなかなか思い出せず、
なぜか「横浜市歌」が口をつき、
(横浜の公立小学校だったんです)
みんなで
「どうして横浜市歌は思い出せるのに校歌が出てこないの?」
と騒いでいたら、

当時学級委員で今も毒舌のK女子が
むこうの席から聞きつけて言いました。

「それはね、入学当時はまだ校歌がなくて、
 横浜市歌を歌ってたの。そんで4年生の時にやっと
 校歌ができたのよ!」

一同納得。さすが、その記憶力は健在でした。

今回もあっという間に数時間が過ぎて行き
帰宅したのは去年と同じく午前様でした…。

まだ話足りないけど…。
昔の仲間は安心感がありますね。
楽しいひとときでした。



皆既日食やっぱり感動。

2009-07-23 00:43:23 | 人生
ダイヤモンドリング、美しかった…。

自然のつくりだす「美」というのは、
ある意味コワいほどの神秘的な美しさですね。

テレビ画面を通しても感動でした。

私の友人は、娘さんと上海まで行っていました!

中継によると現地は雨模様でしたが、
突然あたりが夜のように暗くなり
皆既日食から外れるはるか彼方の方だけが
夕焼けのように明るい風景は
自然の驚異でした。

動物たちはなにか異常行動を起こしたのでしょうか…?


今日は、青山のサロンに行くと、
スタッフみんな調子がイマイチで、
モリノスさんと私しか来ておらず、
モリノスさんもお腹の調子が悪くて休憩時間に横になっていました。

皆既日食までの数日というのは、
体調を崩す人が多くなると言われていたのですが、
地球のエネルギーに敏感な人は辛かったようですね。

私はやたら眠かったり、
ちょっとしたことでイラッときたりしやすかった程度でした。

帰りにお腹が空いたので
駅地下の店に入り、そこで
モリノスさんと四方山話をしていて、
改めて彼の波乱の半生を聴かせてもらいました。

あまりの辛い体験をなんでもない事のように、
淡々と、そして時には面白い話でしょ、とでも言うように
笑みさえ浮かべて話すので、
思わずこちらが泣きそうになりましたが、
こんなところで泣いたら、
彼が店内のお客さんからあらぬ誤解をされると思い、
感情移入を懸命に中断してこらえました。

考えると私の周りには、
分厚い小説になりそうな濃~い人生を送っているひとたちが
集まっている気がします。

だからみんな明るくてどこか突き抜けちゃっています。
「だから」というのは、
様々な体験を重ね、いろいろな思いをして
自らのちからでゾンビのように這い上がり生き返った人は
達観してしまってるからでしょうね、絶対「明るい」人になっています。

越えられない試練はやって来ない、といいますから、
私のように生ぬるい人生を歩んできた人間からみると
「みんな、凄いなあ~~!」
と思わざるを得ません。

せめて話をじっくり聴いて疑似体験させていただくことが
自分の魂の肥やしになるのではと思います。

血気盛んな若かりし頃は、
挫折や苦難を知らないこと=すごい 
なんて思っていましたが、

挫折する=その試練に耐えられる強い大きな魂
ということを知った今は、
それを経験して突き抜けちゃったひとを尊敬しています。

でも、苦労を「売り」にしちゃうと、ちょっと違うかなあ~と。


とか言いながら、

「神よ、もっと試練を!!」

とは言えない、やわな魂の私です。

ドタバタの最後の試合。

2009-07-19 20:00:00 | 家庭
昨日は、娘の中学校生活で最後のバスケの大会が始まる日でした。

朝6時半に、テニスサークルの合宿にいく夫を
バスの集合場所まで車で送り、
家に帰ってくると、玄関の呼び鈴がピンポーンとなりました。

まだ7時過ぎというのに、だれかしら?

インターホンに出てみると、
娘のバスケ友達です。

え――? ○○ちゃん?迎えにきたの?
だって待ち合わせまだでしょ?

すると、なんと集合時間は7時半だというのです。
時間の連絡間違いがあって、今朝メールを娘に入れたと。

娘は8時半に集合だといってたので、
そろそろ起こさなきゃ、と
思っていたところです。
当然娘はまだベッドの中!!

お友達には先に行っててもらい、
「たいへん、たいへん!」と
大慌てで娘を起こしました。

普段ものすごく寝起きの悪い娘も、
勢いよく飛び起きました!

