M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

アドラー心理学ゼミナールに参加

2010-04-30 10:47:47 | こころ全般
昨日は、アドラー心理学の総本山である「ヒューマンギルド」に出向き、
ゼミナールに参加しました。

いっしょに参加した伊藤先生と途中駅で待ち合わせして行きました。
私も伊藤先生も久しぶりのヒューマンギルドでしたが、
変わらない温かさで安心しました。

大勢の参加者がいらしたのですが、
「男と女の心理学」というテーマにそって
グループ分けして討論形式をとりました。

講師の岩井先生が豊富なケーススタディーと
OHPの資料を用意してくださったので
短い時間でしたが充実したものでした。

それぞれのケースで
男性の視点、女性の視点から話し合いをしましたが、
いわゆる「男性的」「女性的」な見方が色濃く出て
改めて認識を新たにした部分もあり、

反対に、同じ男性の中でも女性と共通の視点をもつ方や
女性でも男性の視点をもつかたもいるて、
性差もあり、個人差もあることが
よく現われて面白かったです。

詳しくは、岩井先生のブログをごらんくださいね。


やはり年代が上のかたのほうが、
昔の封建的な時代を反映した考え方のかたが多くて
若い方ほど、男性性・女性性が融合されてきているように思います。

「草食系男子」とか「肉食系女子」などど
マスコミでとりあげられる昨今ですが
人間全体が、いい意味で中性化してきてて、
男女の役割へのこだわりがなくなったり、
考え方が柔軟になってきているのじゃないかなと感じます。


帰りは、ようやく穏やかに晴れた良いお天気を楽しみながら、

神楽坂に並ぶお店を、伊藤先生とあちらこちらと探索し、

番傘のような16本の骨の和風傘を娘のために購入。


楽しい一日でした。



お土産は聘珍楼のサブレでした。

2010-04-28 23:20:50 | 育児・こども
今日、娘は高校の行事で、
強歩大会といって九十九里の海岸を
えんえんと歩くはずだったのですが、

今朝の風雨のため行き先が変更になりました。
あらかじめ、雨天時の行き先を「横浜」に決めてあったので、

娘はやった!とばかりに
「今日はみんなで中華街食べ歩きツアーになるから、
 お弁当はいらないよ。」
と、るんるんして出かけました。

雨になったのは実に10年ぶりだそうで、
ちょうど家にいた同じ高校卒業の息子に
今年は横浜になったのよと報告すると、
「オレも一回ぐらい行きたかった」
とつぶやきました。

