M・M日記~心理カウンセラーのつぶやき

アドレリアンの日常と、時どき心のお話
何があっても ちょっと一呼吸おいて違う見方をしてみたら…
人生楽しくなるかも♪

コーディネーターの涙

2008-09-30 23:00:03 | 仕事
仕事先で夕方、ひとりのブライダルコーディネーターのところへ、
パーティー会場の男性キャプテンがやってきて、
「あんなの二度と受けるな!」
と、熱血な感じで大声で抗議を始めました。

受けて立った女性コーディネーターも、
「すみませんでした。わかってますよ、でも…」
と、相手の勢いにあおられて興奮気味に話しだし、

二人はそれぞれの主張を曲げずに繰り返して
けんか腰の論議は延々つづきました。

ついには彼女のほうは涙声に…。


詳しいことはわからないのですが、

お客様が手作りした音楽CDを、
コーディネーターが婚礼の直前に受け取り、使うことにしたのです。

通常は、当日の手違いや事故を防ぐため、数日前にはCDを受け取り、
ちゃんと視聴して打ち合わせなければならないという決まりなので
それはお二人にもそう伝えてあったのです。

ただ、ご当人が忙しくて作成に間に合わず、
それでもどうしても使ってほしいと、直前に持ち込んだようです。

コーディネーターの立場としては、
お二人が望むことはできる限り、かなえてあげたいと思うものです。
せっかくがんばって作ってきたものを、
今頃持ってきてもだめだと言って突き返すことはできなかったようです。

例外的にそれを使うよう頼んだのですが、
これが結構、力作で進行が大変だったようで、

パーティーが終わってから担当コーディネーターの元へ怒鳴り込んできたのです。

キャプテンの言い分は、こうです。

もし何か手違いがあったら、
いくら新郎新婦が事情をわかっていても、
その場で親御さんや列席者に弁解して回ったりできると思うのか?
誰がどう説明するんだ?

プロなんだから、CDを受け取った時点で
「完璧にやります」と引き受けたことと同じなんだ。
それができそうにないなら、初めっから断れ。


立場が違うだけでどちらも正論ですから、
むずかしいですよね。


わたし個人としては、
リスクを負ってでも、お二人の要望をできるだけ叶えてあげるほうが、
長い目で見たときに会社にとっていいのではないかと思うのですが・・・。

どんなに完璧を目指しても、
現実の世界では何が起こっても不思議ではありませんしね。
でも、だからこそ予測できるリスクは回避するべきだと
キャプテンは言っているのですが。

もし何かあったら、
クレームを言われたり、その場を何とかうまくおさめるのは
現場のスタッフですから、つらい立場であるのはわかるのですが。


「なにかあったら、俺がなんとかするから、任せとけ!」
なんて言ってくれたら、かっこいい~なあ。

そんなのドラマの中の話なのかな。


ご心配かけます。

2008-09-28 23:37:29 | 育児・こども
高校2年の息子は、親に似ず、体格がヒョロっとしていて、
ラグビー部に入ると決めた時はほんとに心配しました。
それでも何とか2年目に入りました。

ただ、あと10キロ体重を増やせと言われている割に、
お弁当は皆とかわらぬ大きさで、
必ず持って行っていたバナナも
最近は食べる暇がないからいらないと言って持っていきません。

男子高校生の食欲というのは、
二時間目の中休みにお弁当を食べちゃって、
お昼には購買でパンやおにぎりを買い、
部活の前か後にまた何か食べないと、もたない、
と聞いています。