「ごはんなんか食べてるヒマない!」
と言いながら飛び出そうとするので、

このうだるような暑さの中、
何も食べずに試合に出るなんて無謀だと思い、
「大丈夫だよ。試合は9時からでしょ。
 もう遅れついでだから、
 ちゃんとおにぎりだけでも食べて行ったほうがいいよ。」

幸い、試合会場はわが家から自転車でもいける距離です。
でも、中学生が自転車で行くのは禁止だそうなので、
急きょ、車で送ってあげることにしました。

車の中で、夫からメールがきました。
『水筒もって出るの忘れた~。もう出発しちゃったから遅いけど』
私がそのメールを見て声に出して、
「水筒忘れたのー?!」
というと、娘が自分に聞かれたと思って、
「忘れてないよ!」
「あ、お父さんのメールの話。忘れてったみたい。」
すると娘が
「もう、わが家のメンバーったら!」
と私の気持ちを先回りしてつぶやきました。

娘を会場で降ろしていったん家に帰り、
9時にまた、チームのメンバーへの差し入れを持って、
会場に応援に行きました。

くじ運が悪く、対戦相手は強豪校。
健闘空しく、大差で敗れてしまい、
娘の夏はあっけなく終わりました…。

3年生はみんな涙…涙……でした。

後から帰宅した娘が、
元気にバッシュのケースを振り回し
「見て。みんなにサインもらったゼィ!」
と言って見せてくれました。

そこにはメンバー全員からの「ひとことコメント」が
色とりどりのポスターカラーペンで
一面に散りばめられていました。

3年間、苦しい練習に耐えながらも、
強い絆をつくってきたのね。
いい時間を過ごしたね!!

バスケット部のメンバーはみんな仲良しで、
部活以外でもよく集まっていました。

きっとこれからもずっと、
友達づきあいが続くことでしょう。

生涯の友人たちとなるのかもしれません。

素敵なことですね。


神様、何のメッセージです?

2009-07-17 21:36:36 | 暮らし
お昼過ぎに歯医者から帰ってくると、
玄関の前のトランクルームが開いており、
作業員さんがペンキを塗っていました。
前日と違う人でした。

「あら? どうして…?」

実は例のドアの塗装騒動の時、
トランクルームの塗装もあったのですが、
事前に『おそば屋さんのような』工事事務所から連絡がなかったので
中にきっちり入っている棚や荷物を出してなかったため、
 
内側が塗れないので、そこはやらずに、
次回までに荷物を出しておくということになったのです。


「あら? 今日やってるんですか?」
すると、なんと、

「ええ、あの、今日やることメールボックスに入れるからと
 聞いてたんで来たんですよー。
 でも荷物入ってて、ずらせれば自分がずらしてやれるんですけど。」

 ――― はぁ~!? またですか~???

もー、唖然!

そもそも、第二希望日にすら今日は入れてませんし!


「あの、そんな連絡もらっていませんけど…。」
「えーー? そうなんスか?」

なんせ物が多い我が家のこと、
トランクルームも上から下まできっちり収納棚を入れて使っており、
とても今すぐ外に出せません。

作業員さんと、どうするのこうするのと話しながら、

「ほんとどうなってるんでしょう…事務所のかた…。」
とつぶやくと、彼も前回の事を知ってか知らずか、
「ほんとっスよねー。」
と言って、
すぐ携帯で事務所に連絡をとってくれました。

結局、後日もう一度来てもらう事になりました。


こんな出来事が2回も繰り返し私の現実に起こってきたのは、
何かのメッセージなのでしょうか??

私はどんなことに気づかなければならないのかしら…。


誰か、連絡をすべき人に忘れていたりしないかしら…?

それじゃストレートすぎかなあ~。


 

そば屋の出前かいっ!?

2009-07-15 23:17:17 | 暮らし
このところずっと、我が家のマンションの修繕を行っているのですが、
玄関ドアのまわりの塗装をするため、
ペンキが乾くまで2時間ぐらいドアを開けておくため、
在宅していなくてはならず、
塗装可能な日を第二希望まで提出してありました。