行き先は5か所ぐらいの候補の中から
みんなの希望を聞いて多数決できめるのだという話に。

行き先の候補に、「池袋サンシャイン」があるのだそうですが、
毎年誰かしらが口走るそうです。

「雨なのに、サンシャイン!!」

得意げに言う生徒に先生は
「すでに言い古されたギャグ」と一蹴するそうです。


11時ごろ、「雨やんできてよかったね。」と
娘にメールを入れました。

「こっちはまだ降ってるんだけど。」
というバスの中からの返信。

「でもお昼にはやむでしょ。
 でもって、お昼には飲茶でしょ、なんちゃって~♪」
と、おやじギャグ(おばはんギャグ?)をメールすると、

「あははは。」との返信。
ウケたようなので、
ひとり悦に入っていたところ、
帰宅後に娘に言われました。

「なによ~あれ!しょーもな。」

実は、返信メールは「乾いた」笑いだったそうです…。

メールってやっぱり、

感情が伝わりにくいものです。クスン…。




過ぎたるは…。

2010-04-27 22:44:55 | 暮らし
きのうは、私の贅肉たっぷりのあばら骨もかなり回復し、
呼吸も楽になりました。

それで、じっとしてばかりいては更に体重が増加してしまうことが予想され、
夜テレビを見ながら、
下半身を中心にがんばって運動しました。

足を振り上げたりすると、さすがに胸にひびきました。

最後にイスに座って両足のびざを前に伸ばしたり降ろしたりしたのですが、

これがダメ押しになったか…。


今朝、尾てい骨が痛くて目が覚めました。

起き上がると腰が痛くて前かがみにしか歩けません(汗)。

お陰でろっ骨の方の痛みは忘れられましたが…。


今週はブライダルサロンのほうの仕事が山積していて
出勤する日が多い特異な週なのです。

ゴールデンウィークに挙式するカップルがたくさんいるため、
その準備処理がたくさんあって。


這ってでも出勤しなければならない週なので
腰をさすりながら、そして
イスから立ったり座ったりするたびに
アタタタ~と声をあげながら仕事しました。

ああ、情けない…。





ろっ骨が!

2010-04-24 23:46:46 | 暮らし
実家の母に届け物があったので、
昼ごろ、ひとり車に乗り込みました。

私は背も低くて足も短いので、
運転席のイスをほぼ一番前まで引っ張り出しますので、
運転席のスペースはやたら狭くなります。

シートベルトを締めてから
ETCカードをセットしようとして、
カードを足元に落としてしまい、
ムリな体制で左半身をひねってとったら、
左の腹部にズキッと痛みが走りました。

なんだか卵の殻にピキピキとヒビがひろがるように
痛い部分が広がっていくのがわかりました。

これはまずい痛み方かも…。


高速をひとりで運転して行くことに不安を覚え、
いったん家に戻りました。

母に電話で事情を話し、様子を見ていましたが、
思いのほか痛みが激しくなってきました。


呼吸する時にろっ骨が広がると、ものすごく痛いので
「うっ!!」と呼吸が止まってしまいます。

状況から考えれば、それほど心配はいらなかったのですが、
肺に穴が開く気胸だったらどうしようとか、
最近、胃の左側が痛くなることがよくあったなあとか、
いろいろ考えてしまいました。


ぜんそく持ちのかたは わかると思うのですが、
呼吸困難を経験した者にとって、
気胸などで「息が苦しくなる」ことは一番の恐怖なのです。

幸い、夫がいたので、車で病院へ。
休日の診療でしたので、
とりあえず、血中酸素量を測り、胸のレントゲンをとってもらい、
どちらも大丈夫でしたので、
湿布薬をいただいて様子を見ることになりました。


大丈夫とわかれば、
急に元気が出て帰りに買い物などできちゃうんですから
人間ってゲンキンなもの。

夫が電話をしてくれたり車で運んでくれたり、
空腹にもかかわらず、
嫌な顔せずに最後までつきあってくれたのことに
感謝、感謝です。


しばらくは、
痛みと共存しながら痛みが鎮まるのを待つしかないですね。

「あっ!はーん!!」
「うーむ!」
「あう~~。」

ふとした動きに、自分でも思いがけない声がでて驚きます…。

そういえば、以前、
モリノスさんがやはり胸部にヒビを入れた時に、
サロンのスタッフルームで
いきなり大声で「あうーーん!!」とセクシーな声を出すので、
大笑いしながら「もう!やめてよ!!」と叫んでしまいました。

痛かったんだよね…。

ごめんなさい!!


明日は家の中で大人しくしてよう……。



クッキングセラピー

2010-04-22 22:33:33 | こころ全般
お知らせで~す。


次回の伊藤夕子先生による「おはなし会」は、

会場の都合により、6月にずれ込みます。


次回は、ちょっと趣向をかえて、

クッキングセラピー講座、

「心に美味しいお菓子づくり」

なんていかがでしょう♪


簡単な焼き菓子を作り、

それを皆さんで いただきながら

心と身体の栄養についてのおはなしを聞きます。



心理学だけでなく、お料理や食べることに興味のある方、

ぜひご参加くださいね~。


今のところ6月6日(日)午後の予定です。


詳細が確定次第、またお知らせいたします。





出産への不安。

2010-04-21 00:03:55 | 人生
ブライダルサロンのスタッフYさんは、
昨年結婚して、いまお腹の中に新しい命を宿しています。

会社は辞めずに、出産ぎりぎりまで仕事をして
産休をとることにしているため、

けっこうな「つわり」があるそうなのですが、
なんとか頑張って出勤しているようです。

お昼の休憩時間に
カップめんの「ワンタン」を食べていたので、
今日は食べられるの?と聞くと、
これならのど越しがいいから大丈夫なんですと
言いながらも、気分が悪そうに顔をしかめました。