うちの息子は食が細いなあ~と思いながら、

「ねえ、お弁当だけで大丈夫なの?
 部活やってる男子って、全然足りなくて買って食べたりしてるって
 いうじゃない?」
と聞いたら、

「ああ、そういう奴もいるねえ。
 でも、金がかかっちゃうじゃん。
 これ以上、金くれって言ったら悪いかなあと思ってさあ~。」

深刻な感じではなく、軽く言いましたが、
まさか、そんな気をつかわせていたとはつゆ知らず、
びっくりしちゃいました!
同時に申し訳ない気持ちに。


私自身も、子供のころ両親から
「うちは金がないんだから、○○する余裕なんかないんだ。」
とか、よく言われましたし、
大学も私立だったら自分で働いて学費を稼げと言われたりしました。
実際、母もいろんな形で仕事を続けていました。

第一子の特性か、まともに家計を心配した私は、
やりたいことも自分から諦め、
第一志望の大学受験に失敗して私立に行くことになった私は
学費もスカラシップを取って働いてから自分で返しました。
今考えると、そんなに我が家って大変だったのかしら?と思います。

私の弟は、それでもやりたいことをやるために
地方の大学に入って一人暮らしをしたりして、
親を説得して大学院まで入り、
その途中で、毎年あるとは限らないからという理由で動物園の採用試験を受け、採用が決まると
親とまたひと悶着起こして大学院を中退してしまい就職しました。
これは、
「すごく、やりたいことなんだけど、
 でもまわりの状況を考えると出来ないに決まってる。」
と考える第一子と、
「迷惑かけるかもしれない、でもどうしてもやりたい。」
と考える第二子の特性の表れではないかしらと思ったりします。

この特性はそれぞれが、いいほうに転んだり、
悪いほうに転んだりしますので、
一概にどちらがいいとは言えないのですが。


息子も第一子。

私は自分の経験から、
生活苦をタテに我慢させるのはあまりしたくなかったので、
あまり、言わなかったつもりなのですが、
あー、でも、冗談半分に言ってたのかな~。

とにかく、そんなこと言われちゃったので、
「あなたはお金を無駄遣いしたりしないって分かってるんだから、
 食べることに遠慮することはないのよお。
 お昼代とか足りなかったらこれからは言ってねー。
 体力使うんだからさあ。」
と話しました。

いまだに変わらない親子関係

2008-09-25 22:07:34 | 家庭
先日、一人暮らししている母のところへ行ったときに、
母が小型フライパンを捨てようとしていたので、
ちょうどその大きさのフライパンが欲しかった私は、

「これって、焦げ付いちゃうの?もらっていい?」
と聞いたところ、

「まだ大丈夫だけど、こんな古いの持っていくの?」
といわれました。


私は、もともと物欲がないほうなので、
高級品もあまりほしいと思わないし、

子供たちの服なども親戚や友人のお下がりで気にならないし、
(子どもたちはどう思っているかわかりませんが、
 特に文句を言われたこともなく…。)

むしろ最低限のものでスッキリ生活したいのですが、
その辺は夫と感覚が合わず、

買いたい夫 + 捨てられない私 = ゴチャゴチャ狭い生活空間

という状況になっております。

心の底から湧き出てくる
「何とかならんのかい!この状況・感」との戦いなのですが、
これは夫婦の課題?

結婚はふたりで課題をクリアしていく修行のようなものですから、
自分で選んだ道なのです。

「妥協」という言葉は淋しいので「譲り合いの精神」で
「我慢」というとツライので「こだわらない・気にしないの精神」
で、ここまでほぼケンカもせずに来ました。


話は戻りますが、
本日、父のお墓参りに行くため、また実家に行きました。

すると母が、なんと新品のフライパンを私に用意していたのです。
古いのを持っていった私が不憫だったからだそうです。

私は、我慢して持ち帰ったのではなく、
むしろ、捨てずにすんで良かったと思って持って帰ったので、
はっきり言ってがっかりしました。

母は私のことをちっともわかってないなあ。
新品を喜ぶ娘だと思っているのでしょうか。

母にひと言いってやりたくなりましたが、
きのう白石さんに
「親っていうのは子供になにかやってあげたいのよ。
 自分の母もそうだった。ありがとうって言ってあげたらいい。」
と言われたのを思い出して踏みとどまりました。

