家の近くに沢は無いのにちょくちょくオニヤンマがやって来る。辺りは平らなので飛ぶコースは一定しない。これが小さな沢だと同じ所を通るのでザルを持って待ち構えてれば案外簡単に捕獲出来る。トンボを被せたザルを水の上に伏せると手で簡単に取れる。何処に来るのかまちまちだ。
庭で休んでたのを見たのは初めて。見つけたヨメが間近で見ていたが、俺も近くで写真をと思ってカメラを持って家の外に出たら飛んでっちゃった。上の写真は家の中から望遠で撮ったもの。家の周りに居るのはアカトンボの類ばかりなのでさすがに10cmくらいあるこのトンボは一際大きく見えた。
樹液が良く出るクヌギのところに行くとカブトムシが2匹居た、と思ったらこの写真の小さい方が大きいのに投げ飛ばされて落ちた。虫の王様なんて言われてるけど、仲良く一緒にという事はしない。もっとも王様とか独裁者なんて人は皆富を独り占めするもんだけどね。
ボッケ家の窓はペアガラスなので閉め切ると小鳥の鳴き声なんかはあまり聞こえない。ところが屋根はトタンなので雨が降ると直ぐに音で分る。今月の初め頃だったかな、夜だけ雨が降るという日が続いた。一晩で30mm程度だった雨はけっこうザーザー降ってる感じだった。
7月も終りに近づいたけど、今年は珍しくにわか雨が多い。20分くらい強い雨が降り続けるけど雨が溜まるほどには降らない。1時間に30mmくらいだとバケツをひっくり返したような雨らしいけど、それには及ばないわけだ。
ならば1時間に114mmの雨ってどんな降り方なんだろう。滝の下で水に打たれるくらいの感じなんだろうか。今回具体的に数字を出して比べてみたけど益々ピンと来ない雨量に思えた。