それから出産の話になり、
彼女は不安で仕方がないようで、
そこに居合わせた出産経験者にあれこれと
質問攻めにしていました。


「私の時は、ふたりとも破水だった、
 一人目のときなんて予定日より一カ月も早かった」
というと、それだけで「え~怖ーい!」

「破水って、どのくらい水が出るんですか?」
「そうしたらどうすればいいんですか。」
「すぐ陣痛がきちゃいますよね?」
「ひとりのときとか、どうしよう!」
「いつから病院に入院する準備をしておけばいいんでしょう。」

やはり誰でも、未知のこと、わからないことに「怖れ」を
抱いてしまうものです。

特に生死にかかわることに関してはそうですよね。


性格によってその傾向が強く出るようで、

私も若かりし頃は
これから起こることが予測でき、そのプロセスを知っていて
対処法もわかっていないと、
ひどく不安を感じてしまうほうでした。

心の準備さえできていれば、
「よっしゃ、かかって来いや~!!」
といえるのです。


「そんな心配しなくたって大丈夫なんじゃないかな~?
 だって太古の昔からみんな普通に産んでるんだから。」

と彼女に言ったその言葉は、

昔、私が友人から言われた言葉です…。


心配したり怖いときに出るホルモンは
毒素ですからね…。

まさしくからだに毒。

赤ちゃんだって

ごめんだよね。



レギュラー確実??

2010-04-18 00:10:10 | 家庭
娘は高校でダンス部や弓道部など、
興味のある部を見て回り、
結局、中学時代と同じバスケット部に入部することに決めたそうです。

先輩たちがとても優しくて雰囲気が良かったようです。

部活の顧問の先生がなんと、
息子が高3のときの担任の先生でした。

個人面談を希望しなかったので
一度もお目にかからず卒業してしまい、
お顔すらわかりません…まさか、
娘が部活でお世話になることになるなんて。(汗)


今日は練習の後、
バッシュ(バスケットシューズ)を買いたいというので
娘と待ち合わせました。

娘はこの時とばかりに
エナメルバッグやバスT(バスケットTシャツ)も
必要だと言い出し、
なんだか物凄い出費でした…必要経費とはいえ
何をするにもお金のかかる世の中よ~。


「でも早くもレギュラー当確だから。
 このヘタクソな私が! しかも1年で。笑える~!」

なぜっ!!と聞くと、
3月に部員10人ぐらい卒業しちゃった後、
今の3年生が3人、2年生が2人しか在籍しておらず、
今年は娘も入れて新入部員がまだ3人しかいないのです。

5月か6月には高校総体があり、
それが終わると今の3年生は引退なので、

残るメンバーは、レギュラーの頭数と同じ5人!!

「すごーい、やりがいあるじゃない?
 お兄ちゃんはバスケはレギュラーがとれそうもないっていうのも
 ラグビーに乗り換えた理由の一つだったのに。」

というと、予想外な言葉が返ってきました。

「いやだよ~!! 
 自分のミスで試合に負けたりしたら
 3年生に申し訳なくってもうどうしたらいいの?
 生きていけないよ。
 それにケガとかして出場辞退とかなったら
 ほんとスミマセンじゃ済まないでしょ!!
 あ~~、もう本当やだよーー。」


