M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

めざせ商社マン?

2008-10-30 23:21:07 | 育児・こども
高校2年の息子が、夜遅くリビングに来たときに、言いました。
「将来、商社のしごともいいかなあ~。」
私の反応を見ています。
「どうしたの、急に?」と聞くと、
学校でOBの社会人が5名ぐらい集まって、
自分の仕事の紹介などをしてくれたそうです。
はじめ全員でそろって話をし、
そのあと個別に誰かひとりを選んで詳しい仕事の話を聞くというもの。

息子は、S商事に勤務する方の話を聞き、
とても参考になったのだそうです。

利益を出すとはどういうことか、
コストとは具体的になにを指すのか、
仕事というものの社会貢献という意味合いについてなど…。

息子が仕事に対して、憧れのようなものを抱いてくれたことが
とてもうれしく思いました。

商社マンは華やかそうに見えて、辛い部分もいっぱいあるのですが、
今は言わないでおこう……。


実は私も総合商社に10年勤めていましたので、
息子から聞く仕事内容が懐かしい光景としてありありと目に浮かびました。

でもあの頃は、男女雇用機会均等法もまだ施行されていない時代、
女子社員は「事務職」オンリーでした。

今なら、やる気と能力があればの話ですが、
もっとワールドワイドなお仕事もさせてもらえるチャンスがあるのでしょうね。

でも、やっぱり女性にとっては男性と肩を並べてキャリアを積んでいくには、
まだまだ失うものや、ひとりでしょい込むものが大きいですよね。

女性も自分の生き方を長いスパンで考えて
責任をもって生きていかなければならないのですから、
返って昔よりシビアですね~。

これからは、男性性や女性性が統合されていく時代ですから、
広い意味でなんでもチャレンジしていく
しなやかさが求められるのかもしれません。

結婚式・お葬式の連絡

2008-10-28 23:59:41 | 人生
明け方に、携帯にメールが入り、
誰だろうと思って見たら、アメリカ在住の友人Sからでした。

以前に書きましたが、
友人Sの二十歳前の長女が4月に籍を入れたのですが、
結婚式をまだ挙げていなかったので、このたび式を挙げましたとのことで、
その時の写真をメールしてくれたのです。

体格のいいアメリカ人のだんな様ととべったり寄り添った
白いウェディング姿の長女Aちゃんが
幸せそうな笑顔いっぱいで写っていました。

それにしてもお友達の女の子たちはみんなダイナマイトボディー!!
チャペルの前に並んだ姿はものすごい迫力です。
そのうえ若いからエネルギーが余ってはち切れそうな雰囲気を放っています。

日本人の中でも小柄な私の友人Sは、
どっちが親か子供かわからないぐらい小さく見えました。
肉食の人種との体格の違いがはっきりと現われているなあと思いました。

おめでとうのメールを返し、
温かい気持ちで一日が始まったのですが、

その後、今度は訃報がとどきました。

私たち夫婦の結婚式の仲人をしてくださった方が、亡くなられたのです。
結婚記念日の翌日のことだそうです。
いち日がんばって記念日からずらしてくださったのでしょうか…。

結婚後、新年を迎えた時と長男が生まれた時など数回伺ったぐらいで
その後は年賀状のごあいさつだけでした。
今さらながらもう一度お会いしておけば良かったと悔やまれます。

夫とふたりでお通夜に参列しました。

喪主を務める奥さまのお顔が懐かしく、
「おふたりにとっても初めての仲人でしたよね。」
とご挨拶をさせていただいたら、
気丈にされていた奥さまが、ふーっと目頭を押さえて、
「急に逝っちゃって…。急に消えちゃったわ、あの人。」
と、つぶやきました。

きょうは、
おめでたい知らせと、悲しい知らせを
一日のうちに両方いただく日となりました。

思いが出会いを呼ぶ

2008-10-26 23:22:05 | 人生
昨日は青山のサロンでワンコインキレイラという講座がありました。

遠方からもたくさんの方が参加してくださったのですが、
講座のあとに、心がオープンになっているせいか、
おのおの自由にお仕事やいまやろうとしている事の話を始め、
皆さんの熱い思いがあふれ出して、
楽しく盛り上がりました。

