今日は北京に来てはじめての体験をしました。
それは、「床屋さん」です。北京に来てから2ヶ月という間、ずーと髪が伸びっぱなし。元来、髪は短かい方がいい性分なので、何とかせなあかんなぁとは思いつつ、異国の地で、言葉も通じないのに、自分の体を預けることへの不安が払拭できずにおりました。
そんな中、今日は中国語のレッスンがあったのですが、そのときに先生に聞いてみました。どこかいい床屋さんはないですか?と。そしたら、「隣にあるでしょ」といわれてしまいました。もちろん、場所的に完全に隣なら、いくら頭が悪い僕でもわかりますけど、正確には僕が住んでいるところに面した大通りのなかで、とおりに面した、そんなに遠くないところにあるとのことだったのです。実際に地図で場所を聞くと、今まで何度も前を通ってるはずなのに、今までそんな場所に美容/理容店があるなんて気づきもしなかったのです。歩いて5分もかからないところにあるとのこと。そして、そこは先生も行ったことがあるところで、技術的にも、衛生面でも、そこそこ評判なところだということでした。お値段は、前までは25元だったのが、SARS後に35元にあがったそうですが、それでも日本円に直すと500円もしないんですね。先生が教えてくれるところなら大丈夫かなと思い、そこに行くことにしました。
でも、気になるところは、どんな髪型にするのか?ということ。別に贅沢なことは言いませんので、とりあえず現状維持で短くしてくれればと思っていました。なんていったらいいのかを、先生に聞いてみまして、それをメモしていきました。
実際にとおりを歩いていくと、確かに、あの、床屋さんシンボルであるクルクル回るやつ(正式名称は???赤、青、白のヤツ)があるではないですか。今まで2ヶ月も暮らしてきたのに、全く盲点でした。中に入ると、1階は女性用とのことで、パーマを当ててる人がいっぱい。「男は2階だよ」と言うので2階へ。そしたら座席数にして12~3席ほどで、意外と広い。お客さんもいっぱいいました。受付で服を預け(別に脱ぐわけじゃなくて、コートとか。荷物とかを預けること。)、案内されて椅子に腰掛けると、前には洗面台とテレビがあります。見かけは日本の床屋さんとおんなじ感じ。でも、目の前には、昔懐かしの「アルコールランプ」が。まあ、それも後々役立つのです。
さて、僕の担当は、女性の方でした。どういう風にしますかって聞かれたので、今日、先生に教えてもらったフレーズをそのまま見せました。何とか意図は伝わったかなと心配しつつ、カットスタート。ハサミと櫛は消毒してあるらしく、一応それらしい箱から出てきました。お姉さんはまず、霧吹きで髪を湿らし、手際よくカット。腕はそこそこですね。大方カットし終わると、今度はバリカンを持ち出します。さすがにバリカンは台数がないので、使いまわしです。そこで、先ほどの「アルコールランプ」の登場。お姉さんはアルコールランプのふたを取り、火をつけると、バリカンの刃の部分を2、3回往復させて、ふたをして消火。刃に油を差し、襟首の部分とかをバリバリやっていきます。
バリカンが済むと、もう終わりかなと思っていたのですが、なにやら襟首のところに白い粉をつけるのです。しかも、においが特殊。日本でも、かみそり負けとかを防ぐのに、粉をつけることはありますが、あんなにおいじゃなく、しいて言えば、キンカンを塗ったときとか、アンモニアをかいだときのにおいかなぁ。いいにおいじゃないことは間違いないのですが、その粉をまぶした後、お姉さん、かみそりで襟をジョリジョリ。さすがにかみそりは危険でしょ?何かに感染したらどうするのよ。ちょっとドキドキしました。
そして、カットが終了。ところが、そこのお店は、カットとシャンプーは別料金。まあ、美容院みたいなもんですかね。私はカットのみを頼んだので、そのまま終了でした。考えが甘かったのですが、カットにはきった後のシャンプーぐらいはついているものと思っていたのですね。じゃないと、顔とか切った髪の毛ついたままじゃん。でも、そのまま髪の毛を払うこともせずに終わるのです。たまたま私は家がすぐ近くですから、そのまま家に帰ってシャワーを浴びれば済み話ですがね。普通のお客は間違いなくシャンプーも含めるでしょうね。きっとあのお姉さんは「この人、変じゃない?なんでシャンプーしないのかしら?」と思っていたに違いない。今度はシャンプーまで含めてみます。
さあ、出来上がりですけど、非常にさっぱりとした髪型になりました。日本でいてもおんなじ感じでしょうね。とても安心しております。
