Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

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ローマ字

2007年04月08日 17時29分23秒 | つれづれ日記
最近、ふと考えたのですが、海外の人は日本のローマ字が読めるのだろうか?

例えば、我々日本人の名前は漢字やひらがな、カタカナで決まってまして、アルファベットは使えません。なので、我々はローマ字で自分の名前を書くわけです。

例えば、「か」ならば"ka"というようにですね。こうやって書けば海外の人にも読んでもらえると思っているわけです。

同じように、アルファベットを使わない、中国人や韓国人などでも自分の名前をローマ字のようにその国独自の変換法によって変換したアルファベットで書きあらわします。

そうすることで、アルファベットで書き表された名前ならば、世界中誰でも読んでもらえると認識している、というか、教えられてきたんですね。

でも、よく考えてみてください。本家本元である、アメリカ人やイギリス人の名前は何とか読めたとしても、同じアルファベット圏のフランス人やドイツ人の名前は読めます?つづり方が英語のつづり方じゃないとはっきり言って、アルファベットで書いてあろうがなかろうが読めないんじゃないのかな?

例えば、中国人の名前で、"Chen GaoHong"(「陳高宏」(仮名)を中国語のアルファベット変換法であるピンインで書くとこうなります。)ってアルファベットが振ってあったとしますが、コレを日本人がちゃんと読めますかね?ま、無理やり読めば何とかいけますか?チェン・ガオホンってね。たぶん日本人ならローマ字読みすれば何とか原音に近い発音は出せます。じゃ、アメリカ人は読めるかな?そもそも、"Ga"を「ガ」と読めるのは日本人くらいなもので、英語圏では「ギャ」ですからね。"Ga"も"Gya"も同じ音になっちゃう。日本人は、ローマ字を習うときに、「ガ」は"Ga"と書くんだよと教えられるから、"Gao"と書いてあれば「ガオ」と発音できますが、アメリカ人は"Ga"を「ガ」と読むことを教えられない限り、「ガ」とは読めないんです。

とするならば、我々日本人は大きな間違いを犯しているのかもしれません。アメリカ人のためにローマ字で書いてあげれば読めるだろうと親切心をだしているものの、その我々の親切心も相手の知識が全くなければ無駄になるわけです。逆に、ローマ字で書くよりは、「ひらがな」で書いてあげてもいいような気がするのです。

使ってる文字がアルファベットなので馴染み深いだろうと思うだけで、実は逆に厄介なのかもしれません。全く別の文字であるひらがなにしてあげたほうが割り切れるのかも。

だって、日本人が中国語を覚えるときに、日本と同じ漢字なのに読み方が日本とは全く違うというのはホントに大変ですよ?逆におんなじものもありますが。いっそ、ハングルのように日本語とは全く形が違うもののほうが割り切れる気がするんです。

僕の本名は欧米人にとっては全く読みづらいのです。だから最近では「LongMing」を名乗ってます。これなら欧米人でも中国系の人でも日本人でも読んでもらえるので。

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