M・吉田のブログ

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「ウィザード」とは何ぞや?

2005-08-26 00:59:43 | ピュアでもない日々
いきなりゲームと関係ないフリですが、
InternetExprolerとかだと、「インターネット接続ウィザード」とかいうのがありますね。


IEのみならず、アプリケーションの設定を対話形式で進めるものって
よくタイトルに「○○ウィザード」ってついてますが、
このウィザードっていうのは、最近は聞かないけど、
昔はRPGなんかで、ちょくちょく見かけられたもんですが。

ウィザード…今さら説明するまでもないことかも知れませんが、
「魔法使い」のことですね。

ゲームにおける魔法使いの呼び方には、
他にも、メイジ、マジシャン、ソーサラー、ワイズマン、などなど、
詳細な意味は異なれどたくさんあるわけでが、
その中でも「ウィザード」というのはメジャーなものであったと思います。

古くは「ドルアーガの塔」でも

         壁  主人公
         ↓   ↓
起       ┃   入 


承      ┃   入 


転   P ≡≪ ┃   入 


結   P    ┃ ≡≪ 
             ↑
             死

こんな感じで、突然現れては、
魔法攻撃をしてくるという厄介な敵キャラ「ウィザード」がいました。

「ドルアーガの塔」のジャンルが「RPG」ということに納得いかなくて早や20年近くなわけですが、
ファンタジーRPGには「ウィザード」を名乗る魔法使いがいたものです。

“ウィザード”と言えば「魔法使い」、“メイジ”と言えば「カールおじさん」というくらいに、
メジャーな職業だったと思います。



で、
冒頭の「インターネット接続ウィザード」ですが、
前述のことを考慮すると、「インターネット接続 魔法使い」と訳すことになり、
文中に突然「魔法使い」が現れる不思議な言葉となってしまいます。

いや、先ほどの「ドルアーガの塔」を考慮すれば、
「ウィザード」だから突然に現れて然りと考えることもできますが、
現実世界にゲームを持ち込むのは最終手段と言うことにしようじゃありませんか。
ええ、そうですとも。

あるいは、インターネットに繋ぐことは、
世界中のコンピュータにアクセスできることなんだ、ということを考えると
これはまさに現代の魔法とでも呼ぶべきことではあるまいか、とか思えなくもないわけですが、
冷静に考えてみれば、やっぱり翻訳に失敗していると考えるのが妥当でしょう。

となると。
英単語には…日本語もですけど…複数の意味があるものですので、
「ウィザード」という語に他の意味がないかどうか、
辞書で調べてみることにしました。


で、調べてみた結果

wizard
  1 (男の)魔法使い 《【比較】 女の魔法使いは witch》.
  2 《口語》 名人,天才
                     ─新英和中辞典 第6版 (研究社)


1番の意味は、これまでも書いてきた「魔法使い」だとして…なるほど。
「名人」
という意味を持ってたんですね。
そうすると、例のタイトルも

「インターネット接続名人」

となり、やっとスッキリとした日本語訳になることができました。

いやー、ようやくつっかえていた物が取れた感じです。
ウィザードにそんな意味があったとは。

人はこれをカタルシスと呼ぶのか。



というわけで、私は今日から、
例の16連射名人のことを高橋ウィザードと呼ぶことにしましたよ。

ビバ!高橋ウィザード!




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