そういえば、そうだわね…。
ケガでもしちゃったら、
身体より心のほうが痛んじゃうね…。

それでも、
やることに決めたのはなぜなのかしら。

やっぱりバスケは楽しい!ってことかな。

こんどまた、聴いてみようと思います。


そういえば、
ラグビー部のほうは、
マネージャー勧誘に来ることはなくなったようです。

「一回見に行こうかな。」という娘に、兄は

「行けばOKとみなされる。覚悟して行けよ。」

と脅かしたので、行かなかったようです…。




おしゃべり会

2010-04-16 00:02:02 | こころ全般
今日はアドレリアン仲間Mさんのお宅で毎月開催されている
勉強会に参加しました。

新年度にはいって、自分のベースを見直そうということで
家族、特に夫婦関係についてがテーマでした。

夫婦歴25年、銀婚式を迎えるという方から
新婚2か月の方まで、
みなそれぞれ夫婦としての歴史があり、
お互いの血縁関係や経験した事柄が違うので、

夫婦のあり方や考え方もそれぞれで、
とても興味深いテーマでした。

何が正解というものではないし、
みな、より良い関係を作ろうと努力していることには
違いがなく、そのアプローチの仕方が違うだけ。

やり方というのはやはりどうしても
自分が見てきた父親と母親の関係性に大きく影響されますので、
それ以外のやり方を知るには、
こんな風に集まって他人の話を聞く機会をもつしかないのかもしれません。


昼食をはさんで、
話し足りないのでまた、
Mさんのご自宅におじゃまし、
おしゃべり会第2弾!!

話は恋愛話、子育て論におよび、
いつまでも尽きませんでした。

新婚さんにはびっくりな内容だったかと思います。

でも、帰りがけに
「いろいろ聞かされて、ひいちゃった?
 これから反面教師にして、いい夫婦関係を築いてね。」
というと、
「ほんとうに楽しくて参考になりました。」
と言ってくれたので、
ちょっと安心しました。



娘、教科書を捨てる!

2010-04-13 00:06:00 | 育児・こども
いや~参った。

別に娘が早くもグレちゃったというわけじゃないんですけどね…。


昨夜、午前1時近くなってから
娘は学校の準備を始めました。

先週はオリエンテーションだけだったので、
今週からいよいよ授業が始まります。

ところが、
机の右側にある本棚の下の方に立てておいたはずの教科書が、
ごそっと消えているのに気づいた娘。

「誰よ?私の教科書 移動したの~?」

当然、誰も知りません。


部屋をひととおり「ない、ない。」と言いながら探したあと、
しばらくここ数日の状況を思い出している様子の娘が、
「あれ~~? まさ…か??」
と口ごもったまま固まってしまいました。


私「なに? まさか捨てちゃったとかじゃないよね?」

娘「そうかも…。」

私「はああ~~っ…!?」


春休み中に、私が本棚の下の方に入っている教科書を見て
教科書なのに机の上の本立てに置かないの?と
何気なく言ったのですが、

それで娘は、教科書をとりあえず机の上に平積みにして、、
あとで机の本立ての中を入れ替えて整理しようと思ったのだそうです。

ところが机の上には、
中学時代に塾で使ったプリントを処分するために束ねておいてあり、

その隣だか上だかに教科書を乗せ、放置…。
春休みで遊びまくって机の上なんて見やしません。

2、3日後にその状況を忘れたまま娘は
古新聞をまとめている父親に
「私の机の上のも全部捨てていい~。」
と言ったため、
夫はよく見ないで気にせず全部!捨てたそうです……。


信じられん…!

表紙も開いていない新品の教科書を捨てちゃったなんて(汗!!!)

なんて かわいそうな教科書…。


午前1時というとんでもない時間に
古紙のリサイクル置き場に
教科書が「ないことを」念のため確認しに行った娘と夫。


ひとり呆然としたあと、
なんでこんな事に?と
ふつふつと怒りがわいてきたのですが、

こんなときに感情的になって責任追及をしたり
ののしりあったりしても、
状況が変わるわけでもなく、
解決に向かうわけでもありません…。


この出来事をいいきっかけにできることはないかと、
黙って考えていたら
やっぱりどうしても「娘の部屋のだらしなさ」に行きつきます。

机の上は常にいろいろなもので溢れ、
部屋の中は洋服などが散乱した状態で、
片づけてねといっても平気でスルーな娘に
目を覚まさせるための天の計らいに違いない!!