たくさんの人が自分の個性を発揮できる場をつくりたい、
地元を盛り上げることから始めたい、
収益の一部を誰かの役に立てるために使いたい、などなど。

そのために自分が出来ること、好きなこと、得意なことから
行動を起こしてみたら、
あれよあれよという間に人がたくさん集まってきたのだということでした。


お話を聴いていると、
とにかく「いいな!やりたい。」と思ってから行動に移すのが早いなあと感じました。

それは、男性であるからできるという部分もあるのかもしれませんが、
大いに刺激を受けました。

そして、これからイベントなどを一緒にやりたいですねと
話は尽きず…。

再会を約束して、お開きとなりました。


そして今日は、夕食を家族で外でとりました。
実は昨日が、私と夫の結婚記念日だったのです。
昨日は子供たちと予定が合わず今日に。

友人には
「結婚記念日の食事なのに家族で?」
と言われました。
でもなかなか全員いっしょの時間がとれないので
家族での食事が嬉しいのです。

記念日のお食事会にしてはささやかなもので、
割引券のある居酒屋です。

そういう場では気持もなごんでいますので
何気なく学校や部活や友達の話などを聞いてみると、
いろいろ話してくれます。

来年はダブル受験でいそがしくなるけど、
それでも温泉ぐらい行きたいなあと思いました。

大雨

2008-10-23 23:51:45 | 育児・こども
母が、「新米買ってあるから、待ち合わせしよう」というので、
午後から車で出かけました。

父のお墓参り以来、母とゆっくり話す時間を作ってあげられてなかったので。

ちょうど、運転中にポツポツと雨が降り始めました。
確か天気予報では夜から降ると言っていたのですが。

そうこうするうちに、土砂降りに!
傘をもたない学生服の男の子がチャリを思いっきりこいでいました。

そして、下校途中の小学一年生くらいの女の子が、
雨に打たれて顔をしかめながら、
自分のからだが少しでも濡れないようにと、
両手をぎゅっと前で交差させて、
小さな体には大きすぎるランドセルをゆさゆさと上下させながら
一生懸命走っていました。
私はその姿を横目で追いながら思わず、
「ガンバレ!お家まで気をつけてね!!」
と声に出していました。


この所の汚染米はじめとするいろいろな危険な食品のニュースを気にして、
ちゃんと注意して食料品買ってねと、母に何度も言われました。

帰りに駐車場まで来たとき、母はいまだに土砂降りの雨をみながら、
「子どもたちは傘もって出たの?」
と心配そうに私に聞きました。

「うーん、出がけに『夜は降るらしいからね。』って言っといたから
たぶん大丈夫じゃないかな。」
「まあ、あなたどうして、ちゃんと確実に持たせないの?!
 ほんとにいい加減な親なんだから。」


いえ、私はちゃんと情報を与えたのです。

あとは子供が傘を持って行こうが行くまいが、
子供の課題なんです。

「傘持って行け。」みたいな命令的なことは言いません。

それで、荷物になるから持っていかないことにし、
あるいは、あわてて飛びだして持っていかなかったとして、
雨に濡れて帰ってくることになっても、
その結末は子供自身の貴重な体験となり、
今後のための学びとなるのです。

親が子供の行動を強制したり、コントロールすることはできません。
先回りして手取り足取りころばぬ先の杖になることは良しとしません。

そんな考え方がアドラー心理学。


帰宅後に、娘に下校のとき傘を持っていたのか聞きました。

「夜から降るって言ってたから持ってかなかった。」
「あら、ずいぶんひどく降ってたけど大丈夫だったの?」
「大丈夫。友達に一緒に入れてもらったから。」
「そう、よかったね…。」

