ジャガイモ大凶作

　佐久では江戸時代に戌の満水と呼ばれている大水害があった。このブログでも８月１日は墓参りの日＠佐久なんていう関連記事を幾つか書いた。ヨメ職場も半日休みだったのでそれを利用して翌日も休んで山梨の農園にジャガイモを掘りに行った。


ジャガイモを掘る時の鍬

　鍬を振り下ろし、土を起こしても出て来るのはスギナの地下茎や根。掘れども掘れどもジャガイモは出ず。例年なら１００ｋｇ弱の収穫が今回はたったの８ｋｇだ。ちなみに種芋の重さは収穫量と大差ない５ｋｇだ。


出て来るのはこんなのばっかし

　芋が成っていれば地面に入った鍬を少し傾けると芋が出て来るのに今回はスギナの地下茎のせいで力を入れないと土を起こせない。しかも通常なら１振りか２振りで済むところがその２倍３倍と手間がかかり、手に豆が出来てしまった。芋を掘ってるというより荒地を耕してるようなもの。

　何故こんな不作なのか分らない。スギナがはびこっている所に種芋を蒔いたかもしれないが確証は無い。ジャガイモは放置しても収穫が見込めるという無精者には最適な野菜だと思ってたが、こんな不作はウン１０年で初めてだ。これは世界中に天変地異が…