Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

イルミネーションが街を彩ります。このblogは幅広い話題で彩りますよ

「ニッポン」or「ニホン」

2007年07月14日 23時48分28秒 | つれづれ日記
今日、7月14日は、1970年に時の佐藤栄作首相が、「"日本"の読み方は"ニッポン"とする」と閣議で決めたらしいのです。

ただし、明確に国の名前の読み方を決めたものは存在しません。それどころか、この国の正式な名前、首都、公用語を明確に定めた法律も存在しないらしい。

ただし、国の名前については、「日本国憲法」として戦後の大日本帝国議会が帝国憲法を改定するカタチで制定しているので、この国の名前が「日本」であるのは一応決まっているらしい。

Wikipediaによれば、首都を東京にした根拠もないし、そもそも、都が東京だけという根拠もないんだって。だから、大阪都とか、京都府も実は京都という都でもおかしくはないらしい。
それに、日本語にしても、日本語をこの国の国語にするという根拠がないらしいので、ホントは国語という教科で日本語を教える根拠がなさそうにみえるのですが、実は文部科学省が教育指導要領で国語科の教育内容を定めていて、コレが日本語を基にしていることから、実際は日本語が公用語らしい。

ま、そんなことはさておき、「ニッポン」と読むか「ニホン」と読むかは人それぞれなんでしょうが、一応、「ニッポン」が正式らしいです。

だから、お札にも切手にも「NIPPON」って書いてあります。

面白いのは、ロケットを飛ばすとき、ロケットの側面にも「NIPPON」って書いてます。もっと面白いのは、ロケットを種子島から飛ばすとき、カウントを取るのも日本語。だから、「サン、ニ、イチ、レイ、発射」って言うんです。「ゼロ」は英語だから。日本語だと「零」ですからね。

僕は高校の時には放送部にいたんですが、放送部の必須アイテムに「NHK発音・アクセント辞典」っていうのがあって、それにはいろんな言葉のアクセント、発音の仕方が書いてあるのと同時に、この「日本」の読み方も書いてあります。ただし、社名や団体名は固有名詞なのでそれぞれが決めた読み方で読まなければなりません。

このアクセント辞典もたまにいろんな言葉を引くと、こういうふうに読むのかと新たな発見をすることが面白かったですね。はじめは辞典の読み方が特殊なのでびっくりしますけど。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