ラグビー初観戦。

2008-10-20 23:50:16 | 育児・こども
長男の部活の全国大会予選で、ベスト8をかけた試合が昨日あり、
応援にいきました。

これまで仕事があってラグビー部の応援に一度も行っておらず、
今回は相手が強豪ということもあり、ぜひ行きたかったのです。

ところが
朝から娘が38°の熱を出したので、
応援に行くのはどうしようかと思いましたが、
娘が「平気、平気」と、手で行ってこいのしぐさをするので、
思い切って行くことに。

娘は幼少のころから、
かなりひどい熱を出しても、怪我をしたときでも、
「ぜんぜん平気。大丈夫!」
と言ってしまうタイプで、薬も「いらない!」と かたくなに拒絶し、
本当にあっという間に治してしまうのです。

大げさに考えがちな私はいつも、彼女の根性に感心し、
彼女に人間の体の強さを教えてもらったように思います。

ポジティブな思考とそれを言葉にすることで、
本当にその方向にパワーが働いて行くんだなと。


さて、試合のほうは、
体格のいい、筋肉パンパンの男たちがずらりと揃ったチームを相手に、
必死の戦いをしましたが、力及ばず、負けてしまいました。

息子が細い体でタックルしたり、
逆にタックルされてつぶされたりする姿を
ハラハラしながらも、頼もしく感じました。

いまだにルールもよくわからないのですが、
思いのほか熱くなれるスポーツなんだなと思いました。

夕方、息子は着替えて夫からお金をせびり、
打ち上げに焼肉屋へ出かけました。
これで引退となる先輩たちの分も払うのだそうです。

そして、終電ぎりぎりで帰ってきました。

思えば去年は、なんと朝帰りでした。
焼き肉の後、カラオケ店で朝まで過ごしたのです。
「まったく、高校生になったとたんに!」
と思ったのですが、子どもなりのつきあいがあるのでしょうし、
その関係性や力関係はよくわかりませんから、
任せました。

今年は、夜中に帰ってきたので、
「まだ中間テストの期間中だから?」
と聞くと、カラオケ店の規制が厳しくなっていて、
入れなかっただけだそうです。

息子は今日はふぬけになっており、
中間テストのほうは、すっかり投げてますね。

少しでもジタバタしといたほうが、
いいんじゃないかなあ・・・。

どうした!自分!

2008-10-18 21:06:27 | 暮らし
あ~~!
だめだ~。
妙に食欲があって、なんだか抑えきれずにちょこちょこ間食。

きのう誓ったばかりなのに。

どこに行った、きのうの私!!

「何を食べないか」より、

「どうしたら食べないか」を教えてもらいたいです。

娘が、小学校の時に習っていた新体操のフープを、
最近になってクローゼットから出してきたので、
それをやってみたのですが・・・。

最高で18回。

あばら骨に痛みが走りました。

でもフープはいいかも。
いま流行りのコアリズムみたいですから。

コアリズムはセクシーすぎませ~ん?

良さそうだけど恥ずかしくてDVD買えないーーなんて思っていたら、
親しい友人がみんな持ってますからっ。
え~~!!っていう人まで。

メタボ予防セミナー

2008-10-17 23:00:33 | 暮らし
息子が5時過ぎに帰ってきました。

「ずいぶん早いんじゃない?練習はなかったの?」
「え?やったよ。」
「部活もやってこの時間?」
「1時から練習して~。」
「えっ?1時?」
「だって今日、試験だぜ。」

知らなかった。聞けばきのうもそうだったらしいのです。

息子の定期テストの日程も知らないなんて、
私ってなんて素敵な母親! いやマジで。

だって、「勉強しなくていいの?!」
とかプレッシャーかける親になりたくないから。

子供のことがとても気になって「何でもかんでも知りたがり」だった
以前の私。

人間、変われば変わるものです。


きのうは、近所の友人に誘われて、
彼女のだんな様の会社主催の「生活習慣病予防セミナー」なるものに
参加してきました。

一日がかりで、講義と体力測定・ストレッチ体操などもあり、
お弁当もでるというのにつられていってきました。

今さらわかってることを聴くだけじゃないかなあと思ったのですが、
参加してみると危機感をちゃんと意識できて、よかったです。

講師の渡辺先生は、40過ぎというのにロシア式柔道(サンボだったかな?)の
現役選手で、この3年間連続優勝されているかただそうです。

小柄なかたで、減量がお得意なので52キロ級で勝負されているそうです。

えっ!52キロ級…わたしとそう変わらないじゃん!

