ヨメが見つけた。だからどうしたって感じの蕾だけど、珍しそうなので撮った。竹の花って60年に1回しか咲かないっていうからね。本当のそうなのか60年経ったら見に行ってみるかな。その頃にはもう俺は居ない? でもがんばって長生きして見に行ったら山頂が開発されてた、だったら悲しいな。俺のこの60年は何だったんだぁ、とか。
ところでクマザサはずっと熊笹だと思ってたけど、実は隈笹だそうだ。緑の葉に白い隈取りって意味のようだ。これで1つまた賢くなったなんて言い回しがあるけど、世の中には新しいことが次々と出て来る今日この頃、1つくらい覚えただけでは賢くなったとは言えないな。早い話、1つくらいでは世の中からどんどん取り残される? ま、当社比っていうか当自比ってなもんかな。
そういえば何で熊笹なんだろうという薄々の疑問はあった。でも熊猫 (パンダ) が食べるかくらいに思っていた。疑問ってのはその場で調べないといけないね。調べぬは一生の恥。ちなみに MS-IME でも熊笹しか出て来ないけど、例えば ATOK なんかではどうだろう。
オマケとして恒例(?)の検索をしてみた。クマザサに関しては誤字の方が圧倒的に多かった。ちなみにヨメとこの話をしてて分ったんだけど、うちのヨメは目に出来るクマは熊だと思っていた。毎度のことだけど、ガックリ。あんたは歌舞伎を知らんのかね。
言葉 | Google検索件数 |
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熊笹 | 231,000 |
隈笹 | 28,200 |
隅笹 | 215 |
言葉 | Google検索件数 |
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大隈重信 | 154,000 |
大熊重信 | 900 |
大隅重信 | 663 |
日曜日、昼も過ぎてから車で30kmほど走り、茅野市と旧望月町 (今は佐久市) の市町村境にある大河原峠 (標高2093m) まで行き、そこから双子山 (標高2223.8m) までは歩いて登った。といっても30分ほどだ。双子山山頂は佐久市と茅野市の境にある。
峠付近は雲で出てたので景色は今一つだったが花が少し咲いていた。写真はゴゼンタチバナという花だそうだ。白丸で囲んだ花が咲いてる方には葉が6枚、黒丸で囲んだ咲いてない方は4枚というのが特徴のようだ。これを知ってればもう少し分り易い写真を撮れたと思う。
白い花の部分、4枚の白い部分は花びらだと思ったら苞 (ほう) だった。ホー、そうなんだぁ・・・ 萼 (がく) ではないのは、一見1つに見える花が実は幾つもあるからなのかな。良く分らないけど、1つの花を支えてるのが萼で、複数の花を包むのが苞ってことなのかな。