まず、娘にそのへんを話し、
これからは部屋の片づけを心がけ、
中途半端に終わらせないでちゃんとフィニッシュするようにしようねといい、
自分のお小遣いで教科書を買いなおすようにねと言いました。

娘は自分に非があると感じてか、
「やっぱ、お金出してくれないのねん…。」
としぶしぶ承諾。

「教科書を机に移せといったのはお母さんじゃん?」

そんなこと言われなければこんなことにはならなかったと
憎まれ口をたたくものだから、
またカチンときて、
「あなたがすぐに本立てにしまわなかったんでしょうが!!」
と心の中で毒づいたのですが、

この言葉に乗せられて勝負しようとしてはいけません~。

自分が悪いとわかっているんです、けれど、
なんとか正当化したいだけなのですから。

そこが思春期の子供の理不尽な理屈っぽさなんですよねぇ。

あ、でも中年のおばちゃん(私のこと)だっておんなじか~!


そして、取り急ぎあしたの授業はどうするか
考えなくてはなりませんでした。

結局、別のクラスのお友達にお願いして
教科書を貸してもらうことに。

重たい思いをさせてしまうから、
そのお友達の家まで迎えに行くと早めに家を出ました…。


けれども今日帰宅すると、

「あまり教科書使わなかった。」

と澄ました顔で言いました。


やれやれ、

新学期早々、やってくれるわ…。



「私セクハラしてることになるの?」

2010-04-11 23:22:22 | 仕事
苦労人の友人Jさんと久しぶりに会いました。

彼女の誕生祝いが忙しくて延び延びになっていたのですが、
今日、ようやく実現できました。

苦労人でこれまでいろいろな苦難を乗り越えてきた彼女は、
一年半ほど前にようやくフルタイムでの派遣の仕事を得ました。

ようやく手に入れた仕事。
子供のためにも、
力を貸してくださった方のためにも、
辛くても絶対に辞められないとがんばっています。

職場の人間関係が何かと大変なようで、
明るく振舞ってはいるのですが、
何かあるといつも私に電話をくれます。

先日も、半泣き状態の声で、

「同じ課のおばちゃんに
『あなたのお尻はポコンと出っ張ってて目がいっちゃうよね。
 男の人たちだって目のやり場に困るんじゃないの?』なんて言われた、
 これは自分でも気になってるし、
 でも生まれつきだからどうしようもないじゃない、
 私にどうしろっていうの?」

ひょうきんで天然ボケな部分もあるのに、
男で苦労したことや、
まじめできっちりした部分がでたのか、
女同僚の言葉をまともに受け止めてしまって

まるで自分の体を揶揄されているかのように
あるいは自分がまわりの男性にセクハラしていると言われちゃったかのように
感じてしまったようです。

たぶん、おばちゃんはそんなつもりじゃなかったんでしょう。

私は芝居がかった口調で言いました。

「そういう時はね~、
『あらーん。私のオシリのおかげで職場のオジサンたちが
 どんどん元気になっちゃうかもねー♪
 私のぽっこりヒップがオジサン達の健康に貢献してるのね。』って、
 ニカッと笑うのよ~!」

彼女も思わず笑いながら
「そうだね…。
 そう言ってみようか…。ふふふ。」
と荒かった語気ををゆるめました。


それで今日、
その後の職場の雰囲気を聞いたところ、
みんなが私にやさしくなったと言っていました。

彼女はどんな人にも
たとえば、言い方がキツイ、言葉使いが汚い、
自分勝手な振る舞いをする、
理不尽な理屈を通す、
無愛想…そんな職場の人たちにも、

日本人以上に細やかな心遣いをし、
たとえ仕事のミスを発見しても
相手のメンツを潰さない言葉を心がけ、
いつも変わらない常にやさしい態度で接してきました。

そんな彼女の態度が
まわりを変えていったのですね。

すごいなあ~!