彼曰く、競技のトレーニングより減量のほうがはるかに楽!

あ~そんなこと言ってみたい!!

「品」物を「山」ほど食べてなる「病」、それが「癌」。
なるほど、誰がつくりだしたのか、「癌」という漢字。
腹八分といわれる所以ですね。

講義内容は、栄養と体の組織の関係、運動の正しいやり方など。
わかりやすくて、ユーモアたっぷりで、
そしてスピリチュアリズムも入っていました。

テレビでは教えてくれないウラ話などもきかせていただきました。

食品選びは、何を食べるかより、何を食べないかを考えましょう。
そして、「冷え」が一番よくないそうです。
だから、運動して、血流をよくし、代謝をあげることが
万病予防になるそうです。

それにしても、午後の「からだ組成分析測定」で、
自分のカルテを作ってもらったのですが、
つけられた総合点は69点でした…(淋)。

あ、でも、体力年齢測定では、38歳と出てガッツポーズ。

テレビを見ながらできるストレッチ体操などを伝授していただきましたので、
毎日気楽に続けようと思います♪

満月の夜に

2008-10-15 22:04:32 | 癒し
今夜は満月が美しいですね~。

青山のサロンで、帰りがけにボスに何気なく
「今日は満月ですよ~。」と言ったら、
「えっ、そうなの? じゃあ願い事しなきゃ!!」
とボスが急にそわそわ・・・。

満月の晩に願い事をすると、叶いやすいのだそうです。
しかも、できればちゃんと紙に書いてお願いするのだそうです。

ボスは無骨な感じのかたなのに、そんなこというなんて、
そのギャップがなんともかわいらしいなと思いました。

「でも今朝の5時頃がきれいな満月だったようですけど。」
「12時間後ぐらいまでらしいけど、うーんまだ大丈夫だろうから。」
「じゃあ、私も願い事してみます。」


電車の中で考えました。

いまの私の一番の願い事ってなんだろう?

なーんて、もうわかっているのです。
紙がないので、携帯の「メモ」に書き込みました・・・内緒です。



世の中、経済的にも環境的にも乱世の様相を呈していますが、
まだまだ序の口みたいですね。

先見の明がある方たちは、口をそろえて、

今後は物質主義的な価値観を捨て、
新しい生き方に変えていく必要があるとおっしゃいます。

いろいろな「執着」を手放せば、
生きるのがとっても楽になるようですね。

でもこれがなかなか難しい~!
まあ、できてりゃ人間卒業ですから!!

そして、人類の未来についても、
人間はどんな困難な問題でも乗り越える力を持っていると信じ、
あまり悲観的にならずに、
日々を楽しんでいくことが大切みたいですよ。


それにしても、気になるなあ。

あのボスが真剣に願ったことって何なのかしら…♪

アレルゲンは?