いつも帰りにはこれでもかというほど、
お菓子やおかず等をもたせてくれ、
お土産が少ない時には
「あら~どうしよう!これしかないわ。何かないかな。」と
身もだえしながら探し、あとから、電話で、
「あれもあったし、これもあったのに、ホントに私ってバカだから…。」
と悔しそうに言うのです。

喜んでくれると思ってあげた商品券が現金となって戻ってきたり…。

こちらが恐縮するのもお構いなしで、
自分の気持ちを押し付けてくるように感じてしまうのですが、
ほんとうにありがたいことなのですよね。


結婚後にアドラー心理学を学んで自分の家庭で実践してきたので、
家族との間では、冷静になれるのに、

子供のころから染みついた母との関係はなかなか変わりません。

思考がいつものパターンにどうしてもハマってしまう…。

そういう「パターンにハマる関係の人」って、いませんか?
その相手は夫だったり兄弟だったりするのかもしれません。


そして私の場合は、心理学を勉強してしまったがゆえに
母のもの言いや、考え方、行動などに
子供のころは感じなかったストレスを
感じてしまったりするのでしょう。


「感謝の気持ち」で改善していくのが

一番の近道なのでしょうね。

なつかしい皮膚感覚。

2008-09-22 23:55:28 | 暮らし
先日、おもいきりころんで両ひざから出血さわぎとなりました。
あれから早い時期にカサブタになり、
「おお、カサブタなんて超久しぶり~。」
と思っていたのですが、
もう大丈夫とタカをくくりお風呂につかって読書を一時間もしてしまい、
カサブタがじくじくになってずるむけ落ちて、
真っ赤な真皮が露呈してしまいました。
おかげでカサブタ作り直し~となり、
またできたのですが、なつかしいこの痒さ!
ついつい周りから攻めて剥がしてしまい、また出血。
このカサブタの出っ張り具合とパリパリ感がついムキたくなるのですよねー。

ようやく昨日あたりからヒザをついても痛くなくなってきました。
思ったより日数がかかっちゃいました。
年齢のせいもあるのかしら。悔しいけど。

思ったのですが、このところいろんな方の影響で、
精神世界の本を読みあさったり瞑想をしたりして、
楽しくて心に羽がはえちゃっていた感じなのです。
ちょっとグラウンディングができていなかったのかな。
ケガをするときというのは、魂を肉体に戻すという意味合いがあるのですって。


夕方、娘と買い物に出かけ、
娘の買い物でかなり歩きまわらされて、いい運動になったのですが、
なぜか「小顔ローラー」が欲しいと言い出し、
100均をみて「効き目なさそう」というので、
化粧品売り場に行って10倍の値段のものを買わされました。
ゲルマニウムとか入ってると、一万円以上するんだそうですね。
ブームは去った気がするのですが、
なんで今頃欲しがるんだろ?それに効き目あるの?
と内心思いながら、
帰宅後に
「ちょっと使わせて!!」
と娘から取り上げる母なのでした。

あなたなら、どうする…?

2008-09-19 23:55:03 | 人生
青山のサロンのスタッフ白石さんと、映画をみて来ました。

「闇の子供たち」

モリノス氏に「絶対みなきゃダメ」的に勧められたので、
久しぶりの映画鑑賞としては、かなり重そうだなぁと思いつつも、
もうすぐ上映終了というので新宿まで行って来ました。

これまた超久々の歌舞伎町。
台風が近づいていることも手伝ってか館内はすいてました。

タイにおける人身売買・臓器売買・幼児売春という「闇」…。
商品として虫けらのように扱われる子どもたち…。
目をそむけたくなる現実を、つぎつぎと突き付けられました。

