Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

イルミネーションが街を彩ります。このblogは幅広い話題で彩りますよ

何のために...

2003年10月31日 00時14分05秒 | ハオハオ!北京滞在記
西安で日本人留学生と日本人教師による信じがたい出来事がありました。

西安はちょうど今月の初めに旅行で訪れたところで、そのときに昼食を取った場所の店員に、西北大学外国語学院日本語学科の学生がいました。彼女は日本語の勉強のためか、日本人の客が来ると日本語で接客をしているそう。

そんなことがあった場所ですが、今回はその、西北大学外国語学院の留学生らによる卑猥な寸劇により、かなり大変なことになっているそうです。いくらなんでも、冗談、ジョークと捕らえられるかどうかがわからない年でもないでしょう。普通に考えて、ブラジャーをして劇をしたり、下腹部にそれらしいものをつけたりして踊るなんて行動は、常識外とわかると思うのです。ましてや、教師まで加わっていたというのであいた口がふさがりません。

私も、外国語大学で外国語を勉強した身ですが、外国語はやはり、話されている国で学ぶことが大切なことでもあります。言葉だけなら日本の学校でもそれなりに教えてもらえるし、練習もできるでしょう。でも、言葉の裏には、その言葉が作られていた歴史、環境、人々の考えや趣向、行動など、さまざまな要素がちりばめられているんです。そういうことを含めた上で教科書などは作られていますが、やはりしっくり来ないんですね。そういうこともあり、現地でどっぷりと生活してみる。そういうところから理解できることも大きいと思うのです。だから、みんな海外に留学するんだと思うんですね。

きっと彼らもそんなことを思い、中国へ留学したのでしょうが、彼らはいったい、何を学び、感じてきたのでしょうか?彼らにとって、今回の留学の意味は何なのか、問いかけてみたいです。

でも、この件が原因で、西北大学の日本人留学生が襲われ怪我をしたようです。確かに同じ日本人ですけど、むやみやたらに無関係の人物にまで暴力を振るうのは賛成できません。その点ではデモの方がずっと正しい。もっと落ち着いてからでないと、解決できないのではないでしょうか。