Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

イルミネーションが街を彩ります。このblogは幅広い話題で彩りますよ

阪神大震災から11年

2006年01月17日 22時00分34秒 | 社会派Longming
1995年1月17日。もともと地震の揺れを感じやすい私は、ベッドで寝ていたんですが、ゆれてきたので目が覚めました。そのあとテレビをつけると関西地方で大きな揺れがあったと言う話。当時はまだ、あんな震災になるとは誰も思ってなかったんですね。

当時は高校2年生でした。いつもどおり学校に行って家に帰ってきてニュースを見ると、ものすごい光景が映し出されていました。

完全に柱の根元から倒れてしまった阪神高速道路
高架が崩れてしまっている鉄道
完全に斜めになってしまっているビル
地面から水が噴出すポートアイランド


幸い、センター試験が終わったあとだったので大きな混乱はなかったものの、私学入試や国公立2次試験では文部省の通達を受けて大学は特別措置を講じてました。

高校3年になり、志望校を絞り込んだ私は、夏休みに大学を下見に行くことにしました。当時は第1志望だった神戸市外国語大学と、第2志望だった大阪外大。

近鉄で難波まで行き、地下鉄で梅田まででて、梅田からはJRで三宮まで。三宮に着いた後、地下鉄に乗ろうとホームに下りた時に震災の爪あとを目の当たりにしました。地下鉄のホームの屋根が崩れていたし、柱にもひびが入っている状態。

地下鉄で学研都市まで着き、徒歩で神戸市外大に行くと、敷地内に仮設住宅が作られていました。

そんな思い出があったりします。それでも、皆さんが力をあわせて努力をされて今は神戸の街も震災があったことが信じられないくらい復興しています。

でも私たちは6000人を超える犠牲があったことを忘れてはならないんです。

おととしぐらいから新潟地震、豪雨、豪雪と異常気象が多いですね。少しでも震災を風化させないために与えられている試練なのかもしれません。