それは、「床屋さん」です。北京に来てから2ヶ月という間、ずーと髪が伸びっぱなし。元来、髪は短かい方がいい性分なので、何とかせなあかんなぁとは思いつつ、異国の地で、言葉も通じないのに、自分の体を預けることへの不安が払拭できずにおりました。
そんな中、今日は中国語のレッスンがあったのですが、そのときに先生に聞いてみました。どこかいい床屋さんはないですか?と。そしたら、「隣にあるでしょ」といわれてしまいました。もちろん、場所的に完全に隣なら、いくら頭が悪い僕でもわかりますけど、正確には僕が住んでいるところに面した大通りのなかで、とおりに面した、そんなに遠くないところにあるとのことだったのです。実際に地図で場所を聞くと、今まで何度も前を通ってるはずなのに、今までそんな場所に美容/理容店があるなんて気づきもしなかったのです。歩いて5分もかからないところにあるとのこと。そして、そこは先生も行ったことがあるところで、技術的にも、衛生面でも、そこそこ評判なところだということでした。お値段は、前までは25元だったのが、SARS後に35元にあがったそうですが、それでも日本円に直すと500円もしないんですね。先生が教えてくれるところなら大丈夫かなと思い、そこに行くことにしました。
でも、気になるところは、どんな髪型にするのか?ということ。別に贅沢なことは言いませんので、とりあえず現状維持で短くしてくれればと思っていました。なんていったらいいのかを、先生に聞いてみまして、それをメモしていきました。
実際にとおりを歩いていくと、確かに、あの、床屋さんシンボルであるクルクル回るやつ(正式名称は???赤、青、白のヤツ)があるではないですか。今まで2ヶ月も暮らしてきたのに、全く盲点でした。中に入ると、1階は女性用とのことで、パーマを当ててる人がいっぱい。「男は2階だよ」と言うので2階へ。そしたら座席数にして12~3席ほどで、意外と広い。お客さんもいっぱいいました。受付で服を預け(別に脱ぐわけじゃなくて、コートとか。荷物とかを預けること。)、案内されて椅子に腰掛けると、前には洗面台とテレビがあります。見かけは日本の床屋さんとおんなじ感じ。でも、目の前には、昔懐かしの「アルコールランプ」が。まあ、それも後々役立つのです。
さて、僕の担当は、女性の方でした。どういう風にしますかって聞かれたので、今日、先生に教えてもらったフレーズをそのまま見せました。何とか意図は伝わったかなと心配しつつ、カットスタート。ハサミと櫛は消毒してあるらしく、一応それらしい箱から出てきました。お姉さんはまず、霧吹きで髪を湿らし、手際よくカット。腕はそこそこですね。大方カットし終わると、今度はバリカンを持ち出します。さすがにバリカンは台数がないので、使いまわしです。そこで、先ほどの「アルコールランプ」の登場。お姉さんはアルコールランプのふたを取り、火をつけると、バリカンの刃の部分を2、3回往復させて、ふたをして消火。刃に油を差し、襟首の部分とかをバリバリやっていきます。
バリカンが済むと、もう終わりかなと思っていたのですが、なにやら襟首のところに白い粉をつけるのです。しかも、においが特殊。日本でも、かみそり負けとかを防ぐのに、粉をつけることはありますが、あんなにおいじゃなく、しいて言えば、キンカンを塗ったときとか、アンモニアをかいだときのにおいかなぁ。いいにおいじゃないことは間違いないのですが、その粉をまぶした後、お姉さん、かみそりで襟をジョリジョリ。さすがにかみそりは危険でしょ?何かに感染したらどうするのよ。ちょっとドキドキしました。
そして、カットが終了。ところが、そこのお店は、カットとシャンプーは別料金。まあ、美容院みたいなもんですかね。私はカットのみを頼んだので、そのまま終了でした。考えが甘かったのですが、カットにはきった後のシャンプーぐらいはついているものと思っていたのですね。じゃないと、顔とか切った髪の毛ついたままじゃん。でも、そのまま髪の毛を払うこともせずに終わるのです。たまたま私は家がすぐ近くですから、そのまま家に帰ってシャワーを浴びれば済み話ですがね。普通のお客は間違いなくシャンプーも含めるでしょうね。きっとあのお姉さんは「この人、変じゃない?なんでシャンプーしないのかしら?」と思っていたに違いない。今度はシャンプーまで含めてみます。
さあ、出来上がりですけど、非常にさっぱりとした髪型になりました。日本でいてもおんなじ感じでしょうね。とても安心しております。