Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

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毎月分配型ファンドはどうなの?

2007年02月12日 15時39分43秒 | LongMing的資産運用"ろん"
よく言われますが、毎月分配型のファンドは若い人には向かないといいますがどうなんでしょうね。

老い先が短い、失礼、早急に毎月お金がコンスタントに必要なジジイには毎月分配型のファンドが非常に人気なのだとか。たしかに、1万口あたり40円とかの分配が毎月あるとすれば、100万口で4000円分、1000万口で4万円ぶんですからね。退職金が1千万を預け、基準価格1万円のファンドだとすれば、何もしなくても毎月4万円入ってくるわけですから。それで基準価格が下がらなければ資産の目減りもありませんしね。

でもよく見ないといけないらしいのですが、目論見書に利益処分の内容が書いてあるそうです。実は僕も目論見書をあんまり見たことがありません。というか、書いてあることがよく理解できん。

で、先日自宅に届いた某ファンドの目論見書を読んでみました。目論見書は企業で言うところのP/LとかB/Sにあたるものらしい。

早速、基準価格の変遷が。それとどうしてこうなったのかの分析が書いてあります。ま、言い訳の部分ですね。「世界経済の停滞による・・・・」とか言われてもピンときません。

その後、いよいよ核心部分でどんな運用成績だったか、その結果の利益処分と信託報酬の金額が書いてあります。

それを見ると、資産は増えていっているように見えるのだけれども、その期の運用成績では赤字になってる。で、累積の赤字まで記載してあるのに資産は増えるもんなのかなぁ。というか、累積の欠損金って何?ファンドで累積欠損金ということは、元本にその分だけ食い込んでるってこと?

わかんねぇ~。頭の中が膿んできそうです。

最後は投資先の一覧ですね。どの企業の株を買ったり売ったりしたかということです。

毎月分配型のファンドでは、身を削って分配金を出してるファンドがあるらしい。つまり、儲けた分以上に配当を出すって話。企業では赤字での配当は禁止されてます。そういうファンドは配当分だけ資産が減るので基準価格が減ります。

一番いいのは、毎月分配を出しながらも基準価格が上がってるファンドってことなのかなぁ。でも、毎月分配しなくても、その分を次の投資に回してれば「複利効果」で資産残高が上がりますからね。含み益は増えますね。

どっちも良し悪しですねぇ。

僕の今日現在の保有ファンド19本の内訳ですが、
月1回:7本
四半期:1本
年1回:11本
で、毎月分配型が約4割。といっても、ほとんどのファンドはその分ファンドを自動的に買い増しして複利的に運用していくので、現金化されることはないです。

※「目論見書」って「もくろみしょ」と読みますよ。「もくろむ」っていうと、悪代官と越後屋を思い浮かべてしまうLongMingです。

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