ひとり暮らしの患者さんの、物語を聞きました。
オーストラリア大使館でも働いたことがあるのに
現在は生活保護を受けています。年金がなかったのでしょう。
たぶん、ちゃんと働いたのは数年。その後は
両親の介護の連続でした。
とんがっていた時期、あったそうです。
そうならざるをえない時期。
これからのがんの治療に対して、期待を持っていましたが
それはそれで不安もあることでしょう。
天涯孤独なので、食べたいものも自由に買えないそうです。
スッキリした室内は、いらなものをそぎ落としたようでした。
私も捨てよう。いらないもの。
たくさん捨てました。