小説のほうは読んでいなかったので、
エンディングで「そういうことだったの」と話がつながって
哀れな姉妹への気持ちがついに押さえきれませんでした。

あとから二人であれこれ話したのですが、
結論がでるはずもなく…。

もし、自分の子供が臓器移植をしなければ余命いくばくもなく、
臓器移植のブローカーに依頼したあと、

子供に移植される臓器が、他国の生ている子供のものだと知ったら、
その子が騙されて病院に連れて行かれ、殺されると知ったら、
どうするだろう。

今は「諦めて取りやめる」と言えるけれども、
本当に自分の身にふりかかったら…。

親が自分の子供を失いたくないと思う気持ちは
善悪ではかることはむずかしいものです。
自分が悪者になってでも…と思うのかもしれません。

そして、闇の現実を追及しようとする側の正義感についても
さまざまなことを考えさせられます。
ひとりを救っただけでは何も変わらない現実。

無力感がドーンと重くのしかかり、
そこへサザンのエンディング曲が流れると、
その切ない歌詞とメロディーが琴線に触れて
涙をさそいました。

まずは挨拶から。

2008-09-17 00:37:11 | 育児・こども
総合コンサルティング的なお仕事をしている友人Sさんと会いました。
その時きいた、19才のお嬢さんの話。

そのお嬢さんは高校のときにイギリスに留学し、
寄宿舎に入ってかなり厳しい生活を強いられ、
ひとまわり大きくなって帰ってきたそうです。

大学入試までの間、有名なホテルの最上階のラウンジで初めてアルバイトをしたそうです。

仕事をはじめて一週間、たまたま店でオーダーミスが続き、
当然、新人の彼女のミスだろうとスタッフたちは思いこみ、

彼女は頭にきてやめちゃおうかなと思ったそうです。

でも、母Sさんの日頃からの教えがものをいったのでしょう。
彼女は自分の仕事の姿勢を振り返ってみたそうです。

一通り覚えてこなしただけ。
何年も仕事をしている先輩たちの誇りを思えば、
先輩たち以上に熱意をもって向き合わなければいけなかった、と。

彼女は3日間の休みの間に、店のメニューと3桁の数ある
ドリンクやお酒の名前や特徴、料理との相性などをすべて覚え、

その後の仕事からは、先輩の接客の仕方をよく見習い、
自信をもって、そして真心をこめて接客したそうです。


それから彼女の周りの世界が変わっていったそうです。

マネージャー他、上司に認められ、
大事なお客様を任され、
得意の語学をいかして接客したところ、
短期間でチップまでもらうほどに成長したそうです。

極めつけは、
彼女のお客様への対応を後ろで見ていたかたに、
「彼女にチップを渡して。」
と言って渡されたこともあるとか。


この、まだ二十歳まえの彼女のエピソードから、
どれほど多くのことが学べるのでしょう!!

人間、肝心なのはマインドですね。

自分の子供に親として何を教え、
学ばせなければいけないのでしょう…?


頭にいっぱい知識を詰め込めば大丈夫なの?

それだけで子供は社会で生きていけるの…?

気になる一言。

2008-09-13 21:46:25 | 育児・こども
あれはおとといの夜のこと。

食後の皿洗いをしていたら、
息子がプロテインを飲むためキッチンに作りに来ました。

その時、手に持った携帯を覗き込みながら、
「ああ、これで何とかなりそうだ…。」
とつぶやいたので、

ちょっと気になり、さり気なく
「なあに? 何かトラブってるの?」
と聞いてみました。

「ああ。まあ。」

う~ん、ますます気になる。

「部活関係?」
首を横に振る息子。

「クラス関係?」
また首を横に振る。

「……オンナ関係?」

すると息子は、

「おいっ!オンナでトラブってみたい!!」

   *   *   *

ところで、本日は息子の高校の文化祭でした。
娘が行ってみたいというので、一緒にいきました。

去年は、ラグビー部の一年生の恒例の出し物をやりました。

校門までけっこう急な上り坂があるのですが、
手作りのかごで訪問者をエッサエッサと運ぶというもの。

息子はヒョロイ体格なので呼び込みのニイちゃん役でしたが、
私を見つけるとスッとどこかに隠れてしまいました。


今年は、クラスの出し物で「リトルマーメイド」の劇をやるとのこと、
息子に聞いたら大道具がかりだというので、
適当にゆっくり到着したら、
すでに最後の回の舞台が始まっており、
途中入場できませんでした。

