毎日通勤で乗っているJR。いつも同じ位置からだいたい同じ時間の電車に乗ることが多いのですが、そのドアのところにあるポスターの話です。
国家プロジェクト
めざせ棟梁!
大工育成塾塾生募集中
というポスターがあるんですよ。最初は「国家プロジェクト?」と思ったのですが、確かに大工さんってなり手が少なくなってるらしいんですね。でも、家は必ず作らなきゃいけないし、大工さんがいらなくなるわけじゃない。
大工さんに限らず、こういう職人さんの世界では、弟子入りして技術などを見て盗んで覚えるっていうのが当たり前って言うか、そうじゃなきゃダメだという感じですよね。今の若い人たちにはそういう職人気質っていうか、そういうのが難しいのかも知れない。
で、(財)住宅産業研修財団というところが、テキストによる座学と、現役の棟梁により実技指導を受けることにより、大工仕事を系統立てて学べる「大工育成塾」を開き、「塾生」と言うカタチで人材を募集しているようなんですよ。
ちなみに、
HPがありまして見てみると、研修期間は3年間。授業料は3年間で120万円ですけど、道具代やらの実費は別途負担だそうです。
こういうのもあるんですねぇ。でもひとつ思ったのは、研修期間中はお給料は出ないんですよね?ということはどうやって生活していくんでしょう?授業料は払わないといけないわけだし。