2008-10-12 22:25:40 | 育児・こども
私は子供のころからピーマンが食べられず、
無理して食べるとひどい腹痛にみまわれます。

ですから、いまだに我が家の食卓にピーマンの料理は乗りません。

買い物に行っても、なぜかピーマンが目に入ってこないのが不思議です。

両親には「精神的なものだ」といわれ、
母はその昔、そっとピーマンを混ぜて料理を出したりしたのですが、
どんなにうまく隠したつもりでも見破ってしまいました。

ピーマンの料理をしたフライパンを、そのまま洗わずに使って炒めものをしたりしてもわかるのです。

私自身も、がんばって食べてみようと何度かトライしたのですが、
ものすごい激痛に2~3時間ほど苦しみ、
それを乗り越えると、フッと楽になるのです。

これって、食物アレルギーですよね?
のどが腫れたり、呼吸困難になるのではないのですが。


先日、鼻詰まりがひどかったので、
近所の耳鼻科にいきました。

医者に、「市販の点鼻薬をずっとつかっていました。」
といったら、
「あ~! それ、一番良くないんだよなあ~~!!」
と叱られました。

ついでに食物アレルギーのアレルゲン検査をしてもらいました。

でも、肝心のピーマンが検査項目になくて、
果物でも、私がよく腹痛をおこすチェリーやパイナップルもなく、
拍子抜けでした。

 *  *  *

夜、娘が帰宅してピンポ~ンと鳴ったので、
玄関のカギを開けてあげてリビングに戻ると、

なぜか急に胸苦しさを覚えました。

娘が近くに座ったので、
「何だろう、いま急に喘息が出てきた。
 あなたの出迎えしただけなのに。」
といいながら、ヒィ~と肩で息をしてみせたのですが、

まるで娘が帰ってきたせいみたいな言い方しちゃったなと内心思いました。

あわてて
「何かなあ。何がアレルゲンだったんだろ~? ホコリかなァ」
と付け加えました。

そしてさらに余計なことまで言った私。
「アレルゲンって知ってる?? 喘息を引き起こす原因のもののこと。
 キウイとかピーマンとかダニとか…」

するとすかさず娘が続けました。
「ホコリとか~? ○み(娘の名前)とか~?でしょ?」

そう言って私の顔をチロ~っと見ました……。

イライラの本当の理由・・・。

2008-10-10 22:41:49 | 人生
友人Mさんのお嬢さんはすでに成人しているそうですが、

この3連休に仕事から直行で彼氏の家に一泊すると公言して、
お泊まり道具をガラガラと引っ張りながら
「行ってきまーす」と今朝出かけたそうです。

Mさんは、「いってらっしゃい。」と送り出している自分に納得いかず、
お悩み中なのだそうです。


「だって、私たちの時代には、そんなことタブーだったし、
やるなら親にわからないように、もっとコソコソしたでしょう?

それを、正直に言ってくれるのはいいのだけれど、
夫は夫で雨が降りそうだから気をつけろよ、とか
いっっちゃうし、そんなこと言ってるばあいじゃないでしょ?」

私は、
「Mさん、古いです、いまどきの若者は、
そんなの当たり前のことなのでは?」とか、

「自分で結婚相手をみつけられないとか恋愛すらできないより
ずっといいのでは?」とか

軽い感じで他人事な感じに笑って言ったら、

いつの間にか話が深~いところへ入って行きました。


彼女は娘が選んだ彼氏だし、娘の人生に口を出してはいけないなと
頭ではわかっているそうです。

じゃあ、なぜそんなにイライラするのでしょう?

付き合っている彼氏の人間性が気に入らない?

それは、確かに少しあるけれど、
きっとほかの人を連れてきても、
どんな男性でも嫌なんだと思う、というのです。

では、娘の人生を他人に託すことになるかもしれないことが許せない?