ほかの予定が立たないので、
決定したら早く知らせてもらいたくて、
先日、工事事務所に電話を入れたところ、

第一希望にうかがえるお宅には連絡しないつもりだったと。
それってどうよと思いましたが、

「それじゃあ、お宅だけは決まり次第、
 郵便ポストにメモを入れときますから。」
と言って頂きました。

ところが、塗装開始の日まで音沙汰なし。

午後に仕事に出たかったので、
念のため工事事務所に電話してみました。

「お願いしていた連絡を、頂けなかったみたいですが、
 うちは今日じゃないですよね?」

すると、前半の私の言葉は軽くスルーされて、
「えっと、お宅は今日の午後になってますねえ。」

「えーっ? 今日ですか?
 今日は出かけたいんですが。
 あの、何時ごろになるかわかりますか?」
「そしたら、最初にしましょうか。午後一で。」
「え?そうして頂けるんですか?
 午後の作業は何時からでしたか?」
「午後1時からですね。」
「それなら大丈夫です。助かります。よろしくお願いしますね。」

… そして、午後1時。 来ません…。

あ~もう、どうなってんのかなぁ!!
もう少し待てば……。 

…… 1時20分。来ません。

これ以上遅くなると出かけられなくなっちゃう…。
もう2回電話してるんだよねー、私。
3回目だよねー!

「もしもし、1時に来て頂くはずなんですが、
 ちゃんと作業員に連絡して頂いてますでしょうか?」
「ああ、ええ…。午後一でということになってますね。」
「午後は1時からですよね?」

すると―――。

「ええと、午後の作業の最初にうかがいますんで・・・。

 あの、いま向ってますから。」

  こらーっ!
  おそば屋さんの出前じゃあるまいし。
  ほんとだろーな~!

むかっ腹を抑えつつ、
工事事務所は中庭にあり、目と鼻の先。
そう言われちゃあ仕方ないじゃない。
待ってようじゃないの!


………で、 待つこと30分!! 来ませ~ん!

このマンション、そーんなに広かったっけ~~??
いったいどこから来るんですかーー!!


結局待つこと40分、
何事もなかったかのように作業員さんがやってきました。

「午後一でとお願いしたんですが、
 聞いてません…ネエ?」

やっぱり知らなかったそうです。

トホホ!仕事は今日は諦めて、明日、早朝出勤しよう…。

この方に怒ってもしょうがないんだよね、と思いながらも、
どうしてもこの気持ちを誰かにぶつけたくて、

暑い中作業をしてくれた彼に栄養ドリンクをあげちゃったりしながら、
今回のいきさつを感情的にならずに話したら、彼は弱々しく
「そうですかァ…すみません…。
 僕らに連絡が来るまでに二人あいだに入るもんで…。」
とペコペコと頭を下げました。


夜、夫はそれを聞いて言いました。

「おれなら1時に来なかった時点で
『もういい、別の日に出直してくれ』って言うな。」

そうなんだよねー。
そうも思ったんだよねーー。

でもその時は、
あともう一回別の日に作業があるから、
早いとこ終わらせたい気持ちになっちゃったんだよね。

偶然その日は娘が早帰りで、
バトンタッチで留守番をしてもらい、
仕事に行けちゃったのですが…。

工事事務所の側にしてみたら、
「あのお宅、うるさい事いってたけど、結局 やれたじゃん。」
って思えちゃうかなーー。

なんだかなあ~~。


ユニフォームと対話。

2009-07-13 21:59:59 | 育児・こども
きのう家事をがんばったので、
今朝は家族を送り出したあとは少々ゆったりとした気分でした。
「さて、洗濯でもするか。」
と、洗濯機のふたを開けると…。
「オーマイガーッ!!」

息子のラグビーのユニフォームその他一式が、
泥だらけの汗まみれの状態で、
そのまんま入れられており、
ムワ~っとかぐわしい香りが立ちのぼりました。

きのう公式試合があり、なんとか勝利。
そのあとすぐ、野球部の夏の大会の応援に行き、
返ってきたらヘロヘロで、すぐに寝てしまいました。

ユニフォームや練習着がひどく汚れているときは
自分で泥を多少なりとも落とすように言っているのですが、
疲れきって帰ってくる姿を見てしまうと
あまり強く言えなくなってしまい、
見逃してあげてしまいます。


それにしても洗濯機でいきなり洗うなんてとんでもない汚れ方でした。
青いユニフォームに白地の背番号や高校名が、泥んこで読めないほど。
下の白いショートパンツから
白いアンダースパッツ?までまっ茶色になっていて、
絶句してしまいました。

半分やけになってバスタブにお湯を入れ、
液体洗剤をドボドボと入れて、
「えーい!!」とすべてを突っ込み、
手で擦り合わせたりタワシを使ってみたりして
ゴシゴシと洗い始めました。

