Potential of aromatherapy

aromatherapy and golf and movie

専門力とコーチ力

2015年04月09日 | 雑記
コーチングのメールから・・・・お勉強です。

以下。
「リーダーシップを測る真の物差しは、影響力だ──
それ以上でも、それ以下でもない」(John C. Maxwell)
リーダーシップに関する要素はさまざまなものがあります。
その中でも共通しているひとつの要素は「人に対する影響力」。
このことについては誰しも異論はないと思います。
目標達成に向けて、
 部下を動かす
 組織を動かす
リーダーは自分自身の影響力を高めるために、
日々腐心していると言っていいでしょう。
情報を持っていれば影響できる、知識があれば人はついてくる
技術を備えていれば信頼される・・・などなど、
専門力があれば、相手に影響できる、と私たちは思っています。

しかし、あるデータがあるようです。

専門力:極めて高い専門知識を持っている
コーチ力:部下の強みや得意分野を引き出し、伸ばしている

そのデータから分析してみた結果は・・・

組織の活性度については、
リーダーの「専門力」よりも「コーチ力」の方が強く影響していると推察できます。
また、リーダーにとっての「専門力」と「コーチ力」とはまったく別の能力で、
組織を活性化させるための「影響力」という観点から見れば、
「専門力」以上に「コーチ力」を強化する必要があるとのこと。

「コーチング」とは、相手の目標を達成させること。
相手を、より速く、より遠くの目標に到達させること。


コーチングとは、それを可能にするために、
「人は、どのようなプロセスで行動を起こすのか?」
「人にどのようにして影響を与えることができるのか?」
について学ぶことにほかなりません。
人の行動に関する考え方、理論 関係性の構築について
モチベーションについて、目標達成についての知識、技術
目標達成に必要なキーマン、目標達成とパーソナルファウンデーション
会話と対話の違い、対話の重要性、対話と行動変容
コミュニケーションスキルとしてのコーチング
コミュニケーションのタイプについて
コーチングとティーチングを使い分ける
マネジメントにおけるコーチング

などなど、まずはこれらを網羅的、系統的に学び、
これらに関する知識を得、理解すること。
そして、何より重要なのは、それを実行すること。
その繰り返しの先に、リーダーとしての「影響力」の拡大があります。
高い専門力。
それに、高いコーチ力をプラスする。
それが、いま求められている「組織を変革できるリーダー」なのだと思うのです。


医療従事者としては、何かにすごく専門的な知識や技術があっても
それを同じくして働くスタッフに伝える力が重要だと感じます。
看護師も専門看護師や認定看護師が増えていますが、必ずしもリーダーにはなれません。
専門的な知識があるからといって、必ずしも影響力があるとは言えない・・・

なるほど。


昨日お寺にいましたが、その鍵を見つめながらお経を聴いていました。
鍵はかけられるほうがないと、成り立たないのだわ。