彼女は「…そうだと思う」といいました。

「たぶん『喪失感』ね。」
と、Mさんはつぶやきました。

「お姑さんとの確執がずっとあって、
その時にいつも心の支えになってくれていたのが、娘たちなの。

だから、娘たちがお嫁に行って自分のそばからいなくなるのが怖いのかも…。

だから、その兆しがある娘の行動がいちいち気になっちゃうのかもしれない。」

彼女の娘は三姉妹で、
お話を聞けば、それぞれ賢くてやさしいお嬢さんたちなのです…。

みんなお嫁に行ってしまったら、
きっと彼女のこころに大きな穴がぽっかりあいてしまいそうなのでしょう。

なんだかMさんの淋しさが急に私の心に流れ込んできて、
切なくなってしまいました。

私も娘がそんなお年頃になったら、
彼女の気持ちがわかるのかもしれませんね。


それから、人が表現する感情って、
実はその奥に隠れた、別の本当の感情がある場合もあるんですよね。


Mさんに言いました。

「これからお仕事ふやして、淋しがってる暇がないくらい、
もっと忙しくしてなきゃね!」

痴話げんか暴露大会。

2008-10-07 22:58:58 | 家庭
パート先でお昼の休憩時間に、
セールス担当の女性スタッフ二人といっしょになりました。

彼女たちのひとりはまだ子供のいない既婚者で、
もうひとりは来年あたり結婚するという状況なので、
ふたりの話は自然とカレ氏のことに。


ふたりとも「自分とカレ氏との関係性」が似ていて、
彼女のほうがすぐにストレートに感情をぶつけて喧嘩になるそうです。

「ほんとにたわいもない事でなんですけどね~。」

たとえばどんなこと?と聞くと、

「こっちが今日のできごとを一生懸命に話していて、
 ちょうど盛り上がってきたときに
『ごめん、ちょっと疲れてて風呂はいりたいから
 続きはあとでいい?』とかいわれるとムッカーっとして
 声色がかわっちゃうんです。
 するとカレ氏もハッとして
『やっぱいいや。今聞くから話して(汗)』とかいうけど、
『もういい!!』って言って終わりにしちゃうんですよ。」

するともう一人が、

「そうそうそう! よくわかるぅ~。
 あと、ウケる話とかしてるのに、ちゃんと乗ってこなかったり、
 一緒に盛り上がりたいのに『へえ』で終わりだったりすると、
『なに?それだけ? 質問とかないわけ?!』
 とか言って怒っちゃう。」

と言いながら顔を見合せて苦笑していました。

「きのうだってさ~、」
と、ふたりの話は続きます。


お~、若いなァ。

なんだか、かわいいなあ~。

そして、カレ氏のどぎまぎした顔を想像すると気の毒になりました。

お仕事をしている姿は、たいへん丁寧な接客で、
お客様のこころをつかむのが上手な、大人なふたりなので、

とても意外で、なんか新鮮な感じさえしました。


でも、お互いの話を聞きながら、

「やっぱり、あなたの話を聞いてたら、彼氏がかわいそうになった~。
 自分が同じことを彼氏にやってると思うと、反省するなあ。
 もうやめようーー。」

と彼女たちは話していました。

客観的に自分をみつめられたのでしょうね。


渦中にいるときは誰でも、

一歩引いて自分をみつめるのは難しいかもしれませんが、

それができれば、いい方向に気持ちを切り替えられるかもしれませんね~。

電気系トラブル続発。

2008-10-06 23:52:37 | 暮らし
先日、キッチンの電気のスイッチを入れると、ビリビリとするだけで、
電気がいつまでもつきません。

「あーあ。寿命だわ~。」

シンクの前の小さい蛍光灯と、換気扇のライトだけではやはり不便ですね~。
私は暗いのが苦手なんです。

一刻も早く明るいキッチンにしたくて、
夫に大手電気店に連れて行ってもらいました。

電気の色味によって、
料理の「美味しそうに見える度」が違ってくるので、
慎重に少し温かみのある色を選び、
家に帰って夫にセットしてもらいました。

ところが!!
またしてもびりびりいうだけで、つかないのです。

「これは大もとがダメになったんだわ。
 電気屋さんに来てもらわなきゃ。」


コマーシャルではありませんが、
タウンページで探して近くの電気屋さんに電話しました。

すると、電話口で新しくつけた蛍光灯の型を確認され、
それが間違っていたことが判明…(涙)。


次の日に夫にまた買いに行ってもらい、つけなおしたら

今度は明るいキッチンができあがりました~。

みなさま、買い替えは型をよく確認してから買いましょう。


で、昨日、私が仕事から帰宅すると、夫が
「足が疲れてたらマッサージしたら?」
というので、
見ると居間に「電動足もみ機」が でんと置いてありました。

うわっ、また物が増えた!という言葉を飲み込み、
「あら、気持ち良さそう。では、さっそく。」

と、試してみましたら、
膝から下を「モミ」と「たたき」で心地よくマッサージしてくれました。

夫は最近、ふくらはぎに疲れがたまりやすいらしく、
眠るときに足の裏までサロンパスを貼ったりしています。

「また今日も電気屋さんに行ったの?」
と聞いたら、ドンキで衝動買いしたそうです…。

きのうは娘も夫も代わる代わる楽しみました。


そして今日、
マッサージ機のスイッチを入れたら、

なぜか「もみ」が作動しません!!