なんだか夢中で手を動かしていたら、
「このユニフォームを着るものあと少しなんだなあ…。」
なんて、ふと思い。

この先、息子の人生で
こんなにヘトヘトになるほど毎日走りまわることは
ひょっとしたら二度とないかもしれないなあ。

今しかできない貴重な体験をしているんだよね…。

そう思ったら、急に胸が熱くなって、

ユニフォームをじっと見つめながら話しかけていました。


「いつも息子を守ってくれてありがとね。」

「あともう少しの間、よろしくね。」

「ケガをしないように――。」

「ちょっとでも、活躍できますように…。」


なにやらポロッとほほを伝うものがありました。



進路説明会。

2009-07-10 22:37:37 | 育児・こども
高校生の息子のほうは、保護者向け進路説明会、
中学生の娘の方は、3者面談が、相次いでありました。

娘の方は息子の高校受験の経験があることから気分的に少し余裕。
でも息子の大学受験は制度からしてわけわかりません…。

高校に向かう時に、
たまたまお向かいのママと玄関先で一緒になり、
これから進路説明会だというと、
「私たちが高校の頃なんて、そんなのなかったですよね?
 いまは至れり尽くせりねー!」
なんて話をしていたのですが、
学校側でも、開校以来初めての開催だと言っていました。

数ページの資料を渡され、
中には受験制度やスケジュールの説明、
過去の進学状況などが載っており

更に気になったのは「伸びる子」「伸びない子」の比較や
「現役合格者」「浪人組」の違いなんてものが表になっており、
合格組は2年生の終わりには志望校を決めていたり、
毎日の生活も規則正しかったりして、
息子が読めばまずは焦って自信がなくなってしまいそう…。

まあ、私は「卒業さえしてくれれば…。」
と思っているので、
「勉強も大切だけど、魂を磨いてまわりとの友情を深めなさい♪」
と言っております。
だって、昔からわが道をいくタイプで、
周りを気にしなさすぎなので。

夏休みにとにかく頑張れと学校側はいいますが、
9月に最後の全国大会予選が始まるラグビーですから、
夏休みも毎日練習、合宿などで、勉強は二の次になりそうです。
大学受験に重きをおく親だったら、
焦ってプレッシャーをかけまくることでしょう。

社会に出て、その子の将来を決めていくのは、
学力よりは、まわりとうまくやっていく能力や
人として輝きのオーラを放っているかどうか
だと思うのです。


息子と、お友達の話になって、
「○○ってやつは、スゴイんだよ。」
「スゴイってなにがどうスゴイの?」
「うーん、決めたらやるって言うか…。決断力と行動力?
 あいつは、大物になるよ。」
「そうなんだァ。 
 ……じゃあ、家来にしてもらいな!」
これがスベってしまい息子はムッとして
「はあ?」
と言いました。

えーと、私の意図は…、
尊敬してるということを前面に出して
友達として仲良くしてもらって、
将来なにかあったら助けてもらおう…って、下心じゃん!!


もっと自分の息子を信頼せんか! 
ゴンゴン!(←自分の頭にゲンコツ) 






ダライラマ ティー

2009-07-07 22:52:52 | 暮らし
このこと、書くの忘れてました♪

先日の子育ておはなし会のあとに、
伊藤先生とふたりで、
ちょっとお茶を飲んでいこうということになり、
近くのアジアンテイストなレストランに入りました。

独特の香りに包まれた店の中は
「ほんとに営業してるの?」
という感じの薄暗さのなか、
民族衣装に身を包んだ従業員が
色とりどりのシルクの布を天井付近から
つりさげる作業をしていました。

窓際に座ってエスニックな料理が並ぶメニューを眺めていると、
ぐっと目を引く神々しい銀の茶器に入った飲み物が。

サリを身にまとったウエイトレスさんをよんで、
「これはチャイですか?」
と聞いたところ、

「コレハ、ナンチャラ・ティー デス。
 あのダライ・ラマもよく飲んだんデス。
 ココナッツミルクとかバターとかおシオはいってマス。」

「へえ~♪ ちょっと飲んでみましょうか。」

ダライラマという言葉に魅かれオーダーしました。
そしてしばし話をしながら待つと、運ばれてきたのが
写真のお茶。

声をそろえて、わあ!とつぶやき、
いただいてみました。

・・・ショッパ!!