今日も帰りがけに、
私の子供たちに入学祝をあげられなかったからと、
いいからというのにケーキを買ってくれました。

常にギリギリの生活を強いられているふところ事情を知っているだけに、
そんな無理をしてほしくなかったのですが、
どうしてもというので、ありがたく頂きました。

私は彼女がケーキの支払いをしている間に、
「ちょっと今夜のおかずを買ってくるね。」
と言って、すぐ近くのお惣菜屋さんに行き、

何種類かのおかずを買って、

別れ際に彼女の手にそれを押しつけて帰りました。




兄と入れ替わりで。

2010-04-08 23:32:00 | 育児・こども
昨日は娘の入学式でした。

つい先日、息子が卒業した同じ高校に、
今度は娘の入学式で出かけました。

校則がかなりゆるいので、
その自由さに娘は憧れてしまったようです。


かなり冷え込んでどんよりした曇り空、
昼からは雨の予報も出ていましたが、
校門前の桜並木は散らずにがんばって
新入生を迎えてくれました♪

学校名の刻まれた校門前で写真を撮ろうという親子の
長い行列ができていました。


式は新入生親子のみでしたが、
授業のない上級生も部活の勧誘のために
たくさん登校していて、
剣道着やダンスのユニフォーム姿などで
それぞれの部を大声でアピール。
校門付近ではオーケストラ部がBGMを奏でつづけてくれました。


息子の時は同じ中学からの知り合いは女の子ひとりだったので、
若干心細かったのですが、
今年は娘の仲のよいお友達が4人も一緒で、
みんなで和気あいあいと、緊張した様子もなく、
安心して見ていられました。


実はラグビー部の後輩たちに、
「妹が入れ替わりで入学する」という情報がすでに流れており、
マネージャー候補として狙われているらしいのです。

今日も昼休みにラグビー部員たちが座席表をチェックしに来て、
「あ、ここだ。」と娘の名前を口にしているのが聞こえたそうです。
お昼で机がグループ形式になっていたので、
娘を特定できずに帰ったそうです。

「あー、名前を大声で呼ばれなくて良かった~~!」


娘は春休み中のダイエット作戦が失敗に終わり、
走ったり動いたりする運動系の部活に入りたいようです。

ダンス部に興味があったようですが、
部活動を覗きに行ってみたら
ミニミニで太ももむきだしのチアのユニフォームを見て
自分がそれを着た姿を想像すると
とても見られたものではないと悟ったのだそうです。

ムチムチでも健康的でかわいいとも思うのですが…。


もうすぐ部活動紹介のイベントも催されます。

2年前に、
ラグビー部の紹介をするために
息子が新入生のなかにサクラとして混ざって、
グラサンをかけてチャラ男の役を演じたことを
懐かしく思い出しました…。



女子学生とお近づきに。

2010-04-06 00:33:55 | 人生
4月1日に無事、入学式を迎え大学生となった息子。

その前から、ウェルカムパーティーだ、
オリエンテーションだと、
顔合わせがあったおかげで、
すでに何人かお友達もできたようです。


授業は明日からですが、
ここ数日は選択科目の登録のために
分厚い手引書とにらめっこ。

「うーん、受けたい授業がありすぎて
 選ぶのに困るというこの思いは
 生まれて初めての体験だあ…。」

そんなことを言う息子。

親としてはこんなに嬉しい言葉はないなあ~。


明日の授業開始に向け、
教科書を購入しなくてはならなくて、
息子は先週末、急に
「どうしよう、まだ決まっていない科目もあるし、
それはどうしたらいいんだ?」
と、考えるまでもないことを、真剣にオロオロと調べているので、