外で中の様子をうかがっていたら、
ちょうど担任の先生がいらしたので、会釈をしたところ、

「彼、今ごろ登場していますよ。」
とおっしゃるのです!

「え? 大道具係だとききましたが。」
すると先生がおっしゃいました。

「いや、出てますよ。
 一回目の舞台でもけっこう笑いとってましたよ。」

……なあんだ、見たかったなあ~!

わざと言わなかったに違いないわい。


帰りに買い物などして、乗り換えの駅で電車を待っていたら、
なんと向こうから息子が。

つかつかと電車に乗り込んだので、
後からすぐさま乗って隣に座ったら、
「うわ~~っ!」
とびっくりしていました。

「わざと言わなかったわね?」
「はい。」
「もしや、おとといトラブっていたのも、役どころの件?」
「まあ、そんなもんだ。」

やっぱり、オンナじゃなかったか…。残念。

男性美容師はつらい…?

2008-09-11 23:13:17 | 仕事
仕事を終えてから、娘を連れてヘアサロンにカットに行きました。

美容師のMさんは、長かった髪をショートカットにして、
まるで宝塚の男役みたいにカッコ良くなっていました。

「オバサンになるぐらいならオジサンになってやろうと思って。」

うん、同感!!

彼女とは同じ匂いを感じます。だからいつも話がはずむんです。


「でも、友人から、『あーあ、髪型でようやく女とわかったのに、
もうぜんぜんわかんなくなっちゃったね~!』って
言われちゃいました。」

とMさんは笑いました。


Mさんの息子はいま、アメリカの大学に留学中で、
ちょうど学期末休暇で帰国しているそうです。

その息子さんが、急に美容師にも興味を持ち始めたようで、
「美容師の仕事ってどうなの?」
と聞かれたそうです。

それに対して彼女の言ったことと言ったら…!

「あんたはビジュアル的に無理だよ。」

え~~っ!! ちょっとお、お母さ~ん。


でも、彼女の言いたいことはこういうことなのでした。

男の美容師は、イケメンじゃないとお客さんがなかなかつかない。
カットが上手い、下手とかより、ビジュアルで決まる、
そういうレベルのお客さんが多いのが日本の現状だと。

それから、
やはり男性が女性の髪をいじったり、特にメイクをするのには、
よほどの繊細な感覚や手さばきが必要ですし、
体臭など清潔感にも気をつけなければならず、
どうしても男性の美容師のほうが不利になるのは
無理のないことなのだそうです。


ははあ、
確かに有名な男性美容師は、中性的なビジュアル系だったり、
IKKOさんみたいに、ごっつくても中身はオンナだったり
という方が多いですね。


どの職業でもそうですが、
お仕事となると、お客さんあってのことですから、
ただ好きなだけではだめなのですね…。


脱・心配性宣言。

2008-09-10 23:29:17 | 人生
今年、「脱・心配性宣言」をした私としましては、
一昨日のケガを試金石とすることに決めました。

「人間には自然治癒力があるのだ!」

そんなことずっと前から知ってましたよ~。
でも、やっぱり、今までの私なら…、

ヒザが化膿しないか、最新の注意を払って薬を塗り、
絆創膏をこまめにはりかえ、
まさかヒザにひびなど入っていないでしょうねと心配し、
明日はもっと腫れるに違いないと思い、

「そのくらいの傷、ほっとけば治る!」と軽く言い放つ夫を
「なんて冷たい…。」と思う、という構図でした。
やっぱり、プチ神経質すぎ?


