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鞍替えその後- 田中角栄が真紀子氏に告げた?!
昨日のエントリーの手前、言及せざるをえません。
田中真紀子氏が会見しました。
しかし、昨日の結論をくつがえす必要はない、そう実感しました。
故田中角栄氏が実際に真紀子氏の背中を押したわけではもちろんありません。こう語ることによって、民主党入りが(世間的に)了解を得やすいということです。もちろん、選挙はいくさですから勝たねばなりません。政治家の修正として勝つために、彼女は勝ち馬に結果的に乗るという決断を下したということでしょう。角栄氏が生きていたならどう語るのでしょうか。
昨日、ふれたように少なくとも民主党の小沢一郎は角栄氏のいわゆる弟子ということですから。所属が異なっても、ややこしいのですが、流れは一緒ということです。小沢氏の実際の行動も、かつての角栄氏の言動と今でも同様であって、その象徴的な出来事が西松違法献金問題でしょう。
田中真紀子氏が会見しました。
しかし、昨日の結論をくつがえす必要はない、そう実感しました。
民主党入り、亡き父が「背中押した」 真紀子氏が説明 田中真紀子元外相(衆院新潟5区)と夫の田中直紀参院議員(新潟選挙区)は15日、新潟県長岡市で民主党の鳩山代表と記者会見し、同党に14日付で入党したことを正式に表明した。かつてはともに自民党に属していたが、真紀子氏は03年、直紀氏は08年に離党し、無所属だった。 会見で真紀子氏は、後援会幹部らと相談していたことを明らかにし、「確実に2大政党になる。有権者に約束してきたことを実現するには組織にいなければならない」と入党の理由を説明した。真紀子氏の父、故角栄元首相は自民党の第6代総裁。「お盆の13日には相当懊悩(おうのう)したが、『しっかりした、考えの似た人たちの組織に入ることが政治家の要諦(ようてい)だ』と父なら言うだろうと」と語った。 真紀子氏は衆院新潟5区に民主党推薦で立候補する予定だったが、14日付で公認となった。会見では比例区と重複立候補しない考えも示した。 |
故田中角栄氏が実際に真紀子氏の背中を押したわけではもちろんありません。こう語ることによって、民主党入りが(世間的に)了解を得やすいということです。もちろん、選挙はいくさですから勝たねばなりません。政治家の修正として勝つために、彼女は勝ち馬に結果的に乗るという決断を下したということでしょう。角栄氏が生きていたならどう語るのでしょうか。
昨日、ふれたように少なくとも民主党の小沢一郎は角栄氏のいわゆる弟子ということですから。所属が異なっても、ややこしいのですが、流れは一緒ということです。小沢氏の実際の行動も、かつての角栄氏の言動と今でも同様であって、その象徴的な出来事が西松違法献金問題でしょう。
とはいえ、真紀子氏は盆の霊前で角栄氏の言葉を聞いたのでしょう。「相当懊悩」したというのですから、昨日かつての転向と比較して私が書いたつぎのくだりは、礼を欠いたのかもしれません。
自民から民主への「転向」には、もちろん本人も「転向」の弁をのべるわけでもなく、涼しい顔で所属変え、鞍替えというわけです |
とはいえ、180度の思想的転回というわけではなく、会見での一問一答(参照)から明らかなとおり、根本的な思想的な回転を彼女は迫られたのではなく、次のように回答しているのですから、政策のちょっとした部分を民主党が自民党を上回ると評価した。これが、いわば理屈の上での鞍替えの根拠といえるのでしょうか。
民主の政策ですごいと思うのは農業。あとは社会保障制度。非常に現実的だ。 |
何を持って真紀子氏がこのようにいうのか、ほとんど私には理解できません。が、これが民主党を選択した理由でしょうか。
鳩山氏は、このように会見で応えています。
――鳩山代表に。政権交代後、真紀子氏を閣僚にするか。
選挙はそんなに生やさしいものではない。人事を考えているような状況ではない。 ――真紀子氏に。今後は二大政党制が固定化すると。 その通り。民主入りは選挙後か前かは悩んだ。ただ、選挙後だと、無所属として応援してくれた方を裏切る可能性もあるので公示前にした。 |
真紀子氏が閣僚入りをしようとしまいと、それ自体が天地をひっくりかえすようなことではありませんし、私自身まったく関心はない。
問題はその後段で鳩山氏が語っている二大政党の固定化に関連して、こうした田中真紀子氏の民主入りも、民主党の絶対多数を獲得するための方便だと想定されるでしょう。
その上で強調したいのは、すでに何度もふれていますが、繰り返しますと、民主党の絶対多数は、消費税増税(同党が4年間はやらないといっていることとまったく関係ありません)と改憲を可能にする政治的条件づくりに確実になるだろうということです。
(「世相を拾う」09158)
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