何かあったのかと聞くと、
どうやら知り合いになった女子学生に教科書のことを相談されたらしく…。

ちょっと格好をつけて、しっかりした返事をしたかったようです。


なんせ女っ気ゼロの息子のこれまでの人生。
舞い上がっちゃっても無理はない…。


私も夫もさりげなく援護射撃を始めました。

「わからないならカッコつけないで、素直にそういった方が…。」

「いやそんなの、とりあえず確定した科目だけ買えばいいことなんだから、
 ひょっとして、仲良くなりたいんじゃないかぁ~?」

「そうだ、すかさず『教科書、いっしょに買いに行こうか?』と誘ってみろ!!」

それぐらい、しちゃえよ~みたいな口調で
なんだかんだとたたみかけると、

息子は「せっかくのチャンスだし」と思ったらしく、
そのまんまメールしちゃいました。

そして、そわそわと返信を待つと…。


「おおっ!『行く』だって。これって行くってことだよね??」

息子は嬉しそうにしながら、さらにソワソワ…。


「やったね、初デートじゃーん。」などと、煽るだけ煽ってしまいました。

女の子とふたりで生協に教科書を買いに行くだけのことなのにね。
でも、息子にとっては大きな出来事なんですよね。


ところがそのあとから、
仲良くなった友人たちも時間差で教科書を買いに行くとわかり、

せっかくだから、彼女とふたりで行きたい、
でもみんなと会ったときに
「あいつ手が早い!」などと誤解されたらオレは終わりだ、

とかなんとか騒いでいましたが、

今日、いそいそと出かけました。

むこうで友人たちともすれ違ったそうで。

ドキドキしながらも平静を装ったそうで。

なんだか 微笑ましい…。


これからの人生で
いよいよ恋愛に関しても 
いろいろなことが起こるのでしょうね。


熱い想いも 悲しい想いも、
楽しい想いも 苦しい想いも

いろいろな思いを
たくさん たくさん経験して
人間らしさを磨いてほしいと思います。


恋愛に限らず、
人と人との関わりを、

しがらみも摩擦も、
わずらわしいものと思わずに、

楽しんでくれたらなあと思います。


せっかく人として肉体をもってこの世に生まれてきたのですから。



一台前の車が…。

2010-04-03 23:59:40 | 暮らし
娘と車で「しまむら」に買い物に行ったときのこと。

買い物する時間はあまりなかったのですが、
急いで図書館に寄ってからお店に向かいました。 


店の直前のT字路の道路で、
私の前の乗用車が
右折するために右からきた車が通り過ぎるのを待ち、
そのあと、すっと右折して出て行きました。

すると突然、
左から物凄いスピードで車が走ってきて、
今 右折した車に突進して行ったのです。


次に右折しようとした私が
「おー!!」とビビって見守ったその瞬間、

キキッ!! ズドッ!!!


追突しました…。


追突された前の車はゆるゆると走り続けましたが、
数メートル先で両方の車は止まり、
後ろの運転席からそろそろと若者が出てきました。
すいません。大丈夫ですか…という感じに背中を丸めて。

前の車からも眉間にしわを寄せて、
「なんなの~! どうしてくれるの~?」
みたいな表情で、髪の長いおばさまが降りようとしていました。


「よかった、ふたりとも無事で。」

見たところ怪我している様子もなく、
ぶつけた方もちゃんと対処しそうに見えたので、

そのまま車を見送って、
すぐ目の前の「しまむら」に入りました。


買い物を済ませてから帰りにその道を通ると、
警察車両とともに、その車がまだ取り調べを受けていました。

あれは、スピート違反は間違いないと思うので
あの若者が悪いと思ったのですが、
交通量のとても少ない道路だということと、
直進車が優先なわけですから
ひょっとしたら若者は、
おばさんの車が飛び出てくるとは思わず、
さっさと先に行こうと思って
スピードを上げてきていたのかもしれませんね。

でもやっぱり「前方不注意」だよね~。

免許取得中の息子の顔が浮かんでしまいました。


「もう一秒早く右折して道路に出てしまっていたら、
 うちの車が事故にあっていたかもね。恐いね~。」

事故にあった車のおばさまは大変な災難でした…。


ほんとうに間一髪で事故を免れたかと思うと
背筋が寒くなり、思わず神様仏様に感謝しました。


娘も「すごい勢いで走ってきたよね。危なかったね。」
といいながらも、
「神様が守ってくれた」という私に言いました。


「そもそも時間がないのに図書館に寄らなければ
 ぜんぜん遭遇しなかったんじゃん??」