今回は消毒した後は何もせずにいます。
化膿するとかより、ズボンのヒザにジクジク汚れがくっつくのを気にして
外出時だけ絆創膏をはって。ケガよりズボンのほうに焦点が。

心理学で、「おしりが真っ赤なサルを思い出してはいけません。絶対に。」
と言われると、
「思い出してはいけない、いけない!」
と思いながらいつもサルの真っ赤なおしりを思いだしてしまう、というのがあります。

だから、忘れるには忙しくしているのが一番です。

幸い?今週は仕事や会合などの用事が連日入っていて。

すっかり忘れていると、
うっかりヒザをついたり、ぐっとしゃがんだ時に、
「思い出せよ~!」という感じで傷が痛みますが。

すると今は、もう傷口がかたまって、今回はいつもより気のせいか治りがいいような…?


とかいいながら、

あー、また台風が沖縄に近付いてるなあ…。

ぜんそくが心配……。

(いかん、いかん、忘れなければ!忘れなければ~!!)


イタタタ~!

2008-09-08 22:27:36 | 暮らし
転びました。

パート先のお昼の休憩時間、
外に出て近くのショッピングセンターのベーカリーでサンドイッチなどを購入、
その帰り道、店から歩道へ出るその時、
いつもなら意識している段差に気づかず、

ドサッと転びました。

両ひざから落ち、あっと思った瞬間、
手に持っていたパンの袋を道路にたたきつけて柔道の受身状態。
あ~~(涙)。

両膝がバリバリ痛いけど、向こうから子ずれの若い夫婦が来るから、
照れ笑いしてスックと立ち上がり、
一生懸命「なんでもありませんから」みたいな感じで歩きました。

交通事故で車にはねられた人が、骨折しているのにツカツカ歩いて自分の靴を取りに行ってしまうことがよくあるそうですが、こんな感じなんでしょうね。

よかった~、仕事先まで近くて!!


しかし戻ってから、ひざを見てみると、何と!!
スーツの両ひざが見事な穴!
そして両ひざから出血。

こんな状態で歩いてたなんて(Oh――!)

手当てで昼休みが半分になっちゃいました。

転ぶ前に、いつもと違う行動をしたなあ。
ショッピングセンター出口に、店内のレストランの案内があって、
立ち止まってボーっと眺めました。
これまでずっと素通りだったのに。

夜になっても傷口からジクジクと汁がたれてきます。
息子が部活でしょっちゅう膝を怪我してますので
見慣れてしまっていましたが、
今日ばかりは息子の痛みがよくわかる~!