予想を覆す塩味のつよさ。
でもなんだか、後を引く美味しさでした。


帰りがけに、サリ姿のウエイトレスさんが、
壁に並べられているきれいに刺繍されたシルクの布を指差して、
「もうすぐサリ・パーティーします。
 ヨカタラ、来てくだサイ。」
と結構な早口で話してくれました。

サリを着て飲み放題食べ放題のパーティーをするのだそうです。
持っていない人にも着せてくれるそうです。

なんだか楽しそう~♪



子育ておはなし会がありました。

2009-07-05 22:56:56 | こころ全般
「笑いあり、涙ありの2時間。」

映画のCMではありません、
きのう開催された、
伊藤夕子の子育ておはなし会の様子です。

テーマは『疲れない子育て』とうことでしたが、

伊藤先生の独特の話術が冴えわたり、
お話は子育てのみならず、多方面にわたりました。

「対象が子供であろうと、老人であろうと、
 肉親であろうと他人であろうと、
 人とのかかわり方に差をつけるべきではありません。」

伊藤マジック(私は伊藤教とよんでいますが)の根底に流れるのは、
人間に対する温かい愛です。

パフォーマンス豊かでお笑い感覚でありながら、
いつも最後には

「自分をもっと愛してあげよう、
 周りの人をもっと愛で包み込もう!」

と、前へ一歩踏みだす勇気をもらえます。


参加してくださった方々は様々な年齢層で、
これから子供をもうけたいという若妻から、
三十代のお子さんを持つ「アラ還」介護士まで

そして、障害をもつお子さんの子育てもしているかたや
子育てしながら保育士免許をとり、夢を実現して働いているかた等々…。
私の友人で苦労人の元アメリカ人、Jさんも来てくれました。

それゆえ皆さんの体験談もバラエティーに富んでいて
私は今回は主催者としてお世話係でしたが、
私にとってもたいへん参考になるお話を
たくさん聴かせていただきました。


子育てはいつまでたっても終わりません!!
「母と子」という関係が続く限り…。

悩みはつきませんが、そのぶん得られる喜びも大きいもの。

相手の心に届く言葉、生きるパワーをもつ言葉を使い、

自分が元気になる。

それが、まわりをも元気にするんですよね♪


おおいに悩んで大きく丸くなりましょう!

「みーんな悩んで大きくなった♪」(一緒に歌えたら同年代ですね)

そしてお友達同士でお茶飲みしましょう…でしたね。


みんな、がんばろうねーー!!





もうひとりいる?

2009-07-03 20:22:33 | 世の中
昨日、サロンのスタッフ白石さんのお知り合いで
会社経営をされているAさんとお会いするために
ふたりで先方に伺いました。

ふたり到着すると、
グレーの制服を着た小柄で華奢でちょっと憂いのある女性が
面談する個室に案内してくれました。

彼女は、訪問した私たちより緊張された感じで、
「お座りになってお待ちください。
 あの、いま、お飲み物をお持ちしますので…。」
と言って出て行きました。

イスは6コあり、どこに座っていいものかと迷いながら
とりあえず、腰をかけて待っていると、先ほどの女性が
麦茶の入ったグラスをお盆に乗せて入ってきました。

見ればグラスが4つ乗っています。

Aさんが来ても3人なので、ひとつ多いのでは…??

私と白石さんの怪訝そうな表情に気づいたのか、
緊張した慌てた声で、
「あの、3人いらっしゃると聞いていたので…。」

「いいえ、私たちふたりだけですゥ。」
「あ!そうですか(汗)。かしこまりました…。」

彼女は焦りの混じった笑みを浮かべながら、
私たちのお茶をテーブルに乗せていったのですが…

その時!

ガシャ! ザバーっ!! ビシャ~~!

私たちのちょうど間の場所で、
彼女は自分の胸でグラスをひとつ倒してしまい、

勢いよくお盆から流れ出たお茶が
イスとフロアを濡らしました。

「あーーっ! すみません!大丈夫ですか? すみません!!」

ふたりとも大して濡れていなかったので
「大丈夫ですよ~」と、落ち着かせながら、
持ってきてもらったタオルで
あたりをふき取ったりして、
一気に堅苦しかった場の雰囲気が変わりました。


あとでふたりで食事をしていた時に、その話になり、
白石さんが

「お盆のグラスの数を見た時、
 もうひとりいるのかと思っちゃった。
 あたし、誰か連れてきちゃったかなと…。
 だってこっちは3人で行くなんて
 一言も言っておかなかったし。」
 
彼女は霊感体質なので、彼女らしい発言に笑っちゃいました。

「でも、グラスがひとつ倒れたから、よかったね。 
 きっと昇天してくれたね。」

冗談ともつかぬヘンな物言いに、さらに笑ってしまいました。