Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

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そんなことあるんやねぇ

2006年10月26日 21時57分12秒 | つれづれ日記
今、日本列島を駆け抜けているニュースとは、「必修科目の未履修問題」ですね。

事の発端は、ある公立高校が世界史の授業が必須になっているのに、他の科目に変えていたというものでした。文部科学省の決めた学習指導要領には、世界史を2単位必修ということが書いてあります。1単位は50分授業を35回受けたときにもらえる単位数です。

必修と決められているのに履修しなければすなわち落第ですよね。ということで、このほかにも、芸術科目が受講されていなかったり、理科が足りなかったりと、全国で3万6000人以上の高校3年生が卒業までの単位が足りていないんだとか。

非常に恐ろしい。「受験に必要じゃないから勉強しない」なんてことをやった結果がこうなったんでしょうね。

さて、1単位をとるためには、35回の50分授業を受けなければいけませんから、2単位ならば70回受けなければいけません。50分×70回=3500分、つまり、約58時間も授業を受ける必要があります。1日8時間みっちりとやったとしても、7日ちょっとが必要。

それにしても、今年の3年生は問題が発覚してしまったので、どうにもなりませんけど、去年の3年生も同じようにやってたりしたら、卒業資格がないのに卒業しちゃったことになりますよね。大学に入学してたりしたら、入学取り消し?

もっとさかのぼって、もし、自分が高校生だった10年前にも同じようなことが行われていたとしたら、自分の高校でも同じことをやっていたのなら、僕は卒業資格がないことになる?そして、外大入学も取り消し?ということは、卒業もないわけだし、今の会社への入社も取り消しなんてこともあるのかな?まさか、そんなことはないと思うけど、ちょっと気になります。

一応、大丈夫だと思いますがね。