「こころのベルト」と「デリカシー」

2008-09-05 22:06:14 | 人生
パート先で知り合い、その後、先に転職してしまった友人Tさんと久しぶりに会いました。

彼女は、たいていのお母さんが嫌がる「学校の役員」や「地域の子供の育成を支援する委員会のメンバー」なども積極的に引き受け、
顔が広くてたくさんの友人がいます。

そのTさんが、最近ショックなことがあったと打ち明けてくれました。


先日行われた地域のお祭りで、
彼女は委員としてボランティアで屋台の運営などをしたそうですが、

後片付けの時に隣にいた委員のお友達に、
「ねえ、このあと一緒に打ち上げに行こうよ。」
と声をかけたところ、

「Fさんにも誘われているんだ…。」
というので、
もともとみんなで声をかけあってワ~っと行くつもりでいたTさんは、

「あ、そう、じゃあFさんたちも一緒に皆で行こう!」
と言ったのだそうです。

すると、しばらくして声をかけた委員のかたが、
Fさんたちとひそひそと
「どうする~?」
みたいに顔を寄せ合って相談しているのを背中越しに聞き、

「ああ、もしや私と一緒は嫌なんだ…。」

と思い、断りにくいだろうからいっそのこと自分のほうから、やっぱり帰るわと言ってあげたほうがいいかしらと、暗い気持ちで思案していたら、

結局Tさんに何も告げずに逃げるように3人ぐらいで去って行ったそうです。

彼女は、気分的に他の人たちと打ち上げに行く気になれず、
ひとり帰宅したそうです。


「私って、いっしょに行きたくないような存在だったんだ…。

ちっとも気づかなかった。

どこがいけなかったんだろう。

たくさん友達がいると思い込んでいたけど、

ちゃんと心のベルトがかかったおつきあいをしていなかったんだわ…。

上辺だけのおつきあい、

弱みを見せられず背伸びしてきたおつきあいだったのかもしれない。

そういえば、こんな気持ちの時、

自分から悩みを話せるお友達って、いないかも…。」


そんなふうに思っていたら、
私からのお誘いメールが来てすごく嬉しかったと言ってくれました。


「こころのベルトがきちんとかかった関係」か…。

大切なことですね。

自分がピンチの時に、何をおいても駆けつけてくれる友人。
自分のために心を向けてくれる友人。

こんな時代にそんな友人が何人いるのか、
考えてみなければ。

自分がどれだけ愛を与えたかが問われるのでしょうね。
(ギブ&テイクという意味ではありません、念のため。)


それから、
私的には、誘われておきながらきちんと断りもせず逃げるように行ってしまった方たちってどうなのよ?という気持ちが。

デリカシーがなさすぎでしょ。

最近、このデリカシーというものについてよく考えます。


デリカシー : 心や感情の繊細さ。


親が子供を言葉で傷つけたり。
TV番組でもコメンテーターや司会者がノリでキツイこと言ってしまったり。

コミュニケーションのスキルをいくら身につけても、
デリカシーがないことで相手を傷つけてしまうことがあると思います。


デリカシーって、「育ち」なのではないかな…。

「親の育て方」ということではなく(それも大いにあるけど)、

その人が経験したことや、
それをどう感じてきたかの表れ、というかー。

いろんな感情を、成長段階に応じて、
たくさん経験してきたかどうかが、
大きく関係しているような気がします。


私の場合、意外と危険なのが、気のおけない友人との会話。

どうしても調子に乗って言いたいこと言ってしまいがちです。


人を傷つけることのないように
よくよく気をつけなければいけないなあと、思いました。

出だしは上々。

2008-09-03 23:59:19 | 育児・こども
ようやく夏休みが終わり、新学期が始まりましたね。
お弁当作りが再開され、初日はなんだかリズムが取り戻せず、
無駄な動きが多くて時間がかかってしまいましたが、
今日あたりはずいぶんカンが戻ってきました。

息子が夏休み中のほうが部活のため開始時間が早かったので、
せっかく少し早起きに慣れたからこれからも早めに起きる、などど
殊勝なことをいい、今のところ15分程以前より早く起きています。

朝の戦場での15分というのは、とても偉大な15分でありまして、
息子の朝食をとる量も増え、
トイレにもゆったりと入って朝のお勤めをすませ、
気持ちの余裕もぜんぜん違うようです。

しかし1分でも時間があれば、すぐゴロリと横になろうとするので、
その分、鏡の前で身だしなみに気をつかえば良いものを…と思うのですが、
まだまだ洒落っ気がない高校生で、いいような悪いような。

私は今日は、青山のサロンに行きました。
暑さが戻ってムンムンするスタッフルームでは、
今日はニンゲンくさい話で大盛り上がり。
スタッフの方たちはみんな頭の回転がものすごいので、
あ・うんの呼吸で会話がどんどん飛躍していきます。
それがまた心地よいのですが、
帰りの電車でドッと脱力感が…。

ゆえに手抜きの夕食でしたが、
私が気にするほどは子どもたちは気にならないようで、
「母としてどうなの?」みたいな自己批判で苦しむ必要はないくらい
子どもたちは大きくなったのですねえ。
あっという間でした、今となっては。