あーん、たった一日でなぜ??


帰宅した夫に
壊れちゃったみたいと伝えたら、

とっても淋しそうな顔をしました……。

「チーム・バチスタの栄光」著者

2008-10-04 23:44:36 | 教育
医師であり作家の、『海堂 尊』さんの講演会が、
息子の高校で開催されるというので、
それはぜひ聴きたいと思い行ってきました。

彼はこのたび映画化された「チーム・バチスタの栄光」の著者ですが、
なんと息子の高校の卒業生なのだそうです。

本屋さんの店頭でずーっと平積みされていましたが、
へそ曲がりの私はいつも、特別な理由もないのですがベストセラーと
言われる本にはすぐに手を出さないので、
まだこの本もまだ読んでいませんでした。

でも、基本的に医療ものは好きなのでかなり気になっていたのですが。


講演の中で印象に残ったことを書きます。


各臓器、たとえば肝臓を現代テクノロジーで作ろうとすれば、
体育館並みの大きさの工場が必要で、

人間全体を作ろうとすれば、
おそらく東京ドームぐらいの工場が必要なのです。

人間は奇跡のような精巧なかたまりとして生きているのです。
(この表現は医者っぽい。)


人はどんなとき自ら死のうとするのでしょうか、
それは、絶望したとき。

自分がそのような凄まじい存在なのだと知ることで、
自分に誇りが持てます。
生きているだけですばらしいのです。

だから何があっても絶望する必要はないのです。


壁にぶつかって絶望しそうになるのは、
対処方法がわからないから。

それを救うのは読書です。
本を読むことによって、主人公の人生を疑似体験できるからです。


「医学」と「医療」は違います。
「医学」は学問であり、「医療」は治療です。
治ればおまじないでも「医療」なのです。

そして、「学問」は、非人道的であります。

医学が劇的に進歩するのは、災害時や、戦争のときですし、
人を殺すこと、つまり数々の人体実験の先に進歩があるのです。

ですから、医学は一歩まちがえると大変なことになります。

でも、その「学問」がなければ「医療」はできません。
「医療」は人道的でなければなりません。

そのように極端な面を考えることで、本質が見えてきます。
それを把握したうえで、

「医学(非人道)は医療(人道)のために使うのだ」

という基本に立ち返ることが大切なのです。


   *  *  *

淡々としてゆっくりとした口調でのお話で、
集中力のいる講演会でした。

彼が「チーム・バチスタの栄光」を書いたときは、
本になるとはわかっていないで書いたので、
ただ、ただ、面白いと思って楽しんで書いたそうです。
だから、
なにかを世に訴えたいとか思ったわけではないようです。

そういう作品がベストセラーになるというところも
面白いなと思いました。

さっそく本を読みたいと思います。




朝の富士山でーす。

2008-10-02 23:30:40 | 暮らし
早いもので、10月に突入ですね。
朝晩の空気も秋本番を感じさせるこの頃です。

衣替えの時期になり、
富士山も白い雪化粧。
これからどんどん美しくなりますね!


私はきのう、外国人チャネラーの方のお会いして、
とってもあたたかい波動をいただき、
ゆったりとした気分で青山のヒーリングサロンに行きました。

するとサロンでは、
スタッフ総がかりでスタッフHさんの顔写真撮影会となり、

その雰囲気に乗せられて私もいきなりテンションがガーっと上がり
いい大人が寄ってたかって、いろんなポーズをさせたり
着ている衣装にまで注文をつけて変えさせたりと
ワイワイ盛り上がってしまい、


今度はちょうど暇になった夕方遅くにお見えになった
皆の知合いの若い二人を囲んでイジりたおし、

「ここって確か癒しの場のはずなのに災難だよね~。」という
Sさんの妙なフォローが私のツボにはまっておかしくて、
ハイな気分で岐路につきました。


メリハリのきいた一日でした。

笑いすぎで目じりのシワも増えたかも・・・。