ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

灯油でオートバイが動いた話

2009年12月04日 08時19分55秒 | 思ったこと
 テレビのバラエティーでやってたんだけど太平洋岸でも石油が採れたとは知らなかった。それは相良油田といって静岡県にあるんだけど今では殆ど採れない。ただ一ヶ所だけ畑の中から出て。凄いのは精製せずにそのままオートバイが動くほどだった。

 オートバイといえば燃料はガソリンだけど実は灯油でも動く。近所の悪ガキ、当時中学生だったかな。その連中が無免許でオートバイを乗ってたんだけど、ガソリンを買うのが困難ってことで灯油で動かすことを考えた。

 勿論何の工夫も無ければ動くわけがない。点火プラグをガスレンジで真っ赤に熱したり始動時には燃焼室の中にガソリンをちょっと入れるとか、それなりの前処理が必要だった。兎に角そうやって動かした。必要は発明のなんとかだけどこれには驚いた。でもそのオートバイが走り去った後は白煙と石油ストーブの臭いが残ってた。

 しかしこれで万事OKかというとそうでもない。さすがに異常燃焼するようで直ぐにピストンに穴が開いて走らなくなった。すると次のオートバイを調達するわけだ。当時はスーパーカブは河川敷に落ちてたり時には盗んできた。その悪ガキが大人になって一言。俺達ぁオートバイ盗んだもんだけど最近のガキは自分のを盗まれてて困ったもんだ、と。

 動かしたのはスーパーカブ(4サイクルエンジン)だっと思ったけど、もしかするとヤマハかスズキの2サイクルエンジンかもしれない。ピストンに穴が開いたなんてのは燃焼室辺りの分解が簡単な2サイクルエンジンのが確かめ易い。そんな裏技を見つけた人は数年前に若くして病死してしまった。だからこの灯油で動かす方法も墓に持ってってしまったのだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 性格習慣病 | トップ | 薪の燃やし方、こんな方法 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

思ったこと」カテゴリの最新記事